2009年06月09日

クロスゲーム 5

クロスゲーム 5-alasuka.comクロスゲーム 5

価格(税込):¥ 410
4巻に続いて、一軍対プレハブ組の壮行会をかねた練習試合。一軍のための壮行会なんだから、一軍に勝たせなきゃいけないわけなのでありプレハブ組はただの引き立て役です。このように自分が話題の周縁に追いやられたとき、相手を引き立たせるだけの存在に貶められたとき、人がとる行動には2パターンがある。ひとつは、当てられた役割どおり最後まで「ショッカーの戦闘員」の役割を引き受けることです。大多数の人間はそれを演じるのやけども中には悪役としてその場の雰囲気をひっくり返してやろうと企むやんちゃ坊主たちがいるのです。それは山王戦における湘北の五人であったし今回はプレハブ組のナインや。はたして彼らは誰もが予想し得なかった、「仮面ライダーをやっつける戦闘員」になれたのかどうかは、見てのお楽しみ。あだち充のマンガの主人公はいつも、ごく一般的な少年の心を持ってる。普段はひょうひょうとしていて、自分にとってあまり重要ではないことに対しては、易々と負けを認めてしまうのです。やけどここぞという場面、自分の「芯」のような分野に対しては、損得勘定がすっ飛んでしまい、引くことが出来なくなるのです。スラッガー東に対して、三打席敬遠しなかったのは、勝利のためにはどう考えても愚策や。でも「男には引けねぇときがあるのよ」といわんばかりに、光は勝負を仕掛けてしまう。そんな自分の「芯」の部分では打算や譲歩というカードを絶対に切らない男というものをあだちは描き続けている。若葉と彼女との約束にしても、光にとっては彼の「芯」の部分や。そのためならば、理不尽なお嬢様の命令に一日中ヘコヘコしたって、そのことをまわりの人間にどう思われていたってかまわない。彼にとっては、若葉との約束を守り続けることこそが一番の自分の「芯」の部分なのだから。

・ クロスゲーム (4) (少年サンデーコミックス)
・ クロスゲーム (6) (少年サンデーコミックス)
・ クロスゲーム (3) (少年サンデーコミックス)
・ クロスゲーム (2) (少年サンデーコミックス)
・ クロスゲーム 7 (少年サンデーコミックス)




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