行ってよし つながってよし 勝ってよし!

台風19号が日本列島で猛威をふるってから1週間経ちました。被害に遭われた方にはお見舞い申し上げます。北陸新幹線の車両が浸水被害を受けたり、上田電鉄の千曲川橋梁が崩落するなど鉄道ファンとして居たたまれない気持ちです。

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芸備線の看板列車だった急行「みよし」を始発駅の広島で撮影しました。平成19年(2007年)5月に取材しました

昨年夏の西日本豪雨で大きな被害を受けた中国地方の鉄道路線のうち、芸備線の中三田駅~狩留家駅間で不通区間が残っていましたが、10月23日に運転再開することが決まり、すでに訓練用列車の運転が始まっているようです。運転再開すれば広島駅と三次駅の間がつながることになるので沿線の方々の期待は大きいと思われます。

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急行「みよし」はキハ58形などの国鉄形車両が使われていましたが、外観は塗装を一新した専用車両があてがわれていました(広島にて)

芸備線は中国地方の山間部を縫うような非電化路線でありながら、広島近郊では通勤通学需要が多く、広島県民にとって重要な路線です。かつて昭和の時代には広島から松江、米子へ直通運転する急行「ちどり」が設定されるなど長距離列車が行き交う路線でした。

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急行「みよし」は広島と三次を結ぶ広島県内を走る短距離急行でした。急行サボが掲げられていると貫禄があります(広島にて)

高速道路網の整備により山陽と山陰を結ぶ役割が薄れ、急行「ちどり」は芸備線のみの運転となり、平成14年(2002年)には運行区間を広島・三次間として急行「みよし」に統一されました。それでも専用の車両で運行され、広島県内の輸送に貢献してきましたが、平成19年(2007年)7月のダイヤ改正で快速化されてしまいました。

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急行「みよし」の車内は回転リクライニングシートが装備されていました

10月23日に運転再開される芸備線には急行列車の設定はありません。でも鉄路がつながることに意義があるのです。つながりが大事なのはスポーツでも同じです。ラグビーワールドカップ2019日本大会は今日から決勝トーナメント、負けたら終わりのサバイバル、本気の戦いです。明日、日本代表は南アフリカとの対戦ということでとても楽しみです。大いに期待しましょう。

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これは平成27年(2015年)9月、芸備線下深川駅停車中のキハ47形です

では、魚を捕まえに行ってきます!