御所線に 乗って掴もう 頂点を

昨日までの正月三が日がスポーツイベント盛り沢山だったことを思えば、今日は一転何もない普通の土曜日であることを実感させられました。

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大阪阿部野橋から近鉄16000系吉野特急に乗って尺土に到着したところです。平成28年(2016年)7月に訪問しました

昨年のラグビーワールドカップ2019日本大会の感動の余韻もあって高校ラグビーと大学ラグビーへの注目度がひときわ高くなっているようです。

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近鉄南大阪線尺土駅の改札口です。特急停車駅ですが周囲で飲食店を見つけることが出来なかったです

ラグビーの世界では大学生と高校生が対戦することはありません。見るからに体格やスピードに差があるようですが、一体何が違うのかをラグビー経験者に聞いてみたことがあります。すると「高校生は牛乳飲むやろ。大学生は酒飲むやろ。パワーが違う」と理屈はさておき説得力抜群の回答を得ることが出来ました。

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大阪阿部野橋方から近鉄御所行きの近鉄6432系が入ってきました(尺土にて)

高校ラグビーと大学ラグビーの違いをもう1つ挙げると、高校ラグビーは大阪、京都、奈良など関西勢が強いのに、大学ラグビーでは関東勢が強くなることです。先述の理論で言えば関東の大学生の方が大酒飲みなのかとなりますが、実際は優秀な学生が関東に進学する傾向があることと、高校ラグビーの会場が東大阪市花園ラグビー場に対して大学選手権は準決勝と決勝が東京で開催されるため地域的なアドバンテージも多分にあるように思えます。

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6432系の車内です。片側4箇所の乗降扉にロングシートが配置された通勤形車両です

ベスト4が出揃った第99回全国高等学校ラグビーフットボール大会は常翔学園(大阪)、御所実(奈良)、桐蔭学園(神奈川)、東福岡(福岡)が勝ち上がっています。このうち東福岡、常翔学園、桐蔭学園は過去に優勝経験があり、御所実だけが過去3回決勝戦に進出しながら準優勝となっています。Aシードに選出された今大会、優勝したい気持ちが最も強いのではないかと思います。

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近鉄御所に到着した6432系です

よって今回のテーマは近鉄御所線とします。ちゃんと「ごせせん」と呼んでもらえるのは奈良県立御所実業高等学校の活躍のおかげです。最寄駅はJR西日本和歌山線玉手駅であると分かりましたが、誤差範囲としてください。

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近鉄御所駅前には奈良交通のバス乗り場が整備されています

近鉄御所線は尺土駅と近鉄御所駅を結ぶ5.2kmの単線の路線で、途中に近鉄新庄と忍海の2駅が設けられています。尺土で南大阪線と接続しており、南大阪線との直通列車も設定されているものの大半は御所線内のみを運行する2両編成のワンマン列車となっています。近鉄御所駅は終着駅ですが、JR和歌山線の御所駅は徒歩5分程度のところにあります。

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この写真は平成27年(2015年)8月に訪問したときのものです。やはり大阪阿部野橋から吉野特急(16600系)で尺土に来ました

一見地味な生活路線のように見える近鉄御所線、実は観光需要もあります。大和葛城山へのアクセスルートとして機能しており、近鉄御所駅前から奈良交通のバスに乗り継いで葛城山ロープウェイ(近鉄葛城索道線)で一気に登頂することが出来ます。葛城山のツツジの季節には大阪阿部野橋から近鉄御所までの臨時急行「葛城高原号」の運転があります。

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吉野特急の発車後、尺土駅の同じホームに御所線の列車が引上線から到着しました。これも6432系の2両編成です

トーナメントの山を頂点まであと少しの地点まで登り詰めた御所実、あと2試合勝って悲願の初優勝が達成されることを期待しています。

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近鉄御所駅に到着しました。このときも葛城山ロープウェイを利用しました

では、魚を捕まえに行ってきます!