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京都市東山区高台寺桝屋町353番地。
tel:075-561-0309

昨秋の京都料亭で京料理ランチシリーズが好評だったと聞きます。
主催者サントリーさんからお声掛けを頂きます。
祇園祭にかけてもう2軒ほどおじゃますることになります。

今回は愛娘23歳を連れて行くことにします。
色んな経験をして目を肥やしてくれればと思います。

ねねの道から高台寺に向かわず、
二寧坂の一つ西側の通りを歩きます。
観光客など人通りの少ない道で情緒を感じながら八坂の塔まで歩きます。
そこから産寧坂と二寧坂の境に行き、二寧坂を北上します。

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街並みや観光の名所を歩きながら。。。
太閤秀吉や北政所御寧の歴史を感じながら二寧坂の東、山の麓にある高台寺土井に到着します。

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庭園師7代目小川治兵衛の作庭を通り抜け玄関に向かいます。

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明治40年に数寄屋匠上坂浅次郎の建築だそうです。
明治の両替商清水吉次郎邸だったそうです。

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明治40年の建築、昭和13年創業と京都そんなに古くないと感じてしまいます。
重みのある数奇屋造りや庭園は、当時のまま保存され利用しているゆえだと思います。
掘り炬燵にもなる足が伸ばせる本館お座敷でランチをいただくことにしましょ。
本館は夜昼関係なく2万円からの会席料理です。
定番の献立、メニューはありません。
その日の旬の食材で料理は始まります。

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伊勢えびの旨煮と鱧落とし。
鱧は梅肉でいただきます。
伊勢えびはゼリー酢です。
これを前菜と呼んでもいいのでしょうか?

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先吸いは、どんこ椎茸です。
みょうがの風味とゆずの香りが漂うお吸い物です。

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中央の魚は当然「ぐじ」(アマダイ)。
京都ならではのお吸い物です。
「京都の料亭であることを強く意識する」
二代目店主のコンセプトが現れます。

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鯛の薄造りにしびマグロ、そしてじゅんさいの酢の物。

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鯛の薄造りは艶やかで綺麗です。
ちり酢でいただきます。
淡白であっさりいただけます。

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しびマグロ。
本マグロの呼び名です。
ヨコワとマグロの丁度中間です。
成長過程の若い本マグロを指すと思います。
モロミ醤油と山葵をのせていただきます。
これも乙な食べ方です。
絶妙です。

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炊き合わせは牛肉です。
すね肉の柔らか旨煮です。
ここには京料理のチャレンジを感じます。
付け合せの九畳葱、そしてかんずりおろし。
色合いのすばらしさ、そして美味しいです。

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そして何とここで八寸です。
先付け八寸にしていません。
どちらかといえば口直しで八寸です。
感心してうなるだけの小生です。

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穴子寿司、生ウニ、クラゲの酢の物です。
煮穴子の一本巻きは当然美味にきまっています。

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子持ち昆布は土佐酢で攻められます。
絶妙です。

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焼きが始まります。
座敷に七輪を持ち込み料理人が団扇でユラユラ焼いてくれます。
その間は料理人や仲居さんとの会話が弾みます。

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あわびの炭火焼と、付け合せは紅白のコンニャクの旨煮です。
紅白の右側はあわびの肝を四角にして出してくれます。

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大きな煮あわびを炭で焼く。
柔らかく、香ばしく、敷きされた昆布の甘みと香りも最高です。

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ご飯はうすい豆ご飯です。
じゅんさいの入った蓮の麺は冷やされた出汁でいただきます。

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側には当然京漬物があります。

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さあお腹もいっぱい贅沢なランチです。
中庭の景色を再度眺めてゆったりします。

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色んな果物が水物として出てきます。

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食事が終わると、土井の膝掛け手ぬぐいをたたんでくれる仲居さんです。

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ハッピにして和やかにしてくれます。
これも高台寺土井の長年のサービスです。

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帰り際に舞台付大座敷を見学させてもらいます。
中庭に突き出た舞台は180度庭が眺めれます。



古びた数奇屋の建物に高級感を感じることはありません。
侘びさびを知り、情緒がわかり、歴史を感じる。
わかる人に是非来ていただきたい高台寺土井本館のランチです。
愛娘の勉強にもなったと思います。
色んな経験をし、自分で判断してくれるようになれればと思います。



雰囲気  :☆☆☆☆.5
料理   :☆☆☆☆.3
予 算  :2万円/人〜
総 合  :☆☆☆☆.4



新館でのテーブルランチは京都の景色を眺めながらいただけるようです。
ランチは6千円前後からだそうです。


京都の料亭 割烹特集



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