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京都府京都市中京区富小路御池下ル。
tel:075-221-5511

京の夏。
祇園祭りと鱧料理。
そして浴衣姿の舞妓さんを見ることができれば最高!

祇園祭の山鉾巡行(17日)の順番を決める「くじ取り式」が2日に行われました。
いよいよ2009年京都祇園祭も始まります。
山建て鉾建ての模様(10日〜14日)を眺めるところも情緒があります。
南北は姉小路から高辻通、東西は東洞院から油小路までの町内を、
巡回すると様子は伺えます。
上七軒歌舞練場ビアガーデンは1,800円のセットでビアガーデンをしています。
舞妓さんや芸妓さんが浴衣姿で接客してくれます。
そして宵山を迎えましょう。
約一ヶ月間の祭典です。
色んな楽しみ方があると思いません?。

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ランチは京料理「なかむら」で鱧尽くしをいただくことになります。
190年の歴史を持つ料亭ですが、当時は公卿衆にぐじや鯖を供えることから始まります。
戦後はご近所の「俵屋」「柊屋」に仕出し料理を納めます。
現在は料亭として、古い料理の伝統を大事し営まれています。

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京都の建物らしく鰻の寝床のように奥に広がるお店です。
そんな中に坪庭が情緒を与えてくれます。

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小生は茶室に通され、料理をもてなされることになります。

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先付け。
鱧鮨、鱧の酢物(ほおづき)、鱧の南蛮漬けです。
つくしてもらいますから、鱧鱧鱧です。

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この肉厚の鱧鮨は素晴らしいと思います。
3日前からの予約でお土産もあるようです。

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ほおづきの中は鱧と雷干し、そして旬菜の酢の物です。

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なかむらでは必ず出る白味噌雑煮だそうです。
創業以来もてなしている歴史のある雑煮です。
出汁を使わず、白味噌、溶辛子と水だけの汁だそうです。
白味噌の甘さと辛子がこんなに合うとは驚きです。
お互いの味を引き出しています。
天下一品の雑煮です。

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向付け。
鱧の焼き霜造り、鱧落とし、そして明石のたこです。
焼き霜造りはあくまで皮の部分だけを焼いています。
身は新鮮な生の状態でいただきます。
そして鱧落としは口に入れるととろけます。
同じ食材を違う食感に仕上げ、梅肉と醤油の違う調味でいただきます。
たこは二つの鱧を楽しむために180度異なる食感のものとして用意されいる。
そんな風に感じる考えられた向付けです。

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強肴として鮎の塩焼きが出てきます。
七輪と竹の葉の上に乗った鮎が届きます。
炭には少量のヒバがのります。
部屋の香りは鮎と炭とヒバの香りがいっぱいになります。
贅沢な香りです。

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福井県庄川産の正真正銘天然鮎です。
そして個体も大ぶりと小ぶりを混ぜて2匹です。
このあたりの気の配りも素晴らしいと思います。
そのまま食べても超美味です。
胡瓜酢をつけても尚美味しいです。

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煮物椀はどんこ椎茸、広島産旬菜がたっぷり入った鱧の葛煮です。
この茶碗がこれまた素晴らしいと思います。
5代目が特別に作らせた椀だということです。

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この鱧葛たたきの大きさにびっくりします。
鱧は個体が大きいほど美味しい、されど高級になると聞いています。
かなりの大物に違いありません。

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そして焼き物はぐじの酒焼きです。
このお店の歴史の一品です。
塩をして一晩寝かせ、酒をふって香ばしく逆向けで焼き上げます。
質素ながら旨みが十分に伝わる京料理の真髄です。
小生こんな甘い鯛をはじめていただきます。
アマダイの由縁が理解できたように思います。

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皮と骨を残して出汁を注いでくれます。
香ばしく、ぐじの脂と魚の風味を味わう格別品です。

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そして仕上げは白飯に京漬物です。
養老漬け美味しいです。

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水物は桃と桃のゼリーと桃の摩り下ろしです。
一つの食材で3つの味わいを同時に感じることができます。
現6代目にもう頭は上がりません。

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鱧尽くしの素晴らしさと「なかむら」の歴史を変わらぬ味で伝えたい。
十分伝わります。
白味噌雑煮、ぐじの酒焼き最高絶品を感じます。


「ぐぢ(甘鯛)大へんうまかった」
同感です!



雰囲気  :☆☆☆☆
料理   :☆☆☆☆☆
予 算  :15,750円ランチ
総 合  :☆☆☆☆.8


お取り寄せ:鱧落とし8,000円。
お土産  :鱧寿司15,750円。
     :鯖寿司 4,200円。



管理人へのコンタクトはosakanohonma@yahoo.co.jpまで




京都の料亭 割烹特集