2006年も早くも桜の開花が聞かれる頃となりました。
私どものお店も世間一般の酒屋さんとおなじく厳しい状況ではありますが、
私の周りでもピークの半分に残った酒屋さんや、大手スーパー、コンビニ
さんにはない“おいしいお酒”を求めて本当のおいしいお酒好きの方が
来られるお店となって参りました。
最近、トクに感じますのは、バブル期によく売れたお酒や、安くで
量のみに特化したお酒は、あまり幸せなお酒ではなかった様に思います。
確かに安いお酒は家計には優しいし、それでハッピーになるならそれで
幸せなお酒じゃないか、と言うご意見もあるかと思いますが、
この仕事を長くしておりまして、企業倫理としてそんな品質のものを
だしてはいけない、とても飲めたものじゃないという代物が増えたのも
これまた事実です。
最近、私どもでは、お客様から“おいしいお酒ちょうだい”と言われたり、
“おいしいお酒がここにあると聞いた”とか、
“ビオワインに疑問を持ってるんですが、、”とか、
でお話しが弾むことが多くなりました。
自然と遠方のお客様が増えて、通常、店舗から200メートルがランチェスター的商圏
の枠は全く違い、よく見えられる方が2キロ以上離れていたり、先日も兵庫県小野と
言う当店から70キロほどのところから来られたりと、私どもとあうお客様に助けられて
なんとか、今日も営業をしております。
これも、主義を曲げないで、売りたくないお酒は置かない、というコンセプトを認めて
頂いた結果と思います。
今回は久々と言うことで、つらつら書いてみました。
日々、応援頂いている皆様、本当にありがとうございます。