2013年09月05日

鶴見緑地にある国際庭園がいい感じに風化している

1990年に鶴見緑地で 国際花と緑の博覧会 が行われました
その略称=花の万博 へは開催当時に1回入場したことがあったものの
その時見た建物や庭園は人が多かったこともあり、ほとんど印象が無く
夕景に映えるメリーゴーラウンドがやけにはっきり記憶に残っています。
最もイメージに強く残りやすいのは
彩り豊かな光と影 と 人の歓声 なのかもしれない。

その後も鶴見緑地へは、
咲くやこの花館とかへ何度か来たことがありましたが、
つい先日の8月25日に鶴見緑地一周したときに眼にした――

国際庭園内にあるあれやこれやが古びてゆく様子

――についつい見とれてしまったので
全体を見るために9月1日にもう1度行ってきました。

国際庭園内の道はかなり複雑です
40カ国以上もある庭園全体を見てまわるのは案外難しいので、
現地にあった地図を写真に撮っておいて印刷して出かけました。
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国際庭園の場所は大池の北側一帯

地下鉄・鶴見緑地駅を出たら雨が降り始めていた
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駅前広場の様子 この日の降水確率は50%
降らないと決めて出てきたんですけど・・・ハズレ

花博通(都島茨田線)を渡って鶴見緑地へと入り
生き生き地球館の手前(東側)の道を上っていく
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自然体験観察園にある水田 やけに案山子(かかし)が多い

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後ろから見ると全く案山子とは思えなかった

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かなりヤバイ案山子もあったりする

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ブルガリアの庭 一見東洋風でワビサビムードさえ漂って見える・・・

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土砂降りから雷雨へ 10分と少し雨宿り

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中国庭園の建物01 現在老朽化して危険があるため閉鎖中

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中国庭園の建物02 とがった瓦屋根も近くで見ると魅力あり

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中国庭園の門に掲げられた額 現在建物は閉鎖中

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雨だれ模様

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階段を侵食中の植物01

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階段を侵食中の植物02

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舗装レンガを侵食中の植物

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風化が進行中の舗装タイル01

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風化が進行中の舗装タイル02

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風化が進行中の舗装タイル03

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花博オリジナル マンホール

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南太平洋諸国 周辺は当然として国際庭園全体にヤシの木が多い

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ブラジルの庭 建物の形状が不可解です

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ベリーズの庭から見たウエストアジアン レストハウス
国際庭園内には他では有り得ない光景がいっぱい

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ウエストアジアン レストハウスの出入り口 2度目の雨宿り

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日本の庭 手水鉢から水があふれて池へと流れていた

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カナダの庭には滝があった
ここで少し薄日がさして
ミンミンゼミ の初鳴きを聴いた

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アイルランドの庭01
手前の石に刻まれているのは歴史上最古(5000年前)の暦の一種
形状が日本の古墳のイメージに似ている

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アイルランドの庭02 ヨーロッパ最古の石器時代の遺構の模型

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アイルランドの庭03 庭の全景


※ 風化をテーマに写真を並べましたが、修復も行われているようです

  タイの庭にある案内文
  日・タイ修好120周年を記念してタイ政府のご好意により
  「サラ・タイ(休憩所)」が修復されました。 平成19年9月26日

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8月25日に撮った「タイの庭」
8月25日の時点では古びていないのに驚いたのですが9月1日の再度訪れて、修復の案内文を見つけて納得しました。
こんな修復例もあるにはあるのですが、
国際庭園全体としては、日射や風雨そして植物の侵食により確実に風化が進んできていて、今後ますます周囲の環境に溶け込むように古びてゆくことでしょう。
またいつか訪れて風化の行方を見守りたいと思っています。

※ 8月25日に鶴見緑地を1周した記事
http://blog.livedoor.jp/osakawalker/archives/51890416.html
















osakawalker at 23:26│Comments(0)TrackBack(0) 大阪の公園 ・ 緑地 | オブジェ

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