フランチャイズによる初めての開業

フランチャイズビジネスは、加盟前の開業ノウハウの習得と本部選択の段階で5割以上の成功、失敗が決ると云われます

ブランド力、技術、ノウハウのある本部

 フランチャイズ加盟でも、独自開業でも同じですが、特色のあるビジネスを展開できない会社はどこも苦戦しています。この場合の特色とは、一つにはブランド力のあるフランチャイズ本部。

 

 セブンイレブン、マクドナルドというと誰もが知っているように、全国に知れ渡るブランドのフランチャイズ本部です。その代わり、加盟しようとすると初期投資が高額になりますし、業務内容も厳しいです。

 

 もう一つは、競合店にはない技術やノウハウを持っている本部です。串貴族や串カツ田中などは自前の味を売り物に業績を上げています。銀のさらなどは、高い調理技術によって集客を増やしています。

 

 フランチャイズ加盟を考える人は、これら本部が保有しているブランド力、技術、ノウハウを見極める必要があるのでは? 現在が順調なので大丈夫と思わないで、この先将来もやっていけるかどうかも考えてください。

 

 本部に全てを任せていると何とかなったのは、08年のリーマンショックまでの話。今は、本部も厳しい試練をくぐり抜けていますから、最初から楽な経営をしている本部はなくなっています。

 

【ひと言】

 事業やビジネスにとっての「時代が変わる」とは、消費主体となる世代が変わることです。良い例が高齢者はITやネットは無縁で、販売するなら対面かファックスと思い込んでいる人が多いですが、実際はネットを使っている高齢者は今どんどん増えています。リサイクル品は、一部の人ではなく若い世代なら多くの人が活用しています。この変化を読み違えると、事業は失敗します。

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カテゴリ: フランチャイズ 

ビジネス交渉では効果のあるアンカリングを味方に

 「今度店舗を出そうと思うけど、この広さで20万円の家賃は高いと思いませんか」 初めて店舗を出そうと思う人は交渉が不安でしょうが、聞かれるわたしも不安でしょうがありません。

 

 店舗を出す場所の相場が判らない上に、その店舗の周辺事情を知らないと、流行るかどうかヒントとなる材料がなさすぎます。それに、少し高いと思っていた店舗でも、集客が多ければ結果オーケーです。

 

 逆に、値切って安い店舗を借りたのにその分お客さんも少なければ、安いことが仇になるケースもあります。初めて開業する人は、不動産屋ばかりでなく多くの交渉を行います。

 

 その時に、一つ注意するポイントがあります。交渉相手が最初に提示する数字が大きな意味を持っていることです。経営の世界ではアンカリングと言い、船舶を停泊させるときに使うアンカーの役割をいいます。

 

 店舗を借りる時ならば、不動産屋で最初に提示する坪単価1万5千円といった数字のことです。相手の力量を図りながら具体的な数字を言ってきますが、初めて起業する人には業者は吹っ掛けます。

 

 周辺相場が2万円の所でも、いきなり3万とか4万という業者がいます。この最初の数字がアンカリングです。これは高いというと当然引き下げますが、アンカーの4万円はいつまでも頭に残りますから困ります。

 

 もし相場の2万円まで引き下げると、大きく負けてもらったという負い目を感じることになります。相手業者の手の上で踊らされていることに変わりありません。不動産屋は、吹っ掛け効果で思い通りの仕事をしています。

 

 アンカリングを避けるためには、事前に周辺相場をよく認識しておいて交渉に臨むのも一つの手。他にも手はありますから、よく考えて交渉に臨むとよいです。ビジネス交渉は奥が深いからよく考え作戦を練ってからです。

 

【ひと言】

 アンカリングは店頭の価格設定に利用されていて、メーカー希望価格などはその典型です。ただ、小売価格ではお客さんもアンカリング慣れしていて、今ではあまり効果は期待できません。それが交渉事になりますと、一度口から発せられた価格の数字はいつまでも頭に残り、高い効果を発揮しますから不思議です。

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難しくなる一方のスタッフ集め

 5年前の開業と現在とを比べたとき、最も大きく変化しているのはスタッフ集めの苦労です。以前ですと、2、3人のスタッフを集めるなら、開業予定の店舗に募集ポスターを貼るだけで、何とか人は集まりました。

 現在は、都市部ばかりでなく、地方においても人が集まらないと嘆く経営者が増えています。今は、これまでに経験したことがないほど、スタッフを集めることが難しくなっています。

 中堅・大手企業の従業員集めと違って、開業したばかりの店舗ではスタッフの能力が業績に大きく影響します。採用したスタッフが大きな失敗をしでかしますと、開業自体が失敗につながる可能性さえあります。

 業種によっては、スタッフの能力が新米の加盟店オーナーより高いことは珍しくありません。特に、高齢者や女性の中には、開業への貢献度が高く、長く協力してもらいた人がいたりします。

 スタッフの存在は、そのまま開業の業績につながりますから、昔のように、店番感覚でレジ前に居てさえくれるなら、誰でもよいというわけにはいかなくなっています。

 能力がありながら、最適な仕事場にめぐり合えない人は大勢います。加盟店オーナーも、他の経営者が思いつかないリーダーシップを鍛えることで、やりがいのある仕事場をスタッフに提供することでビジネスが面白くなります。

 

【ひと言】

 最近の首都圏では、開業のために店舗を借りいつでもオープンできるのに、スタッフが集まらないため、開業できないといった話をよく聞くようになりました。人を集めることも、経営者として大事な資質になっています。そこで大事なことは、利益幅の少ないビジネスで開業した場合、スタッフを雇うことが難しくなることです。事前にじっくり戦略を考える必要があります。

 

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フランチャイズ加盟であっても能力は問われる

 フランチャイズ加盟で開業することになると、浮かれ気分で準備や開業に取り組む人が少なくありません。他人に開業の話をするときも、長年の夢を実現するためのドラマになりがちです。

 

 所が夢に気持ちを奪われていると、開業のポイントとなる現状認識をすっぽり抜かしやすくなります。自分の足場であるはずの現状をほとんど無視して事業を始めるとどうなるでしょうか。

 

 慌てて開業に漕ぎ着けるために、事前の営業活動はほとんどなしだったことが開業後に響いています。フランチャイズ本部によっては集客方法や営業の取り組みをほとんど教えなかったり、通り一遍の説明だけの本部もあります。

 

 わたしから見て悩ましく思うのは、経営者自身のビジネス能力の現状認識を本部や周りの人があまり触れないことです。誰もが、この程度のことは知っていると思って話をします。

 

 特に、初めて雇用するスタッフへの対応など、ある程度経験を積まないと効率よく仕事をしてもらうのは難しいです。周りの誰もが、オーナーに問題を指摘できない関係性に落とし穴があります。

 

失敗の許されないフランチャイズ開業でしたら、オーナー自身が自分で現状認識をチェックする必要があります。何でも本部任せにしていると、大変な失敗を犯す原因になります。

 

【ひと言】

 開業する人は事業経験が少ないため、自分では70%、80%の情報を認識した上で開業したつもりでも、結果的には40%、50%しか対策を考えていなかったってことはよくあります。「思い込み」と「見過ごし」が多いと、事業で失敗する確率は間違いなく高まります。誰もがそうですが、自分が考えているほど高くないのが人間の能力です。

 

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時代が変わったを意識させるエビデンス

 今も昔も、歳をとった人の口からよく「時代が変わった・・」という言葉を聞きます。特にネットが発達したこの10年ほどは、仕事内容の変化が日常生活にも及び、時代は大きく変わっていることを実感させられます。



 変化を起こしている最大の要因は、やはりスマホが生活ツールとして欠かせなくなっていること。デスクトップPCがノートPCに進化し、それがこの10年でポケットに入るスマホになったのですから驚きです。

 

 昨日4月1日はエイプリル・フールとして、最もありそうな嘘をつく日でした。ところが、今の時代はスマホで嘘の出どころを直ぐに調べることができるため、エイプリル・フールはすっかり下火です。



 逆に、スマホ検索の盲点を突くような、SNSでのフェークニュースは毎日大量に流れています。これは、エイプリル・フールの人を笑わそうとする目的とは違い、自説を信用させたり人を陥れるための悪意の嘘です。

 

 このような嘘に対する対抗策として、現在定着しているのがエビデンス(根拠)やデータを基にした表示なのでは? 会議で発言した時など、直ぐにエビデンスを求められることが増え、事前準備は欠かせません。

 

 このような時には、本当に「時代は変わった・・」ことを実感します。逆にビジネスにおいては、エビデンスを常に考えることによって、大きな間違いは起こらなくなりました。



「思い込みや」や「見過ごし」を避けるためにもエビデンスは欠かせません。起業においても、根拠のない話に乗って失敗することのないように、エビデンスを考え続けるとよいのでは。



【ひと言】

 ビジネスの世界においては、いい加減な話や根拠のない話は、その後実際に事業が稼働することで検証が行われるため直ぐにバレます。怖いのは政治の世界で、嘘がそのまま蓋をされることで通用することが多いです。よく国民の知る権利といいますが、実際には知らせる仕組みがないことには、多くは嘘は言いっぱなしです。その結果が1000兆円を超える借金では、国民は浮かばれません。

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カテゴリ: ビジネス