フランチャイズによる初めての開業

フランチャイズビジネスは、加盟前の開業ノウハウの習得と本部選択の段階で5割以上の成功、失敗が決ると云われます

プログラミング教室による開業の是非

 2020年4月から、わが国の小学校ではプログラミング授業がスタートします。これに合わせて、プログラミング教室を展開するフランチャイ本部の宣伝が目立つようになりました。

 

 プログラミング授業は、21年4月からは中学校、22年4月からは高校でもスタートします。これまで長年続いてきた学習教科とは毛色が違っているだけに、全国各地の教育委員会も対応に苦慮しています。

 

 フランチャイ加盟店オーナー希望者にとっては、プログラミングで実際に生徒が集まるのか不安が大きいと思います。少子化が進むわが国において、プログラミング授業は新たなビジネスチャンスであることは確か。

 

 同時に、子供のプログラミング教育で成功している本部もない段階だけに、せっかく投資しても本部の経営が立ちいかない事態になることも考えられます。非常にリスクの高いフランチャイズ加盟と言えます。

 

 通常、フランチャイズ加盟をする場合、本部の経営が安定していて、軌道に乗っている加盟店が多数あることが条件です。この鉄則からしますと、慌ててプログラミング教室で開業するのは厳しい経営を覚悟の上での事業になります。

 

【ひと言】

 これまでフランチャイズ加盟で大きな利益を残した人は、そのほとんどが本部の初めてフランチャイズ化に加盟したオーナーばかりです。中には、資金繰りの厳しい本部に対し、運転資金を融資していた加盟店オーナーもいるほど成功しているケースもあります。ただ最後は、本部と喧嘩別れに至る流れも、一攫千金組には共通していることです。

 

 


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マクドナルドによる加盟店募集始まる

 日本マクドナルドが加盟店オーナーの募集をはじめました。8月31日(金)の東京会場から10月19日(金)まで、東京と大阪で計5回のフランチャイズ加盟説明会を実施します。

 

 マックの説明会といいますと、業績が下降線を辿っていた2014年に原田前会長が精力的に進めた説明会が思いだされます。中国製チキンナゲットの製造過程が動画でアップされ、マックの人気が地に落ちた時期と重なります。

 

 前回とは違い業績は上げ潮ムード。過ってマックのオーナーになれるのは、マック社員から加盟店オーナーへ転出する道が優先されていて、若くして5店以上のオーナーが相当数いました。

 

 出店場所は全国で契約期間は10年。開業のための自己資金は2500万円で、研修期間は他のフランチャイズ本部とは比べものにならないくらい充実しています。

 

 問題は、マックの事業の将来性をどう読むか。確かに、一度は地獄をみるような不振な時代を経て変わっています。ただ、ハンバーグと会社の将来性はよくよく考える必要がありそうです。

 

http://www.mcdonalds.co.jp/company/fc/

 

 

【ひと言】

 開業はタイミングがとても重要です。オーナーの個人的タイミングが大事ですが、同様に出店する地域の環境やこの国の経済状況も重要な要素です。総合的に考えて新たに出す店舗は追い風なのか、向かい風なのか、よく考えた上での意思決定が求められます。開業は自分の事情ばかりに目が向きがちですが、広い視野を持たないと大金を大空に放り投げる結果にもなりかねません。


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ビジネスの付き合いと個人的付き合い

 ビジネス経験の浅い人の特徴の一つとして、取引先や社内での人間関係に強いつながりを求める人が多いです。つながりの強いことが、ビジネスで成功する条件の一つとでも思っているようです。

 

 長年事業を行っている経営者は、驚くぼど人とのつながりには淡泊。これまで長いこと取引があって、色々お世話になっている人であっても、自社に利益をもたらさない取引の時は簡単に断ります。

 

 長く事業を続けてきた人の経験則の中には、ビジネスにおいて一線を越える付き合いはしないといった鉄則があるようです。小さな取引といっても、モノによっては深入りして会社経営を傾ける要因にもなります。

 

 経営者同士の付き合いをみていると、生真面目な事業をしてきた経営者が、ボロい儲け口を知ったために真面な事業から転げ落ちた例はいくらもあります。ビジネスの取引にはそれほど怖い落とし穴があります。

 

 人と人とが親しくなることと、商品やサービスがよく売れてビジネスが上手くいくこととは別ものです。ビジネスには、人が親しくなるほど上手くいかなくなる仕掛けがあると思えるほど反比例な関係を感じます。

 

 多分、ほどのよい緊張感がビジネスには良い結果に結び付くようです。これはビジネスに限らない話ですが、賢く生きるための知恵として、頭の片隅に入れておいてよいのでは。

 

【ひと言】

 わたしの知人のいじめの専門家がいますが、彼がよく口にする言葉に、「いじめは親しい同士に起こる現象」があります。仲間外れや過度のからかいなど、その前段には親しい間柄特有の甘えがあって、軽いからかいから度を越したいじめに発達するようです。ビジネスにおいても、適度な距離感が自分を守る支えになります。


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フランチャイズ加盟に黄信号が点滅

 現在、フランチャイズ市場を中心になって支えているのはコンビニエンスストア業界です。フランチャイズ市場全体の売上高25兆円(16年度)のうち、約40%はコンビニが占めています。

 

 不振のフランチャイズ市場なのに、新規出店数や売上高が今も伸びている背景には、コンビニ業界の大手3社による拡大政策が大きく寄与してきました。そのコンビニ業界に黄信号が灯っています。

 

 17年度、全体の売上高は前年比で2.6%の増加でした。これまで8年に渡って3%以上の成長が続いていましたから、そろそろ息切れが感じられる成長の鈍化です。

 

 これまで、セブンイレブン、ファミリーマート、ローソンの3社による強引な拡大戦略で、新店舗を増やすことでより売上げを増やしてきました。この戦略がそろそろ国内市場では限界にきています。

 

 また、1日の来店客数も6年連続で減少が続いていて、ここ2年は1000人の大台をも割っています。新規出店は前年比で11%の減少ですし、逆に閉店する店舗は29%も増えています。

 

 競業するドラックストアが年々市場を広げていますし、ネット販売も拡大が続いてコンビニとのお客さんの奪い合いが始まります。追い打ちをかけるように、バイトの人手不足が深刻で経営を難しくしています。

 

 そんな背景もあって、日経MJの調べでは、7割のコンビニオーナーが1年前に比べ経営の悪化を実感しています。コンビニ本部にとっては、加盟店オーナーの確保が年々難しくなるのは当たり前です。

 

【ひと言】

 これまでフランチャイズ本部にとっては、新規の企画が次々に当たるコンビニ経営は恵まれた環境でした。不遇な加盟店オーナーが協力的だったことが最大の要因です。ただ、企画が当たらなくなるとオーナーの死活問題になりますから、これまでのように右向け右とはいかなくなります。これからオーナーになるには、相当に強い心臓と忍耐力が必要なようです。


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本部と加盟店オーナーとの間にある溝

 加盟店オーナーのなかには、本部の対応に信頼できないことから、あまり本部の指示を聞かないというオーナーがいます。高い加盟金を払っていますから、本部の指示を聞かないのは損です。

 

 まずは本部の指示通りに実施してみて、そこで上手くいかないなら対応を考えるべきです。オーナーの中には、若いスーパーバイザー(SV)の指示が気に食わないというオーナーが多くいます。

 

 ビジネスと年令とは関係がないので、頭からSVを拒否するのは賢くありません。SVの発言の裏には、長年の営業経験の蓄積であることもあります。チラシのポスティングや景品配りなど、効果を疑るよりあらゆるPRをしてみた上で、本部の力量は評価しましょう。

 

 ただ注意したいのは、事業が軌道に乗っている時など、2店目、3店目の開業を勧めることがよくあります。オーナーとしての力量が伴っていないのに、複数店を出店するのはとても危険です。

 

 本部との距離の置き方はとても難しいです。言いなりになるのは危険ですが、ほとんど言うことを聞かないのも何のためのフランチャイズ問われることにもなります。賢い加盟店オーナーになるにはどうするとよいか、よく考えて行動することです。

 

【ひと言】

 最近は、とても慎重なフランチャイズ加盟希望者が増えています。過っては、フランチャイズの代表的な事業として希望者の多かったコンビニ店オーナーも、今はなり手が減少して以前のような、オーナーを年齢や資金額で足切りすることがなくなりました。これは、加盟希望者にとって有利な立場にいるわけですから、最大限有利な立場を利用することを考えるべきです。


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