フランチャイズ加盟店で開業した以上は、事業を息長く安定的に続けたいと考えている人がほとんど。加盟はしたけれど、 売れ行き不振で1年も持たず本部と契約解除を巡ってトラブルになるなんてことは考えたくありません。

 

 できることなら加盟する前に、先輩加盟店の経営状態を認識しておきたいところです。フランチャイズビジネスのデータの中には、そのような過去から現在までの加盟店経営に関するデータを本部はもっています。

 

 一般に使用されるのは「契約更新率」と呼ばれるデータ。一度、加盟店として開業した店舗は、契約期間を過ぎて更新期を迎えたとき、どの程度の割合で契約更新をしているか知ることのできます。

 

 先輩加盟店が80%以上は更新していない本部の場合、加盟するのは考えものです。更新する加盟店が少ないのは、その本部で開業を続けるのが難しいという根拠になります。

 

 同時に、複数出店比率にも関心を向けてください。こちらは、一人のオーナーが何店同じ本部の加盟店を出店しているか、本部の成長度合いを知ることのできる数字です。

 

 一店舗だけの出店では収益を上げるにも限界がありますから、通常加盟店は業績によって2店、3店と店舗を増やしていきます。複数店オーナーがいないとか、これらデータを出したがらない本部には疑問符がつきます。

 

 【ひと言】

  会社に雇われているのと、フランチャイズに加盟するのとでは、一見似ているようで全く収入環境が違っています。所が、加盟希望者の中には、本部関係者と仲良くなることが開業で成功する近道と考える人が少なくありません。あまり親しくなりますと、本部に不利なデータを提供されないケースがありますから注意が必要です。

 


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