わが国のカネ余りはまだ続いているようで、中小企業でもフランチャイズ加盟を考える会社は増え続けています。飲食や宿泊関連の企業は厳しいですが、輸出関連の会社には業績好調の企業が多く新規投資の対象として考えています。

 

 個人のオーナー希望者とは違って資金的に余裕はあります。その代わり確実に収益の上がるフランチャイズ本部探しというハードルは高いことになります。今、確実に黒字の見込める本部というと「ワークマン」「マクドナルド」「コメダ」あたりですか。

 

 ただこれら本部は現在がピークの状態にある本部です。新規事業は一種の投資ですから、既に成長の伸びきっている本部に投資をするのは賢明な判断ではありません。10年くらい前ですと、ワークマンも加盟希望者探しに苦労していました。

 

 5年ほど前なら、マクドナルドも閉店するオーナーが多く募集に苦労していました。投資するには最適なタイミングがあります。一方でTSUTAYA]のように、一時代前には確実に利益の上がる本部の代名詞でしたが、今は姿を消してしまいました。

 

 ビジネスの世界に絶対はありません。今絶好調な本部も次の展開ではどうなっているか分かりません。やはり自分でこの先の景気の行方を予想し、人の意見も参考にしながら判断するしかないのが事業経営者の役割です。

 

【ひと言】

 フランチャイズ本部探しで苦労している人の中には、「資金さえあったならよい本部が探せるのに」と悔やむ人がいます。本当にカネさえあったならフランチャイズは上手くいくのでしょうか。投資額が数千万円にも達する本部の場合、毎月の売上高も数千万円から数億円にも達しますから、それはそれでたいへんな苦労をします。事業は資金も重要ですが、やはり経営者の能力が最も重要です。


起業・独立ランキング