ギタリスト山口修、感動の時を重ねる

音楽小屋情報

2006年10月

文化庁派遣事業の一貫として実施されてている学校コンサート。学校側から希望演奏者や講演者を指定し、県市を経由し申請、文化庁が実施校を選定する制度で、今年私達は夏に2校、そしてこの秋は本日、壱岐武生水中学校で演奏させて頂きました。

地方に住む演奏家にしか出来ない活動として、確に経済的には難しい事も多いのですが、それを乗り越えられる宝物がたくさんあり、人との出会いはどんな一瞬であれ嬉しいものです。

生徒の皆さん、校長先生、教頭先生、それから最初にお電話頂き、純粋なお声を聴かせて頂いた浦川先生、それから機材運びのお手伝いを頂いた先生方、体育館の床に一所懸命シートをはってらっしゃったお二人の先生、みんなみんな本当にありがとうございました。またお伺いさせて下さい。

ある日突然に壱岐の中学校の先生から、お電話を頂きました。文化庁が主催する派遣事業に私達を予定し、申込みをしたいとの旨、開催の希望は10月31日。しかしながら文化庁からの決定通知はかなり時期が迫ってからの事、スケジュールをはっきりきれない未定の予定。  電話口の先生が状況の難しさを分かりつつも、子供達になんとかして生演奏を聴かせてあげたいという純粋なお気持ちが手に取る様に伝わって来ました。
とりあえず、この先生の気持ちが嬉しく、もし文化庁申請が通らずともボランティアで演奏に行く事をお約束しました。

幸い文化庁への申請が通り、明日前入りで壱岐の島へ渡ります。

昨夜の大村の見事な三日月に心洗われました。明日の壱岐での出会い、発見も楽しみです。

長崎ギター四重奏団の今年の取組み、福岡に引続き大村での公演が昨夜終了しました。
      30年以上前になりますが「大村ギター合奏団」時代からお世話になっているOBメンバーの皆さんに助けて頂き、会場は超満員、定員の倍の入場者で、久々熱い大村の一夜に大感激でした。
      自然と人の関わりに、ゆっくり愛情と時間をかけて、「自然の味とるーす」で体と心の健康を提供し続けて10年、経営者の田川夫妻は30年前と全く変わる事なく自然体、本当に温かで優しいお二人です。

感謝を込めて、長崎公演も皆で力合わせ成功させます。

昨日はサントリーさんが練習場へ、お二人共酒箱を肩に軽々(流石自社製品)と担いで、いらっしゃいました。私達の必需品ビールとなんと特別限定復刻の43°角 が段ボール箱にぎっしり。

明日からせっかく練習に精出そうと思ってたのに〜

それでは本日はお酒の楽しみ「サントリーの三通り」
食前のロック、食中のソーダ割りハイボール、食後の水割り。落ちも面白くもない、のんべ〜の一人ごとでした。お許し下さい。

出来れば、あまり練習せずに上手くなればと、休む事ばかりを考えてしまう私は相変わらずです。年齢と怠け癖の積みかさねでしょうか、以前はコンサート本番で難しい演奏箇所は目を瞑ってエィヤ!っと弾けば、練習不足でも不思議と上手く弾けたものでしたが、最近は全て裏目に出ては、博打をうってしまった自分にしょんぼりしてしまいます。      長崎ギター四重奏団大村、長崎公演を前にリハーサルをしました。三人の若きギタリスト達は厳しい日程の中、疲れた顔もせずに集まって来ます。全員集合出来たのは夜10時前、しかしながら皆こんなリハーサルの始めかたに慣れて来ました。私は「気を失わぬ内に失礼しよう」と、12時には後の三人に戸締まりを頼んで、練習場を逃げ出しました。   練習には終着駅はありません、もっともっとゆっくりと余裕の練習をしたいとは思います。でも先ずは許されるこの瞬間に気持ち合わせて、練習100回分の元気と勇気とやる気を溜め込んで、来るべきコンサートに備えます。
☆大村公演 10月28日(土)7時/自然の味とるーす
☆長崎公演
11月4日(土)6時半/長崎歴史文化博物館

一周年を迎えようとする「長崎歴史文化博物館」。昨夜はこの中にあるホール (140席)でフルート、ビオラ、ハープ、ギターによる室内楽演奏会が開催されました。     小さなホールは本当に音楽を間近にでき、昔良く演奏したサロンコンサートの雰囲気を思い出します。場合によっては緊張感が伝わり過ぎる事さえありますが、細かい表現も聴こえたり見えたりして、中々面白かったです。

演奏;☆フルート永田明☆ビオラ黒川律子☆ハープ荒木真子(以上九州交響楽団)☆フルート石田ともみ☆ギター山口修          プログラム;◎W.F.E.バッハ/トリオ、◎ベルリオーズ/オラトリオ「キリストの幼時」、◎ドビュッシー/ソナタ、◎バルトーク/ルーマニア民族舞曲、◎ピアソラ/リベル・タンゴ
◎里の秋、夏の思い出、ふるさと

交通事故で僅か10才で亡くなってしまった「あかねちゃん」。絵本「星になったあかねちゃん」が完成し、大きな話題になっています。     命の尊さ、ご両親の愛や出会いの喜びが、悲しみを越え、たくさんの方々の心の中に暖かな想いとして生き続けています。

ココロねっこ広場で開催されたコンサートでは400名を越える多くのご家族連れや読み聞かせ、音楽ファンが詰め掛けて下さいました。
私達はあかねちゃんの命の輝きに助けられ、素敵な場を与えて貰えました。これからも生きる喜びを感動的に表現し、あかねちゃんの様な悲しい事故が二度と起らぬ様に呼び掛けて行きたいと思っています。

三重県のHATTORI様より書き込みを頂き、感謝です。
そうなんです、私達変な兄弟、変なおじさんなんです。兄は三重県、私は秋田県生まれ、年齢は七つ違い。ギターも実は最初は兄が夢中になり、ヤマハのポプコン等にも出てました。私は兄が捨てたクラシックギターを拾って弾き始めた訳です。当時「ウエストサイドストーリー」のジョージチャキリスを知ったのも、コニーフランシスの優しい歌声を知ったのも兄のお陰です。
兄は昆虫に夢中でした。父が魚の研究者でしたから、兄が一番影響を受けたのだと思います。

兄は姉夫婦と隣どうしで山梨に住んでます。自然に恵まれた素晴らしい所です、年間の半分近くを海外で過ごし、本当にのびのびやってるのでしょう。

私はこんな兄の姿を羨ましく感じながら、ギターとの最初の出会いの時の様に、又兄が何かいらなくなったものを僕に捨ててくれるかなと待っています。

暑い体育館ではありましたが、素直な子供さん達と大人の皆さんでお迎え頂いた、「ふるさと音楽便」は本当に気持ちの良いコンサートでした。
町の皆さんは育て合い、何ものにも代えがたい愛情に溢れていました。
又お伺いします。

明日は「ココロねっこ広場」長崎大学のキャンパスで2時から開催します。波佐見町で交通事故でなくなってしまった「あかねちゃん」の物語と音楽、命を研くコンサートです。

本日からは☆20日「労働環境フェア'06〜長崎メルカつきまち」☆21日「ふるさと音楽便〜佐世保市立中里小学校」☆22日「ココロねっこ広場〜長崎大学キャンパス」と繋ります。      
三日間、何れにしろ心の豊かさ、家族の絆を深めるイベント。音楽との出会いは重要な要素として、演奏の機会を頂けて大変嬉しいです。

学校コンサートで子供さんの感想文「まるで本物の様だった。」は嬉しくも、反省でした。今この時を会場の皆さんに向かい、一生懸命音楽して行かねばなりません。

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