ギタリスト山口修、感動の時を重ねる

音楽小屋情報

2006年11月

この辺にギター演奏に勇気の出る様な響きの良いホールはないでしょうか?
      最近福岡でのコンサートチラシを見ると、ギターや室内楽コンサートは「アイレフホール」が断然人気の様子、アイレフホールが押さえられなければ演奏会をやらないとまで、おっしゃる方も増えました。
九州内ではファン層が薄く、特に開催が大変な室内楽のコンサート、ファンを増やすにも、演奏家に夢を与えるにもホールの響きは大切です。

ホールの使い方ひとつでとか、演奏者が上手ければとか、もちろんこれが一番でしょうが、響きは良いに越した事はありません。

スペイン・サンティアゴデコンポステラ講習会のセゴビアのレッスン室は、受講ギタリストは皆「こんなに自分は上手かったのか」と勘違いするほど、石の部屋の柔らかな響きにびっくりしていました。誉められながら育てられる様に、ここでみんなハーモニーを体全体で勉強出来たと思います。      講習会中に開催される「ラミレス国際ギターコンクール」も教会がその会場。入賞者によるコンサートも教会、しかも私はパイプオルガンの演奏の直後でしたが、自分の出した音に酔う程に感動的でした。

例えこれが偽りの感動だとしても、私の脳裏からはこの喜びの瞬間が消えません。

12月1日(金)1時半より、有田チャイナオンザパーク「忠次館」
山口修ギターコンサート
入場無料

故小船幸次郎先生のレッスン風景。毎回レッスンの最初は「チューニングの儀式」から始まってました。小船先生はギターのチューニングを他の弦楽器と同じ開放弦での、4度5度チューニングで徹底してました。チューニングが済むまではいつまでも待っていて、弟子達が自信なさそうだと、必ずギターを取り上げギターを膝の上に横に寝せ弦を睨みながらチューニングし、「よし」でレッスンはスタートします。下世話な話ですがここから、レッスン料のメーターが動き出す訳です。

日本人として唯一「シベリウス」との出会いを持つ作曲家、指揮者であった小船先生。ギターは弾かずともギターの魅力、可能性を大きく感じ精力を傾けられていました。
故渡辺範彦さんを始めたくさんのギタリストが先生の元で勉強してました。
      私がレッスンに伺うと、いつもの様に横に座って下さり、一緒に音楽を楽しみ、感動探しをしてくれる先生の姿は今も忘れる事ができません。
きっとチューニングから先生の夢の音楽の世界は始まっていたんでしょう。
      今日は練習室のピアノの調律をお願いしました。小船先生の様に横に座って聴いて様とも思いましたが、音が大きいので逃げ出してしまいました。

小さい頃からあまり計画的に構えてやった事のない「ギターテクニックの基礎練習」。   「弾けてれば大丈夫ですよ〜」なんて甘い考えだった私も、こんなんじゃ恥ずかしいと思い始めています。

セゴビアスケールとロボスのエチュードをとりあえず、ソルのエチュードも… めちゃめちゃの自分に唖然としてしまいました。         横浜の故小船幸次郎先生へ弟子入りした時は、全ての音に納得行くまで、最低3日間毎日3時間を超えるレッスンとほぼ一日中の練習は、厳しくも、私にとってはたくさん演奏上の問題を解決してくれて、充実していました。

人に教えて貰う機会の少ない自分です、素直に自分の音楽と向き合い、人の言葉に耳を傾けて
又あの青春時代の様に音楽しなければなりません。

夫婦揃って「痛い」「しんどい」が口癖の毎日…        慌ただしかった秋も終わり、「愚痴を言わず飲み干す、これ程旨いものはない」とは言えども、動くごとに思わず「ブー」「フー」「ウー」と三匹の子豚(懐かしい、知らん方も多かろ〜)ならぬ声が出てしまいます。

奥さんは更年期障害と自分で判断しては不味い薬を飲んでますし、私はビタミン三昧、身体中がレモンになりそうです。
      しかしながら本当に不足しているのは「運動」「節制」そして「ギターの練習」です。   体脂肪計の周りは旅行バッグが積んであって、見えてはいるものの辿りつけません。測定不能状態。来年の健康検診までには調整して、少しは格好つけて行かねばと思ってます。
間違っても「慰問コンサート」を聴く側にはまだまだ座りたくありません。

たくさんの皆さんのご支援ご協力を頂き秋のコンサート無事終了致しました。本当にありがとうございました。結局痩せる事はできませんでした。
11月はあと一回のみコンサートのご紹介です。        「長崎記念病院第148回さわやかコンサート」11月29日(水)17時15分
ゲストはピアノ内田誠さん、マリンバ・ドラムス関家真一郎さんです。

来月はいよいよ「クリスマス」「年末」コンサートが並びます。

北諫早小学校でのコンサートは朝10時半演奏開始と時間が早いもので、昨夜は波佐見町公演終了後大事をとって、諫早宿泊にしました。

朝からかなりの雨。時間が経つにつれ、体育館の屋根の雨音が大変な事に気付きました。本番中、古い体育館はすごい騒音に包まれ、音響オペレーター酒井さんもあの手この手で調整するも、「アルハンブラの思い出」では体育館屋根も大トレモロ状態。気は散るは苦しいコンサートになってしまいました。

そんな雨の中子供達、ご父兄、先生方が多数お越し頂きました。コンサートはいつしか、雨の騒音も乗り越えられて、会場一体となって盛り上がりました。皆さんのお陰です。本当にありがとうございました。

。隠鰻遑横夏(水)7:30波佐見町西圓寺「いのちのコンサート」
■隠鰻遑横各(木)10:30諫早市北諫早小学校「山口修心いっぱいの時間(とき)」

昨日は2時からは熊本県菊池郡大津町「大津小学校6年生」を対象に、「出会い」をテーマにしたコンサート。夜7時からは、阪神大震災で全てを失いつつも同級生の励ましで故郷大津町へ戻り「ハイカラ亭」をオープン、悲しみを乗り越えて「開店10周年のお祝いコンサート」でした。主催は高校時代の同級生の皆さん、同級生って有難いですね。肩の力も抜け、直ぐに高校時代にタイムスリップ。皆さんの顔が輝いていました。   次は15周年でお会いしましょう。

そりゃ「温泉」が気持ち良いに決まってるでしょう。      しかしながら温泉の様なリラクゼーションに併せて、心の元気には「音楽」でしょう。         「元気」って音楽聴いたら「今直ぐにダッシュで走って帰れる」ってものではありませんが、音楽は悲しさには共に涙し、喜びには共に心に深く刻み込む事が出来ます。しかも演奏会では、会場全体で大きな感動の空気を作りあって、一人では味わえない生きる喜び、人と時を共に出来充実した時間を得られると思うのです。    演奏会は『音泉』なのです。

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