秋津州おさんぽブログ

おさんぽ大すき!美しい、おもしろい日本の風景を、マニアックに傾きがちにご紹介します。(寺・城多めな)しゅうの国内おでかけ漫遊記。

2011年12月

忍城

こんにちは~!自他ともに認める日本史好き、しゅうです。
こうやって改めて書くと、ちょっと嫌な人っぽい?(←は?)

川越城から、はるばるやってきました!
忍城(おしじょう)でございます。
ずっと来たかったんですよね、ここ。

秀吉が唯一、落せなかった城です。
実際に指揮をしていたのは秀吉の部下の石田三成でした。
結局は北条・成田側は敗北して
秀吉の手に落ちる運命のお城なのですが。
忍城は「水城」とも呼ばれてたらしく、川に浮かぶ
要塞だったそうですよ。今は全くそんなのカケラすら
見えませんが…。
実際の忍城は今ある天守閣とは別の場所にあったそうで
観光地図にも載ってたので行きたかったのですが…
忍城の後に、行かなければならぬ所があるのよ!

でもまず、せっかく来たから城も見ておかなくちゃ。
忍城のぼり

「忍城時代まつり」
ふーん。
「のぼうの城」で有名になったので
例のごとく「戦国武将隊」も
いるみたいですが…。

小説で有名な「のぼう様」は
絶対的に目立ってなかったもんな…
ぶつぶつ。
てか、ここの武将隊は、あの小説ありきで
作ったやつよね。別にいいんですけど…




ん?アレ?お城は過ぎちゃいましたか?
敷地はかなり小さくて、門がどっちかわからない
きょろきょろしてたら天守らしき屋根が見えたような気がする!

あー、紅葉がきれいですね。
お堀にビチビチ鯉もいるし…。

忍城

ん?あれかな?あったあった。
櫓かと思ったら、あれが天守みたいです。
上田城の、開かずの櫓を
思い出してしまいました。ナゼだ…

んんー、さっきの川越と違って
これぞ城!みたいで嬉しいです!

なんと、資料館はお休み!
うがー!ガイドブックめぇ~
ちゃんと書いといてほしかった。
やっとみつけた「埼玉」の本。
何で種類がないんだろう

でもま、城ですよ城!
うきうきさっそく登城と
まいろうかのう!



橋を渡ってると、近所の方が犬の散歩をしてたり
紅葉を眺めたり、と中々に良い雰囲気です。
あまり敷居が高くない感じがしました。

忍城石碑

忍城跡の石碑。
門のすぐ前にありますが
たっている場所がお堀の脇でして
写真をとるのには、少々無茶な
格好をするハメになります。
妙にアンバランスに腰を
曲げる感じでした。グキっと!

石碑見つけてしまうと
「写真をとらないとウズウズする病」
のようです。発病はかなり前。



敷地内はかなり小じんまりしてます。
一周するだけなら10分もかからない感じです。

今日は城も資料館も入れないからなぁ。
外から写真とってオシマイですかな。

忍城総合










どうしても黒いのぼりも一緒に撮りたかったのです
忍城は通過地点。次に行く所の前に忍城は
よらなければ行けないポイントだったのですよ



忍城の近くに石田三成の軍は本陣を置いてます。
そう!
陣跡が残っているわけですね!
かなり有名な場所らしいので、まだかろうじて
明るいうちにいきますよ!
そして、見つけなければ行けない石碑があるのです。
もうインディー・ジョーンズの気分です。(←は?)

何とか今年中に、もう一度更新したいです~

川越城本丸御殿

こんにちは~。しゅうです!
冬らしい寒さになってきましたね。
うっかり取り込み忘れた洗濯物が、すーぐ冷たくなる季節です。
もちろん、しょっちゅうやっちゃってますけど。
それが何か?

さて、今回は川越城。
川越にあります。そのまんま。
天守閣のある城ではなく、武家の屋敷の跡みたいな
感じですね。川越藩の遺構だそうです。

戦国無双で「ど阿呆が!」って言う関東の獅子が
戦ったのもここ?なんですか?(←

あー、じつは。
過去に数回この辺りに来たとき、ずーっと工事中で
見れなかったんですよ。いわば因縁の城である!
今から踏破するから、覚悟するがよい(は?)

川越城石碑

こういうの見ると、城だ!って
実感わきますね。
門の跡って石碑、珍しくない?

…でも実はテンション低~

石碑は遺跡につき物だしね。
ともかくコレは撮っておこう。
振り向けばそこには
御殿がそびえ立つのじゃ!
そう!
ドドンとそびえ立つのじゃ!
振り向くが良いぞ!


川越城本丸













あー…。こんな感じ…。
この建物は何?寺?(←ちゃうわ!)
テンション低いってのは、たぶん天守閣とか石垣とか
そういうのを創造していたからなのですね。
さっきの喜多院の奥にあった、誰かの住まいと
一緒じゃーん!的な空気を出してしまった…。

いやいやいや
平屋(←失礼)も立派ですぞ、殿!
京都の二条城も平屋でしたからな。そうそう。

しっかし、ここ攻められたら陥落するの早そうじゃない?
堀も山もないし、野戦に持ってくしかないような。
近くに堅固な城があるのかもわかんないけど~
なんて考えながら、ほぼ一方通行の屋敷内を
見るものもなく(本当です)ただ歩いています。
たたみの上をサカサカ歩いて、庭みて。
あ、庭の向こうは車が走ってるの丸見えだ…。

そうだ、造りや縄張りとかじゃない。
テンション低いのが何でかわかっちゃったデスよ!
見るものが圧倒的にないから
なんだわ、きっと。
平屋の城なんて、いくらでもあるもの。
武田氏の躑躅ヶ崎館もそうらしいですし。
(↑いま神社。しかも行った事ないですが)

そうだ~。
ちょっとでも何かあれば足とめるもん、さすがに。
城の中にいるのに、この歩行速度の速さは
どうなんでしょうか

…あ、何かあるよ。ちょっと好物の臭いがします。

川越城、内部
「密談中ぢゃ!後にせぬか!」

…いえ、もう失礼します。

一番どんづまりの狭い部屋に
明らかな悪党顔の方々がいます。
絶対に悪いこと話してる感じです。
これといって有名人もいなそうだし。

それにしても、月代(読:さかやき)が
青すぎませんかね。もうちょっと
薄い刃ので剃れば、もう少しきれいに
なると思うの、ワタシ。


はぅ~。蝋の人もあんまりだったなぁ。
後半もこんなんなのかなぁ。
もっと歩行速度が速くなってしまったら、どうしましょう。

途中、本来の川越城の地図がありました。
やっぱりかなり広い土地を擁していたみたいです。
この本丸御殿も、もっともっと広かったらしいです。
確かに、歩行速度が速いから
あっという間にまわれちゃいますが。

それにしても「おお!!」っていうのないかしら。


川越城、仁

おお!!
あった!何てことでしょう!
たかお様がロケに来たんですって。

『JIN』のロケ。
あ~、ありましたね。
お姫様のできものを取る話?

台本もありましたよ~。
ここだけテンションあがりまくり
本来の御殿と関係ないのに
「おお!!」どころか
うおぉ…(←声にならない)
みたいになってた。
ここが一番時間を費やした気がします。



ちょっと気をよくして、歩く早さもゆっくりになったところで
もう出口近くになってました。
出口のすぐ前に大広間です。

となると~
いっちょコレはやっとかなくちゃ、なんじゃないの?
こんなに人のいない大広間ですからな。

じゃ、あたし家老の役やるからね。
上座に殿がいるとして。
シャナちゃんと一緒に、武士の格好してるイメージで
立ち上がりとか、座ったまま向きを変えて
殿に「なんですと!」とか言ってみたり(殿いないのに)
イメージで遊ぶ。結構な時間、コレで遊べます。
ほんとです。やってみて。


ふぅむ。後半かなり堪能したのう!
ちょっと赴きが違った気もしますけど。まあいいや。
そろそろ出立せねばならぬのじゃ~。
ここから車を飛ばして、もっと奥の城まで
今からいくつもりゆえ。
実は、今日のメインはこの次の城なのですよ
今14時すぎたところ。
だいたい、城址や寺社仏閣なんかは16時くらいに
閉館だからね!急げ急げ!

あやや?御殿の出口をでたら幟がありました。

川越城のぼり

うぅ~ん…。
これ、ザ・便乗なのでは~


だって、大河で川越が舞台だった話が
あった気がしませんもの~
喜多院は家光や春日局でズバリですが…

って、こんなことしてる場合じゃないです。
急がねば陽がくれちゃう!
でも写真はバッチリ撮ってく


ふざけて書きましたが、この御殿は現存としては
かなり立派なものなんだそうです。
詳しくはココで良い情報をみてください

喜多院

こんにちは、しゅうです!
川越から移動して、夜になるまで観光イメージが
いっぱいです!
ここ喜多院もシャナちゃんと一緒にきました。
大河ドラマの恩恵にあずかっているようで、この辺りも
観光する方が多いみたいですよ。

喜多院といえば、春日局ゆかりのお寺です。
3代将軍家光にも縁があるとのことなんですよ。
しかしまー、今年の大河ドラマ『江』の
春日局ったら、憎たらしいですねー!もうもう!
なーんて、大河ドラマをはじめとした
歴史のオタク話全開で、とっても楽しく参拝しました。

きたいん

見た目、なんも面白くない。
ハッキリはっきり言ってしまうと
春日局というより、家光生誕の
部屋が見たかったんですよぅ…

キンキラキンの!
江とも関わりあるし!
あのドラマで秀忠のイメージが
変わったし!(←?)

では、参ろうぞ。




参拝は普通にできました。
家光関連の部屋や、展示物を見るには
別料金です。モチロン買います、見ますよ!
何か、買ったチケットに「百羅漢」とか言う文字も
見えますが、一緒に見れるってことなんでしょうか?
…たぶん、羅漢はみないと思うんですが…(最低)

喜多院の内部は撮影禁止
当時のままの装飾もみれます。
うーん、派手に天井まで絵が描かれてますよ。
庭園もきれいです。
大河ドラマ効果か、観光バスも来てましたが
明らかにそのガイドよりも、私達のほうが
ちゃんとしたガイドができそうな気がしました。

ほら、その地の縁の木とかはわかりませんよ
時代背景とか、人物名とかいけそうな…
なんて…。なーんてねっ(ナニ、いきなり


喜多院、天海

敷地内にある、天海僧正を
まつった祠。
天海といえば、家康のブレーンで
日光東照宮にも関わってますね。
明智光秀ではいないか、とか
明智左馬助じゃないか、とか
とにかく明智氏のだれかでは?
っていう噂。オモシロイ

光の入り方が神々しく
映りました!やるね!
さすがワタシ!


広い敷地は森の中を歩いているように
大木がいっぱいです。
その中に、祠やお堂があります。
なぜか、そのお堂のほぼ全部に門があって
入れたり、入れなかったり…。
しかも入り口だと思って坂を上ったら
イキナリ閉門してたりと自由奔放なお寺ですー。

そんな中でも「なんでやねん!」大賞がでましたよ!
喜多院の中にある東照宮なのですが…

喜多院東照宮










んー、葵の御紋の微妙な映し方が絶妙!
ここでシャナちゃんと一緒に建物と御紋をいかに上手に
写せるかって一生懸命試行錯誤して
写真を撮ったワケですよ。
ここは長い階段を登って、階段の途中で変に腰を曲げて
膝を曲げて、バランスくずして後ろ向きに
転げ落ちるんじゃないか、っていう無駄なイメージを
抱きつつ頑張って撮ったんですよ。

でね、じゃあ建物をじっくり見ましょうと中に入って数分後。
ひょいひょいと、頬かむりをしたおばあさんが
私達がいるのを知っているであろうに、一つしかない
門を閉め始めるじゃないですか。
ええ~っ!ちょっとぉー
って思いつつ、あえて何も言いませんでしたけど!
だって参拝者ですもの、私達!

そこでおばあさんはいいました。
「もう閉めるでねぇ~。私、これからでかけなくちゃいけないから」
こちらの返事もきかずに、門からグイグイと
押し出されますよ!何の作戦なんですか


…ん?
…んん?ちょっと待ってよ。
ここって東照宮だよね。しかも他の寺院の敷地内だよ。
このあばあさんは、ご住職?のわりには頬かむりだし?
ちがうな。

で、何ですか。
おばあさんの外出の都合で、東照宮の閉門時間を
自由自在に変えられるということなんですね!
このあばあさんが!
時間を自由に!

不服感満載で「あ、いいですよ~」とか言いながら
顔は無表情だったと思います。

いま思うと、あのおばあさんが実は天海なのでは、と。
だって、あの急な階段を登ってきては
門の開閉をしているわけですよね。しかも
出かけない時はもっと遅い時間なわけで。

そんなおばあさんに、不服顔を見せてしまいましたね…。
まあいいか…。
喜多院、あんまり面白くなかったし
もう来ないような気がしますし…(ひど)

とりあえず、次のとこに向かうとしましょう!

小江戸川越

こんにちは~。夏より冬が好きなしゅうです!
冬より春が大好きです!(無駄な情報…)

さ、今回は川越に行ってきました!
ずっと前にも行った記憶と更新した記憶があります。
今回はシャナちゃんと一緒にお出かけです。

川越通り








ままま。
よくガイドブックとか旅行番組とかに映るとこ、ココですね。
この辺といえば、菓子屋横丁や
NHK朝の連ドラの舞台になったお店とか有名

ですがー。
今回はまず「この饅頭食べたい」とか「これおいしいそう」とか
食い意地先行で来たので
NHKでの舞台とか、そんなんあんまり見ない(最低)
でも、しゅうもシャナちゃんも歴史的建造物は大好物なので
ちゃんと景観もみますよ。ええ、そりゃそうですよ。
そんなそんな、試食ばっかりしてたり
「後できますね~」って言って行かないとか、そんな
大人のルールに反したことしてませんよ
あれれ、ワキの下にすっごい汗かいてきた気がする。

ま、そんなことはさておき!(…←ひど)
しゅうの記憶をもとに細い道をてくてく行きます。
途中でちっこい屋台みたいのに、これまた
ちっこい印籠を売ってる店があった。
どうも、伝統芸能っぽい雰囲気。こういうの大好き
ふらふらと近寄ってみると、一心に作業していた
おじさんがセールストーク全開で身振りが大きくなりました。
写真を撮っても良いと許可をもらったのに
「ブログとか、ネットに載せないで下さいね」と言われたので
「はぁ~い」と良い返事した直後に
削除してしまいましたよ…。(鬼)
だってだって!ネタにならない写真なんて、
肉のないビーフシチュー、日焼けしてない松崎しげるぐらい
価値半減じゃないですかっ(そこまで言うか)

とか言って、モノは良いので購入。
空豆くらいの印籠ストラップ2500円!ここ購入!
いいんだよ、すべて手造りで金の蒔絵だし
しかも、おっちゃん一人で作ってるんだから!
ここでしか売ってないんですものね!ハイ支払い。
「あ、高島屋でも売ってますんで~」
早く言え…
いいですか、そういうことは早く教えてくださいよ。ねえ?
しかも、見せてくれたチラシに思いっきりWEB
記載されてるんですケド…。あのぅ…。あの…
まいっか。うん、まあいいや。いいの。

屋台を離れてすぐ。
心を洗われるような景色が!
川越鯉水路

わあ、水路に鯉がいる!
彦根城下もこんなんでしたよ。

それにしても、屋台を曲がってすぐの所に
すっごく大きな毒々しい蛙オブジェが
あって、それにドギモを抜かれます。

たぶん、そういう作家さんでも
いるんでしょうね。この付近にも
たくさんあったんですよね。
ほら、あそこにも。アレは可愛いけど。


パンやパンダ

パン屋の工房の前のオープンカフェ。
パン屋にパンダだ。




いやいやいや!!
違いますって!私が考えたワケじゃないんですって!
パン屋にパンダだったんですよ。
しかも何だ。着物着てるじゃないですか。
福助ってことなんでしょうか。あ、そうかきっと。



んじゃ、次に行きまーす。
菓子屋横丁でつまみ食い…じゃなくて
厳正に購入審査してる時に、ふと目についたお店が
ありました。店の奥の暗い方に…。
あれは、しゅうはシャナちゃんが好きな感じのアレでは?

店フィギュア

ガンダムのフィギュア。
…。ここお惣菜屋さんなのに。
しかも、商品よりも
フィギュアの方が多い。
商品より、こっち見せたい感。
商品より、こっちが大事感。
だって、ガラスの棚に乗せてるし
この隣にはワンピースのキャラが
ひしめいていました。
いっか?この店で何も買わなくても


えー。続きまして。
川越で食べてみたいかなと思っていたのが
名物のさつまいもと豚肉!
ランチとお茶でいけちゃうね!って思ってたんですが
お菓子屋での厳正な調査(どう、この表現)と
さつまいも菓子ちょい食べで、もうお腹いっぱいに
なってきてます。
いもまんじゅうを目当てに行ったんですが、来る途中の
サービスエリアで蒸かしてたのを見て
川越に来る前に、ひとつ食べてしまってたんですよね。
いも恋饅頭

これです、これ。
このおまんじゅうが凄い威力!
もうこれでお腹いっぱいです。

お芋とあんこが入ってる!
温かくて、軽く甘くって
おいしい~
ご当地川越でもいっこ食べたけど
SAで食べたやつのほうが
美味しかったんですが…
えっと…、名物なのでは…




芋ソフト

こちら、芋ソフトです。
味はまごうことなく
さつまいもです。ええ。

ソフトの後ろに地ビールがありますが、
地ビールは酒屋で買うのがいいですね。
思いっきり倍の値段で買っちゃってたよ…

てか、うちの近所でもありましたよ…っ


川越時計台

川越の景観のなかで
有名な時計台。
札幌と同じく、感想としては
思ってたよりも小さいな、です。

が、川越のこの時計台は
お寺の門も役割も兼ねていて
雰囲気ありますよ。

ビバ川越!また行きます!
地ビールは酒屋で!
缶のは都心でも売ってますからね!


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