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三連休中、全て勤務。今月は土日祝日勤務を増やし、平日の休みを多くしてもらった。来月以降、土日祝日勤務が中心になり、ほぼ夫と休日が合わなくなる。理由は夫婦交代もしくは一緒に行くところがあるのと。平日休みで、ホッとできることが、ないわけではないのと。ケアマネさんの勤務日・病院・公的機関・銀行があいている平日の方が、付き添ったり手続きしやすい都合があるのと。

今日は寺坂棚田 彼岸花まつり。1年前の私を写して下さった写真家から頂いた写真が届いた。今日は案内所での勤務だったけれど、頂いた写真から、以前、マラソン大会の写真を、偶然次の大会でランナーさんや応援してくださっている家族と、ふと会った時に頂いたことを思いだして。優しい気持ちのおすそわけに、心が温かくなった。
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歌の練習があった、9月3日。病院に付き添うので、練習は休みますと連絡したが。この付添いで、義母が病院へ泊まり続けることになった。今年の夏は、色々ありすぎて、いつもより長く感じた。子供の頃の夏休みも長く感じたが、子供の頃と比べても、一日一日がどうにもならなくて。時の流れがいつにもまして、ゆっくり流れて行った。
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なまえ
名バランスDSC_2847色々あると思ったが、案外そろっていなかった。不安になっている義母から、あれこれ注文が出た。入院したら、時間があるわりに、自分が動けないので、欲しいものが頭の中で色々思い浮かぶのは、よくわかる。近くの店で買い物をし、店が閉まる時間になってからは、深夜2時近くまで、毎日ネットショッピングでアレコレ探す。
少しでも安くて良いものを、スピーディに。衣装ケースは100均のシューズケース。とにかく、いつでも確認したいものは目の前に見えるように置かないと「ない!ない!」の、混乱につながってしまう。
ベニヤに、介護用の服が安く売られていることを知らなかったので、教えて頂いたことに感謝!
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一番喜んで使ってくれているのは、マラソン大会の完走タオル。
大会名を聞いて、何故か遠慮していたが(知っていたのだろうか)、完走できりゃ誰でももらえるタオルです!
と、笑顔で言ったら、嬉しそうに愛おしそうに使ってくれているのが、一番嬉しい。

義父が居間が片付かない。何を捨てて何をとっておいたらわからないと、こぼすので、義母が身の回りに置いていた衣類や下着は全て袋に詰めて自宅で洗うことにし、ちらばっていたおむつや尿漏れパットを片付け、お薬カレンダーを外し、残ったお薬と使用薬剤の情報は医療機関へ届けた。ここまでしたら、後は、義父と義弟で片づけていた。

それまでも、入院するまで八方ふさがりで、何をどうすれば良いのか。思い通りどころか、アドバイス通りにも行かず、ただただ不安でこれも深夜まで色々調べる日々だったけれど、どうにも落としどころがない状況で、解決の糸口すら見えず。疲労困憊のまま、その不安を私生活で口にしたこともあり、そのことで裏で動いて下さっている方がいたことを、後から教えられ、外から嫁いだ立場なのに、助けられていることを実感し、ただただ感謝の日々。
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入院してからは、手続きの連続。まず最初に、高額療養費の限度額適用認定証をゲットする道のり。
まずは、夫がなくした(どこに置いたか記憶にない)健康保険証を病院内で探すことから始まり・・・
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義実家と別居だったので、入院中の義母の手続きの委任状と、今春、義実家を含め私がした確定申告忘れを埋める作業から始まった。そう、今年も昨年も義実家を含めた確定申告をしたのは私。その前は、義父が確定申告をしていた。

昨年は、初めてだったので役場を通じて教わりながらした。
今年は、昨年したことだったのと、業務多忙で、税務署でパソコンで済ませた。
結果、今年に限って、義弟さんの申告が抜けてしまったことに気付けなかった。

委任状を2枚もらうことにハードルの高さを感じ、気が重くなったが(実際、夫が断られたし)
私がお願いすることで、2枚ともクリアでき、抜けていた確定申告も済ませ、限度額適用認定証をゲットできた。

その後、介護保険の区分変更の認定調査、義母の体調に伴う部屋の移動や検査、義弟さんと一緒に初めて外へ行っての面談、一息ついたら、義父が体調を崩し病院の付添いと検査。全て平日に重なり、気の抜けない日々が続く。そして夫と休日が重なると、野菜の収獲と3時間強の草むしり。。。。心身ともにヘトヘトになった。
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義母さんが処方されて「苦くてのめねぇ!こんなの看護師さんが渡すわけねぇ!」と、夫に激怒した薬。私が間に入ってもらったが、私の症状のピンポイントに聞いて、義母さんのかかりつけが、私のかかりつけになった。この症状が続いたら、ある意味身が持たなかったので、本当に助かった。ただ、本来興味があることに、全く気力がわかないのは、生きる上で何かが違うと思うけれど。きっとそのうち元に戻るだろうと思うようにしている。
(走る気力がわかないのは現状、仕方ない。お一人様生活になっても、走り続けられたのにもかかわらず。そう思うと、現状自分にくじけているとしか思えないが。6月ごろから自宅で飲み続けたウィスキーが毎日かなりの量から、月2〜3回少量に減ったのは、きっと良い薬だからだろう。)

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日常生活は、かなりゴタゴタしているけれど、義弟さんとの他愛のない会話が、ホッとできたりする。外での面談の時、ナビを使っていったのに、場所がわからなくて困ったけれど、それを正してくれたのは義弟さんで。何でも、小学生だったころの友達の家の近くだったから、何となく覚えていたとか。その記憶力って、ど〜よ?!と、正直思った。
地区の境目がどうだとか。高校時代の思い出を話してくれたとき、そういえば自分もそういうことを感じたり思ったことがあったよな・・・と、ふと思い出させるような話だったり。5月に私からあいさつをし始めた時、表情が乏しくて、言うことが人生諦めていると言うか、妙に大人びていたので、何を考えているのかわからず、毎日毎日自分の子供の頃や若い頃と比べ人生がどうだったかと記憶と照らし合わせて悩んだけれど、少しずつだけど、私と接していて、表情やしぐさが豊かになってきているので、もともとは情感豊かなタイプなんだろうなとも思う。
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忙しい時、病院で昼食を取ることもあった。外の景色が緑が多く、ホッとする。カウンターコーヒーが100円なので助かっている。
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今日、勤務が終わった後、まっすぐ病院へ向かった。丁度食事が始まる時間で、ヒーリングの音楽が流れていた。それまで食器の位置にさえイライラしていた義母が、癒しの音楽の中で30分もすると穏やかな表情になっていた。私は勤務後の疲れで眠くなってしまった。入院したての頃は、親しげに話しかけてきた患者さんにも人見知りして、なかなか自分の本心を語ろうとしなかったけれど、同室の姉御(義母より10歳ほど年上か?)と親しくなり、色々話しているが、今日寒いので下着を来たいと言ったついでに、パジャマを着替えさせているときに、ふと小声で私に本音をもらしたのを聞いてしまって、思わず笑ってしまった。それって、仲が良いのか悪いのか!?

髪の毛は上手くまとまっているので、訪問理容の必要はないかもしれないけれど、病院から勧められたふたつの訪問理容のうちのひとつに問い合わせたところ、義母の気持ちに寄り添ってくれそうなところがあったので、色々新しいことを試してみようと思う。

人生の地平線。きっと物事の先々まで見渡せたら、無駄のない生活が送れるだろう。でも、きっと、今日のことばかりで明日すら見えない日々であったとしても、今日の他愛のないことを思いだして笑えたり、またその逆のことがあったとして、見た目に日々無駄だらけかもしれないけれど、きっと振り返った時に、そんな時があったからこそ、今があると思えるんだろうなと。無駄が無駄じゃないと言える日もあり、人生ぐだぐだでも案外悪くないなと思いたい日々です。職場内外問わず、日々出会う皆さん、接して下さる皆さんに、感謝!です。