師走に入った。今年は、夏までが遅く、秋から一気に時が流れた。
同じ時の流れが、助けを得られる時とそうじゃない時は、こんなにも違うのかと。
お義母さんは、日々多くの方に助けられて生きている。私も介護を通じて、多くの方々に助けられていることに気付かされた一年だった。
お義母さんは家にいるときは苦しみと向き合う日々だったけれど、今は感謝の言葉が多く、ついさっき言ったことを忘れても怒ることなく、悲しむことのなく。あっけらかんとしている。

義母の今の住まいは、食事が美味しいとか。ホットケーキが美味しければ、その話がもちきりに。
手で大きさを表現し、食べるときの雰囲気を楽しそうに話す。
昼ごはんは?「ホットケーキ!」朝ごはんは?「ホットケーキ!」
三食ホットケーキなの!?んなこたぁないけれど、お義母さんはそう言ってしまいたいほど、嬉しいようだ。
聞いていて何だか私もホットケーキが食べたくなり、自分で作って食べたほどだ。

また、味噌ラーメンが食べられた日は、とっても嬉しそう。
「器が大きくて。いつも粥だから、ラーメンは食べられねぇって思ったけれど、珍しくて。全部食べちまったよ!」
そう言えば入院していた時に、カレーとラーメンが食べたいって言っていたっけ。
それが叶ったんだなと思った。味噌ラーメンがよっぽど嬉しかったのか。2日間ほど嬉しそうに「今日味噌ラーメンを食べたんだ!」が、続いた。同じ話を嬉しそうにするあたり、亡き祖母にそっくりだと思った。
その他にも体重が増えたと言っている。おやつが好きだから、おやつの話をよくする。

お義母さんの知り合いが前からリハビリをしているのだけど、そうだと思いたくないのか。
「似ている人が、毎日じーっと見つめるんだよ。長いこと。」「お義母さん、◯◯さんですか?って話しかけないの?」「いや、違うよ。似ている人なんだよ。よく似た人なんだ。◯◯さんじゃないんだ。(真剣)◯◯さんは、私より、ずっと年上なんだ。あんなに元気じゃない!」
永遠の友なのか?それとも・・・ライバルなのか!
冬期間は風邪やインフルエンザの感染予防のため、面会時間が限られているので、話す時間は限られているけれど。その他にも他愛のない話が続く。

入院した病棟から、同じ施設に後からきた入所者さんから、声をかけられて。「名前は忘れてちまったけどな。来たんだよ。」と、休日の夫に嬉しそうに話したとか。

義母さんは、入院数日前に子宮脱で処置をし、退院してから施設に入所。先日外の病院へ職員さんが連れて行ってくださり3ヶ月ごとの器具の交換をしました。婦人科の医師のアドバイスと施設の職員さんが作成した書類で、保険適応になりました。私は家族として、病院へ付き添いました。その時、途中通った葬儀屋に花輪が飾られていたのを見たらしく。そのことをお義母さんはずっと気にして。
待ち時間、入院前のように「近々私の葬式があるから、そろそろ時期を言わないと。」なんて言いだして、ご年配の鬱モード全開に思いつめて不安そうにブツブツ言ってるものだから、急に一体どうしたものかと思っていたけれど。
診察が終わって婦人科の医師から「元気ですね。よく動きますね。あと15年は生きますよ。」と笑顔で言われ、お義母さんは嬉しそうに「うふふっ」と笑った後、それっきり葬式の話はパッタリしなくなった。

付添いの時、久しぶりに長く話せたけれど、心の状態に波はあるけれど、全般的に穏やかになり、昼間も寝ることなくずっと起きていて。昨年末あたりから、ずっと続いていたであろう昼夜逆転も治して頂いたことに気が付き、皆さんによくして頂いているのだと、感謝の気持ちでいっぱいになりました。
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義母さんが長時間車いすに座っているようで、よく脚をさすっていたので購入しました。
入院中も話していましたが・・・長く座り続けていて腰やお尻が痛くなると、横になった方が楽らしいです。でも、横になるはずが寝てしまって、昼夜逆転も良くないと思うので。少しでも昼間起きていられると良いなと思って購入しました。何かあっても汚れが目立たない黒で、通気性が良いものを選びました。
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隣組への御見舞御礼、ゴミ袋の大と小が慣例だとか。お義母さんが好きなお茶も一緒に渡してほしいと。昔は500円だったから、大のゴミ袋だけだったけど。と、言っていた。ゴミ袋大と小を合わせたらピッタリ500円。用意しながら、お義母さんの昔の確かな記憶力を感じ取った。お義母さんがよく買い物をした、ご近所の衣料品店では長年の経験と勘で、測ることなくズボンをお義母さんにピッタリたけつめ下さった。ご近所の衣料品店のお母さんとお義母さんは「(服が)家にいっぱいあるんだけど」と言いながらも、お義母さんは、新しいズボンをとっても気に入ってくれた。義弟さんのルールで、私自身居間と台所のみ使用でき、お義母さんの部屋まで行くことができないので、何処に服があるのか全く探すことはできないけれど、お義母さんは、私が探せないことを気にするより、色々手をかけたことに対して感謝してくれて。今のお義母さんは、嫌で苦しかったことは忘れてしまっているような感じ。でも、それは・・・きっと今の環境が、やさしくて穏やかだからと感謝しています。

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親戚への御見舞い御礼。秩父地方では、大安吉日に届けるのが一般的。今年の秩父夜祭りは、大安吉日だったりする。挨拶状が丁寧な贈り物を選んだ。選んだ先のお店の住所を見たら、全く偶然だけどお義母さんの入院先の近くだった。
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義父の普段用に注文。350mlだと飲みきれるんだとか。
緑茶は「お〜いお茶」が一番お気に入りのようです。
お茶を入れずに、手軽に味わいを楽しめるのがお気に入りの理由。
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バスタオルが4枚必要になったため、急きょ購入。
フェイスタオルをバスタオルにした感じです。薄手で柔らかく、汗や水分をたくさん吸収しそうな感じです。
これからの季節、厚手の洗濯物が乾きにくいですが、薄手で速めに乾きそうなので、おおめに使っても交換もこまめに出来そうで安心しています。
ピンクは、義母に似あう、桜色のかわいい感じで良かったです。
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しばらく座っている時、背中を痛がっているようなので注文。
定価が高価だから、きっと良い品だろう。口コミも良いし!というのが、購入時の気持ち。
使っている時、満足そうな顔をしているので、良かったようです。
ベルトがあるのと、ネームも写真のようにつけやすいのも良かった。
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義母さんと義父さんのお買い物が日々色々あり、通販サイトで横綱デビュー!
決して自分の買い物で達成した訳でなく「人の褌で相撲を取る(ひとのふんどしで、すもうをとる)」って、こういう意味だったのかな?とも感じてしまう。
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買ってばかりでもなく。あるものはスグに渡せる。ひざ掛けが必要になり、献血しといて良かったな〜と思った。
気に入って使ってくれていることが嬉しい。
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北海道を出て、一番最初の冬に買った、綿入れ。お義母さんが気に入って使ってくれている。
お義母さん。なかなか言葉がでてこず、身振り手振りや話の流れで、これかな?と思うことを言ったり、したりしてそれが当たるときは嬉しいし、何だかわからないときはモヤモヤするし、もどかしい気持ちになる。

今日、職場の同僚が虹がかかっていることを教えてくれた。職場の外を見ると、大きな虹がかかっていた。
贈り物。頂いて心が温かくなること。
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最近見たテレビでの横瀬町の話も、贈り物。
ホノボノしていて、見ていて心が温かくなった。

師走、暮れ。慌ただしいニュースが多いけれど、
秩父夜祭。心の贈り物がたくさん届く日でありますように。