９月１７日（日）僅かな寄附を続けていたＵＮＨＣＲから緊急の封書が届いた。家人の生前中から２０年以上続けているが、ことしは国内の天候不順による大災害に目を奪われたり、猛暑で気怠く過ごしていたりで、はるか遠くの支援を一日のばしにしていた。シリア紛争で地中海を渡るこどもたちを救済するには、９月３０日までに5.000万円が必要である。何故なら冬が近づくと海の水温や山の気温が低くなる前に、欧州へ逃げようとする難民が増えるから。子供たちの命と未来を守るために、一人5.000円の寄付を、と書面での訴え。
二児の母だと言う職員の文面は、「人が自ら体験できることは限られている。しかし想像で補うなら、会ったことがない人のことも思いやることができる。もし自分だったら、もし自分がその子の親だったら、と想像することは、他者を思いやり、寄り添うための第一歩だと思う」と呼びかける。
「スミマセン 遅れまして 明日にも郵便局で納めます」と書類に向かって話しかけた。
レバノン在住シャリファ（1２歳）
シリアから逃れた、彼女の朝は４時に始まる。向かった先のじゃがいも畑で、10時間の収穫作業をする毎日である。難民となって学校へ行けなくなることで、子供たちは、今だけでなく、未来を生きる力も永遠に奪われてしまう。
5.000万円は、避難してきたこどもたちが、難民登録カードを受け取ることが出来、次のチャンスを手に入れる為のチケットになる。
シャリファは現在、避難先の街で学校に通っている。 (いいお顔ねぇ 意志が目もと・口もとに出ているわ ババ)
