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お葬式が済んだ後、1~2週間のうちに亡くなったことを知らせる挨拶状を出すのがマナーです。
挨拶状を出す範囲は故人が生前、年賀状のやり取りをしていたはがきを参考にするといいでしょう。
家族葬を選んだ理由や、故人の遺志を尊重したことなどを丁寧な文面で書くといいです。
それでも「知らせて欲しかった」「親しかったのに・・・」と言われることがあるかもしれません。
そんなときエンディングノートがあれば、弔問に訪れた際に見てもらうことができます。
挨拶状の文面としては、時候の挨拶は抜きにしていきなり本文から始めます。
「去る○月○日、××が永眠いたしました。享年○でした。」
から始め、書ける範囲で亡くなった時の状況を書きます。
死亡原因については誰もが気になる点ですので事実を書くことが必要ですが、あまり相手にショックを与えない程度の書き方にします。
そして、
「葬儀は、故人の強い遺志により、内輪にて行いました。
ご報告が遅れました上、勝手を申しますが何卒ご理解くださいませ。」
と続けます。
「なお、お香典などはお気持ちだけ頂戴いたします。
ここに改めまして、××が生前賜りましたご厚情に心よりお礼申し上げます。
日付
喪主名」
とします。
家族葬が本人の希望したことであること、その経緯などを許せる範囲で書き、受け入れられるようしたいものです。