埼玉の大腸肛門科女医(肛門・痔・大腸内視鏡)のブログ

大腸肛門病学会専門医。聖路加国際病院外科レジデント、社会保険中央総合病院(現東京山手メディカルセンター)などを経て、現在、新越谷肛門胃腸クリニック、川口肛門胃腸クリニック(平成27年2月~)にて大腸肛門科女性外来を担当。痔などの肛門疾患や便秘、大腸内視鏡検査などについての情報を、特に女性の患者様に向けて書いています。 「カテゴリ別アーカイブ」の「目次」を参照くださいませ。ブログの詳細については第1回「宜しくお願い致します」で。

便失禁は年齢のせいとあきらめていませんか?

「便失禁は年齢のせいとあきらめていませんか?」

ごめんなさい、タイトルは完全にパクリです

SNM
























これは最近、日本でも保険がきくようになった便失禁の新しい治療法の紹介パンフレット
メドトロニックさんが作成したパンフレットです。
おしりにペースメーカーのようなものを埋め込んで便失禁を治すという、非常に効果的で画期的な治療法です

便失禁、いわゆる「便漏れ」で困っている方、実は意外に多いです
みなさん、困っているのに、なかなか相談できない、病院に行くのが恥ずかしいなどの理由で一人で抱え込んでしまっている方が多いようです

便失禁については、この新しい治療法が出てきてから、最近、テレビでも時々取り上げられるようになりました

そして、今日、私が参加した「千葉埼玉大腸肛門疾患懇談会」でも、指扇病院の味村先生が講演にきてくださいました

この治療法(手術)を行っている施設は日本にはまだ少ないのですが、実はわたし、まだこの治療法が治験の段階のときに、社会保険中央総合病院(現 東京山手メディカルセンター)で山名先生のグループの一員にいれてもらっていたのです。

今振り返ると、本当にとても貴重な経験でした

そんなわけで、便失禁にお悩みの方、この治療法に興味がおありの方、一度、ご相談にいらしてください
薬物治療で効果が出なければ、この治療法をしている病院をご紹介いたします。
(でも実は飲み薬で治ってしまう方も多いのです 長くなるので、この辺の話は後日また書きます~)






埼玉バンザイ~千葉埼玉肛門疾患懇談会~

今日は、朝から夕方まで埼玉県の小手指にある某肛門病院に行ってきました
←って、ここまで書いたら完全に特定できますね

社会保険中央総合病院(現 東京山手メディカルセンター)のご縁で、時々大腸カメラのお手伝いに行く機会をいただいているのです

で、夕方からは日暮里で、千葉埼玉肛門疾患懇談会に参加してきました。
懇談会とは、開業医の先生方の研究のご発表や新しい治療の紹介や説明などを聞いて勉強できる会です。
千葉埼玉の会なのに、なぜ日暮里開催??というのは、おいといて

子どもがまだ小さいので、最近、なかなか夜の勉強会は参加できなかったのですが、今日は久しぶりに夜の東京へ。
家族はじめ、色々な面でサポートしてくださっている皆様に感謝です

勉強会では問診票の話や、漢方ガイドライン便失禁の治療についての話がありました。

会終了後は、地元埼玉で開業されている肛門科の先生方にご挨拶して参りました
地元埼玉バンザイ
私は生まれも育ち(小・中・高)も赤いユニフォームで知られる某サッカーチームの町です。
実は近くに開業されている肛門科の先生方も結構いらっしゃるのです。

色々このブログに書きたいことは山ほどあるので、少しずづまたアップしたいと思います。

お時間あったら、読んでください

おそらく、まずは便失禁のことを・・・

つづく。





お尻のいぼがお産後から出っぱなしなんです!~皮垂~

「お尻のいぼがお産後から出っぱなしなんです!」
と言って受診してくださる女性の方、本当に多いです。

というわけで、今日はいったい、お尻がどんな事態になってしまったのかを解説したいと思います

実はこれ、ほとんどのケースが、
妊娠出産などで大きく腫れた痔核(いぼ痔)の名残であること多いです

実際に、痔核としてまだ残っている方も多いですが、
多くは、痔核の中身はしぼんでしまって、もうないのだけど、大きく腫れた時に伸びてしまった皮膚だけが、縮みきれずに「皮膚のたるみ」として残ってしまっている状態です

おすもうさんが引退してダイエットして脂肪や筋肉落ちても皮膚だけベローーンと残ってしまっているの、みたことありますよね?
あんなイメージです
伝わりましたかね

で、これを専門用語では「皮垂(ひすい)」と言います
これ、もっといい用語なかったんですかねー、といつも思います。
「皮膚が垂れる」って命名?、失礼じゃないですかね
なんか、ほかにもっとおしゃれな名前、なかったんですかね。
「私は、過去にひどいいぼ痔になったんだけど、乗り越えて今は人生幸せに暮らしてます」的な、人に堂々と自慢できるような病名とか・・・

ちなみに、他にも、切れ痔を繰り返したあとにできるタコのようなでっぱり(見張りイボ)を「皮垂」と言ったりすることもありますが。ややこしくなるので、また別の機会にご説明しようと思います。

閑話休題
(この言葉、昔、よく、原田宗典読んでたもので、つい使いたくなってしまいます

で、この「皮垂」は基本的にはそのまま放っておいてもらってOKです
ただし、気になって気になってしょうがない方や、皮垂が大きすぎて、お尻を拭くときにペラペラ動いて拭きづらくつい拭きすぎてお尻がかぶれてしまうという方は、手術で切除することもできなくはないです。
美容的なニュアンスになりますが

(注意点として、切り取ったといても「赤ちゃんみたいおしり」になるのは難しいことも多いです。切り取ってもまた皮垂ができることもあります。)

というわけで、今回は皮垂についてでした

※ご自身が気にされている「いぼ」や「でっぱり」が皮垂とは限りません。実際、癌やほかの性感染症の病気のこともあります。
何か、気になる症状があれば、一度、受診していただくことをおすすめします


ではーーーー






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