先日お伝えした調査でも利用率が依然高かった中国最大手のSNS『人人網(Renren)』ですが、2013年3月末時点で同登録ユーザー数は2.8億人だったそうです。
地域別の登録ユーザー比率も出ていますが、一番比率が高かったのは上海、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省、山東省が含まれる華東地域で31%、その後は福建省や広東省などが含まれる華南地域で17%、北京、天津などが含まれる華北地域が15%、以下華中地域12%、東北地域12%、西南地域9%、西北地域7%と続いています。
続いては月間アクティブユーザー数とユーザー属性です。
月間アクティブユーザー数はPCが1.1億人でモバイルが0.26億人という結果でした。合計すると1.36億人となるので、総登録ユーザーに対してのアクティブ率という意味では48.6%ほどになるでしょうか。
また、新浪微博はアクティブユーザーのうち75%がモバイルからのアクセスとのことでしたので、統計方法に違いはあるのでしょうが、それでも人人網のモバイルユーザー率は現在のモバイルインターネットユーザーの比率を考慮しても低めな気がします。
男女比率にそれほどの特徴は見られませんが、年代別では90后(1990年以降生まれ)のユーザーが45%を占めており、80后(1980年代生まれ)の35%と合わせると実に80%となり、やはり微博などと比較しても利用ユーザーの年齢層は低めな傾向があるようです。
続いてはモバイル端末向けクライアントのOS別利用シェアです。
こちらは全てのモバイルユーザーを対象にしているのではなく、モバイルクライアントを提供しているOS別のシェアのようですが、Androidが55.6%でシェアトップ、続いてiOSが29.4%、Symbianが16.1%、Windowsが1.2%という形になっています。
傾向的には現在の中国スマートフォンOS別出荷台数シェアに近いですが、若干Androidが低めでSymbianが尚多いというのが今回の特徴かも知れません。
ただ、WAP接続と呼ばれる主に2G回線など低速回線用のページなども人人網は提供していますから、それらを含めた全体でのモバイル端末利用状況なども今後知りたいところです。
次は人人網で公式アカウントを展開している企業の情報です。
P&Gやコカコーラ、サムスンなどのグローバル企業や中国電信、歩歩高など国内大手企業もページ開設していますが、現在人人網には15万社が企業公式アカウントを開設しており、ユーザーは1日平均3社ほどの企業アカウントページを閲覧しているそうです。
続いては1日平均の投稿数などのデータです。
状態、いわゆる普通の投稿は1日平均でPCから1,580万件、モバイルからは1,320万件あるようで、相册、いわゆる画像投稿はPCから1,230万件、モバイルからが520万件、日記がPCから78万件、モバイルからが47万件投稿されるたりコメントを送られたりするようです。
この投稿数比率を見ていると、それぞれの件数はPCのほうが多いことは多いですが、先のPCとモバイルのアクティブユーザー比率のデータほど開きがあるようには見えませんね。。。
最後は位置情報付きの投稿に関するデータです。
位置情報を含んだオリジナルの投稿は1日平均170万件あるそうで、累積数は7億件になるそうです。
さてさて、そんな人人網ですが先日微信(WeChat)対抗とも言えるチャットツールの『同学説』の提供を開始しました。
こちらは『同学説』という名称のとおり、自身と同じ大学の生徒や卒業生との交流が主目的とされているらしく、人人網のアカウントを利用してログイン可能なのですが、ログイン直後に大学を登録しなくては先に進めません。また、現在は中国以外の海外の大学というのは対象としていないようです。
さて、最近はどうしても微信(WeChat)や微博(ウェイボ)関連の情報が多くなってしまいますが、今回の『同学説』を含め人人網などSNS陣営の情報も定期的にお伝えしていくようにします(^^
情報元 => 新浪微博『北大新媒体』の投稿、 CNII
地域別の登録ユーザー比率も出ていますが、一番比率が高かったのは上海、江蘇省、浙江省、安徽省、江西省、山東省が含まれる華東地域で31%、その後は福建省や広東省などが含まれる華南地域で17%、北京、天津などが含まれる華北地域が15%、以下華中地域12%、東北地域12%、西南地域9%、西北地域7%と続いています。
続いては月間アクティブユーザー数とユーザー属性です。
月間アクティブユーザー数はPCが1.1億人でモバイルが0.26億人という結果でした。合計すると1.36億人となるので、総登録ユーザーに対してのアクティブ率という意味では48.6%ほどになるでしょうか。
また、新浪微博はアクティブユーザーのうち75%がモバイルからのアクセスとのことでしたので、統計方法に違いはあるのでしょうが、それでも人人網のモバイルユーザー率は現在のモバイルインターネットユーザーの比率を考慮しても低めな気がします。
男女比率にそれほどの特徴は見られませんが、年代別では90后(1990年以降生まれ)のユーザーが45%を占めており、80后(1980年代生まれ)の35%と合わせると実に80%となり、やはり微博などと比較しても利用ユーザーの年齢層は低めな傾向があるようです。
続いてはモバイル端末向けクライアントのOS別利用シェアです。
こちらは全てのモバイルユーザーを対象にしているのではなく、モバイルクライアントを提供しているOS別のシェアのようですが、Androidが55.6%でシェアトップ、続いてiOSが29.4%、Symbianが16.1%、Windowsが1.2%という形になっています。
傾向的には現在の中国スマートフォンOS別出荷台数シェアに近いですが、若干Androidが低めでSymbianが尚多いというのが今回の特徴かも知れません。
ただ、WAP接続と呼ばれる主に2G回線など低速回線用のページなども人人網は提供していますから、それらを含めた全体でのモバイル端末利用状況なども今後知りたいところです。
次は人人網で公式アカウントを展開している企業の情報です。
P&Gやコカコーラ、サムスンなどのグローバル企業や中国電信、歩歩高など国内大手企業もページ開設していますが、現在人人網には15万社が企業公式アカウントを開設しており、ユーザーは1日平均3社ほどの企業アカウントページを閲覧しているそうです。
続いては1日平均の投稿数などのデータです。
状態、いわゆる普通の投稿は1日平均でPCから1,580万件、モバイルからは1,320万件あるようで、相册、いわゆる画像投稿はPCから1,230万件、モバイルからが520万件、日記がPCから78万件、モバイルからが47万件投稿されるたりコメントを送られたりするようです。
この投稿数比率を見ていると、それぞれの件数はPCのほうが多いことは多いですが、先のPCとモバイルのアクティブユーザー比率のデータほど開きがあるようには見えませんね。。。
最後は位置情報付きの投稿に関するデータです。
位置情報を含んだオリジナルの投稿は1日平均170万件あるそうで、累積数は7億件になるそうです。
さてさて、そんな人人網ですが先日微信(WeChat)対抗とも言えるチャットツールの『同学説』の提供を開始しました。
こちらは『同学説』という名称のとおり、自身と同じ大学の生徒や卒業生との交流が主目的とされているらしく、人人網のアカウントを利用してログイン可能なのですが、ログイン直後に大学を登録しなくては先に進めません。また、現在は中国以外の海外の大学というのは対象としていないようです。
さて、最近はどうしても微信(WeChat)や微博(ウェイボ)関連の情報が多くなってしまいますが、今回の『同学説』を含め人人網などSNS陣営の情報も定期的にお伝えしていくようにします(^^
情報元 => 新浪微博『北大新媒体』の投稿、 CNII