オス!Mimiです!
昨日サウスダコタからコロラドに戻ってまいりました!
空港でバスを待つ間、思わずジャケットを脱いで半そでになるほどの
陽気だったのに、今日は打って変わってグレーの空模様。
大粒の雪も舞い降りてきました。
10月半ばに大雪がふった去年と違って、今年はゆっくりとした冬の幕開けです。
さて、今年一年の稽古が試される大きなイベント、Nationals。
32回目の今年はサウスダコタはSioux Fallsで行われました。
戦果はどうだったかというと、我がマウンテンステイツから参加した
女子全員が入賞するという大快挙!
しかもその女子の大多数が40歳超えという熟女そろい。
まさにウーマンパワー炸裂!!
ウーマンパワーの頂点に立ったのは我が道場のPICO先輩。
形優勝、組手第三位という大大大快挙!!! おめでとうございまあす!!!
日本の支部旗とはだいぶ違いますね・・・
Mimiはどうだったかというと、
個人形では二回戦の選定形ラウンドで敗退したものの
団体形で3位入賞。
即席チームだった上に、行う形を大会前日になってから決めたため、
予選通過するなどチームの誰もが予想していませんでした。
練習を除きに来たK監督も、「・・・まぁ滅多にない機会だから、楽しむつもりで」と、
まったく期待しているそぶりがひとつもありませんでした。
それが結果的には良かったのでしょう、プレッシャーもなければ気負いもなく
チームメイト一人一人がリラックスして予選に望むことができました。
予選が終わり、
「Our finalists for tomorrow... Mountain States!」と発表されたとき
お互いの顔を見合わせてびっくりしてしまいました。
一緒に練習する機会はほとんどなかったものの、チームメイトの
銃ぬ美エー部嬢とロシアの山猫有菜嬢とMimiは、身長も大体同じくらい、
空手の経験も同じくらい。全員二段です。
細かく技やタイミングを合わせるというより、
「エネルギーのレベル」と「気持ち」をシンクロさせることに集中して
試合に臨んだのでした。
一応日米両方の国旗が掲げてあります。
日の丸背負ってる気持ちになっちゃって、国歌斉唱のとき
うるうるしちゃった。 オリンピック選手の気分ってこんな感じ??
Mimiは一応形チームの主将でした。
なので、チームをまとめることが仕事のひとつでもあるのですが、
それぞれに個性や主張のある仲間を制御しなければいけないときもあり、
それが結構大変・・・・。
数少なかったトレーニングの間に、
「しゃべってないで!黙って練習!もう一回!」と
声をはり上げれば済むときもあれば、
ひたすら相手に合わせなければいけないときもありました。
なるべくなら細かいことを話しながらやるのではなく、
相手を観察しつつ、自然にシンクロするよう練習するほうが好みですが、
「自分に合わせて!」と主張する人もいるのが現実。
こういう経験をして始めて、アメリカ人の空手家たちが、昇段を日本人よりも
急ぐ気持ちが少しわかりました。
日本で団体形をやっている人たちは、話し合いをしながらも、なんだかんだ言って
「一番上手な人」とか、「一番きれいに見えるやり方」に合わせるようにしてると思います。
こちらでは、それが声を出したモノ勝ちになってしまい、結果としてまとまらないことが
あるのです。
段位が上だったら「先輩の言うことは聞く」というルールがきちんとあるので
チームをまとめやすくなるのでしょう。
明るい試合会場。これは鳳女史の団体形です。
彼女たちも見事3位に輝きました。
個人形に関しては、目標としていた「一回戦突破」を果たすことができました。
二回戦であたったのは、昨年も今年も準優勝の大学生。
アメリカ生まれのフィリピン人女性です。
この人に負けたら本望だな、と思えるくらい強く美しい形を打つ人。
日本人が形でアメリカ人に負けて、悔しくないわけがない。
でも空手に国境はないんです。
来年の目標を「二回戦まで突破」に
引き上げ、新たな気持ちで帰って来ました。
今年の全国大会のテーマは「初心に返る」。
Y口先生の言うことを聞いて稽古していたら、一回戦突破ができました。
団体形では、予想もしてなかったメダルももらうことができました。
また初心に返って、先生の指導に従ってもう一年稽古したら、
来年は二回戦突破できるかもしれません。
これからも稽古を続けていこう。先生の言うことをちゃんと聞いて、自分の
動きに取り入れていこう。
新たな目標を誓いながらも、大いに楽しかったNationalsでした。
「Happy Nationals!」
去年顔を覚えた人たちにそういうと、彼らも大きく微笑んで
「Happy Nationals to you too!」と。
試合なんだけど、まるで大きなファミリーリユニオンのような、楽しい
二日間でした。
昨日サウスダコタからコロラドに戻ってまいりました!
空港でバスを待つ間、思わずジャケットを脱いで半そでになるほどの
陽気だったのに、今日は打って変わってグレーの空模様。
大粒の雪も舞い降りてきました。
10月半ばに大雪がふった去年と違って、今年はゆっくりとした冬の幕開けです。
さて、今年一年の稽古が試される大きなイベント、Nationals。
32回目の今年はサウスダコタはSioux Fallsで行われました。
戦果はどうだったかというと、我がマウンテンステイツから参加した
女子全員が入賞するという大快挙!
しかもその女子の大多数が40歳超えという熟女そろい。
まさにウーマンパワー炸裂!!
ウーマンパワーの頂点に立ったのは我が道場のPICO先輩。
形優勝、組手第三位という大大大快挙!!! おめでとうございまあす!!!
日本の支部旗とはだいぶ違いますね・・・
Mimiはどうだったかというと、
個人形では二回戦の選定形ラウンドで敗退したものの
団体形で3位入賞。
即席チームだった上に、行う形を大会前日になってから決めたため、
予選通過するなどチームの誰もが予想していませんでした。
練習を除きに来たK監督も、「・・・まぁ滅多にない機会だから、楽しむつもりで」と、
まったく期待しているそぶりがひとつもありませんでした。
それが結果的には良かったのでしょう、プレッシャーもなければ気負いもなく
チームメイト一人一人がリラックスして予選に望むことができました。
予選が終わり、
「Our finalists for tomorrow... Mountain States!」と発表されたとき
お互いの顔を見合わせてびっくりしてしまいました。
一緒に練習する機会はほとんどなかったものの、チームメイトの
銃ぬ美エー部嬢とロシアの山猫有菜嬢とMimiは、身長も大体同じくらい、
空手の経験も同じくらい。全員二段です。
細かく技やタイミングを合わせるというより、
「エネルギーのレベル」と「気持ち」をシンクロさせることに集中して
試合に臨んだのでした。
一応日米両方の国旗が掲げてあります。
日の丸背負ってる気持ちになっちゃって、国歌斉唱のとき
うるうるしちゃった。 オリンピック選手の気分ってこんな感じ??
Mimiは一応形チームの主将でした。
なので、チームをまとめることが仕事のひとつでもあるのですが、
それぞれに個性や主張のある仲間を制御しなければいけないときもあり、
それが結構大変・・・・。
数少なかったトレーニングの間に、
「しゃべってないで!黙って練習!もう一回!」と
声をはり上げれば済むときもあれば、
ひたすら相手に合わせなければいけないときもありました。
なるべくなら細かいことを話しながらやるのではなく、
相手を観察しつつ、自然にシンクロするよう練習するほうが好みですが、
「自分に合わせて!」と主張する人もいるのが現実。
こういう経験をして始めて、アメリカ人の空手家たちが、昇段を日本人よりも
急ぐ気持ちが少しわかりました。
日本で団体形をやっている人たちは、話し合いをしながらも、なんだかんだ言って
「一番上手な人」とか、「一番きれいに見えるやり方」に合わせるようにしてると思います。
こちらでは、それが声を出したモノ勝ちになってしまい、結果としてまとまらないことが
あるのです。
段位が上だったら「先輩の言うことは聞く」というルールがきちんとあるので
チームをまとめやすくなるのでしょう。
明るい試合会場。これは鳳女史の団体形です。
彼女たちも見事3位に輝きました。
個人形に関しては、目標としていた「一回戦突破」を果たすことができました。
二回戦であたったのは、昨年も今年も準優勝の大学生。
アメリカ生まれのフィリピン人女性です。
この人に負けたら本望だな、と思えるくらい強く美しい形を打つ人。
日本人が形でアメリカ人に負けて、悔しくないわけがない。
でも空手に国境はないんです。
来年の目標を「二回戦まで突破」に
引き上げ、新たな気持ちで帰って来ました。
今年の全国大会のテーマは「初心に返る」。
Y口先生の言うことを聞いて稽古していたら、一回戦突破ができました。
団体形では、予想もしてなかったメダルももらうことができました。
また初心に返って、先生の指導に従ってもう一年稽古したら、
来年は二回戦突破できるかもしれません。
これからも稽古を続けていこう。先生の言うことをちゃんと聞いて、自分の
動きに取り入れていこう。
新たな目標を誓いながらも、大いに楽しかったNationalsでした。
「Happy Nationals!」
去年顔を覚えた人たちにそういうと、彼らも大きく微笑んで
「Happy Nationals to you too!」と。
試合なんだけど、まるで大きなファミリーリユニオンのような、楽しい
二日間でした。