いろ語り

Кの極々個人的なブログ “いろ語り” 色に関するあれこれ(不定期更新)です。

空の青

青空と雲
前回から、かなり間が空いてしまいました。
申し訳御座いません。


冬の晴れた空は、とても清々しく感じますね。
どんよりとした曇りの日が続いた後の快晴なら、殊更です。


曇り空は、グレーを連想しますね。
グレーの色が示すように、段々と気分が塞いで、気力が衰えていくようにも感じます。


良く晴れた空からは、太陽光もたっぷりと降り注ぎます。

太陽光からはレインボーカラーのパワーを得られます。
また、人間が生きていく上で必要な、生体エネルギーを整える役目もあります。

朝一番で太陽の光を浴びることは、眠っていた体を目覚めさせ、生活のリズムを整える為にも大切なことです。


また冬の空の青色は、どちらかといえば水色に近いですね。

明るい水色は、平和や保護などを意味するので、心が穏やかになり、初心にかえるように心のもやもやも解放してくれるので、気持ちの切り替えや、リフレッシュ、リラックスにもなります。

仕事の合間や休憩時間などに、空を見上げでみてはいかがでしょうか。


冷え対策に効く色とは

今年もまた、寒い季節の到来です。指先や足などが冷えて、よく眠れないという方も多くいらっしゃるのではないでしょうか
冷えの対策には、暖色系の暗めの色を使うのが効果が高いようです。

室内での羽織もので、のカーディガンを着ていらっしゃる女性を良く見かけますが、冷えの対策としては【こげ茶】をオススメします。


こげ茶オレンジという暖かさを感じる色と、蓄熱するが混ざった色です。

は、青系の寒色なので、体温を下げてしまう色。
は、長く身に付けると、人の活力を奪ってしまい、無表情や無気力にさえなってしまう色。 

体を温める為の着衣で、体温を下げたり、気付かないうちに元気を奪われてしまうのは…体調管理をする上では少し残念ですよね。

こげ茶は、ひざ掛けやソックスなど、冷えやすい下半身を覆うのにも有効です。

羽織ものなどの【アウター】についてお話してきましたが、 次は【インナー】に関して。


 
暖色系と聞いて、先ず浮かぶのはオレンジだと思います。

サーモグラフィーの映像をテレビなどで見ることもあるかと思いますが
一番熱い色として表示されるのが赤であるように、血行を良くし、体感温度を上げる、視覚からもエネルギー補給しやすいのがです。 

お腹周りや腰が冷えるなら、オレンジを。
第二チャクラの色でもあるオレンジをお腹周り…腹巻きや下着に使うと、温まる上に体調も良くなるようです。


女性には【マゼンタ】もオススメです。

冷えは女性機能の低下にも繋がりますね。
血行を良くして元気になれると、体の機能回復を手助けする紫とがミックスされているのが赤紫すなわちマゼンタなのです。

濃いめのピンクなので、アウターに用いるのがちょっと…と思われる方も、インナーになら抵抗なく使えるのでは?

ショーツやレギンス、ソックスなど。 

色の波動・エネルギーは、視覚からだけでなく、身に付けることでもキャッチ出来ます。

視覚から受けた色の刺激は、脳にも働きかけるので、小物にも用いるのもいいですね。


チャクラ:七色のエネルギー

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先月までの七回にわたり、チャクラの意味を説明してきました。

チャクラは【光の輪】を意味し、ひとつひとつが歯車のような関係です。それぞれの歯がかみ合って上手く回っている時、バランスが取れて快調・健康な状態だと言えます。どれかひとつの歯車が不調をきたすと、全てが止まってしまいます。
チャクラも、それぞれが司る色のパワーがどれかが大きくなり過ぎても、極端に小さ過ぎても、人はバランスを崩してしまいます。
色・チャクラのパワーが均等である状態、調和が取れているバランスの良い状態となって、人は心も体も健康でいられるのです。

これは【ホリスティック/全体性】という考え方です。一カ所だけを治すのではなく、全てがバランス良く正常に動いてこそ、健康でいられるという考え方です。
全体のバランスを整える、この考え方は予防の医学であるオステオパシーにも通じるものがあります。


チャクラは人生における個人の成長段階にも当てはまります。

レッド…人は生まれて先ず地に足をつけ、自らの力で立ち上がる

オレンジ…立ち上がれるようになると、自らの足で歩き人と関わり友達を作る

イエロー…人と交流するようになると、自分と他者との違いを自覚し自分の意志(自我)を持つ

グリーン…自我を形成したら、我を通すだけでなく愛や思いやりの気持ちが生まれる

ブルー…愛や思いやりを持つと、自分をきちんと伝える為にコミュニケーションをとるようになる

インディゴ…人との関わりの中で、自分は何の為に生まれてきたかを考え、未来のビジョンを思い描く

パープル…自分の存在意義が分かって初めて人は夢を見て、それを実現する

ここまでが人の成長の過程です。ここまで達成できて初めて、人は社会に貢献し、自らの次の ステップへと成長するのです。

この七色、全ての光のパワーを持つ太陽光が人間にとって欠かせないものであるように、全ての色をバランス良く持つことが心身の健康へとつながるのです。

【第七チャクラ:ヴァイオレット】

ラベンダー第七チャクラはクラウンチャクラ(頭頂のチャクラ)と言われています。頭頂部に位置し、脳・目・鼻・耳を司ります。対応する色は【ヴァイオレット】で、【夜の空】や【宇宙】を連想させ、天と繋がっていくエネルギーやスピリチュアリティ(霊性)を表します。

ヴァイオレットは昔から高い精神性を表し、高貴で希少な色でした。
自然にあるものから抽出するのが非常に困難で、ローマ帝国時代には、わずか1グラムの「紫」の色素を得る為に2000個もの貝が必要だったと云われており、この事例からも希少なことが分かると思います。

また、ヴァイオレットはヒーリングや奉仕の色であり、想像力や直感力に優れた感性を引き出し活かす色でもあります。
芸術家・アーティスト・セラピスト・ヒーラーなどの能力・感性をサポートします。


ヴァイオレットのパワーをバランス良く持っている人は、夢や理想があり、個性的です。芸術的でアーティスティックな感性を持っています。直感力に長け、自分の使命や役割も良く理解しています。人を癒したり導いたりする力を持ち、洞察力があり、想像力に優れています。

ヴァイオレットのパワーが強すぎると、プライドが高く我が儘で、自分が特別だと思ってしまいます。高圧的になり人を威圧したり、支配的になったりして、人に頭を下げられない人間になります。考え過ぎて心配して行動が伴わなくなったり、空想ばかりで実行力がなくなり、現実逃避気味になったり、深く考え過ぎて落ち込んだり悲観的になったりします。社会性に欠け、人間関係を作ることを困難に感じたりもします。

逆にヴァイオレットのパワーが不足していると、睡眠不足や目の疲労を感じやすくなります。夢や理想が無く、自信が持てなくなる、個性を「人と違った良くないこと」と捉えてしまったりもします。頭を使うことを恐れて、甘え癖がとれずに子供っぽい面が出てしまうなど、自分を活かせず、価値がないものと思いこんだりしてしまいます。

ヴァイオレットは精神的なリラクゼーションをもたらす色です。瞑想などを行う時や、眠れない時にも効果があります。
精神的な問題を抱えている場合には、深く考え込んでしまう為おすすめ出来ません。
心を落ち着ける色なので、物思いにふけってしまい、体を動かし活動する場所(キッチンやプレイルームなど)には不向きです。
ベッドルームや瞑想を目的とした部屋、神聖な場所には適しています。

目の疲れや睡眠不足、孤独からくる疲れなどを感じた時には、ヴァイオレットのパワーを補給してみて下さい。食べ物ならブルーベリー・ぶどう・プルーン・レーズン・なす・紫芋など。植物ならラベンダー・アイリス・りんどうなど。天然石ならアメジスト・フローライト・チャロアイトなどが、力を与えてくれます

【第六チャクラ:インディゴ】

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第六チャクラはサードアイチャクラ(第三の目のチャクラ)と言われ、額の部分、頭の真ん中に位置し、
対応する色は【インディゴ/藍色】で、【深い海】や【深い空】の色です。(筆者は【夜空の色】をイメージしています)
インディゴは大脳の中の松果体という部分を司り、見えないものを見る「第三の目」「心眼」とも言われ、直感や予知・予測、超感覚に関連しています。

インディゴは第六感や、感性の鋭いひらめきの色であり、先を見通す力や直感力、決断を下す能力を養う手助けをしてくれます。そして、自分はなぜここにいるのか、何の為に生まれて来たのか、何がしたいのか等々の「存在意義」、外界とのつながり、外の世界と関係することという意味もあります。

また、インディゴは【青】を深くした色なので強力な鎮静作用があります。カラーシステムによっては、インディゴは【ロイヤルブルー】と呼び名が変わります。


インディゴのパワーをバランス良く持っている人は、直感力に長けており、洞察力があるので自分の勘を信じ物事の本質を見抜く力、人の長所を瞬時に見抜く力を持っています。また、自分の使命や役割も良く理解しています。

インディゴのパワーが強すぎると、深く考え過ぎて落ち込んだり悲観的になったりします。孤独を感じて殻に閉じこもり、自閉的になったり、考え過ぎるあまり行動出来なくなり、ひいては引き篭もりになってしまうこともあります。そして、逆にインディゴのパワーが不足していると、目に見えるものしか信じようとせず、自分の使命や役割を考えることを放棄してしまいます。


インディゴは自分自身を深く内省したり、深い潜在意識・深い悲しみ・深く考えるなど、自己の内側へと深く深く入り込んで行く色です。
第六チャクラのバランスが崩れると、あまりにも没頭し過ぎて他者との繋がりを絶ち、浮き世離れしてしまうこともあるので注意が必要です。

洞察力や直感力を高めたい時、深くリラックスしたい時などはインディゴのパワーを取り入れてみましょう。食べ物ならブルーベリー・ぶどう・レーズンなど。天然石ならラピスラズリ・ソーダライト・アイオライト・タンザナイトなど。

良く晴れた日の夜空を見上げることでも、インディゴのエネルギーをもらうことが出来るでしょう。
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