2006年09月29日
ダリ回顧展
遅くなりましたが、やっと『ダリ回顧展』を載せます…(笑)ダリ生誕100年記念で上野の森美術館で来年の1月4日まで行われてます。
スペイン・ガラ=サルバドール・ダリ財団と、アメリカ・サルバドール・ダリ美術館からそれぞれ、日本初公開の作品を含む主要な油彩画約60点を中心に、貴重な初期のドローイングや写真なども展示し、1989年に84歳で生涯を閉じるまでの巨匠ダリの足跡をたどる大回顧展です。
20世紀美術界、最大の奇才として知られるサルバドール・ダリ(1904−1989)は、独自の表現方法を用いて、さまざまな幻想的で非現実的、はたまた精神錯乱的な世界を描き、シュールリアリストのなかでも特異な位置でありつづけました。奇抜な振る舞いや独特の物言い、生涯創作の女神(ミューズ)であった妻ガラとの関係も広く知られています。(HPより)
雨にもかかわらず多くの方が見に来ていました。絵の前には人が並び5センチくらいずつしか進みません。筆使いが繊細で驚きました。なぜ宗教画家と呼ばれたのかもわかった気がします。絵の一枚一枚にメッセージが隠されています。一筆一筆どう描かれているのか見えると言うのはメチャクチャ楽しいです。
ポストカードを買ってきましたのでそこからご紹介です。絵が全部載らず画面が切れていますのでご了承ください。ちょっと手抜きをしちゃいました。雰囲気がわかって頂けたら嬉しいかな。(数日の間にきちんと端から端まで切れる事無くアップしますね)
各絵の解説は載せません。
ごめんなさ〜い。
載せていたら何日もかかってしまいそうです(笑)
写真をクリックで画像は大きくなります。
ポインターを乗せると絵の題名も出ると思います。
「サルバドール・ダリの生まれる約9ヶ月前に兄サルバドール・ダリが幼くして死亡しています。サルバドール・ダリが生まれると両親は死んだ兄と同じ名前を付けて溺愛しました。ダリは幼い時期を地中海に面したカダケスやフィゲーラス周辺で過ごし、その風景はダリの潜在意識の背景となりました。また、腐敗した鯨の屍骸を見たり、魔女の末裔と呼ばれていたリディアとの魔術的な夏をとおしてダリの絵の基本的な題材となる経験をしています。
ダリはマドリードのサン・フェルナンド美術アカデミーへ入学しました。
ダリはアカデミックさを期待していましたが、教授達は期待はずれで失望しました。しかし、研究熱心なダリは授業をざぼってプラド美術館で独自の研究をしました。
これがダリの技術向上に大いに役立つことになりました。学生時代に読んだフロイトの夢判断に大きく影響されました。
美術アカデミー退学後、ダリは故郷でひとり孤立して約3年間絵を描き続けました。
この二枚のような絵も描いています。「パン」は「時計」「たまご」「あり」「松葉杖」などと同じようにダリのモチーフの一つです。
ガラとの出会い
ダリの人生で最も重要な出来事は、1929年夏のガラとの出会いでした。ガラはこの時詩人ポール・エリュアールの妻でしたがダリのパリでの個展の直前にダリと駆け落ちをし、以後生涯を通じてダリの神聖な聖母であり、保護者・支配者・マネージャーであり続けることになりました
ガラとともに世界へ漕ぎ出したダリは、時間・宗教・量子力学・遺伝子学などをモチーフにした作品を次々に制作していきました。ガラが1982年に亡くなると拠りどころを無くしてしまい、翌年の「燕の尾」が生涯最後の作品になりました。7年後の1989年1月、愛したガラの後を追うようにダリは亡くなりました。」ここまではネットよりお勉強

ダリ回顧展に展示された絵と解説が収められている画集を買ってきました。一枚一枚の絵の解説を読むとなるほど…と納得です。絵にはぜんぜん詳しくありませんが、絵を描く人がどんな人で、なぜこのような絵を描いたかを知るのはとっても楽しいです。ダリのようによくわからない絵でも考えていた事が少し理解できると毛嫌いもなくなって愛着さえ感じてきます。絵って不思議ですね。
この記事へのコメント
ダリさんの絵の中で私の家に飾るとしたら、どれが良いかと眺めていました。
やっぱり「ミレーの晩鐘の考古学的記憶の増大」がいいかな・・
このくらいでご勘弁を(笑)
でも、見ていて面白かったです。
鑑賞されるのが画家さんの本意なんでしょうね〜
なんてね。
絵を紹介してくれたnanakoさんにも感謝です。
こんばんは〜。
著作権とかいろいろ問題があるのかどうかわかりませんが、
みんなに知って頂くには絵を載せない事には紹介できないので
あえて載せました。
画集とポストカードを買ったと言う事で許して頂きたいです(笑)
「ミレーの晩鐘の考古学的記憶の増大」は代表作だからお薦めですよ。
右側の女性の方が大きくて、
オスを食べてしまうカマキリのイメージだそうです。
『ダリは彼自身女性が支配的なパートナーであるだけでなく男性に性的脅威を与えていると感じてカマキリにしたようです。ダリがミレーの絵は性的抑圧、男性の怯え、性的不能を表していると主張した事の現われだそうです。ダリはこの中で女性の官能性に秘められた危険性のメッセージを展開している…』こう本に書かれてます。
こんばんは〜。
独特ですよね〜数枚しか絵を知らないで見に行ったので驚きました。
あの髭スタイルや、映画を作ったりしたのは知っていましたが、
絵の解説を聞いて「フロイドの影響か…」て思いました。
そうそう、ガラも絵のモチーフですよね。
愛されて幸せなガラでした。
ガラのどこが良かったのかな〜ってその方に興味が行きました(笑)
ダリの事勉強になりました

「ダリの回顧展」行ってみたくなりました!!
私の一応扱っている分野(絵画)なので
とても、参考になりました。
絵の鑑賞ってコミュニケーションだと思います。
しかも、名画だと時代を超えて分かり合える。
まだまだ、感受性が未熟な僕ですが
絵の鑑賞は非言語の表現を読み取る力を
養えると思います。それは、日常生活でも多くの
場面で必要な能力。いわゆる直感に当たる所だと思う。
そんな事を書いたフリーペーパーを近々発行します。
『ダリ回顧展』、盛況なんですね。雨の美術展も、いい雰囲気です。歩く人は大変ですけど(笑)
ポストカードの画像をとるのは大変でしょう。しかし、そのお陰で、こうして楽しむことができます。有難うございます。
来年1月4日までやっているのですね。紅葉が終わって、雪が降る前の信州って退屈なので、東京にでも行こうかと思います。その時、行って観たいです。
nanakoさんの丁寧な記事を読んだだけで、私も美術展に行った気になれました(笑)
いつもながら素晴らしいブログで勉強になります。
よいしょ〜!!ほんとに。
こんばんは〜。
絵の専門家のイイガロさんにコメントを頂くのはちょっと恥ずかしいです。
偉そうに…って笑っていらっしゃるんでしょうか?(笑)
まあ、大目に見てくださいね。
フリーペーパーですか?楽しみ!!
いろんな事を教えて頂けたら嬉しいな〜。
どうやったら手に入るか…発行の折にはご連絡ください。
美術展など、専門家の目から見てお勧めなどあったら教えてくださいね。
こんな感じでnanakoは何処へでも行ってしまいます(笑)
こんばんは〜。
ダリは始まって間もないから盛況かもしれませんね。
ダリを嫌いな人もいるし…難しいところです。
ベルギー王立美術館展より面白く感じましたが…。
見てみないとわからないから、まあ1度じっくり見るのも良いかもしれません。
sanpoさんも是非どうぞ〜♪
10月からはまた新しい展示もいろいろあって上野の森は賑やかそうですよ。
見に行くものが決まったらお知らせくださいね〜。
スキャナーを接続し直してないのでちょっと不便をしてます。
端から端まで見せてあげなきゃ嘘なので…載せ直して置きます(笑)
こんばんは〜。
この頃、文章がだんだん長くなる傾向にあり困ってます。
写真もたくさん載せたいし…。
でも、目指してるのは簡単な一言で心が伝えられる詩です、文章です。
一番苦手な分野なので、避けてきましたが、やっぱり心惹かれます。
言葉の簡略化に努めたいのに、意に反して、
クドクド説明文の多いブログになってます(笑)
一体どうすればいいんでしょう〜どうにかしたいです〜〜〜(涙)
こんばんは〜。
またまたヨイショですか〜もう(笑)
それは置いといて…ダリは良かったです。
あのポスターのような絵は、ほんとに絵なのかと思いましたが、
ちょんと細かく一筆一筆描いてました。
訳のわからない絵より「パン籠」のような絵がとっても綺麗だって思うのに、
人の好みってわかりませんよね〜、
訳のわからない絵の方が評価されてるんだから。
10月3日からの東京国立博物館「仏像」、
10月7日からの国立科学博物館「ミイラと古代エジプト展」、
10月19日東京都美術館「大エルミタージュ美術館展」なんかも
面白そうなので、良いかもしれませんよ〜。