四性計(ししょうけい)
釈尊以前のインド哲学 四大学派を図示したもの
日蓮聖人御遺文講義 137ページ左端より
(本文)
外道(げどう)に三人あり。
一には仏法外(ぶつぽうがい)の外道〈九十五種の外道〉
・二には学仏法成(がくぶつぼうじよう)の外道〈小乗〉
・三には附仏法(ふぶつぽう)の外道〈妙法を知らざる大乗の外道なり〉。
(現代語)
外道に三種がある。
第一は仏法外の外道(仏教以外の教え)で九十五種ある。
第二は学仏法成の外道(仏教ではあるが小乗の教えにとどまっている)で小乗仏教がこれである。
第三は附仏法の外道(大乗仏教ではあるが方便権教(ごんきよう)にとどまっている)で妙法を知らない権大乗の外道である。