2017年01月21日

女流名人戦第一局解説会

1月15日に開催された女流名人戦第一局が箱根小涌谷の岡田美術館で開催されるということで、優先的に申し込むことができた。解説は森下九段と室谷女流二段、飯野女流1級で、立合いの青野専務理事と清水女流五段が時々解説に加わる。本来は連盟会長のイスが中原→米長→谷川となるよりも中原→青野→森下というようにやっていれば、こんなひどい状態にはならなかったような気がするが時間は戻らない。

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そして、対局場は隣接の小涌園かと思ったが、岡田美術館の中。この、名品ぞろいの美術館を新築し、日本中に秘蔵されているお宝を集めたのが岡田さんという実業家。日本国内ではパチスロ王であり、海外ではカジノ王だ。といってもパチプロとかカジノでは無敵ということではなく、それらを経営して、収益を上げているということ。

ギャンブルの賭金が不浄財とすれば、それが美術品という浄財に変わる。女流名人戦のスポンサーになるということも、同じような仕組みなのだろうか。スポンサーという不浄財を対局料という浄財に変換するということだろうか。よくわからない。

なお、現在、FBIがフィリピンでのカジノ建設で現地の公務員にわいろを渡したのではないかと捜査中らしい。日本の国会ではわいろを渡す間もなく超速でカジノ法が通過した。米国で有罪になって罰金が発生した場合、美術館の所蔵品が減るのだろうか、あるいは女流名人戦スポンサーから降りるのだろうか。


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対局は、急戦好みの両対局者だけに、どんどんと進んでいき、細かな好手の応酬で形勢は揺れている。隙間だらけの先手上田玉に王手がかかり、里見名人の△8五桂打という手で、解説陣一同で、「この後数手で先手玉に必至がかかり里見さんが勝ちます」という的外れの結論が出た後、上田挑戦者からの▲5一角打というあり得ない超好手が炸裂、この一手でほぼ上田挑戦者の勝が決まった。


さて、1月7日出題作の解答。

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こういう軽い展開が好きなわけだ。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判断。
  
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2017年01月20日

Ryu’s Talk いつでも夢を(村上龍講演会)

横浜市青葉区(たまプラーザ)に長く在住されている佐世保生まれの作家、村上龍さんが地元の青葉公会堂で講演会を開いた。

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講演会のタイトルである「いつでも夢を」は、最新刊の『星に願いを、いつでも夢を』というエッセイ集からのものだろう。生きるだけで精一杯の人が、別の人生をイメージできるだろうか。いつでも夢を持っていられるだろうか。という高尚なテーマの本なのだが、対話形式の今回の講演会で話題となったのは、その一冊前の『日本の伝統行事』という本。

さらに、聞き手が持ち出した最初のテーマは、「どうして佐世保から出てきて青葉区に住むことになったのか。千葉でも埼玉でもなくこの町のどこが良くて選んだのでしょう」と誘導尋問から始まるが、龍さんからは驚愕の回答が飛び出した。

家を建てたのは、『限りなく透明に近いブルー』が芥川賞を受賞し巨額の印税が入ってきた勢いで、知人の建築家に頼んだところ、日本のチベット(おおた註:チベットの人ゴメン)と言われるたまプラーザの土地を探してきたので、現地を見ないで買った、ということ。驚愕はさらに続き、巨額の印税は家が建つ頃には派手に使ってしまいゼロに。ローンは月40万円ということになり、講談社から次作の原稿料の前借をして資金繰りということになり、『コインロッカー・ベイビーズ』が大当たりして金策が功を奏したということだそうだ。

結局、その後、ローンを抱えながら書いていたわけで、龍氏によれば「ローンがあるとどうしても街が嫌いになれない」ものだそうで、聞き手の希望していたトークとはかなりずれてしまった。

そして『日本の伝統行事』の方だが、従来、反体制的作家と思われていて、どうして日本の伝統行事というような保守的なものを賛美するようなことになったのかということに対して、聞き手から頼まれてもいないのに話し始めた内容は、なかなか要旨を再現するのは難しいのだが、一部、わたしのコトバで補うと、

昔と現代を比べればもちろん現代の生活の方がいいに決まっているのだが、その間に何か重要なことを忘れてしまっている。古来から続いている人と人との関係とか伝承の中に生きる人間性といったものが、経済的合理性の中で「そろばんに合わない」として消え去りつつある。正月のお飾りや雛祭り、七夕の意味、踊りや祈り、それらを伝承しようという試みだそうだ。

心がなくなり形が立派になる例として、昔は日本が貧しかったせいもあるが、家々の鯉のぼりの大きさとか武者人形の立派さというようなものは、誰も気にしていなかった。問題はおカネではなく、祝いや祈りの行為だった。ところが現代ではその心や祈りの意味がなくなり人々は金持ちをねたみつつある、ということだそうだ。

つまり、龍氏がずっと闘っていた相手は「体制」というよりも「資本主義的合理性」ということになるのだろう。だから資本主義の欠陥と民主主義の欠陥が噴出している現代社会では龍氏のスタイルの方が体制的に見えてきているということなのだろうか。

その他、作家的洞察力の片鱗が惜しみなく発揮される名言も多かったのだが、帰り道で聞いた聴衆の評判は「対談方式ではなく独演を期待していてガッカリ」との声が多かった。が、ノーベル賞の記念スピーチじゃないのだから、作家の思想を断片的に垣間見ることができた、というだけで満足できるのではないだろうか。
  
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2017年01月19日

私の男(2013年 映画)

原作は桜庭一樹の同名小説(直木賞)。2006年から2007年に別冊文芸春秋に発表された。通常の小説は、
時系列の古い方から順に新しい方に時間が流れる。まれに過去のできごとがフラッシュバックすることがあるが、おもだったできごとをそのパート毎にたばねて逆順にすることはほぼない。むしろそういう実験は映画においてみられることが多い。

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ところが本作は、小説の方が逆順で映画の方が正順に時系列が進む。実際に、限りなくインモラルなテーマ(近親相姦、殺人の隠蔽)が段々と重なっていくという恐ろしい作品であり、この徐々に深みにはまっていくという正順法と恐ろしい状況に至った過去を分析していくという逆順法の違いというのかな。映画の方が怖い。

すべてのスタートは1993年の奥尻島を襲った大地震と津波。家族全員が津波に流され孤児になった少女の新しい父親になったのは、実は本当の父親だった。本当の父親でなくても父と娘の肉体関係というのは道徳的にはいけないことになっているのだが、本当の父娘がカメラの前で絡み合っていく(浅野忠良と二階堂ふみ)。

そして、それに関係して第一の殺人事件が起き、第一の殺人事件に関係して第二の殺人事件が起こり、その都度、撮影用の赤インクが大量消費される。

熊切監督は「夏の終わり」でも、本作でも暗い画像が好きなようだが。もっと色彩鮮やかな撮り方でも十分に怖い映画にできたと思う。夜になってから見るのはあまりお勧めできない。怖くて眠れないかもしれない。
  

2017年01月18日

お年玉2等!

最近、徐々に年賀状の枚数が減ってきて、50枚位かな。特に今年は喪中の人が多く(暮れのブログで8人と書いたが、最終的に10人とさらに増加した)、もっと少なかったのではないだろうか。

で、この2年は(1年は喪中だったのだが)切手シートも当たらないという残念なことになっていたが、今年は大当たりになった。

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2等当選。

全国のふるさとグッズの中から一品をいただけることになった

下4桁が一致する率は1万分の1だから、50枚年賀状があるのだから、200年に一回という確立になる。

ところがそんなに気絶するほどうれしくないのにはわけがある。実は2回目なのだ。そして前回はブログに書いたような記憶がうっすらとあるので探してみると、2010年1月26日「おとし玉」に同じく1万分の1の確率で同様のお年玉を確保している。確率的には200年に1度が7年に1度あたっている。

そして最大の違いは何かというのは、2010年は「3等」だったのに、2017年は「2等」に格上げ。2010年にあった「2等」は消滅。

ゆうちょ銀行って苦しいのかな。
  
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2017年01月17日

メンタルヘルスマネジメント検定1種合格!

11月に受験したメンタルヘルスマネジメント検定で1種合格の通知が届く。この検定には、1種・2種・3種があり、職場でのストレスに起因するメンタルヘルス不調者が大問題になってからだいぶ経った10年ほど前から、遅きに失した感もあるが資格認定が始まった。

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3種は労働者自身がストレスを軽減して不調に陥らないようにする対策で、2種は中間管理職が部下のストレスを軽減する方法やメンタルヘルス不調者の早期発見方法、休職者の職場復帰支援が範囲。1種は、そういう色々な対策をシステム化したり、緊急事態対応とか職場外の組織と連携といった要するに大局的に管理する知識を試すわけだ。3種の合格率は約8割、2種は約5割、1種は10~20%で毎年200人強が合格している。

1種は2015年の秋に受験したものの惜敗。その反省として1種の復習の前に2種や3種の勉強をすることにした。つまり1種の問題は幅広いのだが、その中に2種や3種の範囲の難問も含まれているということ。難問が多く合格ラインが厳しいので、1問でも無駄にできないという状況なのだ。選択問題と言っても「選択肢4つの中から正しいものを選べ」というだけではなく、「4つの文章の中に正解はいくつあるか」というような厳しいものもある。しかも全部正しいとか正解なしとかのばあいもある。常識外れなのだ。

で、2016年春に計画通り2種と3種に同時合格(1種は秋のみ)。自信満々で1種の試験会場に行ったわけではないが、結果は自己採点より低かったものの合格。選択問題終了後、論述問題開始までの30分間に、「選択問題から意図的に除かれている分野が怪しい」と仮説を立て、出題問題の推測を続け、開始1秒前まで悪あがきでテキストを読んでいたら、その部分がピンポイントで出題された。(例は悪いが米軍が日本に対し、人口の多い順に無差別都市爆撃をしていた中で、爆撃されない空白の都市が数ヶ所あって、そこが原爆投下候補だったことを日本側は察知していたのだが国民には内緒だった。)

で、本来なら電通や三菱電機、佐川急便といった長時間労働による鬱病だけではなく、仕事上のストレスについても守備範囲なのだから産業アドバイザーでもやればいいのだが、数か月前から密かに調べていると、いくつかの大企業の総務・研修関係の人によると「メンタルヘルス教育のような後ろ向きのことは、会社としては興味がない。むしろ不調者をどうやって追い出すかが課題」というような状態なのだ。おそらく小企業でも相談されるのは休職者とどうやって円満解決するかというのがメインテーマのようだ。

本来は、不調者が出ないような職場作りという入口の対策が重要なのだけど、何もしないで不調者をどうやって追い出すかというのは出口作戦ということで、甚だがっかりしているわけだ。

いっそ、「心理カウンセラー」という肩書にして不調者とのコミュニケーション専門に徹するという方法もあるのだが、日本の場合、米国と異なりカウンセラーのところに行くのは、初期の不調状態の時ではなく、重症になって「生きるか死ぬか」というようなことになりそうで、そういう人を相手にする根性はないので、悩ましい。悩み過ぎないようになにかバイオリン協奏曲でも聞こうかと思うが、多くの有名作曲家が精神不調を抱えていたことを思い出してしまう。
  
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2017年01月16日

豊洲地下水から異常ベンゼン値

豊洲問題が五輪問題と差し替えになって衆目の関心が薄れ、やっと築地からの移転が動き始めそうな段階で、ふたたび激震が始まった。地下水のモニタリングでベンゼンが大幅に増加したことと、今まで検出されなかったシアンが検出された。

まず、前回までの数字と大きく異なるということで、採取方法などのチェックをするということだが、そういう今回限りの技術的問題なのか、あるいは今までの採取方法が「恣意的に怪しい」のかという大問題がある。

よく公共工事、特に道路工事などでは、舗装の厚さを検査するのが難しく、完成した道路をランダムに検査官が穴を開けて検査すべきところを、業者が推奨する地点だけの厚さを調べて合格させるということが過去には行われていたとも聞くが、地下水の調査では不正行為はなかったのだろうか。あるいは採取方法が異なるとか。まあ、種も仕掛けもないという前提で考えると、その数字は何を意味するのかというと、安易に盛り土なんかしたからなのではないだろうか。

もともとベンゼンは気体になりやすい物質だし、その有害さというのは気化したベンゼンを大量に吸い込む(あるいは少量を継続的に吸い込む)ことによる発ガンリスクが高いこと。土を盛るのでは、結局は長期間すこしずつ気化して空中に現れてくるわけだ。だから、被害を受けるのは消費者ではなく、市場で働く労働者。40年間市場一筋で働くような人が一番危ない。消費者だって労働者だって被害があっては困るのは同じだ。

ベンゼンやシアンが存在するということはそれ自体大問題であって不適切な場所としか言えないが、使うとなれば土をかけるのではなく、数年間、土を掘り返して全部蒸発させる(あるいは濃度の高い場所は焼却処理)べきではなかったのだろうか。大気は圧倒的に大きな体積なので、特に被害を受けるような人はいないはずだし。

大気放出というとびっくりする人が多いのかもしれないが、土をかぶせてごまかす方が長期的には問題だったような気がする。

実はもう一つの可能性は、盛り土や大型の建物を地上に建てたために、空気中に徐々に逃げていくはずのベンゼンが気化できずに地下に滞留している可能性。これまた問題。
  
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2017年01月15日

横浜の文化財展(横浜市歴史博物館)

横浜市には、江戸時代以前の歴史は少ない。現在の山下公園の近くは江戸時代のほぼ終わりまで砂浜で、一部に漁民が住んでいた。さらにその少し前は河口の浅瀬で、江戸時代に埋め立てが行われた。陸にしろ海にしろ、そこには歴史がない。

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ということで、苦しいところで文化財を探すと、まず、現在の港北ニュータウンのあたりの丘陵地は古代日本人が集落を作っていた。石器時代人、縄文人、弥生人。奈良時代の頃までは住宅地だった(後日詳細)。そして、鎌倉時代。横浜市の金沢区と鎌倉市は背中合わせになっていて、三浦半島の東京寄り(東京湾)が金沢で、向こう側(相模湾)が金沢。しかし、その間には三浦半島の背骨のような岩山があり、何か所かに切通しがある。

つまり文化は鎌倉にあり、文化がこぼれたところが横浜市の金沢だ。ところがその東京湾寄りの方に鎌倉執権の北条氏と関係が近い寺院があり、称名寺という。北条実時が建立ともいう。変わっているのは、この寺は真言宗なのだが、仏教各派の歴史を研究していた。それらの研究成果をまとめたものが金沢文庫というライブラリーになっていた。(もっとも、「この本貸しといてよ」といって持って行かれた本は多数で全国に散逸した。特に家康は返さない人だったらしい。

国宝の多くはその称名寺関係だ。本展には、そういう各派の教義本や、幕府への陳情書などが並んでいる。見ても残念ながら解読できない。

それと鶴見のあたりも総持寺関係の資料がある。さらにいうと明治時代以降。多くの近代文化遺産があるのだが、重要文化財に指定されているものがある。

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氷川丸。日本郵船の客船である。夏はビアパーティには最適だ。もちろん現在も海面に浮かんでいるので、展覧会場に並べるわけにはいかない。
  
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2017年01月14日

一手必至100題(大森常一著)

将棋を孫に伝える会で活躍されている大森さんの必至集である。作り貯めているという話は聞いていたが、100題も創られたというのは、かなりの驚き。私には一題作るのも大変で、うっかり詰みのある図だったり、受けなしと思っても驚異の受け手があったり、また余必至があったりとか。なにしろ柿木将棋のアシストを受けられないというのが大きく(受けられる方法があるのかもしれないが)、完成に至るのは苦難の道だ。

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何しろ実戦では、なかなか必至をかけることが難しく、逆に必至をかけられてから、相手を連続王手で詰ませることで勝率の半分を稼いでいるような状態なので、「必至返しの双玉詰将棋」というのが得意ジャンルなのだ。

本書を解いていって、もちろん一手必至というのは一手詰より100倍は難しいのだが、それでも何題かは間違えてしまった。

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ところで、本書は「必至」と表示しているが、「必死」と書く場合もある。書棚に4冊の本があった。「縛り手必勝法(佐藤大五郎)」では「必死」と表現。「来栖克由必至名作集」「詰めと必至(内藤国雄)」「ザ・必死(金子タカシ)」と必至派が2冊、必死派が2作。ということで本書が必至派なので3対2になった。

必死というのは、「必ず死ぬ」ということで、必至というのは「必ず詰みに至る」ということなのだろう。それぐらいの用語は統一した方がいいのだろうが、死と至はほぼ拮抗していて決着付けられないということだろう。いっそのこと「必ず死に至る」ということにして、「必至死(ひっしし)」ということにしたらどうだろうか。受けがない深刻さがヒシヒシと伝わってくる感じが表現できているような気がする。


さて、12月31日出題作の解答。

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ミニ「一の字」詰でミニ煙。お正月向けだ。4手目の玉は2ヶ所選択できるが同じことになる。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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香車と歩兵の使い方に工夫がいる。

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2017年01月13日

本場のそば焼酎は強烈だ

そば焼酎というと「雲海」というのが有名なのだが、なめらかで特徴に薄いタイプで、蕎麦店で蕎麦と天ぷらと塩を肴に「そば湯割り」で飲むのがクラシックだ。ということで、ふるさと納税お礼品として長野県という都道府県が提供している蕎麦焼酎を入手。イモ焼酎(長野県初)と「二八」という蕎麦焼酎2本がセットだ。

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それで、蕎麦焼酎をそば湯割りにするにはどうすればいいかというと、蕎麦を茹でなければならない。蕎麦を茹でて蕎麦湯を作ってから焼酎の蕎麦湯割りを作る。白く濁った酒だ。

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割り方は、焼酎6、そば湯4にしたのだが、これがあまりよろしくなかった。何しろ味が強烈なのだ。

口が曲がり、胃が燃える。焼酎ってこんなきつい飲み物だっただろうか。

どうも焼酎の名前の通り、二八(焼酎2、お湯8)が妥当な比率なのだろう。

やはり、食べ物は「地元で発掘」するのが一番なのだろうか。
  
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2017年01月12日

韓国・サハリン鉄道紀行(宮脇俊三著)

日本国内の鉄道を乗り倒したあと、周辺各国に足を伸ばした著者の鉄道紀行。

一口に鉄道ファンと言っても、ローカル線に乗るのが好きな人(本書の著者のような人)、駅や駅前通りの呑み屋が好きな人、時刻表が好きな人、鉄道史に詳しい人、もちろん写真家もいる。鉄道小道具が好きな人や、模型ファンもいる。

ある意味、オーディアファンみたいなもので、大カテゴリーが一緒でも、サブカテゴリ−は、なんら共通点がない、ということなのだろう。

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著者の他の書籍も読んでいるのだが、どうも旧日本領の台湾、韓国、南樺太などにいって戦前の時刻表との違いを感嘆しているように思える。韓国については、大急ぎで主要鉄道に乗ることを優先しているようだが、最高級の特急が「セマオル号」というらしく、沈んだフェリーと同じことに驚く。

どちらかというと、韓国編は鉄道よりも韓国人や韓国文化について書かれているようで、あまり韓国に好意を持っているようには思えない。

サハリンの鉄道については、鉄道そのものがテーマになっていて、著者も詳しくないのかロシア人についての叙述は少ない(シベリア鉄道で懲りたのかもしれない)。

気がかりな部分は、サハリンでの終戦間近な時期の戦闘のこと。現地の日本軍に8月15日の終戦命令が正しく伝わってはいず、日本軍はソ連にたいして22日まで戦闘をしかけていたようだ。現在、ロシアに対して主張している不法行為は、停戦後の戦闘についてだが、一方的にソ連が攻撃を加えたということではないようだ。
  
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2017年01月11日

スローなブギにしてくれ(1981年 映画)

原作は片岡義男の同名の小説で発表の6年後に映画が公開された。原作は読んだことがあるのだが覚えていないし、書庫(という名の段ボール箱群)の中から取り出すことは不可能なので、詳しく比較することはできないが、他の方の評論を読むと、「かなり筋が異なっている」ということのようだ。

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筋の上では中年男(山崎努)が主演で、はっきりしない役を続ける。妻子と別居中に男二人女一人の奇妙な共同生活をするが、男一名が急死し、今度は男一人女二人の共同生活となる。

一方、女子高生(浅野温子)との奇妙な関係を始めるが、浅野温子は別の恋人(古尾谷雅人)との生活を始めるも、心は山崎努に惹かれていき、男一人女三人の生活と変わる。

さらに、三人の女は、それぞれ怪しい(説明不能な状態)関係から、通常の関係に戻りはじめ、浅野温子も山崎努が別れたこどもに執着することが嫌になり、元の恋人のところに戻るのだが、・・

最後は山崎の運転するムスタングで、海に突っ込む。が、山崎だけはヌケヌケと海中のクルマから脱出する。

筋立てからいえば、最後に生き残った方が主演ということだが、実際には浅野温子の魅力で成り立っている映画だ(ダメ男とダメ女の組み合わせでは映画にならないだろう。世間の一般的な家庭になってしまう)。

この頃、浅野温子は脱ぐ女優として有名になっていたようだが、80年代後半になり、映画からテレビドラマの方に移ってしまう。また小説家の高橋三千綱氏は、別の作家の作品に出演するという勘違いをし、本映画ではレイプ犯を演じ、今ではひた隠しにしている。

35年前の映画で、現代では考えられないような犯罪行為の表現が次々に登場する。(酒酔い運転、未成年飲酒、レイプ。タバコはどこでもポイ捨てだし、空家の破壊、危険運転、援助交際、動物虐待・・・)

そして、特筆すべきは出演者の多くがすでに他界(それも平均寿命よりずっと短く)していること。

監督の藤田敏八、脚本の内田栄一、古尾谷雅人(自殺)、室田日出雄、伊丹十三(自殺)、鈴木ヒロミツ、林美雄、原田芳雄。特に、古尾谷雅人氏は本作と同様に荒んだ生活に突き進み、妻の鹿沼えりさんには、DVを続け、結局は借金に追われ自殺。鹿沼さんはこの後、実母、実父の自殺が続き、二人のこどもを育て続けることになった(こういうのは映画にはならないようだ)。

『やはり、スローな生活で長生きする方が、お得な人生だ』ということを、表現したい映画だったのだろうか。

たぶん、違うだろう。
  

2017年01月10日

出初式といっても大がかりに

横浜港で、派手な海上出初式が行われていることは知っていたが、寒いので行ったことはなかったが、万一、将来、横浜市内観光ガイドになった場合に備え、見物にいくことにする。さらに、どうせ行くならと、大桟橋からではなく、海上から観覧することにする。

ところが、観たことがないので、どういうものかわからず、一隻の消防艇が沖合でチョロチョロと放水しているのをみて、感動するとともに、「これだけ?」と思ったのが、大の勘違いで、乗っている観光船が赤レンガ倉庫の前に向かうと、陸上には多くの人垣があり、さらに海上には、消防艇の他、海上保安庁の警備船舶も待機している。


そして、空からは、・・・

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まず、カモメが何羽も飛来してきた。要するに、カモメは好奇心の強い鳥類なのだろう。ただし消火活動には関係なし。

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後で画像を拡大してみると、カモメではないように見える肥満体系の鳥類も飛んでいた。なんだろう。カモメのこどもだろうか、少し茶色っぽいからカモメとスズメの新型混血種かな。結局、不明。


そして、もっと大きな物体が飛んできた。

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ヘリコプターが機敏な動きで水をまき始めた。そして、あっという間にいなくなり、海上の消防艇と海上保安庁の警備艇から放水が始まった。

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消防の方はわかるが、海上保安庁の方の放水は不審船に水幕攻撃をするときの練習なのだろう。こんなに強く放水したら不審船は転覆するだろう。

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そして、陸上からも一気に大放水が始まり、一面が水しぶきとなり、よく見えなくなってしまう。真珠湾攻撃みたいな図だ。

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もちろん本物の消火活動ではないから、数分間の時間が過ぎると、一斉に「撃ち方やめ!」となり、イベントは終了する。これも真珠湾と似ている。


あとで考えてみると、わざわざ船の上から見なくてもいいような気がする。
  
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2017年01月09日

日韓合意は、「合意書」じゃないから

二国間で合意したことが1年で反故になるというのは、そう例がある話ではないが元々致命的な失敗は、「合意書」という書面ではなく、外相同士が口頭で発表したというだけの代物だからだろう。

もっとも書面になっている日韓条約にしても、無理な解釈をして自分が戦勝国であるフリをしようという相手なので、まして合意を紙に書かないのは大きなミスと言わざるを得ない。

一旦、合意したものを破りたくなることは、起こり得ることで、そういう場合に備え、「有効期限」とか「解約の時の条件」を取り決めておくのが普通だ。今回の場合は、日本の負う責務は10億円払って財団基金とすることで、韓国の責務はその10億円を使い込まないこととか少女像を撤去することや海外で大騒ぎしないことという構造になっているのだから、論理的に日本が不履行するパターンは10億円を支払わないことであり、逆に言えば10億円払った後は、韓国が責務を履行しなければならない。

商取引なら、契約解除は倍返しあるいは損害賠償といったところだろうが、10億円は韓国政府ではなくおばあちゃん方に配られるわけで、おばあちゃんが二倍返してくれるとも思っているのだろうか。韓国政府が日本に倍返しして解約しようと言い出すなら、断れないような気がするが、それでは差し引きで考えると韓国政府が20億用意して、日本に10億、おばあちゃんに10億配るような結果になってしまう。

最近、韓国の歴史を研究しているのだが、日本も韓国も中国大陸の王朝の盛衰によって政権交代が誘導されているということが言えるのだが、例外としては、日本では室町時代、戦国時代、江戸時代と別れる期間、韓国では李王朝がずっと政権を維持していたこと。そのため封建制度から脱却することができず、他力本願になってしまった。


ところで、契約の有効期限の問題だが、有名なのだが、あまり知られていないことに「日米安全保障条約」がある。いわゆる「安保条約」。有効期限は当初10年であとはどちらか一方の1年前の通告で解約となる。つまり1960年1月19日に調印し、1970年1月20日以降、毎年1年契約が継続している状態である。が、トランプ大統領が今年の1月20日に就任早々に「解約する」と言い出すと、1年後には解約になってしまうわけだ。イージス艦は足りなくなるし、空母も必要。1年でできるもっとも簡単な方法は、核武装ということになるのかもしれない。

核にはアレルギーを持つ国民が多いだろうが、案外、一度持ってしまうと手放したくないというのが人情なのかもしれない。北朝鮮の気持ちがわかるかもしれない。
  
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2017年01月08日

横浜美術館の守衛たち

横浜のみなとみらい地区にある横浜美術館だが、かなり立派である。横浜市の美術館でバブル破裂寸前の絶頂期(1989年)に完成。設計は丹下健三氏。美術館の立派さと比べると収蔵品はやや劣るとは思うが、それでも世界のお宝は揃っている。

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一方、美術館の周囲に、大小いくつものブロンズ像があり、ここは無料だし撮影自由だ。休館日が月曜じゃなく木曜なので、誤って休館日を避けて木曜に美術館を訪れた方は、屋外展示で楽しんで、帰りに横浜そごうデパート屋上の「ミニ太陽の塔」を楽しむしかない。

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正門の両側には1メートル以下の小型ブロンズ像が並ぶが、あたかもアリスの国からきた人間の知能をもつ動物たちのようだ。美術館の守衛をやっているようにも見えるし、美術品を盗もうと侵入を企てた人間が、魔法をかけられ彫刻にされてしまったともいえる。


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美術館の南側には現物大より少し大きい、馬と少年の像はこの美術館を代表する作品なのだが、以前は館内に設置されていたのだが、室外に追い出されたようだ。家飼いしていた犬を、家から追い出して庭で飼うようなものだろうか。

作者はイタリア人のヴェナンツォ・クロチェッティ氏で、「平和の若い騎士」というタイトルである。

なんとなく、屋外に展示されると、「馬泥棒」のように見えてしまうが少年は平和の象徴である「月桂冠」を被っているように見える。似ているのが「オリーブの冠」である。スポーツの勝者に与えられる冠である。月桂樹とオリーブとはまったく異なる植物だ。見分け方は冠にしたときに葉がたくさんあるのが月桂冠で、葉が少ないのがオリーブ冠。このブロンズはやはり月桂冠で、スポーツ系ではなく平和系だ。馬術競技の練習中でもなければ、馬泥棒でもないようだ。

なお、クロチェッティ氏だが丹下健三氏と同じ1913年生まれ。どちらも既に雲の上だ。
  

2017年01月07日

将棋手帳の加工

将棋連盟の支部会員なので毎年年末に将棋手帳が郵送されてくる。ある意味年会費に対する物質的返礼品ともいえるが、ふるさと納税のように地方税が還付されたりはしない。となれば、使い倒したくなるが、スケジュールを書く欄が小さいという問題がある。なぜか升目状のスケジュールと日程表的スケジュールと重複している。

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棋士系統図には女流棋士の名前がなく、やや疑問感が漂う。

じっくり読むと、面白い記述もあり、将棋のルールの紹介の中に「振り駒のルール」があり、5枚の歩を振って表が多ければ振った人の先手というのは知っていたが重なったり立ったりした駒は無効というのは知らなかった。重なった駒でも有効かと思っていた。

ところがこの手帳の最大の問題は、手帳のカバーの素材だ。どうみても塩ビ系だ。皮や布にもまったく似ていない。さらに毎年色が変わる。昨年は白っぽかったが、今年はグレーだ。質感だけじゃなく色までまさに塩ビ配管だ。

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ということで、実は黒いカバーを付けている。以前使っていた手帳のカバーのサイズがほとんど近い。近いのだが将棋手帳を入れようとすると、4ミリほど無理がある。上下2ミリをカバーに合わせて手帳の上下を部分的にハサミでカットするとジャストサイズになる。

早い話が、年会費3000円で皮のカバーを付けろとは言えないのだが、別売で皮のカバーを用意してもらえると嬉しいわけだ。カバーは5年は使えるだろう。


さて、12月24日出題作の解答。

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変化手順が多く恐縮。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

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何事も軽快に。最後は簡単になる。(最初も簡単かな)

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判断します。

  
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2017年01月06日

のど黒の一夜干し

宅配便の会社で年末に大幅な遅配が発生していたようだ。贈り物のシーズンでお歳暮、クリスマスプレゼント、ボーナスによるネット購入他需要に季節格差があるのだろうが、近年、さらに「ふるさと納税」が加わった。S川急便は配送拠点の数を減らし、配達距離を長くする戦略だけに、輸送個数の増加には対応困難になり、駐禁覚悟で路上駐車で対応していたように見えた。

実際に寄付行為があってからお礼品の返礼があるのだが、税計算上は寄付行為が行われた段階で、寄付証明書が送られてくるので、返礼品がすぐに来なくてもいい。

といっても、地方自治体の方では寄付を受け取っただけで収入に入れるわけにはいかず、返礼品の損益も確定させたいところなので、結局12月には荷物の大旅行が始まるわけだ。

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それで、S川急便には申し訳ないが、島根県の大田市という漁獲品がおいしい市に寄付をして、返礼を待つ。届くのは「のど黒の一夜干し」と「ふぐ一夜干し」。どちらも珍味だ。

考えてみれば、島根県からのトラック輸送とは、なかなかの長距離である。東京から最も行くのに時間がかかるというのは、そのあたりだったはずだ。

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そして、のど黒をグリルで焼くとかなり脂が落ちるのだが、それでも焼きたては脂がのっている。のど黒の開きはさらに乗せるときに背中が上か腹が上かよくわからないので、画像は両方で撮影してみる。

癖になる味。

テニスの錦織圭選手が「好物」として紹介してしまってから、全国区になった魚だが、できれば紹介してほしくなかったなあ。
  
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2017年01月05日

会津若松城で考えたこと

会津若松城は遥か数十年前に訪れたことがあり、今回は再訪。驚いたことに、東北本線郡山駅からJRではなく高速バスに乗ると、会津若松城の近くの合同庁舎まで連れて行ってもらえる。ただ、合同庁舎といっても霞ケ関の国交省のビルなど思い浮かべてはいけない。単に2階建ての建物だ。

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前回のイメージは、古色蒼然とした悲壮感のあふれる復興天守閣が一新され、なにしろ瓦の色が健在だった頃の赤色に修正されている。そして、観光化が進んでいるように思えた。

まず、外観がとても美しい。やや気がかりは明治初期の現物の写真より現在の復興天守閣はスリムに見えるのだが気のせいなのだろうか。

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城郭内部は多くの天守閣と同じように博物館になっていて、この城の歴史がパネルにまとめられている。

たまたま近郊に住む夫婦と思われる二人が子供に歴史を教えていて、「薩長にやられて、城が燃やされた」と言っていた。よほど恨みがあるのだろう。実は戊辰戦争の時には燃えなかった。明治になって城が陸軍の兵営になり、天守は無用の長物となり、解体されたわけだ。教えるなら正確な方がいい。

さらに、展示パネルを読むと、幕末について、「もともと薩摩と会津は、手を組んで長州征伐を行ったのに、いつの間に薩摩は我々を裏切り、長州と連合した」ということになっている。実際はそんなもので、張本人は坂本龍馬である。正確に言うと、薩摩藩の中の攘夷派が敗退し、開国派に変わり、同様の選択をした長州と手を組んだということなのだろう。

75年前の真珠湾攻撃も水に流そうというのに、会津藩は150年前のことを恨んでいるようだ。

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再び合同庁舎付近に戻ると、会津若松市の市役所であるとともに大熊町の役場の一部でもあるようだ。

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会津ラーメン。東京にある会津ラーメン店の味と同じかどうか確認してみたのだが、同じであったと書いておく。
  
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2017年01月04日

仙台城址には天守閣はなかったのだから

仙台城は別名青葉城といって石垣の下には青葉川は悠々と流れている。仙台の駅前から行こうとするとなかなか交通機関がなく、以前訪れたときは、長い坂道を歩いた記憶がある。今回は運良くルートバスという観光地巡りのバスがある。仙台駅より行はいいのだが帰りは遠い。時計回りのバスしかないのだが、反対周りも必要と思う。

しかし、仙台城が観光地化できないのは理由がある。天守閣がないわけだ。本丸など、城のもつ行政的な機能は十分だが、戦闘設備である天守閣は築城した伊達政宗が不要と判断したのだろう。省略されている。二代目の忠宗が二ノ丸、三ノ丸を増築し大藩に相応の城となる。

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江戸時代初期にはまだ徳川家の権威が確立されてなく、特に伊達、前田、島津の三藩の動静には幕府が注意していてお庭番と称するスパイに内偵させていた。余談だが松尾芭蕉も伊賀藩に由来するスパイであり、奥の細道にしても東北各藩の偵察旅行であり、特に仙台藩の領内では、スパイの常として緊張感を続けていたようだ。松島旅行なんかまさにスパイ旅行だ。

ところが明治以降になり、仙台城はよってたかって痛い目に合う。まず、陸軍が使うといって本丸を破壊。次に火災発生で二ノ丸、三ノ丸が焼失。B29が爆撃して残っている江戸時代の建物がほとんど焼失。そして戦後進駐軍が接収し、完全に破壊する。最後のとどめが東日本大震災で、石垣が崩壊。

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城内の解説書では、『平和な城として完全に保存して明治時代に至ったが、心なき俗吏によって破却せられ・・・』となっている。明治政府に反感があるということなのだろう。

本丸周辺の建物の礎石は復元されていて、各部屋の名称まで特定されているのだが、入り口のところにある部屋には『首実検の間』と、気持ちの悪い名称がつけられている。首実検といっても、首をつかって化学実験をするわけでもなく、「クビ!」と言い渡してどういう反応をするのか実験するわけではなく、戦闘で殺した相手の首を並べて、これは誰のものかと特定していく部屋だ。あまり使われなかったと思う。
  
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2017年01月03日

天皇家はなぜ続いたのか(梅沢恵美子著)

怪書なのか快書なのか私には見分けはつかない。題名の「天皇家はなぜ続いたのか」は少し本書の内容とずれている。本書に書かれている大部分は、謎だらけの日本の古代史をきれいさっぱり解明しようという試みである。

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謎だらけというのは、正史とされる日本書紀の記載事実があきらかに荒唐無稽で、もしも実在していたとしたら百歳以上の寿命の天皇ばかりであるということや、古事記や各地の神社に言伝えに伝わる伝承や、祭事などと日本書紀のなんとなく似ている点、また大和朝廷と邪馬台国の時代的ずれ、素性のはっきりしない蘇我氏のこと、それらについてつじつまが合うように合理的に考えたということだ。

結論的には、日本書紀の成立した背景には藤原不比等という大政治家がいて、藤原氏の正当性、つまり蘇我氏の不当性を表現したかったということにあり、本来の歴史から蘇我氏に関する記載を削除し、辻褄があうように苦心したものの民間神話として日本建国時の事情がわかってしまうのことを恐れ、事実を神話に格上げしてしまったということだ。

そして、邪馬台国の位置についても痛快に解明している。ヤマト朝廷は畿内にあったものの九州北部にあった政治勢力は、中国に対して、邪馬台国こそ日本の大和朝廷であると説明をして印鑑をいただいて、偽ヤマト朝廷として大和朝廷と戦ったのではないだろうか。また卑弥呼の没後、内部分裂で国が乱れ、「とよ」さんが後を継いでやっと国が収まったといわれる点について、「とよ」こそが統一国家の初代首領であるべきと書いている。
  
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2017年01月02日

エイプリルフールズ(2015年4月1日公開 映画)

製作費320万円で興行収入が9億2千万円というのこそ嘘っぽいのだが、本物の嘘は嘘っぽくないことに特徴がある。

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本作には、4月1日用の「嘘」をつく人もうるし、嘘で騙され続けていて4月1日に発覚した人たちもいる。主役を演じるのが戸田恵梨香で、ニセ医者と一夜の関係で妊娠したことを打ち明けても「嘘」と取り合ってくれない。が、ある理由で手に入ったトカレフをパンパンやって殺そうとする。

殺されかけたニセ医者は松坂桃李だが逃げ回るばかりだ。

同時に進行する嘘はニセ誘拐事件。離婚後親権を奪われた自分のこどもを誘拐しようとして失敗。常時身に付けていたトカレフをなくしてしまう。こどもにはめられる。

ニセ貴族夫妻。妻の不治の病気の最終段階で貴族旅行を始める。嘘が上手く行き過ぎて、嘘であることを公言するが嘘と信じてもらえない。

占い師の老婆。りりィが演じた。占い師を詐欺で捕まえた刑事に説教をする。刑事は追い続けていた逃亡犯をついに追い詰める(過去に逃げられたことがある)。

そして、りりィは映画公開1年後、不治の病気で本当に亡くなってしまう。

実際には27人の出演者が嘘をついているそうだ。

嘘をついてはいけないこと、嘘をつくことが認められること、エイプリルフールの日にだけはついていい嘘が世間にはあるということを原作者はいいたかったのだろうな、と思うのだが、個人的にはエイプリルフールが年に1回しかないのはいかにも物足りない感じだ。毎月1日は「フールの日」であったらいいのにと、ふと考えてしまう。
  

2017年01月01日

○○17年の歴史

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2017年の世界を考えるのにあたり、100年ごとに時代を遡り、何が起きたのかを調べてみる。

1917年:ロマノフ王朝滅亡。 レーニンの社会主義革命が成功。

1817年:ニューヨーク証券取引所開設。/119代光格天皇が最後の生前退位。

1717年:吉宗、享保の改革を開始。大岡忠相、江戸南町奉行に就任。

1617年:鳥取藩の町人が竹島発見。江戸幕府、吉原に公娼を認める。

1517年:ルター、宗教改革運動をスタート。/オスマントルコがエジプト占領。

1417年:カトリック教会の分裂終了(統一)。

1317年:京都で大地震(M7)あり。死者5名、清水寺より出火。(現代なら数万人の犠牲者と言われている)

1217年:第一次バロン戦争終結。(英国の内戦に乗じフランス軍が介入したが、失敗)

1117年:京都で大火、皇居大極殿焼失。これを機に上皇が院政を始める。

1017年:藤原道長、太政大臣となる。

気付いたのだが、どうも大きな時代の流れからいうとあまりよろしくない方向のことが起きている。革命、生前退位、享保の改革、公娼制度、竹島、宗教改革、トルコ帝国の領土拡大、大火、院政、そして摂関政治である。


ところで、世界中には、時代に逆行しそうな首脳が、掃いて捨てるほどいることに気が付く。
  
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2016年12月31日

ホワイトデーでも嬉しさゼロか

将棋連盟が第三者委員会に調査を依頼した「三浦九段のスマホカンニング事件」だが、結局、証拠はまったくなしということで、12月26日が三浦九段にとってのホワイトデーになったのだが、せっかくの竜王戦挑戦権を奪われ、三ヶ月間の出場停止になった損害については、まだ賠償金の合意には至っていないようだ。

三浦九段はもう一度竜王戦をやり直してもらいたいようだが、主催者(読売)の了解が得られないのだろう。そもそも、竜王戦の開始が近づいてきて、竜王は相手を変えてほしかったということや、文春で暴露されそうになり、竜王戦主催者及び将棋連盟が真偽を確認する前に水鳥の羽音に驚いたのだろう。結果としては対応策は大失敗だった。

そして、第三者委員会が、連盟の処置について、「しかたがなかった」という妥当性を認めた件だが、少し冷静に考えてみた。

まず、第三者委員会は三浦九段に会って話を聞いているのかどうかがよくわからない。だからこそ、27日の三浦九段の会見で「竜王戦がなくなったのだから休場してください」と言われOKした、ということになったのではないだろうか。

そもそも、三浦九段が否定していて、それをくつがえす証拠はすべてあいまいな状況証拠だったのだから文春が何を書こうが構わないわけだ。実際に、出場者交代という措置だって大スキャンダルだし、仮に三浦九段が登場してから記事が出たって、否定すればいいだけで、どちらかというと、連盟が自分から「不正行為があった」と発表したということ自体が大間違いなわけだ。

証拠がなく「棋士の勘」とか「噂」で即刻処分ということでは、組織的反社会的勢力と同じではないかという気持ちになり、悲しい。


さて、12月17日出題作の解答。

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最後の11手はお決まりの手筋である。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題だが、1日早いが、お正月バージョン。

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簡単だが、王手を続けると「一」の字になる。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。

では、次の一年の間に詰将棋創作までもがAIの支配下に入らないことを祈りながら、新年を!
  
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2016年12月30日

兎(金井美恵子著)

今年読んだ本が、100冊目になったのが『兎(金井美恵子)』。もっと早く100に到達するはずが、ぎりぎりになった。本作は1970年から72年の間に発表された短編小説15編をまとめたもので、彼女の単行本としては3冊目の小説ではないだろうか。

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この15編の短編は、その後の彼女の作品の母体ともいえるのだろう。特徴としては「耽美と滑稽」「主観と客観」という対立軸を濃厚に表現しているといえるのではないだろうか。

主人公は男の場合もあれば女の場合もあるのだが、美しい舞台背景の中にどこかねじのはずれた滑稽な人物が登場する。それは主人公にしてみれば小説の中で、必死に自分の論拠によって行動するのだが、読者あるいは作者の立場で見ればどこかおかしい。

著者あとがきによれば、「小説を書く快楽を求めたのだが、読者も快楽を感じてくれればいい」ということなので、いかにも楽しそうに筆が走っている。一方で最大の問題は、これだけ書き飛ばせる作家が、その後、大遅筆家となったのだろうかということだ。快楽ではなく苦痛を覚えながら書いているのだろうか。

小説を書く苦痛でのたうちまわったので、読者も苦痛を感じてくれたらいい、ということなのだろうか。もっとも世界が平和で美しいのなら、耽美主義の出番はないのだから、彼女の最近の執筆がなかなか困難なことは日本の平和の結果と考えれば、悪いことではないのかもしれない。
  
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2016年12月29日

クロノゲート見学

ヤマト運輸の羽田クロノゲートを見学した。株主でもあるのだが、そちらの見学会は落選したが、見学のあと会社の社員の人と懇談し、感想文を書くという面倒な企画で参加した。

実は20年ほど前に経営セミナーで、「クロネコヤマトの宅急便」の生みの親である小倉昌男氏の講演を聞いたことがあって、1970年代はM越デパートの配送が売り上げの中核であったのに、一方的に商売打切となり、倒産確実状態に追い込まれたそうだ。そして、以前からアメリカのフェデックスという宅配形態のことが気になっていて、急遽渡米し、調査の結果、社運をかけることにした、という話だった。

当時の日本は国鉄が駅をつかった個人向け運送をしていたが、駅から駅まで運ぶだけだったので、そこから先は利用者は自力でなんとかしなければならなかった。しかし需要があるからといって、フェデックスは「魔法の箱」といわれる立方体の段ボールを統一し、顧客はその箱に荷物をつめなければならない。立方体なら向きがどっち向きでも隙間なくトラックに積むことができて、コストダウンになる。(AMAZONのすかすかの箱はその思想なのだろう)

ところが、日本のお客さんの荷物は、袋に詰めたり、スーパーでおすそわけしてもらった段ボールにつめたり、カバンだったり、形はバラバラだ。需要があっても方法に行き詰るわけだ。つまり、荷物がなくなって運転員とトラックが余った状態だからこそ第一歩が始まったということだろう。

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ところが、見学コースにある社史には、そういうことは全く書かれてなく、もうすぐ100年というように何事もなく自然に宅急便が始まったかのようになっている。忘れたい過去なのだろうか。

そして、羽田のクロノゲートは配送エリアとしては世田谷、大田、渋谷、目黒、品川というまさに富裕層エリアを担当しているそうで、ガラス越しにベルトの上を位置を自動的に微調整しながら配送エリアごとに仕分けられていく荷物をみると、時節がらほとんどがお歳暮といっていい状態だ。物流基地を見学しているのか、日本のお歳暮状況を見学しているのかよくわからない。

お歳暮状況で驚いたのは、ある特定の商品が非常に多いのだ。それは「愛媛みかん」だ。段ボールに詰まった普通の愛媛みかんは、全体の約1割といった感じだが、高速でベルトの上を移動するミカン箱はきわめて目立つ。みかんは他の県でも作っているのだろうが、なぜか全部が愛媛産といっていい(少なくとも箱には愛媛と書かれている)。自宅に届くミカン箱があるかなと目を凝らしたが高速すぎて行き先を読めない(というか上記配送エリアには住んでいないので)。

意外なのは社員数と構成。総従業員が20万人で、うちセールスドライバーが6万人(30%)ということだそうだ。残り14万人もいるわけだ。

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そして、昨年から稼働しているANAの那覇空港の貨物ハブ空港化だが、ANAとヤマト社が提携しているそうだ。ANA側の情報では、あえてヤマト運輸の名前は目立ってなく、ANA自体が物流を行っているのかと思っていたのだが、ヤマトの方はおおっぴらにANAとの提携を公開している。

最後に「クロノゲート」ということばだが、普通は「クロネコ」からの連想と思うだろうが、ギリシア神話の時間の神であるクロノスとゲートウェーの合成語だということだそうだ。もし信じればの話だが。
  
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2016年12月28日

大揺れの上峰町からの牛肉返礼

ふるさと納税の返礼品の本命は牛肉らしい。一昨年から昨年にかけては黒毛和牛のステーキというのが多かったが、毎日ステーキを食べるわけでもないので、今年はもっと普通の黒毛和牛切り落とし〇〇〇グラムで1万円というのが流行っている。それで、さがしてみると、重量と価格の比率が最も有利なものが1万円で1.2キロということだった(無限に捜索するわけにはいかないので、これ以上有利なものがあるかもしれないが)。

それが佐賀県の上峰町の提供になっていた。

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躊躇なく発注したのが11月の初めだが、寄付受領書(確定申告用)はすぐに届いたのだが肉が来ない。なんとなく日露交渉でしばしば登場する単語「食い逃げ」を想像してしまう。あるいは、寄付より原価が高く破綻したのではとも心配になる。

そして、12月になるとついに上峰町のふるさと納税が問題を引き起こした。町会議員たちが、納税額で利益が出たので議員の報酬を増やそうとしたわけだ。大きな勘違いだ。全国ニュースになると、全国から牛肉目当ての寄付をした人から抗議殺到。もっとも金を返せていっても肉は食ってしまっているのだから強いことは言えない。

といっても寄付をするときに使用目的として「教育」とか「福祉」とか目的を指定してあれば議員の懐には回らないのだが「町長一任」と書くと何に使われても文句は言えない。

さらに調べると、上峰町は年度別寄付金額でいうと、2014年度は40万円だったのが2015年度は21億2996万円となっている。5325倍だ。2016年度も同様のペースらしい。何しろ肉盛り度ナンバーワン。

さらに上峰町は「ふるさとチョイス」に登録されているのだが、町役場では、商品入れ替えと称して画像の微調整投稿を続け、一日何回もアップしていたようで、その都度サイト最上位に登場してクリックチャンスを増やしていたらしい。

本件との関係は不明だが、もう一つの大ニュースが副町長失踪事件だ。副町長には前任者の時から文科省からの出向者が就任していたのだが、今年4月からの30歳代の女性副町長が2か月後に東京出張に行ったきり失踪してしまう。文科省からの説明では「病気」ということだが、失踪というと「持ち逃げ」という単語を思いつくことになる。


そして、年内には肉は届かないだろうと日露首脳会談の談話を聞きながら確信したのだが、首脳会談の最終日に肉が届けられる。600グラムが2皿のはずだが、計量したところ650グラムずつだった。

料理といっても思い出すのは青椒肉絲ぐらいなのだが、もっと簡単なのが牛肉ともやしのバター炒めかな。
  
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2016年12月27日

在日(姜尚中著)

姜氏は、いわゆる在日韓国人である。1950年に熊本に生まれ、その後、日本国内で生活し、色々な運命の結果、大学教授になるのだから、どちらかというと成功者と言っていいだろう。もちろん、こどもの時代にはまだ強い差別を受けたのかもしれないが、成人したあとは、時代の推移からして、徐々に差別は減っていただろうから、日本的感覚でいえば、まあ、やや親日的な人なのかな、と思っていたら、どうも彼の内心はそうではなかったようだ。

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そもそも、日本人には、在日の人たちがどうして集団化することを好み、どうして半島の人と同じようにすぐ怒るのか、ということが理解できないことが多いのではないだろうか。

本書を読むまでは、そもそも総連というのは北朝鮮の代弁者ということになっているが、親戚が北朝鮮で人質になっている以上、総連寄りの態度を示し、なんとか日本国内での稼ぎを送金しなければならない被害者であり、総連という組織がある以上、民団という対抗組織が必要というように解していた。どうも違うようだ。

姜さんの論理では、姜さんの両親が半島でも日本でも差別を受けたのは、すべて日本国の責任であり、恨みが積もっているということらしい。

ところが、現代の日本で、親が虐められたから親を虐めた日本国は糾弾されるべきである、というようなことを言う人は見たことはない。親の敵討みたいな話だ。

また、姜さんの著述を読むと、日本への強い抵抗心があるようだが、ちょっとそのエネルギーがどこから出てくるのか知りたいところだ。
  
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2016年12月26日

映画「八月の蝉」が名作となった2011年

8semi原作は2007年刊行の角田光代氏の小説である。モデルと思われる事件は1993年に起きた日野OL不倫殺人放火事件と言われる。不倫相手の男性夫妻が二人の幼児を家に残して十分間外出した隙に留守宅に侵入し、ガソリンをまいて放火。二児がなくなっている。犯人の女性は今も無期懲役で服役中。

小説では放火殺人ではなく、不倫女性が女児を誘拐し、四年間子連れで全国を転々とし、ついに小豆島で逮捕されることになる。そう書くと、丸谷才一氏や吉村昭氏が得意とする逃亡小説に思えるが、確かにそういう部分が上手く書き込まれているのがベストセラーの一因なのだろうが、焦点は逃亡女性ではなく、女児が成人した後の家族との葛藤である。母と娘、男と女、過去と現在と未来、生と死というきわめて人生に重大な意味をもつ対立軸を、すべて盛り込んだような映画で、主役の誘拐された女児の成人後を井上真央が演じ、誘拐犯を永作博美が演じる。

本作で大きな意味を持つルポライター役を小池栄子が演じるのだが、彼女はただの脇役ではなく、存在意義は偶然ではなく必然だった。

男性陣は影がうすく、劇団ひとりがヘラヘラ有害男として登場。

八日目の蝉、というタイトルは、地上では七日しか生きられない蝉が、八日目に生きていたらという問いに対し、否定的だった主人公が、最終的には肯定的に考え方を変える意味が問われているようだが、確信はない。

どこをとっても暗いばかりで最後のシーンだけが、わずかに未来の展望がみえるだけという映画が名作となったのはなぜかと思うと、公開日が2011年4月29日。東日本大震災の1ヶ月半後ということなのだろう。GWに公開されるには、まったくふさわしくないような重い映画の中に、人々は「人間たちの絆」を見出したのだろうと、こちらには確信を持っているのだ。

なお、主題歌「DEAR」を唄う中島美嘉はマイクを持つ左手首にタトゥーを入れたために紅白歌合戦に出場できなくなり(というか原因と結果が逆かもしれないが)、台湾の紅白に出場するようだ。
  

2016年12月25日

俵壷

壷というのは、普通は縦に長い形状であるのが普通だ。元々は、酒や油などの液体を入れたり、穀物の貯蔵用だったのだから、縦に長い方が保管に便利だ(場所を取らない)。

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ところが、俵の形をした横長の壷というのがある。実家にあったのだが、どうも縁起物らしい。俵というのは米俵ということで、富力の尺度になっていた。まあ、米一俵でいかほどの長者かというと知れているのだが。

それで、比較的新しそうなこの壷は、いわゆる染付(染からくさ)で口には金彩がほどこされている。金彩が残っているというのは、未使用の証であるのだが、壷のもう一つの意味は、鑑賞にあるわけだ。

造形的には、全体にふくよかに提灯型の曲線で構成される。緊張感を伴なう直線はどこにも見当たらない。豊かさを示すための俵なのだから鷹揚としているのがいいという判断なのだろうが、一方で緊張と弛緩という対立した要素を組み合わせるという芸術の常道からは離れているようだ。

時間をかけて調べたところ、「たち吉」の「青嵐シリーズ」ということで、まったく同じ物のように見える壷がオークションサイトに認められ、ややがっかりプライスが付いている。
  

2016年12月24日

国宝級の前座に登場した棋士のお宝は?

テレ東の『開運なんでも鑑定団』の12月20日放送分では、戦国武将三好長慶のご子孫から流出した世界に三つしか発見されていない『曜変天目』が、合法的所有者の徳島ラーメン店の店主と一緒に登場するということで夜9時からテレビを観ていたのだが、最初に登場した前座1は神吉宏充七段だった。

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鑑定品は父親の所有していた流木工芸品。なにやら人面のように見える部分もある超大型作品で、本人査定額200万円に対し、鑑定の結果は5万円ということで、大笑いとなる。要するに人面に似た流木ではなく、流木を人面に近く加工した物ということだそうだ。自然を装った加工物。相続税の心配は一切不要だ。収録終了後、流木の運命はどうなったのだろうか?


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本命の『曜変天目茶碗』の方は、渋く怪しくしかも心を動かすなにかがある。静嘉堂文庫にある家康由来(稲葉天目)の青く輝く一品が随一とは思うが、それに少しも負けない妖力をもっている。静嘉堂が「美」なら、ラーメン店主所有品は「妖」だろう。もともと「窯変」の文字を輝きから「曜変」と読み替えているのだが、『妖変』と書くべき怪しい光線を感じる。本来は10億円程度らしいが相続税対策で2500万円と箱代だけの評価となる。


さて、12月10日出題作の解答。

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飛車を捨てるのではなく取らせるという技を使う。重い手と軽い手を組み合わせて作った。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題は、「本筋より変化の方が難解」という残念な評判のある作。

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2016年12月23日

困った問題がまもなく東北で

仙台に行っていたのだが、『光のページェント』が開催中だった。

仙台は日本屈指の大都会で、新幹線で東北方面に行くと、その帰りに新幹線の車窓より仙台の街の明かりを見ると、もう東京に帰ったような気がする。札幌、仙台、名古屋、大阪、福岡は独立した文化を持つ大都市というべきなのだろう。

仙台に行ったのは、ある集まりがあってのことだが、夕暮れの街を走る車の助手席から眺めていて、この光の電飾は、日本国内では最高だなあと思う。たとえば神戸のルミナリエは公園が主たる開催場所なのだが、仙台では公道である。さらによく観察すると、両側の街路樹が道路の真上でつながっている。

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上でつながらないのは表参道のイルミネーションだが、街路樹が上でつながるというのは、手ごろな道幅で、さらに街路樹が広葉樹で冬になると落葉するという条件が加わる。仙台はけやき並木で、冬になると落葉している。

神戸ルミナリエは阪神淡路大震災を記憶するために開始されたのだが、仙台の場合は、大震災のもっと前から続いている。むしろ東日本大震災の時は、保管中の電球の多くが破損し、一部は表参道から借りて数を足したそうだ。


地震といえば、来年の3月11日で満6年が経過する。ちょっとした集まりでも集まった人たちの家族の中には犠牲者が含まれることが多いようで、今回もそういう方が無念そうに語っていた。

そして、来年の3月11日を前にして、大きな声で言われることはないのだが、ある問題が予想されている。犠牲者の方々の七回忌である。

6年過ぎて7年目に入るときに仏教では七回忌が行われるのだが、執り行うべき僧侶(ご住職)の数がとうてい足りないということだそうで、各寺院も宗派ごとの本山に応援を求めているのだが、なかなか進捗しないようだ。6年前には、合同葬もあり、発見を待ちわびていた人もいたりして、今回ほど集中することはなかったはずで、僧侶にしてもボランティアとして各地から集まっていたが、さすがに七回忌にまでのボランティアはそうはいないようだ。

こと宗教行事に公的機関が援助することもないだろうから、問題は年明け早々に始まり、かなり長い期間にわたって進行するのだろうと思われる。私が手伝いをしようにもニセ坊主になりすますというのは、なかなか難しいような気がする(わざわざ小さな声で念仏を唱える宗派もあるそうだが)。

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そういう難しい問題に、もやもやしながら、仙台を離れる。仙台名物の牛タンはほんの少しだけ車中で食べてみる。最近は舌の芯を使った「芯タン」というのが流行っているようだ。
  
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2016年12月22日

薄墨のハガキ

そろそろ年賀状の準備でもしようかと思い始めるころに不意打ち的に届くのが、「薄墨のハガキ」である。いつも50枚くらいしか書かないのだが、今年は8枚も届いた。

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原因の内訳は、父2、義理父1、母2、義理母1、夫1、兄1。年下が年上を超えて・・というのはなさそうなので、まあしかたないといったところだ。長寿社会とはいえ、自分の親戚にも90前後が何人かいるので、何か月も先の旅行の予定とか組みにくいのだが、どこの家にも同じような悩みがあるのだろう。

ところで知人の中に、『薄墨はがきが届いたら、その家には年賀状を送らない』という暗黙知を知らない方がいて、その方の身内に不幸があったときに、葬儀会社から渡された案内キットを年末に送ったあと、「なぜか正月に年賀状がほとんど来ない」と驚いていらして、それ自体が大きな驚きだったのだが、その事件を解明するために8通の薄墨はがきの文面を調べると、やはり想像通りの内容だった。

こまかな文面は異なるのだが、大きく二つに分かれる。

1. 喪中につき年末年始のご挨拶をご遠慮申し上げます
このタイプが8通のうち3通である。
意味は、〇が亡くなったので、年賀状を送らないでほしい、という内容だ。

2. 喪中のため新年のご挨拶は失礼させていただきます
このタイプが8通のうち5通である。
意味は、〇が亡くなったので、年賀状は送らないのでよろしく、という内容だ。

考えてみれば、1のパターンでは、年賀状は要らないが、自分が出すか出さないかは明示されていない。逆に2のパターンでは文法的には年賀状は出さないが、送ってほしいのかどうか不明だ。北方領土は返さないが経済協力したいのかどうかは不明みたいなあいまいな書き方だ。

まあ、郵便局からいえば、相互2通の売り上げが薄墨はがき1通となり売上げ半減になって残念だろうがアルバイトの配達員にとっては、半減はうれしい話となる。


ところで、手刷りの版画でも作ろうかと思うだけで数十年間(というか幼年時の芋版以来)着手すらしたことはない。これこそ締切厳守の作業だしね。
  
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2016年12月21日

トゥームレーダー(2001年 映画)

アンジェリーナ・ジョリー(アンジー)だけのための映画だ。考古学博士だった父親の遺産を頼りに世界の骨董品を集めるアンジーのもっている時計が、5000年に一度の惑星列伝を目前に動き始める。どうも5000年前にシベリアに落下した隕石から製作されたいくつかの宝物を組み合わせると、時を自由に操れるようなパワーを身に付けるようになる。

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しかし、そのパワーは必ずしも正義というわけではない。犯罪行為に用いられると、人類の厄介になる。

その悪のスーパーパワーを狙う暴力集団とほぼ一人で戦うのだが、どこかでみかけた俳優が登場する。ダニエル・クレイグ。そう007のジェームズボンドだ。最初見たときは、顔はプーチンに似ているし、正義の味方とは言えないグレーゾーンの007シリーズになるのだが、本作でもアンジーの元カレ役のようだが、平気であっち行ったりこっち来たりと信頼に欠く演技を行う。

ところで、原題の「Tomb Raider」だが、直訳風にすると「墓荒らし」ということになる。いかに目的が地球の平和だとしても、古代王朝の墓場で撃ち合い、殺し合いをする行為こそ墓荒らしとも言えるではないかという皮肉なのだろうか。
  

2016年12月20日

菓子引売り男に再会

今年の1月に岡山県倉敷市の繁華街の一角で、夜になってお菓子の引き売り男の「鎌倉ばうむ」という奇妙なお菓子を売りつけられた話を「2016年1月12日 倉敷の引売りが鎌倉で、さらに」に書いたのだが、約1年経ち、再発見した。

場所は、横浜市の市営地下鉄の仲町台駅前。昨日の夜7時頃、用事があって地下鉄をこの駅で降りて歩きだしたら、その男はいた。1年前は「僕のこと知ってます?」と意味不明なフレーズで近づいてきたのだが、今回は「こんにちは、どうも」の連呼である。リヤカーに発泡スチロールの箱が二つ。

去年との大きな違いは、コスチューム。今回はサンタ帽を被っている。そして、目が合ったのだが、まさか覚えていないのだろうと思うのだが、ちょっと慌てたような感じにも見えた。全国巡業だったのだ・・あるいは追い出されたのか。

数分間、観察していたのだが、まったく売れていないように見えた。
  
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2016年12月19日

軟弱になり過ぎた結果が

日露交渉が散々なものとなり、本来は日本ペースに引き込んで部分的返還を期待していたものを、実現の可能性すら不明な経済協力というところに至ったという失敗に陥ったのは、総合的に考えれば現在の総理大臣の責任だけということではなく、戦後続いてきた軟弱政策の結果と言っていいのではないだろうか。

軟弱の裏側には4島と言っておけば3島ぐらいになるだろうという甘い見解があったのだろうが、それでは引き分け感にはとうていならないのだろう。

ということは、もっともっと大きな要求を用意すべきだったのだろう。

例えば、領土で言えば、南樺太も返せとか。

例えば、人権問題で言えば75万人ともいわれるシベリア抑留者に対する非人道的扱いや死者に対する補償。

ところで、うまくやったと思っているP大統領だが、こういう時こそあぶないことになるのが常だ。
  
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2016年12月18日

晴天の青空を見上げると、そこには

昨日の昼間、正確には13時44分のこと。

横浜市の自宅の敷地内に生えている桂の木の剪定をしていた。というと大邸宅風だが、極小庭園に木らしいものはこの一本だけ。手の届くところはハサミを使うのだが、5メートルも上の方を切るには高枝切りを使う。使ったことがない人が多いだろうが、伸縮式の棒の先に小さなハサミがついていて手元の操作で、先端部でチョキチョキできるわけだ。

そして、下から切っていき、樹木の頂上部分を切ろうという時には、もう空を見上げて仕事をするのだが、その時、青天に目を奪われるようなものが見えたのだ。残念ながら墜落寸前の米軍機じゃない。

天頂からみてわずかに北東にずれた場所に、白い粒々がおよそ100個程度見える。そして動いているように見える。高さは飛行機よりずっと高い位置、つまり10,000Mよりかなり遠い場所のように見える。

眼の病気ではないかとあれこれ位置を変えたりしたがやはり空のそこだけに、小さく白く光る粒がある。そして動いていて合体するように見えたりする。見える方向には東京湾の奥の方があるので、海の波が反射したのだろうかと思うがそんな話は聞いたことがない。

となると、・・・「U」「F」「O」? いかにもそういう動きだ。あわてて、ポケットのスマホを取り出し、ニュースを見るがなんの記載もない。

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私にしか見えないのだろうか。やはり前々から霊能鑑定士になろうかと思っていたので適性があることがわかった。数万メートルの物体が撮影できるとは思わないが、スマホのカメラで写してみた。あとで拡大すると、どうもそれらしいのが写っている。

UFOを見るのが先か、ゴルフでホールインワンをするのが先か自分でもわからなかったがやはり可能性の高い方が先になったのか。

たぶんハワイ島で星空観測したので、遠くのものがよく見えるようになったのかもしれない。(近くの物はますます見えないのだが)

そして、この現象はなんだったのか、調べているうちに、ついに原因に行き当たったような気がする。

「しし座流星群」なのだろう。日本では毎年12月の13日ごろによく見えるということになっている。昼は見えないし、月夜の時も見えにくいということになっている。まさか真昼から星空観測する人はいないだろうから、星は昼には見えないことになっているのだろう。
  
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2016年12月17日

AIだけではなくロボットアームも進化中

先月、デンソー(株)の企業説明会があり、株主になろうかと考慮中だったので、説明を聞きに行く。売上の45%が大株主のトヨタということで、今後起こりそうな日米自動車摩擦のことを考えると、長期保有向きじゃないとも思うが、政治家がこの株を多く持っているらしいことがわかった。

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自動車以外の分野でもいくつかの事業展開があり、そのうちの一つがロボットということで、元々工場の中で使うロボットを自分で作ってみたらうまくいったということから発展して、医薬系の分野(試験管を振る動作とか)が得意だそうで、その応用が将棋指しロボット「電王手くん」だそうで、多くのプロ棋士を一ひねりにしている。AIがどんどん発達して知能の点でも人間を上回る時代になり、ロボットもさらに滑らかな動きができるようになったのが、「新電王手さん」。デザインも曲線が多くなった。女流棋士いじめ用か?

そのうち、対戦相手の人間の不正行為を見抜くような機能が追加されるかもしれない。腕が伸びて、怪しい手には、相手の駒をつまんで元の位置に戻したり、あるいは指そうとする相手棋士の指をつまんで痛い目に合わせる機能とか。


さて、12月3日出題作の解答。

1217k


1217kk


初手に打った香が邪魔になり、5手目に捨てる。なお2手目に△1二玉と逃げれば、▲1三銀 △同玉 ▲1四飛まで5手で詰む。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

1217m


最初の方がごちゃごちゃしているが、最後の方は手数の長い割りによく見る手筋に落ち着く。

わかったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ正誤判定します。
  
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2016年12月16日

リゾートホテル、ルアウショー、コナ空港

ハワイ島ではコナ空港の北側にあるワイコロア地区のリゾートホテルに宿泊。広大なホテル内の移動は、低速鉄道かクルーズ船が便利で、全面が海に面した部屋と、部分的に海が見える部屋と海が見えない部屋で価格差がある。海からはホテル内に海水が導かれていて、海亀やシャークがいることがあると説明を受けたが、いくらみても小魚しかいなかったが。

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有名なホテルチェーンが経営していて、近くにコンドミニアムも建てている。実は、見学に行ったのだが、どうも日本円で4OKUから40OKUらしく、買える人もいれば買えない人もいて、買えない人はタイムシェア(1年間に何日とか、2年間に何日とか)がお勧めだそうだ。

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冗談は置いて、このホテルのポリネシアンショーは、今までになく大迫力かつ長時間ですばらしいものだった。野外ビュッフェスタイルでフリードリンク。司会者兼シンガーの聞きなれない英語ジョークに耳が慣れるまで時間がかかったが、どうして米国人ってつまらないジョークを連発するのだろうか。

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食事は、ホノルルではないので、総じて期待はできないが、サラダのキウリとトマトは美味しいのだが、日本のが不味いということだろう。やはりマグロは高価で、アボガドで代用する人が多いようだが、醤油はつかわないようだ。(オアフ島は日本人観光客ばかりだが、ハワイ島は少ないようだ。今月末からハワイアン航空が羽田直行便を始めるので、ゴルフバッグとクレジットカードを持って行くといいかもしれない)

そして、直行便がまだなかったので、広大なホノルル空港(真珠湾南部にある)での不可解な乗り継ぎが必要で、帰国のためには早朝4時前に起きることとなる。(日本時間の深夜11時)

便利なはずのホテル内の低速鉄道もクルーズ船もまだ動いていないので、自分でバッグを引っ張り、運転手の居眠りを見張りながら空港に着くと、ハワイアン航空の自動発券機はいつものように不調で、カウンターに並ぶことになる。

airport


しかも、この空港の待合室だが、建物に壁がないため。外気温と同じである。乗るべき飛行機は目の前(画像左の白い球が機首)にあり、船の乗船場みたいだ。ベンチに座って時が来るのをぼんやりと待つことになる。いつものように、次に来るときはこうしようああしようと思うが、コンドミニアム買わなかったので、なかなかそういうことにはならないか。
  
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2016年12月15日

コナ・コーヒーとビッグアイランドキャンディーズ

ハワイ島の名産品といえば、「コナ・コーヒー」ではないだろうか。世界三大珈琲(ブルマン、キリマン、コナ)とも言われるが、他の豆と比べると2倍から3倍の値段が付く。

元をたどると、コナ・コーヒーのふるさとはブラジル。カメハメハ2世がロンドン訪問中に急病で亡くなり、その亡き骸を母国に搬送する途中、使節団はブラジルに帰港。その際、コーヒーの木を記念に求め、母国に持ち込み、オアフ島に植えた。

しかし、オアフ島の気候や土質に合わなかったのか成長しなかった。で、ここでコーヒーの木が枯れてしまえば、何事もなく終わっていたはずだが、あるイギリス人が、最後のお願いといってハワイ島に植えなおしたところ、ムクムクと伸び始めた。海からの風と光、酸性土壌がぴったりだった。

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しかも、ハワイ島では、海辺との間に崖があることが多く、その部分にコーヒーが植えられているのですべての作業が機械によって行えず人力で収穫することになる。これが他所のコーヒーより高い理由だ。焙煎専門店で焦したてのコーヒーを買おうと努力したが、二日に一回がロースト日ということで、当日は豆(粉)を買うことになるが、注意しないと2種類のパッケージがある。100%のPUREコナと、10%のコナ・ブレンド。

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そして、名物工場がビッグアイランドキャンディーズ。工場の中の売店で商品を売っている。チョコレートとクッキーと各種のナッツなどを使っている。商品ごとに果てしなく試食を続ける。

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工場労働者は女性が多い。すばらしい体格の方が多いのだが、商品つまみ食いではないようだ。何しろ米国なので賃金も高いはずだ。
  
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2016年12月14日

熱帯にある滝へ

ハワイ島には熱帯、亜熱帯、温帯、亜寒帯と揃っているそうだ。その中で、熱帯地域にあるのが、アカカの滝。高さが130mということは那智の滝と同じ位で華厳の滝(97m)よりは高い。

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ジャングルの中を歩くと、それらしい滝があって、それが前座らしい。さらに熱帯植物園のような順路を歩くとまた滝があるが、まだ真打じゃない。そして最後にアカカの滝を見るのだが逆光でよく見えない。


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ところで、ハワイ島は火山の溶岩の上にある島なので、基本的には植物も動物も人間も外部から持ち込まれたものだ。

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その中で、幅を利かせているのがススキみたいに見えるサトウキビ。実は栽培用に持ち込まれたのだが、今は商業化されていない。一つにはダイエットブームのせいかもしれない。放置サトウキビ畑から、サトウキビが増殖し拡散している。採取する人もなし。



一方、動植物、何でも持込可能かというと、違う。特に蛇がいないそうだ。島に蛇を持ち込んだ場合、刑務所行ということだそうだ。
  
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2016年12月13日

米国最南端と黒砂海岸の海亀

ハワイを中心に地図を考えるとどうなるかと、グーグルアースで作ってみると、とんでもないことになっていた。太平洋の真ん中にあるというかハワイの周りには陸地がないわけだ。まさにハワイを制するものは太平洋を制するということで、太平洋に覇権を伸ばそうと思うチャレンジャーは、ハワイ攻撃を狙うのだろう。

hawaii


そして、ハワイ諸島の最も南東側にあるのがハワイ島。カメハメハ大王の出身地だ。なんとなく日本における沖縄県と米国のハワイ州は似たような関係にあるように思える。本土と微妙に感覚の異なる人が住んでいるように思えた。奇妙に思ったのは、ハワイ島だけの問題かもしれないが、オバマ大統領の出身地なのではあるが、色の黒い人はほとんどみかけない。もう一つ、観光客にしてもK国の人は多いが、C国の人はいない。これもハワイ島だからかもしれない。都会ではないから。

有名な黒砂海岸だが、基本的に溶岩の上にある島なので、砂は黒い。白い砂の海岸はサンゴ礁によるものだが、ほとんどない。海岸線はほとんど黒く、砂なのか岩なのかという問題なのだ。

そして南部の黒砂海岸には海亀が上陸することで知られている。(島なので、海亀はどこにでも上陸するのだが)

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そして、海亀を観に行く前に通るのが、米国最南端の岬であるKa Lae。そんな景観地に風車があって発電している。元々、三菱重工が二十数基立てたうち、半分ほどが残っているそうで発電中とのこと。現地ガイドの話では、少し前にその社員が遊びにきて、「風車だけじゃなく戦車も作っている」と余計なことを言ったらしい。次に攻撃するときは、戦車も上陸するだろうと脅したのかもしれない。

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黒砂海岸の海亀には、近づいてはいけないことになっている。海亀撮影のために日本から望遠レンズをもっていったのだが、なかなか笑ってくれない。なにしろ昼寝しているのだから。
  
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