2012年11月30日

とりあえず、病名決まる

ノロウイルス!と思われるとのこと。

過去に何回か罹っているので、そうかなと、思っていたけど

「流行の先端いってますね。」と言われても笑う余裕なし。

6種類の薬を3種類の間隔で飲むというのは難しく、すでに残った錠剤の数が理論値と食い違っている。・・

徐々に、体温降下中。外は寒そう。

では、
  

Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月29日

熱病

昨日来、高熱。

体力および気力を大幅に消耗している状態。


熱病と言えば、平清盛(1118年〜1181年)が有名ですが、清盛よりも長生きしないと、年金払い損になるわけです。頑張らないといけないねえ。(これだけ書くのにも体力大消耗です)

とりあえず、病名を確定しに行かないといけないわけだ。

では・・  
Posted by ota416 at 00:00Comments(3)TrackBack(0)

2012年11月28日

引退して第三の道を歩むとは・・

二代前の首相である鳩山由紀夫議員が12月の総選挙には出馬しないことを表明した。第三の人生を歩むそうである。

じゃあ、第二の人生は政治家として、第一の人生って何だったのか。そして第三の人生とは。

色々と理解できないことの多い人だったし、以前も、引退すると言って引退しなかったこともあるので、他の政党からお声がかかれば復活することだってあるだろう。

そして、引退後の話で思い出すのが、やはり小沢画作によって誕生した細川内閣。財布の太さに目を付けられて担がれたものの、平安時代の天皇のように、突然、任期満了となり、引退に追い込まれた。

そして細川元首相は、先祖代々温めていた細川家の文物や宝物を美術館という枠組みの中で市民に公開している。永青文庫美術館の理事長である。そして、自ら製作する焼物は、一級である。


それで、鳩山氏が政界引退する場合、やはり鳩山家の家宝を展示すればいいのではないだろうか、と思うのだが、よく考えると、「ブリジストン美術館」という、大規模な美術館があるのではないだろうか。

ただし、鳩山氏が大好きな中国の美術を大量に集めているのは、永青文庫の方であることは皮肉だ。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月27日

キラキラネームにイライラした人

北海道新聞のWEBコラム『卓上四季』の11月20日号の「キラキラネーム」が話題になっている。まず、その記事。

キラキラネーム
生まれた子に当て字を使ってアニメの主人公などの名前を付ける親が増えているという。判読が難しい、こうしたニュータイプの名前を「キラキラネーム」というそうだ。今年の「新語・流行語大賞」の候補語にも挙がっている。

「今どきの若い親は」と眉をひそめる人もいるだろう。「個性的でかわいい」と共感する人もいよう。多様な受け止め方があっていいと思うが、この人は「キラキラ」を許せないらしい。

自民党総裁の安倍晋三さんが先日、東京都内の講演でこう述べた。「キラキラネームをつけられた多く(の子供)はいじめられている。ペットではないのだから、そういう親も指導しなければいけない」(16日読売新聞)。

まるで「いじめられるような名前は付けるな」と言わんばかり。違うだろう。「いじめる側」が悪いに決まっている。“異質”を理由にいじめるような者をいさめるのが教育だ。これが政権を奪回し、得意と自負する“教育改革”に再び乗りだそうかという人の見識とは、あきれる。

「於菟(おと)」(オットー)「茉莉(まり)」(マリー)「不律(ふりつ)」(フリッツ)「杏奴(あんぬ)」(アンヌ)「類(るい)」(ルイ)。あの森鴎外が3男2女に付けた名だ。明治時代にしては「キラキラ度」はかなりのものといえそう。

世が世なら安倍さんの指導対象?天上の文豪も「ぜひ、ご指導をいただきたかった」と残念がっているかも。


実際、「心春(こはる)」「心結(みゆ)」とか人気ネームランキングに入っているのも、ちょっとそれっぽい。変わったのでは「永久恋愛(エクレア)」とか「未来(フューチャー)」とか「一二三(ドレミ)」とか、すごいのもある

それより、話題になったのは、次期首相候補だからなのだろうが、確かに、そんなことしゃべっている場合じゃないでしょって思わないでもない。厭な名前なら大人になって別名を名乗ればいいだけじゃないだろうか。案外、政策って、これくらいのことを各種大量に考えているだけなのだろうか。

思えば、晋三というのもかなりの平凡ネームで、「心臓(ハート)」とか変えたらどうだろう。

もしかしたら、自衛隊じゃだめで国防軍にしようと考えているようだが。自衛隊と書いて「ミリタリ」と読ませるとかいかがなものだろうか。二世と書いて「ボンボン」と読むとか。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(3)TrackBack(0)

2012年11月26日

次はウラジオ奪還?

「帝国主義によって奪われた土地(島)は取り戻す権利がある」と言い張る国こそ、現在の敷地の基礎となるのは、有史以来繰り返してきた代々の大帝国の興亡の結果であるという滑稽を思い出すべきなのだが、次の打倒帝国主義の目標が決まったようだ。

会員制情報誌であるフォーサイトによれば、最新の中国の歴史教科書にはウラジオストックを含む沿海州の所属について、威勢のいい記述が登場したようだ。

ウラジオストクはもともと中国領で、1860年の北京条約によりロシア領に移管。帝政ロシアはこの天然の良港に、「極東を制圧せよ」を意味するウラジオストクという名前を付けた。だが、中国の新しい歴史教科書には、「極東の中国領150万平方キロが、不平等条約によって帝政ロシアに奪われた」との記述が登場した。中国はある日突然、ウラジオストクを「中国固有の領土」として返還を要求しかねない。中露間で歴史的なパワーシフトが進む中、ロシアにとって、尖閣問題は他人事ではない。


その沿海州がロシア領になったのが1860年の北京条約である。アロー戦争後、天津条約に飽き足らない英仏両国が、さらに北京まで軍隊を送りこんで清国から利益を奪ったのが北京条約の第一幕(10月24日)。さらに、この交渉の仲介をとったとして、コバンザメ風にロシアが便乗し、清露間で別条約を締結(11月14日)。これによってロシアは沿海州の所属を自らのものとした。英仏の得た権益や領土については、現在はすべて中国に返還されているのだが、コバンザメの得た地面は、アムール川の東側については、そのままロシア語の地名に書き換えられたままになる。ウラジオストックが含まれる。

ただし、2000年代のプーチン政権による積極的な国境画定政策により、公式的には、現在中ロ間に領土問題は存在しないはずである。アムール川中洲の島々を分割して国境を画定した。その背景として、プーチンは来るべく中国の台頭を恐れ、中国とロシアの国力の拮抗が崩れる前に、将来の禍根を消滅させたと言われている。

その中ロ国境条約を両国が締結してから、まだ10年も経たないのに、歴史教科書に登場するというのは、今後、言いがかりをつける準備と考えるのが妥当なところだろう。

では、いかなる理由で国境条約を覆すのか考えているうちに、うっすらと見えてきたのは、「中華民国」のことである。実効支配しているのは台湾島であり、国民党と民進党を中心とした政党政治を基盤とした民主主義国である。

この中華民国は、北京条約そのものを不平等条約として認めないと主張しているわけだ。

つまり、中国が中華人民共和国である限り、北京条約は有効で、再び中華民国となれば北京条約は違法ということを主張することになる。もはや中国は共産党政権以降を想定しているのではないか、と感じないでもない。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月25日

鉄に恋した、古屋菜々

有楽町にある日新製鋼(株)1階にあるギャラリーで開催中(〜12月21日)の展覧会に行く。というか、通りかかったので、のぞいてみる。

しかし、鉄という素材は人類史上、青銅の次に実用化され、最初の用途は武器だった。そしてその後の歴史の中で芸術の素材に使われることは、あまりなかった。あえていえば、日本刀かもしれない。また火縄銃というのも、高額で取引されている。しかし、鉄そのもので造形するというのは、ちょっとない。

というのも、武器だけじゃなく、日常の生活の中で、あまりにも実用的かつ日常的に存在しているからかもしれない。そして、錆びやすい。貴金属のように、希少価値があって、永遠に輝くというような性質とは正反対だ。

a12


しかし、融点の近い鉄とニッケルを何層にも重ねていくと、ある縞模様の素材が現れる。それは、ダマスカス鋼と言われる。やはり刀の素材の一種なのだが、その鍛接といわれる特殊技術で得られる金属塊を使って各種の芸術作品に仕上げるのが、古屋菜々さんである。

a3


実は、会場に本人がいて、少しだけ話をさせてもらった。というか、多弁型の女性のようなイメージだったのだが、実は自分で鉄をたたいた経験があるわけじゃないので、実感のない話は、なかなか進展しない。そもそも日新製鋼の社員でもなければ、その方面の業界人でもなく、単に通行人みたいなものだからだ。

普段は、埼玉県の工房で鍛冶(家事ではない)をしていて、夜はフォークリフトを運転して生活しているそうだ。

なんとなく思ったのだが、既婚か未婚かは不明だけど、同居したパートナーにささいなことで腹を立てて(俗に言う夫婦喧嘩)、文字どおりの鉄槌を振り下ろしたりしないのだろうか。タイガーウッズの元奥様が旦那の女遊びに逆上して、ゴルフクラブで一撃したことを思い出したのだが、ハンマーでの一発なら、効果は絶大だろうか。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月24日

足が冷たい場所へ!

明日、11月25日には職団戦がある。綾瀬にある東京武道館で開かれるのだが、この東京武道館というのが、実は曲者で、いつも会場を間違えるチーム、あるいは選手がいる。

というのも、以前は日本武道館で開かれていたので、日本武道館と混同する人がいる。また、千駄ヶ谷の東京体育館で開かれる場合もあるので、東京体育館に行ってしまう人がいること。東京武道館という名称では間違いがいかにも多過ぎる。

もっとも最近の腕前の能力下落は激しいので、対戦相手が場所を間違えてくれることを、密かに願う。

tb


そして、別途、私のところには、1ヶ月後に同じ東京武道館で開催されるU−18将棋大会のパンフレットが送られていたのだが、それを読むと、「上履き持参」と書かれている。

ということは職団戦でも上履きは必要ではないのだろうか、と疑い始める。裸足で対局するのは辛いものがある。で、幹事に問い合わせた結果、「将棋連盟に電話で確認したところ、「どちらの大会も床はビニールシートで養生しているが、それでも冷えるので上履きの用意をしてもらった、とのこと」だそうだ。

しかし、上履きを履くためには土足を脱がないといけない。土足の上に上履きを履かないだろう。どうせ一足しか履かないのだから、冷え方は同じなのではないだろうか。



さて、11月10日出題作の解答。

s12


▲1三金 △1一玉 ▲3二歩不成 △4四角 ▲1二歩 △2一玉 ▲3一歩成まで7手詰。

2手目、△同角は、▲3二歩成 △2三玉 ▲3三角成 △1四玉 ▲2四馬まで7手駒余りとなる。

打歩詰には不成である。


今週の問題。

1124


筋を見つければ、詰手筋を使えば解ける。

手数のヒントだが、ある人数でレストランに行ったのだが、自分だけオカズが少ないと文句を言って席を立った男がいた。その男以外は痛い目にあった。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。  
Posted by ota416 at 00:00Comments(4)TrackBack(0)

2012年11月23日

食卓のスカイツリー

本家のスカイツリーには、まだ近寄っていない。逆に地下街の飲み屋をウロツイテいる。

最近、スカイツリー状の食べ物を発見。

tower


オニオン・リング・タワー。Lサイズ。高さ400m。いや400mm。

思うに、作るのが意外に難しいのではないかと思う。たまねぎ2個分かな。3個のような気がする。Sサイズを頼むべきだったと思ったが、手遅れだ。

もちろん上の方から順に食べていくのだが、上の方のリングは小さくて、下の方のリングの方が大きい。どんなに美味しい料理でも、食べ進むにつれて、飽きてくるのが日本人の悪癖であるのだが、まして玉ねぎのリング揚げである。イカのリングじゃない。

なんというか、惰性で食べつくしたのだが、その後、体調がすぐれない。もしかしたらタマネギ中毒になったのだろうか。

症状:症状は貧血、黄疸、可視粘膜蒼白、ヘモグロビン尿など。発症までに1〜数日かかる。慢性症状は肝臓機能の低下。

治療:すぐに吐かせる。ビタミン剤投与。有効な治療方法、解毒剤などはなく強心剤、利尿剤などの対症療法を行う。重症の場合は輸血。

*タマネギ中毒(タマネギちゅうどく、onion poisoning)とは、タマネギなどの摂食を原因とするイヌ、ネコやウシなど反芻動物の食中毒のことである。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月22日

半分の月がのぼる空(2010年・DVD)

いわゆる難病・初恋ジャンルの映画。同じようなストーリーは多いのだが、病名が変わったり、入院しているのが女だったり男だったり、結末をどうやって仕立てるか、そういうところがそれぞれ監督の腕の見せ所になっていて、だいたい、どれでも適当に感動する。

q3


この映画の場合、男女ともに入院しているが、女性(忽那汐里)の方が重病で、かつ、事情が複雑だ。役回りから言えば男子(池松壮亮)の方が主演なのだろうけど、平凡な役のように最初は、思えた。

q2


また、大泉洋が冴えない内科医として登場していて、「ストーリーから浮いていて余計だなあ」と思わせるのだが、1時間半位経過したところから、突如、活躍し始める。この大泉演じる夏目医師と忽那汐里の演じる少女の止まっていた時間が、突如、動き始める。

q1


止まっている時間って、止めておこうとしても、いずれ動きだすものなのだろうか。

単にスクリーンの上のストーリーであるのに、観た後に、何か心の騒ぐ作品と、思う。

なお、本作出演の時にはほとんど話題にならなかったのだが芦田愛菜の映画初出演作。大泉洋の娘役。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月21日

無人島でもないのに厄介な島

cyprus地中海の東側にある小島、四国の半分程度の島であるキプロスは現在は事実上南北に分断されている。いわゆるキプロス共和国が南側2/3。北キプロスはトルコの事実上の支配下にあり、国家として北キプロスを承認しているのはトルコだけである。

そして、この両国の対立が、EUにトルコが加盟できなかった最大の理由といわれている。南側のキプロス共和国をほぼ同一経済にとりこんでいるのがギリシアであり、ギリシアが強硬にトルコのEU加盟に反対したからだ。

そして、EUが域内に近隣の相対的に労働コストの安い国を取り込んで拡張を続けていた戦略モデルで行き詰ったのが、このトルコ加盟問題であったわけだ。

もっとも、トルコを仲間に加えても、いずれ行き詰まり、次に北アフリカ諸国を仲間に入れ、さらにアフリカ西海岸、中央アフリカ・・・と安い労働力を探し求めて地域を拡大していっても、いずれ行き着くところがあり、そこで巨大崩壊する運命にあったのかもしれないので、「トルコはずし」が正解だったのか誤解だったのかは簡単には言えない。

そして、1990年以降、この島で起きていたことだが、タックスヘイブン。租税回避地である。といってもアングラマネーの集積地だった。その得意先がロシアである。実はロシアへの海外からの直接投資残高の40%がキプロスからの資金だそうだ。次いでオランダが17%、ドイツ8%と続く。そして、キプロスからの資金というのが、元はロシアということだそうだ。つまりロシア人がアングラで稼いだカネをキプロスに持ち込み、キプロスからの投資ということにしてしまうわけだ。

それで、この島にはギリシア・トルコ勢力だけじゃなくロシア勢力も繋がりを持っているそうだ。

ところが、突然なのだが、昨年9月に巨大問題が発生した。

島の近辺の海底に大規模ガス田があることが判明した。そこで登場したのがイスラエルである。さらにレバノンが自国でガス田開発すると言いだした。さらにシリアも開発計画をスタートさせた。さらに複雑なのが、この小島には英国の海外植民地が2か所もあるそうだ。

今はEUの議長国なのだ。半年交代で、今年12月まで。その後が危ない。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(2)TrackBack(0)

2012年11月20日

犬とハモニカ(江國香織著)

inutoha第38回川端康成文学賞受賞作。著者の作品を多く読んでいるわけではなく、2冊目か3冊目かもしれない。「冷静と情熱のあいだ」とか。

登場人物が少なく、その人間同士の間の様々な感情が移りゆくさまを描くのがとても上手なのだ。そのために、自分が読んで感じている部分のほかに、もっと複雑な構造が存在するのだろうなあとは思うのだけど、そう簡単には深くは読み切れない。もっとも川端康成賞にふさわしいと思うのは、元祖川端康成も、『雪国』とか『古都』とか、かなり心理ゲームのところは難しく、とても読み切ることはできない。

というところで、もっと20年ほど先に読み直すと巧く表現できるのかもしれない。

そして、ふと思うのだが、今年だいぶはまってしまった『和泉式部日記』も、同じ系列のルーツなのだろう、と一人で納得しているのだ。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(1)TrackBack(1)

2012年11月19日

野合始まる 大正デモクラシー以下の人たち

15もある政党のうち、まったく異なる政策のような維新と太陽が合併するようだけど、どちらの代表も国会議員じゃないような気がするが、勘違いかな・・

尖閣列島購入に突っ走っていた人と、竹島共有化とか言っていた人なのだけど。

現在、幕末の政治史の解説書みたいな本を読んでいるのだけど、まさにペリーがきて当時少数意見だった開国論を幕府が決定した後の京都を中心に展開された国論の二転三転四転五転六転七転八転九転と同じような状況だ。当時走り回っていた人も、自分の位置なんてまったくわからず仕舞いで、斬ったり斬られたりして、最後に残ったのが伊藤博文だった、というようなことだったわけだ(彼も結局、暗殺されるのだが)。

ところで、少し前に朝日系の雑誌が橋下市長の出自を特集して、袋叩きにあった事件があった。個人的には橋下をなぜハシモトと読むのかが、なんとなくわかっただけで、今更ながら日本のマスメディアのとんでもない本質をさらすもんだ、と呆れかえっていたのだが・・


先日、丸の内某所で遅い昼食を一人で食べている時だった。ミックスフライ定食、1200円。魚介類や肉類のフライに鳥唐にサラダに味噌汁。まあ、今の政局みたいなランチだと思っていたら、となりの席に新聞記者らしい二人が座って、850円の豚肉生姜焼定食を食べ始めた。先輩記者が後輩記者にあれこれと教えているのが自然に耳に入ってしまうのだが、

○党の○は、どこの出身で、親が何をやっていて、先祖は○で、●党の●は●の関係で、●先生の●で、とか、・・・。早い話が、政治家というものを単に出身や出自やその他の外的要因だけで判断しているらしい会話を延々と続けるわけだ。

本人の政治的思想やその形成された背景について分析しているようには、まったく見受けられないわけだ。

新聞記者ってそんなレベルなのだろうというのは、経済部の記者の例で感じていたのだが、記者も議員も大正デモクラシーの頃の政治レベルより、確実に下である、と言えるだろう。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(2)TrackBack(0)

2012年11月18日

衆院選と都知事選

どうも政党の数が多過ぎて、各党首の意見を聞いていて、差がよく分からないことが多い。ブレンドメニューやトッピングメニューが多過ぎて注文するまで時間がかかり過ぎる外資系アイスクリームチェーンみたいだ。実際、政策なんて、今の日本には選択できる幅が無いので、差が出る訳ないのかもしれない。

さらに、無茶なマニフェストを打ちだしたのが民主党失敗の原因とも言えるわけで、ともかく何も変われないのに、政策不明集団が15もあるわけだ。まったく暴力団風だ。親分と子分の関係だけだ。強そうな親分のところに子分が群がるが、忠誠心なし。

少なくても、衆院選と都知事選が同一日程となったため(あくまでも、都民の話)、まず都知事選で立候補して、負けても知名度をアップしておけば、衆院選で再チャレンジがある、と思っていた人たちは戦略の見直しが必要となる。どちらか一つの一発勝負。

ということで、かなり知事選の候補者が絞られている。

結局は、

 猪瀬・・自民+公明

 松沢・・民主

 宇都宮・・共産+社民

 東国原・・その他大勢

といった国政代理選挙に収束していくように思える。

まあ、都民じゃないので関係ないのだが、東国原氏も東京都知事をめざすのなら、昔の名前(東、あるいは、ひがし)に戻したら、どうなのだろう。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月17日

むし将棋?

11月号の「詰将棋パラダイス誌」を読んでいたら、ある問題に新種の駒が登場していた。

ari1


「蟻銀」。アリ銀だ。何か着実な機能の駒を連想する。

動物将棋の新種なのかもしれない。

もともと日本の将棋の駒は、漢字二文字で、上が玉、金、銀、桂、香というように宝物になっていて、下が車とか将とか馬とか戦争用語であって、その組み合わせになっている。歩兵とか飛車というのは、完全に戦争用語だ。

現在の駒を、虫にたとえてみて読み変えたらどうなるのだろう。

歩=アリ    蟻  (蟻)C国人民軍みたいだ。
香=バッタ   飛蝗 (飛と略。)
桂=カマキリ  蟷螂 (螂と略。)
銀=コガネムシ 黄金虫(金と略。)
金=チョウ   蝶  (蝶)
角=セミ    蝉  (蝉)
飛=カブトムシ 甲虫 (甲と略。)
玉=クモ    蜘蛛 (蜘と略。)


さっそく詰将棋を作ってみた。8種類の駒を使うので、作成に一苦労。

1117a


虫が嫌いな人のために、アナログ版も作ったので参考に・・

1117b


わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。なお、虫は裏返しになると大暴れするので、「成」ではなく「暴」と書くこと。


さて、11月3日出題作の解答。

x12


▲1三金 △同玉 ▲2三金 △同飛 ▲2五角まで5手詰。

解答を書くのが簡単だ。動く将棋盤は、こちら

初手から▲1一金と打って精算するのが紛れかな。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(4)TrackBack(0)

2012年11月16日

引き際が見つからない人

11月18日と11月23日に、JI昇格プレーオフという過酷なサッカートーナメントが行われる。参加チームは、全22チームのJ2リーグ戦の3位から6位までの4チーム。1位と2位は自動的にJ1へ昇格したのだが、残る1枠をめぐって4チームがトーナメントを行う。90分で決着がつかない場合は、順位が上の方が勝ちと認定される。

その4位枠(つまり4チームの2番目)で出場するのが、「横浜FC」。毎年J2の優勝候補に挙げられながら最下位付近を徘徊していた。今季も第3節ではついに22チーム中最下位まで落ちていた。その後、少しずつ上昇に向かい、トーナメント出場権のある第6位の椅子が近付いてきた。

そこで、大事件が発生。「キング」が別のスポーツの代表として戦線離脱。その効果か「キング」のいない最後の4週間で4連勝。ついに自力昇格の眼が出てきた。

しかし、・・・・・・・・・

神奈川新聞より

横浜FC:カズがチームに合流、J1昇格プレーオフに向け「気持ち高揚」

フットサルのワールドカップ(W杯)日本代表として史上初の16強入りに貢献したJ2横浜FCの元日本代表FW三浦知良(45)が14日、約1カ月ぶりに横浜市保土ケ谷区のLEOCトレーニングセンターでのチーム練習に合流した。18日の5位千葉とのJ1昇格プレーオフ準決勝について、「ホームだし、アドバンテージで引き分けも許される。そういう戦い方もある」と大一番を見据えた。・・・・チームは自身が不在の終盤4試合を4連勝し、最終順位を4位とした。・・・・


本人と回りの意識の差って大きいのだろう。

なんとなく、今から感じているのだが、プレーオフ決勝で勝ってJ1に昇格できるのだが、その時、J2レベルの選手を大量整理するような気がするのである。なんとなくワールドカップフランス大会の時に、最終メンバーに選ばれず、すごすごと戻ってきたことのプレーバックが起きるのではないだろうか。

来季あたり、サポーターに加わろうかとも思わないのでもないが、何しろメンバーの出入りが激しいチームなので、来季がどうなるのかよくわからないのである。  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月15日

シャーロック・ホームズ(2009)

先日、横浜でシャーロック・ホームズのパネル展をみたが、あまりにも手抜き度99%という感じだった。だいたい、ミステリファンの入門書みたいな話なので、どういう角度で展開しても陳腐的になりがちだ。

そこで、思い出したのだが、テレビの映画を録画していた。探し出して見始めると、これは、バットマンだなって感じたわけだ。最初から美女連続殺人事件。現場にホームズと弟子のワトソン博士が殴りこみ、敵をぶちのめすのだが、敵のピストルの弾が全部はずれるのは月光仮面と同じだ。

sh1


そして舞台は19世紀の後半であることが、わかってくる。殺人犯は絞首刑になるのだが、まれに生き返る。

そして、次に犯人(英国の貴族)が狙うのが、世界制覇。毒ガス兵器を開発して、国会議事堂で国会議員の全滅を狙うわけだ。(日本だと、全滅してもすぐにカビのように次の議員が湧きだすので意味がないが)

ホームズを演じるのが、ロバート・ダウニー・JRで、ワトソン博士がジュード・ロウ。小説では、ホームズとワトソンの力関係は8:2から9:1のように思うのだが、この映画では6:4位に二人の力関係が接近しているように思える。ワトソンが体格良すぎるような気がする。

sh2


思うに、これって日本の時代劇、韓国の宮廷ドラマ、米国の西部劇とか007なのだろう。英国って、侵略してきたバイキングがそのまま征服した国だし、フランスとの戦争だって、どちらが正義ということでもない(ジャンヌ・ダルクを火炙りにしたのが最悪だ)。英国最盛期を舞台にすると、海外での盗賊ぶりとか奴隷売買とかアヘン取引とか、なんとなく後ろめたい話題ばかりだ。

なんとなく、メシは最低だし、身分制度の空気が漂っているし、住みにくい街なのかもしれない。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月14日

神去なあなあ日常(三浦しをん著)

今や、本を書けば次々に印刷所を残業の山にし、出版社や書店員が山積みの本の重みで腰痛を患い、著者の印税振込み銀行の行員は、各種お勧め金融商品を考え出すというプラスサイクルの中にいるのが、三浦しをん女史である(少し前は、あさのあつこ女史がそうだったし、もう少し前は、・・・・)。

書店員が腰痛にならないように、文庫本になっている『神去なあなあ日常』を読んでみた。

kamisari


さらに言うと、「お仕事系小説」である。林業。

実は、小説の面白さもあるのだが、自分の何代か前の御先祖が田舎に小さな森を持っていて、そのうち、その森をどうするか考えるべき時がくるはず。早い話が、まったく思いつかない。小説でも読んで参考にしようかというような邪心もあった。

まず、その邪心のことだが。何の参考にもならなかった。ようするに超巨大な数百ヘクタールもあるような山林地主でないと、現代日本では話にならないわけだ。その上、独自のビジネスモデルが必要なのだが、数十年サイクルのモデルになるため、現在の素晴らしいプランが、遠い未来にうまくいくのかどうか、よくわからない。


まあ、そういう超ロングタームな仕事に、横浜出身の若者が飛びこんでいった(というか、押し込まれた)わけだ。(それを読む私が、横浜にいるのは妙だが。)

それで、新米が林業の村に入って行って苦労の連続を体験するというのは、よくある話で、そういう意味では、よくある話を書いて読者に読ませるというのは実際には難しいのだが、筆致を極めてあるので、割に素直に読める。

そして軽い恋愛空気が流れるのだが、結論が出る前に本書はクローズとなる。さらに俗に堕ちるからだろう。

まあ、このお仕事系の流れの先に「舟を編む」もあるのだろうが、ちょっと作者に期待する方向とはずれているような気もしているのだが。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月13日

知事になりたし、おカネは惜しし

大統領選という巨大イベントの後は都知事選というミニイベントである。あと20日ほどで公示され、12月16日に投票日。

思えば、大統領選の結果は、大統領も下院も上院も、いままでと変わり映えしないことになったのだから、選挙のために使った費用は、一体、なんだったの?と言いたくなるが、「金持ちのための金持ち候補」と「貧乏人のための金持ち候補」が争ったのだから、まあいいか、ということになるのだが、日本には、そんなに金持ちがいるわけじゃない。今までの都知事選立候補者を鳥瞰すると、金持ちといえるのは鳩山邦夫氏くらいだろう。(ドクター中松も金持ちかもしれないが)

立候補に必要な供託金は300万円と、知事選は高い。国会議員選挙も300万円必要だが、支持団体がいれば有効投票数の10%のハードルは超えられるはずだ。しかし、都知事選となると、政党支持を受けた人だけじゃなくて、小説家やジャーナリストや他の県の元知事が参戦する。

もっとも、戦前から戦後の早い時期は旧内務省派閥の元官僚(特に厚生族)がイスを回していた。陸軍石井部隊の流れも引きついでいたわけだ。鈴木俊一氏も元内務省の役人だった。

そして、唐突に登場したのが、元厚労省の大臣である舛添要一氏。元自民党で新党改革代表。この他党の代表を民主党が担ごうというのだから、どうにもわけがわからない。

既に立候補した松沢成文氏は元民主党で神奈川県知事だった。前回の都知事選挙に立候補する予定で、途中で石原氏の気まぐれで立候補とりやめ。300万円を捨てる気にならなかった。こちらは民主党が推薦しそうなものだが、なぜか民主党とはそりが合わないらしい。

同様に、石原知事ご指名の猪瀬直樹氏だが、こちらは自民党とそりが合わない。

反原発運動という奇襲作戦に出た宇都宮健児氏にすり寄ったのは共産党と社民党だけ。(もっとも2党が支持に回ると、約10%の基礎票があるため供託金の回収には成功するだろう。

東国原氏は責任重大な都知事の椅子よりも、衆院議院になりたいらしい。

蓮舫女史や小池百合子姉さまにも声がかかったらしいが、勝てるめどもないのに国会議員を辞める気にもなれない。

早い話が都知事になるには、そこそこの有名人である必要があるのだろうが、都知事になって得るものよりも失うものの方が多いのだろう。猪瀬直樹氏だって、元のジャーナリストに戻っても十分過ぎる成果を得られるだろうし、公示日の数日前まで、候補者と政党の醜い綱引きが続くのだろうと推測。

思い出すのがコロンブスが新大陸を目指したもののスポンサーを探すのに奔走したこと。コロンブスは歴史に名声だけを残し、得るものはスペイン女王のポケットに。どうも、政党支持を取り付けて名声を得たい候補者と、勝てそうな馬にタダ乗りしたい政党、というようなところなのだろう。

もっとも、私には東京都知事選挙の選挙権も被選挙権もないので、ただの観戦者なのだが、あえて言うと昼間の生活圏である有楽町の物価を新橋並みに引き下げていただきたいなあ、というのとか、都営地下鉄の初乗り運賃を170円から東京メトロ並みの160円に引き下げていただきたいとかが、ささやかな願望なのである。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(2)TrackBack(0)

2012年11月12日

フロリダ州の開票

11月6日に行われた米国大統領選挙は、現職が二期目を勤めることになったが、選挙結果をもう少し調べてみたくなってあれこれ探したのだが、10日の段階では、フロリダ州だけがはっきりしていない。

選挙人29名の大型州であり、2000年の選挙では、フロリダ州の小さな郡の勝敗が投票用紙の不具合から不透明になり、何ヶ月も大統領決定が遅れたわけだ(もっともゴア大統領になっていれば同時多発テロが起こらなかったかどうかは、はっきりしない。聞きたい人間は海の中だ)。

今回は、戦前の予想では、僅差になって、フロリダとオハイオの結果でどう転ぶかわからないと言われていたのだから、実際にフロリダ待ちになっていたら、どうするつもりだったのだろう。

案外、受けを狙って、わざと遅くしたのだろうか。空振りに終わったけど。

NYタイムズを見ると、開票率100%で、オバマが49.9%、ロムニーが49.3%で7000票以上差があるのだから、オバマ勝利とすればいいのだろうが、どうも事前に行われていた「不在者投票(というのかな?)」の結果がはっきりしないようだ。具体的にはまったく理解できない。


それにCNN他では、フロリダのことなんか、まったく興味がなく、もっぱらCIA長官が不倫発覚で辞任する記事で持ち切りである。

CIA長官の自伝を執筆中の女性ジャーナリストがお相手らしい。

それよりおかしいのが、不倫の事実を調べていたのがFBIということ。FBI長官によると、CIA長官の不倫について、誰かに脅迫されるのではないかとのおそれで調査したものの、そういう事実はなかったということらしい。金銭解決を狙って失敗した原監督とは違ったわけだ(監督は辞任せず、逆に長官は辞任した)。

確かに、そちらの記事の方が面白いよね。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(2)TrackBack(0)

2012年11月11日

篠山紀信展 写真力

kisin東京オペラシティ アートギャラリーで開催中(〜12/24)の「篠山紀信展 写真力」を観にいく。まったく余計な話だが、会期最終日が12月24日ということは、イブの夜に、会場の後片付けをしなければいけない。たぶん、3日くらいはかかるだろうから、解体関係者の年末スケジュールはぐちゃぐちゃだろう。

さて、まったく唐突に会場の最初の部屋は「GOD」と名付けられ、すべて故人を被写体としている。美空ひばり、三島由紀夫、ジョン・レノン、夏目雅子、大原麗子・・・。まあ、写真とは、本来、そういうものなのかもしれない。我々が、今、思い出す有名人の写真だって、大部分は故人だ(ケネディ、土方歳三、川端康成・・展覧会とは無関係)。篠山紀信は特に人間を美しく撮る。どうしても美人薄命というコトバを思い出してしまう。

sayuri次の部屋は「STAR」。彼のもっとも得意分野だろう。本当はあまり驚かないのだが深刻さは感じない。でも、なんとなく思い入れを感じる被写体は、微妙に目立つ場所に配置されている。山口百恵は特別サイズの大型写真。

「SPECTACLE」。ディズニーランドとか歌舞伎といった大展開スペースが拡がるのだが、カメラの能力の限界を追及している感じだ。こんなこともできるのか、と思わせる部屋。

rie「BODY」。次々に彼のカメラの餌食になってNUDEを撮られた女優たちの、展覧会で公開される程度の大型写真が並ぶ。が、この部屋の中にも彼の中での順列が感じられて、中央の大型写真は宮沢りえで、高岡早紀や樋口可南子は部屋の隅だ。

「ACCIDENTS」。東日本大震災関連。10枚の写真が並ぶが、ほんとうのところ観ている自分には、どう感じていいのか、まだ心の整理がついていないので判断できない。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月10日

セーフ

さざんか将棋倶楽部主催の第6期さざんか詰将棋順位戦に初参加する。問題をメールで送信。

しかし、締め切り後、作品投稿された方には受付メールを送信した旨の記載があるが、受付メールが届いた痕跡が無い。ウイルスにやられたのかなという気もするが、クレーム可能時間の6日午後22時の何時間か前に、その旨のメールを送信したところ、「作品投稿の事実なしだが、クレーム受付期間内なので、一応、作品は受け付ける」ということになった。

かろうじて、セーフ。本当に遅刻のいいわけじゃありませんから。



さて、10月27日出題作の解答。

s1234


▲4五金 △3六玉 ▲4六飛 △2五玉 ▲2六香 △1五玉 ▲2七桂 △1六玉 ▲2五香(途中図1) △2六角(途中図2) ▲1七歩 △2五玉 ▲2六飛 △同玉 ▲3七角 △3六玉 ▲4六金 △2五玉 ▲3五金まで19手詰。

動く将棋盤は、こちら


今週の出題。

1110


なんだかやさし過ぎるよう気もする。

手数ヒントはなし。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ正誤判断。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月09日

ナッティー プラリネ フラペチーノ

スターバックスがクリスマスシーズンを前に投入したメニューが「ナッティー プラリネ フラペチーノ」。

nutty


ナッティというコトバが意味するのは、「豆(ナッツ)」である。飴がけしたナッツ、ピーカンナッツ、ホワイトチョコレートをトッピングして、ストロベリーパウダーをふりかけるそうであるが、それは後で調べてわかったこと。

豆好きの人限定かな??(メキシカンとか・・) クリスマスに豆を食べる風習は日本にはないので大丈夫かな?と泡沫株主として心配になる。

思ったのだが、豆が粗挽きなので、ストローに詰まってしまうのだが、太めのストローをマクドナルドで調達してから行った方がいいかもしれないよ。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月08日

齢ウン十で靴紐の結び方、コンプリート

少し前に、ビジネスシューズの紐が切れた。靴を買うおカネが惜しいので靴紐を鳩のマークのスーパーで買う。長さがよくわからないので120センチを買ったのだが、正解は90センチだった。ハサミで30センチ分を切り捨てる。

ところで、紐を結ぶのが苦手だ。結ぶたびに縦になったり横になったり蝶々が上に行ったり下に行ったり。さらに、強く縛っても、すぐにほどける。10回ほどほどけて締め直した頃に、ようやく紐がヨレヨレになり、やっとほどけなくなる。ただの蝶々結びなのだが。

で、会社につくまでに3回結び直した後で、「靴ひもの結び方」について検索すると、親切な画像情報が多数アップされている。




要するに、最初に紐をクロスする時は、二重に巻き、蝶々を結ぶ時に、一気に締めるのではなく、片側だけ、もう一回絡ませるわけだ。コンプリート。今までの数十年は何だったのだろうか。

調子に乗って、靴を買わずに靴紐を新換することとし、何足か締め直してしまう。まったく靴が見違えるようだ。

なんとなく、紐を縛るばかりの夢を見そうだが、その続きとして、靴ではないもっと柔らかいものを縛る夢を見そうで、いや、そういうことを実際にやりたくなると、こわい。  
Posted by ota416 at 00:00Comments(2)TrackBack(0)

2012年11月07日

「ディズニーランドの経済学」書の中に苦み

disneyこと東京ディズニーランド(TDL)について書かれた本は何ダースもあるのだろうが、そのほとんどは経営学的、あるいはマーケティング的、社員教育的、CS的、・・的、・・的、・・的に褒め称えたものばかりだ。もちろん、中には批判的なことを考えている人も相当いるのだろうが、そういう意見は、決して活字にならないはず。

で、それらの分析本のはしりの頃に書かれた本著(粟田房穂、高成田享共著)も、90%は、TDLの戦略の前にひれ伏しているのだが、わずかに本質的な批判精神が生き延びている部分があった。

「現代の祭り」に酔う人びと、という一章の中に「影のない世界」という一節があり、その中で、あまりに清潔で夢のような空間は非現実的、とか、予定調和的世界であることが、現実の世界と異なる、というように述べられている。もちろん、入園者はキャラクターたちが何をやってどういう結果については知っている。TDLが提供するのは、キャラクターたちが演じて完結するプロセスだけである。

もちろん、それは真実であり、ある意味、ディズニーランドの欠点なのかもしれない。千葉県浦安市の「ある空間」にかなり高い柵を作り、そこの中にいる時間だけは非現実的な世界に浮遊することができるがシンデレラ姫のように決められた時刻が来れば、嫌でも閉門になる前に慌ただしく帰らなければならない。

そういう意味では、同じく塀に囲まれた別の空間である「刑務所」と、ほとんど似ていて、非なる場所なのかもしれない。両者とも、塀や柵によって外界から遮断された非現実の世界である。一部を除けば、刑務所の住人も、いずれ外の世界の戻ることになる。方や、居心地のいい世界で、方や、居心地はかなり悪いが食事付きだ。

食事の付いていない方は、中に入るのも食事をするのもおカネを払う必要があるが、食事付きの方は、おカネを盗むと入園することになる。


PS:ディズニーワールドにある歴代大統領をテーマとしたプレジデントホールだが、日本でも総理大臣ホールとか、案外いいかもしれない。結構、型破りで個性的な首相もいる(もちろん任期1年未満は権利なしだ)。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月06日

三人並ぶと・・

大統領選の当日に、あまりにもふさわしくない話題とは思うが、闘病むなしく旅だった桑名正博さんの前妻だったアン・ルイスが公表した写真。

「家族の記憶」。いや「家族の記録」というのかな。

sannin


左からアン。正博。美勇士。

離婚した時にアルバムを分けたのだろうか。あるいは1枚だけ持って行ったのか。

ちょっと思ったのだけど、奇数人数で写真を撮ると、中央の人が先に亡くなるという迷信があるのだけど・・。そうなったわけだ。四人で飲み屋やゴルフ場で記念撮影する時とか、一人が三人を撮影する時に、中央になりそうな場合、なにげに店員さんやキャディさんに頼んで四人写真にしたり・・

おそらく、順で行けば次は左の人になるわけで、美勇士さんは、母親の思い出の歌をコンサートで歌うことになって、レパートリーが急に増えるのだろうが、雰囲気、かなりずっとずっと先になるのだろう。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(2)TrackBack(0)

2012年11月05日

米国大統領選挙の政党基礎票について

選挙直前である。

選挙といえば、党で選ぶか、人で選ぶか、ということになるのは、どこの国も同じだろう。といっても、日本で「党で選ぶ」方式だと、ひどい目にあう。どこの政党を選んでもリスクは同じぐらいだ。一方、人で選ぶにしても、選びたい候補は絶対的に不足していて、どうしても消去法的になる。

よく、米国では二大政党のどちらも党の固い支持者を有権者の45%ずつ持っていて、実際の浮動票(この中に、「人で選ぶ」派も含まれる)は10%しかいないので、必然的に僅差になる、と言われているのだが、それにしては前回の選挙は大騒ぎだったような気がする。

ということで、過去の大統領戦の候補者と得票率を並べてみた。

TOKUHYORITU


まず、本題とは異なるものの、敗者の名前は記憶に残らないということ。記録に残って記憶に残らないということだろうか。それと、名前が複雑なのはダメということだろう。

で、数字をみてみると、勝った候補の票を見るよりも負けた候補の投票率を見た方がいいようだ。概ね、40%程度が基礎票というように見える。大敗した時の敗者の得票率だ。

ということは浮動票が20%ということで、仮に52:48ということになれば、浮動票獲得率が12:8。つまり、60%:40%ということになる。特に浮動票になりやすいのが、約8%いると言われる失業者票とすると、20%のうち8%が、失業率によって左右されることになる。

なんとなく感じるのだが、今回は、「カリスマ性を失ったオバマ」と「いいようのない不安感をかもしだすロムニー」という組み合わせのように感じていて、やはり能力は知れているが、その分、安心できるオバマが、ある程度(数ポイント)の差を付けて勝つのではないだろうかと思い始めた。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月04日

日米交換船(1942年)とその時代

nitibei1横浜の日本郵船歴史博物館で公開中(〜12/9)の「日米交換船(1942年)とその時代」。

1941年の12月に交戦状態となった日米両国には、それぞれ多数の敵国人が居住していた。それは外務省の職員にとどまらず、商社マンやその家族、留学生が含まれていた。

しかし、それらの人たちにとって不運というコトバではとても言い尽くせないような困難が待っていた。

強制収容所。

戦争がまだ泥沼化していなかった開戦直後から、それらの人たちを母国に戻そうという動きがあり、交渉が続けられていた。そして決まったのは中立国での交換。

場所は東アフリカのポルトガル領ロレンソ・マルケス。要するに世界のほとんどの国が、AグループとBグループに二分割され、Cグループがほとんど存在しなかったことと、両国からの距離があまり違わない場所を探したということだろうか。

日本側が用意したのは、浅間丸とイタリア船籍のコンテ・ヴェルデ号。1942年6月17日、浅間丸は主に英米国人を乗せ横浜出航。上海でコンテ・ヴェルデ号と合流し、目的地に向かう。一方、米国が用意したのはスウェーデン船籍のクリップスホルムス号。ニューヨークを6月18日出航し、リオ・デ・ジャネイロに寄稿したのち日本人およびタイ人を乗せ喜望峰を目指した。そして双方とも1ヶ月かけロレンソ・マルケス到着。約1500名が船を乗り換え、帰国の途についた。コンテ・ヴェルデ号に乗った人たちは、帰路1ヶ月イタリア料理を食べ続けることになった。

nitibei2


そして、この第一回交換船には、後に有名なる何人かの文化人が乗船することになる。

ハーバード大学で講師をしていた都留重人氏(経済学)。どちらの国も支持しないと言っていたところ、無政府主義者と断定され、FBIが捜査中だった。帰国するか収容所行きか。ほぼ選択肢はなかった。

社会思想家の鶴見俊輔氏。こちらも無政府主義者として逮捕され、「乗るのか、乗らないのか」の選択を行わなければならなかったのだが、彼の眼には、日本の敗北はほぼ必然に思えた。敗戦し荒廃するだろう国に戻る意味はあるのか、ということをいくら考えても、合理的答えは見つからない。最後は、祖国で負けたい、と決断。


ところで、相互に10万人以上が相手国に居住している国家が無人島の領有権を争って突発的に戦争をはじめた場合、人間交換はどのように行われるのだろうか。とりあえず、中立国に向かって各自脱出を始めるのだろうが、その人数からして多くの人が取り残されることが予測される。その時に、どこの国が中立国となって交換の地を提供することになるのだろうか。予測は難しいが、ロシアになるのだろうか。あるいは米国?
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(2)

2012年11月03日

飛車を打つべきところに角を打つ

「飛車を打つべきところに角を打つ」ということになると、「将棋うっかり編」のようだが、そうではない(割打ちの金というのを打ったことがあるが、それは単にうっかり)。

ゴルフの話。レッスンプロとしては日本では最も有名人かもしれない坂田信弘氏の著書(真実のゴルフ)の中に、下手なアマチュアゴルファーの喩えとして登場。

まあ、飛車を打つべきところに角を打つというのは、フックボールを打たないために腰を十分に左に回すべきところを腰を回さないで腕を振り回して、さらにボールが左に曲がっていくことなどを指すのだろう。それでいて左に曲がる球を打つべきところ、右の方に飛び出すボールを打ってしまうのは、角を打つべきところに飛車を打つということなのだろうか。

また本書には、スタート直前に滑り込むようなゴルファーのことは、「賭けゴルフ」とか「健康のためのゴルフ」の類と斬り捨てているのだが、ゴルフ場に電車で向かう途中にこの本を読みふけってしまい、つい乗換え駅を乗り過ごしてしまい、集合時間に遅刻する始末。賭けゴルフの鴨を見つける時間もなかった。


さて、10月20日出題作の解答。

z12


▲7五玉 △6六歩 ▲同飛 △同香 ▲6三馬 △7四金 ▲同馬 △同桂 ▲9七歩 △9五玉 ▲8五金まで11手詰。

攻め方の5三馬を7三に移転し、玉型の5一歩を除去することができるとの指摘があり、同意。

動く将棋盤はこちら


今週の出題。

1103


普段、駒数と手数の関係に気を使っていて、手数より駒数を少なくしようと努めているのだが、本作は、そうはいかなかった。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数を記していただければ、正誤判断。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(3)TrackBack(0)

2012年11月02日

10年間で、・・・

“日の丸家電”苦境…パナ・シャープが巨額赤字

国内を代表する電機メーカー「パナソニック」は、今年度の決算が7650億円の巨額赤字になる見通しを明らかにしました。また、経営再建中の「シャープ」も、赤字が4500億円規模と過去最大になることが分かりました。・・・(テレビ朝日)


パナソニックとシャープ(&ソニー)というのは、10年前(2000年頃)は、財務内容的に超優良会社だった。東芝、富士通、NECに比べ収益力があり、借金も少なかった。規模も拡大中で、経営的に何にも不安がないように思えた。

ただし、その当時の常識では、利益を預金するだけで投資に回さないのは無能経営者ということになっていたと思う。90年代の米国流の考え方だ。

別に、アメリカの電機会社に比べて結果として劣っているわけでもないのに、投資家は会社が投資を続けることを望み、経営者は理論を鵜呑みにして、パナは合併路線に突っ走り、松下電工や三洋電機を傘下に収めた。シャープは液晶パネルのため銀行団から膨大な資金を借り入れ、亀山他に工場投資を行う。ソニーは金融業を開始した。

思えば、パナは企業統合して何をするつもりだったのだろう。現在、力を入れているのは、HEIMといって家庭内の電力コントロールシステムだが、何もパナ以外の製品も大量に家にあるのだから、家中の家電をパナにするなんて、考えられないだろう。それと、警察関係の大規模投資。半公共事業と言っていいのだが、実際には以前と違って利幅がちいさいのではないだろうか。

シャープも「選択と集中」ということばを真に受けたのだろうが、液晶パネル事業に突っ込んで自爆の感がある。


忘れてはいけないのは、二社合計の約1兆2000億円の赤字。この二社は当面の間、法人税(40%)を払わないのだろうが、その分、日本国民にとって痛手になる。

これから、黒字会社と赤字会社に二極化していくのだろうと思うのだが、数少ない黒字会社を見つけるのは、結構大変である。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)

2012年11月01日

日本の昔ばなし(松谷みよ子著)

mukasi「昔々、ある所にジジサマとババサマがいました。・・・」で、はじまる桃太郎寓話。ずいぶん人気が高い。その他、機を織る娘を見てはいけないといわれ、結局みてしまい、妖怪だったり動物だったり。日本は昔話の宝庫だった。


で、一般には昔ばなしというのは、民話の一形態なのだろう。民話の中には、姥捨てみたいな本質的には怖い話も含まれるが、昔ばなしの語感が意味するのは童話だろうか。こどもに語るべき民話ということだろう。で、童話となるとそこに含まれる要素というのが色々あって、寓話性とか教訓とかおおげさに考えれば民族の決意みたいなこともある。

またグリム童話なんていうのは、本当は怖い話が多く、連続殺人とかばらばらにして森に捨てる話とか・・日本の昔ばなしも犯罪的なものもあるが、その恐怖レベルは中欧諸国には遠くかなわない。

ところで著者の松谷みよ子さんは、何をしたかというと、全国各地に民話を収集した後、それを全集にまとめたりしたのではなく、自分の好きなように書き直したわけだ。しかも、方言をまぜたり造語をつくったり、古色蒼然とした発掘陶器をゴシゴシ洗って、さらに着色したり、適当に削ったり足したりしてシェイプアップしてしまったわけだ。

まあ、その方が安心して誰でも読めて楽しめるということなのだろう。

実際には、大変な大仕事だろうと、推測。
  
Posted by ota416 at 00:00Comments(0)TrackBack(0)