2006年06月20日

千葉涼子女流王将タイトル防衛記念詰将棋

d575f9c6.jpgまず、局面の駒の配置が「チ・バ」って何?

もしかして「千葉?」

6月13日東京で行われた、女流王将戦五番勝負第五局。千葉涼子女流王将が挑戦者の中井女流六段に勝ち、3勝2敗でタイトル防衛に成功。負ければ肩書きも王将から三段に急降下、そして収入も急降下。途中○●●○○の経過は、タイトル失冠と誰しも思っただろうが粘った・・・

そして、なぜ、記念詰将棋が・・

実は、妙な理由がある。

本来、この妙な形の駒の配置の詰将棋は「曲詰(きょくづめ)」という。文字や形を表現したもので、この「チ」と「バ」の2題のように「初形」を文字にする場合と、最後に詰め上ったところが文字になる「あぶりだし型」とに分かれる。どちらが作図上難しいかは、何ともいえない。まあ、今まで作ったことはなかったのだが、ある事情で創ることになった。

実は、その事情とは千葉さんとは何の関係もない。ず〜と以前、3年間千葉の学校にいたことがあり、毎年、東京地区の全体同窓会があるのだが、将棋好きのアマ高段の友人から相談があったわけだ。その方は、今年の幹事に名前を連ねているそうだが、何か30分間の時間つぶしタイムがあるらしく、「余興」を探していたわけ。最初は、将棋部の現役部員と対局という、恥知らずを考えていたらしいが、色々と師匠筋の違いとか難しい話になるのは必定。

だいたい、私自身は、同窓会に出る気がないので、その友人が一人で解説できるように、「詰将棋の展示でも」ということに酒の上の話が進んでしまった。といっても、余興なので、その学校の地名である「千」「葉」というのを文字にしてと口走ったのが命取りになり、しかたないので早めに作ってみたわけだ。

ところが、

企画はとりやめになったらしいのだ。宙に浮く「チ」と「バ」。成仏できず。

で、無理やり棋界きっての才媛、千葉涼子さんのためということになったわけ。

ところで、千葉さんは、残念ながら数年前に結婚し、元の碓井涼子さんから千葉涼子さんになってしまった(旦那は若手棋士なのだが、「碓井涼子の夫」と呼ばれるのが嫌で、新妻に苗字の変更を迫ったそうだ)。もし、先に「ウ・ス・イ」という詰将棋を創ったのに、名前が「チバ」に変わったら、・・・ それこそガッカリだ。

その場合どうすればいいかだが、自分の魅力に自信があるのなら、チョッカイ出して、離婚に追い込むのが早道だ。が、ナンパの自信がないならば、元女流名人&中原元名人の元恋人&元ミステリー作家&元豊胸手術を受け&写真集を出版した、元警察官の娘で現在タロットカード占い師の38歳の女性を相手に、練習してみるのがいいかもしれない。

さて、詰将棋の方だが、「チ」の方は短い。普通の捨て駒一回。「バ」の方は途中の香打ちが、限定打となることに注意が必要。どちらも芸術的ではないのが残念。どちらも双玉型にして、飾り駒なし、というところにこだわりだけはある。

1問だけでもわかった(と思った)方は、手数と最後の手をコメントの方へ。「チ」の方の解答は早めに発表(解説)予定。

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この記事へのコメント
20日に国内からで申し訳ございません。急遽かえらなければならなくなりまして。

千 ▲8四飛まで11手
葉 ▲6八龍まで23手かと思いきや、あれ、香打ちがない・・・

>チョッカイ出して、離婚に追い込むのが

詰将棋の辻褄を合わせるために人妻を寝取るとは(笑)。占い師方をナンパするときは、「こんにちは」ではなくて「ナマステ」の方がよさそうですね(笑)。彼女の引退後の話を聞いて、インドに修行に行くなんてレインボーマン以来だな、と思ったのを覚えております。
Posted by bun at 2006年06月20日 20:40
bunさん
駅で味噌カツ弁当と赤福買って帰りました。

チは正しいと思います。この問題は作るほうの苦労を解説することになると思います。

バは「香を使わない23手詰」→気になります。
できれば、ここか、otayoichiro@hotmail.comへ連絡いただければと・・手数があっているのと、微妙に最終手が似ているのが余詰のにおいが・・

林葉さんが棋界に戻ってくるという噂がありますが、タロット占いの結果かもしれませんね。
Posted by おおた葉一郎 at 2006年06月21日 12:47
赤福、古くなるとアンぱさぱさ餅カチカチの最悪の食べ物になります。お早めにどうぞ。

私が考えたのは、▲1三龍△3三金▲5三飛△同銀▲同角成△3四玉▲4三銀△同金▲同馬△4五玉▲5四馬△4六玉▲5七銀△3七玉▲1七龍△3八玉▲2九金△4九玉▲4七龍△5九玉▲4八龍△6九玉▲6八龍までの23手詰めでした。  
Posted by bun at 2006年06月22日 07:22
bunさん、ありがとうございます。
赤福は、アンバサダーにならないうちに神棚から下ろしてしまいましょう。
さて、解答ありがとうございます。実は、ご指摘コースは香が余るので、作意は8手目に△4五玉、▲3五馬、△5五玉とするのですが、ここで▲6六銀△5六玉▲5七馬△4五玉に▲4七香以下なのですが、▲4八(九)香と打って合駒一枚ゲットする手があります。もう一つ▲6六銀のところ▲5六銀△同玉▲1六竜以下もあります。
ということで、3五香を3五歩におきかえた問題に直します。どうも失礼しました。
Posted by おおた葉一郎 at 2006年06月22日 20:37