2014年06月21日

大山名人の生家

ooyamake少し前に、倉敷市の西阿知出身の大山康晴名人の生家の位置がわからないというか、あえてわからなくしているというようなことを書いたのですが、まったく別の人物を調査中に、大きく張った網の中に手がかりがあったことより、見つけてしまいました。

その住所にいって調べてみたのですが、やはり西阿知駅にも近く、小学校も近くです。そしてなんとなく、現在、生誕地を隠している理由がわかったような気がします。周囲の住所の地番とか確認すると、元の地番を分筆して、大部分を大山家は手放しているようにみえます(あるいは、貸しているのかもしれません。調べればすぐわかるのですが。)細い道に面して、一部に大山の表札の住宅がありますが、長期にわたって不在状況が続いているような感じです。大山家だけでなく全国に急速に増えている状況です。

思えば、大山名人は少なからず資産を持っていたのでしょうし、残された方々は色々と困った問題があったのでしょうし、年齢的にも、ご子息も相当な年齢でしょうし、孫の代かもしれません。

もっとも、江戸時代の世襲制の名人家だった大橋家や伊藤家だって楽じゃないのですから、実力名人制というのは、こういうことなのかもしれません。何か、やっとの思いで見つけても全然うれしくないってこともあるのですね。


6月7日出題作の解答。

a12


a34


動く将棋盤は、こちら


今週の出題。

29te


玉は、なぜそこに行くか。M航空の謎と似ている。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。

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この記事へのコメント
北を脱し南へ落ち延びるが、そこはもはや真の独立国家ではなかった。王の命運ここに極まれり。
○○○まで○○手詰。
この桂打は面白い。
Posted by さわやか風太郎 at 2014年06月21日 11:18
これで思い出しました。
貯まりに貯まった入玉図。川崎で催される全国詰将棋大会に「珠玉の入玉形」とでも銘打ってブースを設営するというのはどうでしょう。
景品は詰将棋小冊子ということで(数名分当日持参します)。
Posted by さわやか風太郎 at 2014年06月21日 11:26
さわやか風太郎さま、
最終手の座標と手数が同じということも忘れないでね・・

入玉・双玉・合駒選択というのが嫌われものかなあ。売れないですね。
Posted by おおた葉一郎 at 2014年06月21日 13:41