2015年09月14日

クレーン倒壊によるメッカ受難

蘇我の竜巻の被害は、大いに誇張されていて、あまりに語るべきことが思いつかないのだが、イスラム教の聖地メッカにあるカーバ宮殿をとりまくモスクの改良工事中に、工事用のクレーン車が倒壊して100人以上の巡礼者が亡くなったそうだ。

ap2


付近にはイスラム教徒しか近づけないので、詳しい内容はAPの配信した写真から判断すべきだが、大部分の画像は倒壊したクレーンが建物を破壊する場面である。クレーン車が倒れたのだからその写真があった方がいいのだが、2枚の横倒しになった画像を見ると、別のクレーン車のように見える。そうならば、少なくても2箇所で事故が起きたということになる。

ap1


そして、うち一枚には、転倒防止用のアウトリガ−が僅かに見えるが、とても小さい。もう一枚にはアウトリガ−が見えない。

日本ではよく「つり荷の下にはいるな」と警告表示が書かれているが、そもそも人がいるところにクレーンを置いたということから問題なのだろうが、簡単には治らないだろう。

原因は、砂嵐だそうだが、メッカ巡礼に伴う受難が、また一つふえたということだろうか。


この記事へのトラックバックURL