2018年05月24日

るろうに剣心 伝説の最期編(映画 2014年)

るろうに剣心の映画シリーズは、最初に「るろうに剣心(2012年)」が公開され、次に「京都大火編(2014年8月)」と「伝説の最期編(2014年9月)」が連続上映された。

ところが、先に2番目の「京都大火編」を観てしまったので、次に3番目を観ようと思っていた時に、原作の和月伸宏氏が「児童ポルノ」を所持していたことで逮捕されたことから一番目も三番目もビデオ店から姿を消した。ビデオ店には「るろうに剣心」どころか一角にはアダルトコーナーまであるというのに、奇妙な対応だ。

もっとも米国であったら確実に牢獄行きなのだろうが、日本では社会的制裁という期限付きリンチと罰金刑で済むことになり、最近になり、地上波TVに登場したのを皮切りに、連載を中止していた漫画版「北海道編」が復活した。テレビ版を録画して観る。原作よりも20分ほどカットされているような感じだが、別にアカデミー賞受賞作品でもないので、まあいいかということだろうか。

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さて、京都大火編で大暴れした反政府勢力は、明治維新の新政府を打ち倒そうと京都を脱出し、東京に向かう。どこかで調達した鋼鉄製の戦艦に乗って浦賀沖に姿を現す。ペリーの再来のような話だが、ペリーは東京湾に軍艦4隻で入ってきて恐喝した。日本海に空母3隻というのと同じだろう。

実際、浦賀に軍艦が1隻いても新政府が転覆するとは思えないし、軍艦に対して剣で戦うというのも少し無理があるような気もする。第二作、三作を通じて幕末の人斬り剣士「人斬り抜刀斎」が人を切らない「緋村剣心」に変身する様を描いているのだが、人を斬らなければならないシチュエーションが次々にやってくるわけだ。その都度、剣心は刀の裏側で敵を痛めつけ、結局、相手が血まみれになって口から血を流して意識不明に追い込むわけだ。たぶん斬らなくても死んでしまうだろう。

映画の収束は戦艦の沈没と言うことで反政府勢力が壊滅したかのようなことになる。実際のアニメ版には続きがある。剣心は人は斬らないが剣をやめたわけではなく、腕が錆びないように道場で稽古に勤しむわけだ。

ところで、原作者の和月氏だが、児童ポルノ法が成立した時に収集品を捨ててしまえばよかったのだが、すべて押収されて手元にはないのだろうか。剣心は人斬りを辞めたあとも日本刀を振り回しているのだが、所持はしないが画像を観るだけならいいだろうということになるのだろうか。もとより漫画家なのだから、自分で絵を描けばいいのだと思ったりするのではないだろうか。


Posted by ota416 at 00:00│Comments(0)