2020年12月22日

二文字宰相

あるクロスワードパズルを解いていたら、ヨコのカギということで、2マスに首相の名前を書くことになっていた。少し考えることになった。そういえば、今は「すが」だが、前は「あべ」だった。クロスワードが完成するまでの日数を知らないのだが、問題を作る時には「あべ」だったかもしれない、と思ったりしたのだ。

ところで、「あべ」の前は「のだ」。その前は「かん」であることに気付く。何と4連続2文字だ。

ということで調べてみると、二文字宰相は非常に少ないがいる。二文字の最初は、原敬。平民宰相として有名人だ。そのあと昭和14年後半に阿部信行氏が140日務めているが戦前は2人だけ。戦後も岸、三木、宇野、羽田、森と散発的に発生し、突如として菅、野田、安部、菅と4連続になった。やはり4連続は規則性なき特異現象なのだろうか。

現内閣は、早くも窮地に追い詰められているようだが、ポスト菅として二文字候補を探すと、野田聖子氏以外いないような気もする。日本共産党のトップも二文字だが、キャスティングボードを得た場合はチャンスがあるかもしれない。そういえば前のトップも二文字だった。

注1:茂木氏は「もぎ」ではなく「もてぎ」と読む。
注2:蓮舫氏は「れん−ほう」ではなく、「さいとう−れんほう」。

調査漏れは多いと思うので、自薦他薦があればご紹介のほど。