2021年07月20日

鬼怒川温泉駅周辺であきらめたこと

東武ワールドスクエアで豪雨+落雷で衣服の50%が濡れてしまい、一旦は宿泊先に向かう。ワールドスクエアから徒歩圏内のリゾート系ホテル。元々は外資系ホテル系の海外リゾートの会員の権利が使えそうもなく国内のリゾートに振り替えてもらったのだが、国内のリゾートは海外より数倍高い。概念が違うのだろう。国内はホテルから出ないためのリゾートで、海外はホテルから出るためのリゾートということだろう。したがって食事が高額。夕食は10000円弱、朝食は3000円弱といった感じだ。

ということで、外食しようと鬼怒川温泉駅まで行った。できれば少し歩くと龍王峡という日本有数の絶景地があるのだが、大雨の後で、いつ降り始めるかもわからず、さらに足元は滑りやすい。

さらに、熊が出没するらしい。単独行動は危険だ。大勢いれば、誰かを熊のえさに突き出して逃げるという野生動物以下の作戦があるが・・

kinugawa1


ということで、駅前の地図で見つけた「ふれあい橋」という歩行者専用の橋をわたって「鬼怒川を見たことにしよう」と決定。濡れた靴で重たい足を引きずってたどり着くと橋までは高低差の大きい下り階段があった。降りた分、後で登れるかどうか。しょうがないことが多い。

kinugawa3


橋を半分渡り川の上に立つと、かなりの急流と景観だ。そして、戻るために階段を登ろうとすると、下りる時には気付かなかったが、階段の前面に鬼の絵が描かれていた。さすが鬼怒川。鬼が怒る川という恐ろしい名前だ。過去に大惨事があったのだろうか。

kinugawa0


結局、地元のレストラン休日だったらしく、コンビニ弁当を買って帰る。ホテルの温泉には各種の効用が書かれていたのだが、注意点として、温泉のお湯の成分を洗い流さず体に付着させたままにすること、と書かれていたが、残念ながらこの注意書きは出口に書かれていた。冴えない一日が終わる。