2005年11月

2005年11月27日

設立を決意するに至る経緯 1

 新しいメディアの歴史はそのまま迫害の歴史でもあります。新しく出現したメディアに対応できない旧世代の反発や、そもそも娯楽を理解できない可哀そうな人々のやっかみなど原因はいくらでもありますが、最大の理由はその時々のマスメディアが自身の対抗馬出現に対し、ライバルを潰そうとする動きが大きいと言えます。

 古くは宗教による娯楽の否定や、最近のマスコミによるインターネット否定はその最たるものでしょう。

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 …てなトコから初めるのがベストなのですが、さすがに長くなりますので割愛。これはこれで興味深い題材ですし、本来ならそれこそ自称“有識者”や“研究者”が世に広めるべき内容なのですが…まぁ儲からないからなかなか難しいでしょうね。

 かといって『大谷フィギュア萌え族事件』(ご存知で無い方は古鳥氏のまとめサイトに詳細がありますのでご参照ください)では私こと24-589がこの手の問題に足を突っ込むハメになった時期とややズレますので、私的発端である『カスパル騒動』からご説明します。

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 カスパルというNPOがあります。「アジアの児童買春阻止を訴える」と称していますが、インターネット上では『表現規制・人権侵害』を目的とする団体の急先鋒として広く知られている組織です。

 名前からして三賢者の一人に由来しており、会長の「近藤美津枝」氏は自他共に認めるキリシタン(ただしカトリック・プロテスタントとも所属を否定)、過去にも自身の主張と合わない図書館の蔵書を廃棄を迫り、一方で国内での児童保護活動の痕跡が確認できないなど、そもそもNPOとしての法人格に多くの疑問が呈されている組織です。

 けれど、カスパル自体について説明を始めますとこれまた長くなりますのでひとまず割愛。ともあれこの組織が世に広く知られるきっかけとなったのが、上記カスパル騒動です。

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 詳細はまとめサイトに詳しいのですが、簡単に説明しますと2004年2月に関西TVにて『性犯罪の原因は18禁ゲームだ!』(と主張している団体がいます<東スポ的表現)といった内容の報道がなされ、その主張の無根拠さ、特定の団体や人物を侮蔑して省みない非常識さがインターネット上にて大きな話題となりました。

 更にその団体の監査を勤める「佐伯有美」氏の日記が検索され、更なる非常識さ、人権侵害をものともしない異常さなどが確認されるに至り、いわゆる『祭り』となり多くの記録が精査されました。その団体こそカスパルであり、この祭りこそ宮崎勤事件に始まり、一旦は納まっていたオタクバッシング=人権侵害運動へ改めて火をつけた発端となった騒動です。

(つづく)
 

ota_24_589 at 23:20コメント(0)トラックバック(0)資料カスパル 

2005年11月22日

『オタクの人権と言論・表現の自由を守る団体』

 政治家・マスコミ・宗教団体・市民団体と、「オジサンオバサンが理解できないメディア」=「犯罪を誘発するメディア」と決め付けとけば、お家は安泰日本晴れ。
『言論と表現の自由』は風前の灯火です。

 そんな無恥無知で無責任な人々いわく、「異常なメディアの愛好者」=「オタク」は自動的に犯罪者扱い。今日も元気に誹謗中傷絶好調。
『オタクの人権』は地に堕ちました。

『電信柱が高いのも、郵便ポストが赤いのも、み〜んなオタクが悪いのよ』


 現状にすこしでも風穴を開けるべく、私こと24-589(HN)はここにオタクによるオタクのための『オタクの人権と言論・表現の自由を守る団体(仮)』設立を目指し活動することにいたしました。
 
 そのための議論や決まりごとを確認し、賛同者を募り、なんとか団体設立に至るための道のりを示すため、このBlogにて基本的に全ての情報を公開いたします。


 私は怠惰と惰眠と飽食と漫画とアニメとゲームと活字とエロとをこよなく愛するだけの、ただのオヤジオタです。
 そんなただのオタクがこんな馬鹿げた活動を決意しなければならないほど、現状は逼迫しています。

 そんな惨状を憂い、現状を嘆き、共に立ち上がっていただける“ただのオタク”の皆さんを心からお待ちしております。


 まずは、以上をもってBlog開設のご挨拶とさせていただきます。
 全く未完成の状態ですが、仕事の合間を縫っておいおい組み立てて参りますので、長い目で生暖かく見守っていただければ幸いです。

ota_24_589 at 00:11コメント(0)トラックバック(0)団体設立宣言 
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