まっちの黄金伝説 in ソロモン

青年海外協力隊2017年度1次隊太田です。教師としてソロモンに来ました。日本の子どもたちに少しでも世界のことに興味を持ってほしいと思いここに来ました。2年間一生懸命頑張ります!

 ソロモン諸島の学校に派遣されて1年以上たち、ソロモン諸島で行われている教育の一端が見えてきました。ソロモン諸島における理科教育の課題は「教員が実験を組み立てて行った経験が少ない」「身の周りにあるもので代用して実験を行うアイディアの少なさ」が挙げられます。

 

 

私たち理科教育隊員はその問題を解決すべく教員向けのサイエンスショーを提案しました。

アイディアを共有することができればソロモン全体の理科の教育レベルが向上すると考えました。

 

 

ソロモンでは1035日に1年に一度、先生たちが集まるビックイベント“World Teacher’s Day”があります。このときは約800人の先生たちが集まり、ソロモンのこれからの教育について話し合いが行われました。

 

チャンスだと思いソロモンの理科教育隊員、通称「リカモン」はサイエンスショー実行しました!

 サイエンスショー3人で_R

準備

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外の人たち面白い_R

本番
サイエンスショーの前にソーラン節_R

 IMG_2277_R鉛筆プラスティック_R
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杦山実験2_R
空気砲1_R
プラスティック燃やす_R

やった実験

・コップに水を入れて逆さにしてもこぼれない

・水の入ったプラスチックの袋に棒を刺しても、燃やしてもこぼれない

・風船に針を刺しても割れない

・空気砲

・ブーメラン

・ストローで笛作り

・ペットボトルロケット

・コカコーラの大噴火

BTB溶液、フェノールフタレイン溶液を使ったカラフルマジック

等々

 

この機会を通じていろいろなことがわかってきました。

・理科室が設備されていない学校がたくさんあること

・理科の実験動画を欲している人がいること

 

Facebookから実験動画を見られるようにソロモンの教育に合わせて動画を作る計画をしています。

 

教師が変われば子どもたちが変わります。

私たちの活動が少しでも彼らのためになればと思います。

 

一緒に協力してくれた理科教員の丸山さん、杦山さんまた動画の撮影、準備に協力してくださったソロモン隊員の皆様本当にありがとうございました。


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感謝、感謝、感謝。

UNDPとはUnited Nations Development Programつまり国際連合開発計画の略称であり、世界の開発とそれに対する援助の団体です。

簡単に言うと、私の住んでいるソロモンに支援物資して助けてくれる団体です。

何を支援してもらったかというと、


レインタンク(雨の水を貯めるもの)
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私の住む場所は、定期的に水が無くなります。
水がない生活を想像してみてください。服は洗濯できないし、体も洗えません。教室ではみんなのにおいが充満します。ご飯も作れなくなり、三食ビスケット生活です。水が無くなると授業どころじゃなくなり、最終的には1週間以上、学校閉鎖します。
※ちなみにトイレは海、飲み水はココナッツなので最低限は生きていける。

本当に水のありがたさが実感できます。



UNDPからレインタンクの受け渡し式がありました。
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6000Lのタンクを10個
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歓迎パーティーをしました。
けん玉_R


今年に入ってから水のトラブルはなくなりました。また病気になる件数も明らかに減ってきています。

わかったことが2つあります。
・青年海外協力隊だけじゃなく、いろんな団体が援助してくれていること
・ソロモンは確実に良くなってきているということ

第二次世界大戦後、日本も援助受ける側でした。いろいろな国に助けてもらったからこそ今の日本があります。皆さんが援助してくれることによって幸せになっている人がいることを改めて実感しました。



感謝、感謝、感謝

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東日本大震災から7年。


そのとき私は関東の方で水球の合宿をしていた。


体育館の窓ガラスもほとんど割れ、プールの水がすべて外に飛び出るほど大きな揺れだった。
断水、停電、続く余震、ネットも使えないし、帰りたくても帰れない。

救援物資なんて見たのも初めてだ。

各地では盗難が相次いでいる。

テレビをつけると津波の被害でたくさんの人が亡くなっていた。


この世の終わりだと思った・・・

どれだけ頑張ってても、死んでしまっては意味がない。
自暴自棄に陥ったこともあった。


しかし、あのころがあったからこそ、今の私がある。

震災のボランティアに行ったら、世界を周ってボランティアをしている団体ピースボートの人たちに出会った。

その人たちの影響を受け、ピースボートに乗り世界一周をした。

乗船者の中に青年海外協力隊に参加していた人に出会い、その人の影響で応募した。

そして現在、ソロモンで災害教育を行っている。


私の赴任しているソロモンのチョイセル・タロ島では海抜の低さから、津波の危険性も考えて、世界初のある計画が行われている。

「全島民移住計画」

1000人近くいる人の大規模な移住計画。

ここに来たのも偶然ではなく必然だと思う。
この講演を通じて彼らが何か感じてくれたらと思う。

全員が私たち日本のために一分間の黙祷をしてくれた。
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涙がこみ上げてきた。
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ビデオを見せたら、全員が息をのんで見ていた。
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私の話を静かに聞いてくれた。
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少しでも彼らの心に響いていれば、私がここに来た意味があるといえるだろう。


“わたしは無駄にこの世に生まれてきたのではない。
また人間として生まれてきたからには無駄にこの世を過ごしたくない。”

                                                            相田みつを


頑張ろう日本、頑張ろうソロモン。


読んでくれてありがとう。

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