次の男性は大柄なスーツ姿の男性でした
年齢は34歳で金融業だそうで、他の参加者よりも遠方にお住まいでした
アイムシングル開催地から、電車で2時間くらい掛かってしまう距離です
おそらくオタク限定婚活パーティーに絞って、参加申し込みをされている人だろうと思います
頻繁に開催されないから遠方まで出向くしかないのでしょう
私の職業欄を見て
『おっ!潰しの効く○○業なんですね!』
と、職業を褒めてきました
具体的な結婚生活を想像させる褒め方ですよね
“結婚しても潰しが効く業種だから、引っ越しても再就職は大丈夫だね”みたいな。
働きたい女性だったら、問題ない褒め方かも知れない
でもこの時の私は仕事がキツくて、『仕事してたらいい加減死んじゃうかも・・・』くらいに思っていました
私にとってはその褒め言葉は“結婚しても馬車馬のように働けよ” とほぼ同義語だったんです
しかもこの男性、マシンガントークで笑いを取ろうとしてくるので、この度にリアクションをしないといけない
スゴく疲れる・・・
その最中に『ご実家暮らしですが、家事や料理はどうですか?』など家事能力についてもしっかり値踏みされました
面白くない冗談にいちいち愛想笑いをして、疲弊した私は
『もっと落ち着いた静かな男性と話したい』
と、癒しを求めるモードに入ってしまいました
遠方過ぎて交際対象外の男に、なんでこんなに気を使わないといけないんだろう?
しかもオデコも広いし、お腹も出てるし、一般的に見てイケメンでもない
ただ金融業で経済的余裕があるからか、自信に満ち溢れているように見えました
ハッキリ申し上げて、苦手なタイプです・・・