2010年09月13日

「山の神様の使い」オコジョ

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御嶽山頂でオコジョと出会いました。

体長は20センチ余り。


昔からオコジョは「山の神様の使い」として、まるで山の妖精であるかのように、信心深い人々に恐れあがめられてきたようです。

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オコジョは夏に茶色、冬には真っ白の毛に生えかわるのですが、



動物研究家の野紫木(やしき)洋さんの研究によると、ここ最近の温暖化により、オコジョが夏毛になっている期間が長くなっているそうです。

また、里山のネズミが気温上昇で高山帯に移動し、これをエサにするキツネが山中に生息域を広げ、オコジョを捕食するようになってきているため、オコジョの生息域もより高い地域へ追われているというのです。

こういった状況で生息域を狭められると、「生物の遺伝的多様性が失われ、地域個体群が絶滅しかねない」と懸念されているんです。

御嶽山での調査結果などは無いようですが、
日本の高山地帯でも、少しづつ生態系が変化しているのは確かなようです。