2010年11月30日

王滝ごへいを作って食べました。

午前中、保健センターで「第1回王滝ごへいを作って食べる会」が開催され18人が参加しました。
王滝では昔から五平餅のことを「ごへい」と呼び、お客様のおもてなし料理として各家庭で食べられてきました。

王滝の郷土食の中でも、おいしくまた優れた健康食品である「ごへい」を王滝の名物にしようという取り組みです。

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ごへいのタレを、今年王滝村で収穫された「えごま」を使って作りました。



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まずは、えごまを色が変わるまで炒ります。

この炒る時間が大きなポイント。

炒り方によって色や風味が大きく変わります。


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冷ましてから、磨りつぶします。

これが、けっこう大変


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すりこぎを20分は回していたでしょうか

昔、ごへいを作るのは半日ががりだったそうです。


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そして、
醤油、みりん、砂糖と???と???を入れれば出来上がり。


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もち米とうるち米を合わせて少しやわらかめに炊き、すりこぎでつぶします。

このもち米をつぶすことを、王滝では「半ごろし」と言います。


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丸めて団子を作り、


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タレをつければ、
完成

つやつやして、とてもきれいです。

???を入れたからなんですよ


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赤カブのあんかけと
大平(おおびら)の汁に


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えごまのパン


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くま笹のプリンのデザート付きです。


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試食会では、活発な意見交換が行われました。


えごま(荏胡麻)はシソ科の植物で、葉っぱに臭いがあるためか、
サルやイノシシの食害が極めて少ない作物とされています。

また、えごまは山間地や湿気の多い場所など、環境やで土壌を選ばないことから、
荒廃地・遊休農地利用に向く作物として注目されてきています。

高地原産でもあり、冷涼な王滝村にはぴったりの作物ですね。

えごまは、古来より日常的に利用され、大切な脂肪の供給源でした。
人間が生きていく上で欠かせない必須脂肪酸の中でも、コーン油やベニバナ油にはほとんど含まれていないアルファ・リノレン酸が多く、60%以上も含まれています。

アルファ・リノレン酸は、生活習慣病や成人病(がん、動脈硬化、脳こうそく)、視力障害、アレルギーなどの病気にも有効なことが最近明らかになってきた脂肪酸です。

また、アルファ・リノレン酸は体脂肪としてたまりにくいので、
ダイエットとして効果があります。

えごまは昔懐かしい食材でもあり、現代に必要とされる食材でもあり、
「古くて新しい作物」として注目されはじめているようです。