2011年03月06日

食で季節を楽しむ〜和の心〜

今日は、二十四節気の一つ「啓蟄(けいちつ)」です。
「啓」は、「ひらく」という意味。「蟄」は、虫などが冬眠するという意味で、「啓蟄」は、冬ごもりをしていた虫などが暖かさに誘われて地上へ這い出してくることを表しています。

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さて、こちらは先日の冬の山村ホームステイツアーの際に、郷土料理ひだみで出されたどんぐりなど王滝村の季節の食材を使った昼食です。


季節感は和食の重要な要素。

食で季節を楽しむ。

「走り」を愛で
「旬」を存分に味わい
「名残り」を惜しむ

和食の粋を表現しているといわれています。

ふきのとう
ふきのうとう(走り)


わかさぎ
わかさぎ(旬)とすんきの天ぷら


いのしし
イノシシの肉(名残)


わらび
他にも、わらび(塩漬けしたもの)


大平(おおびら:地元の根菜の煮物)、どんぐりゼリー、きびおこわなど山の幸を食材とした料理が満載です。

ひだみに限らず、王滝村のお店やお宿では山の幸を食材とした素朴な料理や、工夫をこらした創作料理でおもてなしをさせていただいています。
心と体にやさしい郷土料理を味わいにぜひ王滝村にお越し下さいませ。

otaki_maki at 08:30│clip!森のおいしい食べ物