2012年09月21日

「北方四島訪問」

先週、北方領土である国後島と色丹島を訪問してきました。
Q&A形式にて報告をします。


Q. どうやって行ったのですか?
A. 内閣府が所管する北方領土問題対策協会の主催する民間交流事業「北方四島ビザなし交流」に、民間人として参加しました。
この事業は21年前から始まりました。日本人と北方四島に住むロシア人との友好を深め、領土問題解決に向けた環境を整えていくことを目的としています。お互いの国の法的立場を害さないようにするために、特別にビザなしで相互訪問できる取り決めを両国でしています。


Q. 何に乗っていったの?
A. 「えとぴりか」という交流のための客船で行きました。ホテルに滞在しないでこの船に4泊しました。昨年はこの船に乗って、460名の日本人が17回に分かれて四島を訪問しました。

120917えとぴりか

 「えとぴりか号」


Q. どういう目的で訪問したのですか!?
A. 事業の目的は交流して友好を高めること。ケンカ状態での問題解決はないので。
私の目的は2つありました。
ひとつは、とにかく四島がどんな状況にあるのか、自分の目で見たかった。どんどんロシア化されていると聞くが、どの程度のものなのか。これから領土問題を考える材料を揃えるようなことです。
もうひとつは、この事業には血税が注がれているが、効果ある事業なのかどうか。改善するとしたら、どんなところかをチェックすることでした。


Q. どんな日程だったのですか?
A. 4泊5日の船旅でした。現地では日本製の4WD車で移動しました。
1日目 根室での研修、出航、国後島古釜布沖停泊

120913出港式(2)

 出港式にて

2日目 古釜布港上陸、行政府訪問、「日露友好の家」で休憩、保育園、郷土博物館、空港、日本人墓地、コンサートホールで子どものダンス鑑賞、副行政長との夕食交流会、帰船 〜色丹島へ移動

120914友好の家の看板

 日露友好の家

120419保育幼稚園の子どもたちと

 保育園の子どもたちと

3日目 色丹島上陸 文化会館にて訪問式典、カンヅメ工場見学、斜古丹港清掃、交流事業、島民との意見交換会、発電所見学、帰船

120915集めたごみと記念撮影

 斜古丹港清掃後、集めたごみと記念撮影

120915発電所内にて

 発電所視察

4日目 色丹島上陸、幼稚園、協会見学、ロシア人家庭訪問、日本人墓地、小中高一貫校訪問、村長との夕食交流会、帰船

120914古釜布墓地

  古釜布墓地

120916丘から望む街並み

 丘から望む街並み

120915住民交流会(名刺交換)

 住民交流会にて

5日目 古釜布港沖にて出域手続き、根室へ出航、解団式(船内)


Q. 訪問した感想は?
A. 新築の学校、教会、それに缶詰工場の設備拡大など「ロシア化」を感じる投資はあるが、想像したほどではなかった。
ロシアの離島として、道路整備(アスファルトの道はない)、港湾整備、下水、ゴミ処理等のインフラは遅れているままである。

この事業については、ロシア人参加者を増やす等の改善案は必要だが、21年間続いていることが重要。領土問題を解決するためには、多様な二国間チャンネルが必要になる。政府間交渉を補うものとして、この交流事業は役割を果たしてきたし、これからもその機能が不可欠と考える。
例えば、政府間交渉が頓挫することがあっても、この交流プログラムが続いている限りは、両国間に領土問題が存在することを、ロシア側は否定できない。


Q. 今後のロシアとの領土問題解決に向けた取り組みは?
A. プーチン大統領に戻ってから、交渉が再開される機運が高まっています。
台頭する中国を念頭に置きつつ、日ロ関係を両国にとって実りあるものとしていく、その延長線上にお互いが納得できる政治的合意という解決を見出すことができると考えています。話し合いの「場」を明確化させることが肝心です。中国との関係においても言えることですが、話し合いの場を定めることにより、過度な摩擦にエスカレートすることを防ぐことができます。


otani1022 at 11:29 

2012年09月14日

「観光立国戦略」

20120914ブログ写真会議

 私が取り組んでいる政策の一つに日本の「観光立国戦略」があります。

 観光立国の実現は、国内外における交流人口を増大させることによって、経済の活性化や雇用機会の増大をもたらし、更には、国際的な相互理解を進めることにより、日本の「ソフトパワー」を高め、個別の外交問題解決における日本の武器となります。

 今年7月末に閣議決定した「日本再生戦略」においても、「観光立国戦略」は重要施策として位置づけられ、「訪日外国人旅行者を2020年初めまでに2500万人、将来的には3000万人に」「2500万人による経済波及効果約10兆円、新規雇用56万人」との目標を掲げています。

 震災復興の観点からも、観光は、被災地の経済・雇用の回復や町の活性化のためにも重要な役割を担っています。震災から一年半余りが経過しましたが、宿泊施設を中心に厳しい状況が続いています。観光庁とも連携し、今後も大きな拡大が予想される東南アジアからの訪日促進プロモーション等、回復の遅い海外からの旅行客数の回復を中心としたきめ細かな取り組みを行うとともに、東北観光博や東北・北関東を訪問する各省庁横断的な復興支援運動の実施など、旅行需要の回復に向けた取り組みを引き続き全力で進めていきます。

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otani1022 at 16:32 

2012年09月07日

「エネルギー・環境調査会 提言」

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 6日、私が役員を務める党の「エネルギー・環境調査会」(会長:前原誠司政調会長)が、原子力を含む今後のエネルギー政策について、政府への提言を取りまとめました。

 主な内容は、以下の通りです。
・「原発ゼロ社会」を目指して、大胆かつ現実的な改革を進める。
・2030年代に原発稼働ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する。
・自然エネルギーについて、2020年代の早い時期に電力の2割以上、さらに2030年代の早い時期に電力の4割程度を担えるよう、最大限努力する。

 議論の過程では、原発稼働ゼロを目指す年限の明示、原発稼働ゼロとした場合の経済・雇用への影響、自然エネルギー普及の見通し、電気料金(家計への影響)の見通し、使用済核燃料処分の問題、原発立地地域への配慮等の諸課題について、長時間の白熱した議論が行われました。

 私としては、一時は首都圏を含む3000万人が避難する最悪のシナリオも想定され、現在も多くの住民が避難生活を余儀なくされている東京電力福島第一原子力発電所の事故の経験を踏まえれば、自然エネルギー等の代替エネルギー確保と電力システム改革を含む電気料金の構造的なコストダウンの取り組みを進め、2030年代には、原子力依存度をゼロとすることを目指すべきと主張しました。上記の提言内容における、2030年代の原発比率の目標、自然エネルギーの導入目標は、私を含め、同じ思いをもつ多くの議員の意見が反映されたものです。

 確かに、2030年代・原発稼働ゼロは、容易に達成できる目標ではありません。しかし、政治が覚悟を示し、諸課題に一つ一つ根気強く取り組んでいけば達成不可能な目標ではありません。更に、エネルギーのグリーンシフトを集中的に国内で進めれば、内需が生じ、日本の技術力を活かした、自然エネルギー・省エネルギー関連産業を中心としたグリーン成長が可能となり、新たな雇用が生まれます。

 政府は提言を受けて、来週にも、原子力を含む今後のエネルギー政策を発表する予定です。今回の提言が、日本が「原発ゼロ社会」へ向かう第一歩となることを願っています。

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otani1022 at 15:36 

2012年09月03日

舞鶴地方総監部視察

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 子どもの頃からヨットのレーサー艇と、グレーの色した自衛隊艦はひときわラインが美しい船と思い続けています。

 先週末、舞鶴の埠頭にてハワイでの訓練をおえたばかりの護衛艇「みょうこう」を後援会の仲間のみなさんと一緒に見学させていただく機会を得た。船上のものめずらしい機材を見ることも有意義だったが、海将の舞鶴総監や幕僚長、そして護衛艦の艦長らと意見交換からたくさんのことを学んできました。

 わが国の南方海洋における防衛力の強化が求められています。相手への見える抑止力もあれば、見えない抑止力があります。船乗りにとっていちばん嫌な存在は見えない潜水艦だそうです。対処能力の高いイージス艦でも、そうだと言います。可能な限り現場の感覚を知るようして、防衛政策を論じていきたいと思います。
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 私の手の下にあるのがミサイルの発射装置です。ミサイルもランチャーも米国製です。対空、対潜水艦用ミサイルがどんな割合で搭載されているのかは秘密だそうです。
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otani1022 at 17:03 

2012年08月31日

「長崎県五島市沖・浮体式洋上風力視察」

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 先日29日、長崎県五島市椛島沖の浮体式洋上風力発電施設に、衆議院環境委員会の視察で行ってきました。

 五島市沖の浮体式洋上風力発電施設は、環境省の実証事業として、今年6月から設置工事が始まり、視察日である8月29日に運転が開始されました。試験機は全長71mで、1枚の長さが11mある羽根が3枚ついています。重量は約400トンあり、出力は100kW、長さ2劼粒つ譽院璽屮襪納変電施設まで送電します。この風車は海の上に本体が浮く「浮体式」と呼ばれるタイプのもので、本格的な「浮体式」の実証実験は、国内で今回が初めてとなります。

20120831五島視察写真2


 海の上は陸上に比べて風が強い上に、地形や建物の影響も少ないため、より安定した発電が可能で、特に日本では排他的経済水域が世界で6番目に広いため、洋上風力による発電の可能性は極めて大きいと言われています。

 洋上風力では、海底に支柱を直接固定する「着床式」というタイプと「浮体式」というタイプがありますが、遠浅の海が少ない日本では、今後、「浮体式」洋上風力が、日本の再生可能エネルギー普及の主力として期待されています。  
 また、浮体式洋上風力の技術は、世界でもまだ開発途上であり、日本が得意な造船技術等を応用し、この分野で先鞭をつければ、日本の将来を担う新産業としても期待できます。

 今回、実験に使う風車は、発電能力が100kWで、風力発電設備としては小型ですが、今回の実証実験で得られたデータをもとに、来年度には、2000kW級の大型風車を設置し、2016年度以降の実用化を目指します。

 グリーン成長戦略の実現と原発代替エネルギー確保の同時達成に向けた政策立案・実現に引き続き全力で取り組んでいきます。

20120831五島視察3


otani1022 at 17:45 

2012年08月24日

「難病対策」

20120824ブログ写真難病対策

 厚生労働省の難病対策委員会(専門家委員会)が、今後の難病対策のあり方について、中間報告をまとめました。党の作業部会において報告を受け、議論を交わしています。

 現在、難病は5千〜7千疾患あると言われていますが、医療費助成の対象は、パーキンソン病や潰瘍性大腸炎など56疾患70万人に限られており、対策が不十分な状態です。

 このような状況を受け、中間報告では、医療費助成の対象となる難病の範囲を拡大した上で、重症度などをもとに認定基準を作るよう求めています。新たに対象となる病気や、具体的な助成内容や基準は今後詰め、年内をめどに新たな助成対象を決める予定です。また、予算を安定して確保するために、法整備の検討、各種割引を受けられる「難病手帳」の創設、専門性の高い拠点病院の整備等についても今後さらに議論していきます。

 難病を限定せず、対象を幅広くとらえる形で中間報告がまとめられたのは、一定の前進と評価できるかと思います。難病に苦しむ患者の方一人ひとりが、その人の状態に合った必要な支援を得られる制度になるよう、予算措置、法整備等の対応も含め、全力をあげて取り組んでいきます。


otani1022 at 11:52 

2012年08月21日

HAPPY MUSIC FESTA 2012 座談会開催のお知らせ

【緊急告知】必見!!HAPPY MUSIC FESTA 2012 座談会 開催!!
       ※Ustreamにて配信します。

HAPPY MUSIC FESTA 2012開催まで、あと20日となりました!

このイベントをさらに盛り上げるべく、スペシャルゲストによる座談会を開催します。

◎ゲスト:トータス松本、BONNIE PINK、ジョン・B、モリマンモリ夫、まちゃまちゃ、友森 玲子(一般社団法人ランコントレ・ミグノン代表)

◎内容:HAPPY MUSIC FESTAとは?、飼っているペットの話、保護活動の話、名のない動物に名前を付けよう、今年のHAPPY MUSIC FESTAへの意気込みなどを予定しています。

※内容は変更される場合がございます。


◎時間:8/21(火曜日)19時〜20時(予定)
http://www.ustream.tv/channel/happy-music-festa-2012


※HAPPY MUSIC FESTAは、犬、猫好きのアーティストが有志で集まり、ペットの殺処分ゼロを目指すミュージックイベントです。環境省も後援しています。ご興味のある方は是非、サイトを訪れて頂ければ幸いです。

(大谷事務所スタッフによる更新)

otani1022 at 16:37 

2012年08月17日

「来年度予算・概算要求基準閣議決定」

20120817概算要求基準会議写真

 本日、2013年度予算の大枠となる概算要求基準を政府・与党として決定しました。

 来年度予算編成にあたっての目玉は、先月末にまとめた「日本再生戦略」を踏まえ、「グリーン(エネルギー・環境)」「ライフ(健康)」「農林漁業」の三分野に予算を集中させる「特別重点要求」枠を設けたことです。

 特に、自然エネルギーをはじめとするエネルギー・環境分野については、各省庁が通常の予算の削減額の4倍まで特別重点要求枠で要求できることとし、予算にメリハリをつけ、自然エネルギーの導入拡大を図り、もって日本再生戦略で定めたグリーン成長戦略(2020年までに、50兆円以上の環境関連新規市場、140万人以上の環境分野の新規雇用)の実現を目指します。

 メリハリをつけた予算で、成長を図る一方で、財政再建のため、歳出削減の努力は必要です。今回の概算要求基準では、公共事業費を12年度予算に比べ1割削減した上、防災・減災事業に公共事業費を重点配分すること、省庁間での重複を減らし、施策ごとの「横串」の予算編成を行い、縦割りによる無駄を排除すること、生活保護を含む社会保障費の効率化等に取り組むこととしています。最終的には、借金返済分を除いた国の歳出全体の大枠は、12年度予算と同様に71兆円以下とします。

 予算、税制、規制改革等の政策を総動員し、政策効果を最大限に発揮させるため、それぞれの政策を有機的に連携させ、エネルギー・環境分野での新規市場・雇用創出を実現し、元気な日本を創るべく、引き続き最大限努力していきます。


otani1022 at 18:31 

2012年08月10日

「少子化対策」

20120810エネPT役員会写真

 党の「子ども・男女共同参画調査会」で、少子化対策や、女性の活躍の場の拡大のための方策について検討を進めています。

 国立社会保障人口問題研究所の推計によれば、2010年に1億2806万人に到達した人口は、その後減少に転じ、50年後の2060年には8674万人、100年後の2110年には、4286万人まで減少する見通しです。これは、今後、日本が、これまで歴史上経験したことのない人口減少社会に突入していくことを意味しています。
 一方で、日本では、高等教育を受けた女性の就業率が66%にとどまり、OECD平均の82%を大幅に下回り、女性の活力を十分に活かし切れていない現状があります。
政府・民主党としては、この危機的状況を踏まえ、現金給付、保育所などの支援制度の整備、労働時間に関する制度設計といった政策分野における個別政策を総動員し、仕事と家庭の両立施策等の少子化対策を加速化させるとともに、女性の活躍の場を広げ、女性の活力をいかし、経済の活性化を図っていきます。

 少子化対策とも密接に関係する女性の活躍の場の拡大に関しては、6月22日に、政府の「女性の活躍による経済活性化を推進する関係閣僚会議」(座長・野田総理)が、「女性の活躍促進による経済活性化行動計画〜働く「なでしこ」大作戦〜」をまとめました。
 行動計画では、長時間労働を前提とした従来の働き方の見直し、非正規雇用から正規効用への転換促進・厚生処遇確保、働き方に中立的な社会保障制度・税制への見直し、女性の起業・創業促進、子育て後の再就職支援、利用しやすい育児休業・短時間勤務制度の導入、配偶者の転勤に伴う離職への対応等に、政府をあげて取り組むこととしています。

 少子化対策においては、個々の政策もさることながら、政策全体の一貫性、持続性、連続性が重要とされています。これからも引き続き、現場の声に耳を傾けつつ、実効性のある政策を、一貫性・持続性・連続性をもって、着実に進めていきたいと思います。


otani1022 at 17:59 

2012年08月06日

「通学路安全対策」

20120806通学路安全写真

 4月に発生した京都府亀岡市の事故(児童9人と保護者1人の列に車が突っ込み、児童2人と保護者1人が死亡、7人が重軽傷)や、5月に発生した大阪市の事故(学童保育に向かうため、集団下校を行っていた児童を右折してきた自動車がはね、児童1人が死亡)等の一連の事故を受け、議連立ち上げ・党内の合同会議設置等、児童・生徒の通学路安全対策を加速化しています。

 歩道が確保された通学路は、約41%(平成22年度末)にとどまっています。政府・与党として、歩道の整備はもちろんのこと、ハンプ・狭さく・防護柵等の設置、道路端のカラー舗装など比較的時間のかからない対策も合わせて講じています。また、「あんしん歩行エリア」の設定等の面的な対策も講じています。

 亀岡市は、側溝にふたをして歩行者のスペースを作り、通学時間帯には相互通行を一方通行化する等、日本で初めてWHOが承認する「セーフコミュニティ」を取得した安全に先進的な都市であっただけに、今回の事故は、関係者に衝撃を与えました。今後は、歩車分離を進める等の対策とともに、無免許運転に対する罰則強化、取締りの徹底も合わせて検討していきます。

 最も安全であるべき通学路で、将来を担う子ども達が事故の犠牲者になることは、あってはならないことです。私自身も小学校に通う息子をもつ父親として、児童・生徒の通学中の事故をなくすため、政府・与党の一員として全力を尽くします。


otani1022 at 18:35 
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