自然界の動物の動きを模倣するロボは色々とありますが、韓国海洋科学技術院(KIOST)ではカニのような海底探査機を開発中のようです。
多脚です


 海底探査機といえば遠隔操作無人探査機や自律型水中ビークルなどがメインですが、それらは激しい海流に弱く、スクリューを持つ機体はプロペラが可視性を低下させたり、調査対象を破壊してしまう危険性がありました。これらの弱点を克服するためにKIOSTにより開発されたのが「Crabster」。

 Crabsterは従来の探査機の潜水艦のようなフォルムと大きく違い、蟹のようなデザインの6本足を持つ機体。それらの足を使ってまるで月面探査機のように海底をテクテク歩きます。

 6本の足は合計30の関節からなり、一番前の2本の足は作業用アーム。探査時にはその小さなハサミのような手をもつ作業用アームでオブジェクトをピックアップしたり、10台の光学カメラとスキャンソナーで周囲を散策するそうです。

以下は姿勢制御のデモ映像です。
YOUTUBE
Crabster CR200 Posture Control (KIOST)

こちらは6月24日から7月10日にかけて行われた海中でのテストの映像。
YOUTUBE
Crabster CR200 1st underwater test at SSRI (KIOST)

 多脚タイプの探査機は面白いですね。将来的には人が乗れるサイズの海中用多脚ロボがズゴックも欲しいところです。


[ via Walyou , YouTube/Bong Huan Jun ]