村上健のオセロ日記

趣味のオセロやフランス語に関する記事を投稿しています。私(村上)のメールアドレスは「私の姓のローマ字書き+アットマーク+dx.catv.ne.jp」です。

昨日は神奈川オープンに参加しました。


  第1局 白番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○早坂敏江 Hayasaka Toshie  

図では白a2と取られるのが一番嫌でした。以下白b8→黒c8→白g8で黒番。これならまだ良い勝負です。図で打たれた白f2が疑問手で以下黒勝勢になりました。



  第2局 黒番。どう打つ? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○Roy Lin Weihao  

図は色々と手があって迷いました。結局黒a3→白b5→黒a7! これで白は右下方面に打たざるを得ず黒にはb4にもう一手残っています。これが良い構想だったようで以下黒勝勢になりました。



  第3局 黒番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○中野 譲 Nakano Jou  

図の第一感は黒e8。しかし白f7と打たれて白c8の当てが残る(黒d8で斜めが返ります)と厳しいかな、と考えて結局図で黒f1。白c8にはもう手を抜いて白a8を許し、黒g6を狙っていこうという構想です。しかしこれが良くありませんでした。黒はなかなかg6に打つことができません。図ではやはり黒e8。以下白f7→黒f1→白c8→黒d8!と進めるのが良かったようです。これで案外白も難しい形です。実戦の終盤は黒敗勢です。  


  第4局 黒番。最善手順(黒→白→黒の3手)は? 
  ●山本 隆 Yamamoto Takashi
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

8はその場で思いついた手です。以下未知の展開になりお互い長考の連続。白の敗着は恐らく38。ここはf7の方が良く、これならまだ難しい形でした。実戦38では右下が白の打てない7個空きになることもあり白の敗勢です。図では実戦黒a8→白a7→黒h7!が寄せの手筋。これで黒は右下の手止まりが打てます。  



  第5局 黒番。最善手順は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○龍見有希子 Tatsumi Yukiko  

図では黒b2→白a1→黒b1→白g1→黒h1→白h6→黒h7→白g7→黒h8→白パス→黒a8→白パス→黒a7→白b7で黒の2石勝ちでした。私は白が46で長考している時にこの展開を数えたのですが数え間違えて黒が足りないと判断してしまいました。図に至った時にまだ時間があったので再度この展開を数えて本当に黒が足りないのか確認すべきでした。実戦の黒g6には黒b2が好手。これで黒はどうしようもない形になってしまいました。  



  第6局 黒番。最善手は? そして最悪手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○石川 輝 Ishikawa Hikaru  

図の最悪手は白b7。そしてこれ以外の手は全て白勝ちです。最善は実戦で打たれた白b1。以下黒の敗勢です。  

私は2勝した後4連敗で34位でした。優勝は全勝で福地啓介四段! すごいです。

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        (写真提供…龍見六段)

昨日は品川ニューイヤーズカップに参加しました。新年から67人が参加して大盛況。


  第1局 黒番。どう打つ? 
  ●五十部真樹 Isobe Masaki
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図では黒f7あるいは黒e7で良い勝負でした。ところが実戦は黒c1! これは白b1の後に黒a5を作った手ですが、それは白a6と取られて次に黒の良い手がありません。黒の読みに誤算があったようです。やむを得ず黒はa2。次の24e1が好手で白勝勢になりました。   



  第2局 白番。好手順は? 
  ●田山 翼 Tayama Tsubasa
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

直前に打たれた33g3はh3がベターでした。図で白b5→黒h3→白f7!が33を咎める好手順。これで黒は良い手がありません。 



  第3局 白番。どう打つ? 
  ●高梨悠介 Takanashi Yusuke
  ○村上 健 Murakami Takeshi (White lost on time at move 58. Black chose to leave b1 blank, maximizing his discs.)  

図はやや苦しいながらいい勝負になっていると考えていました。しかし図で私の打った白b3がミス。次の黒e1→白d1→黒a4が好手順で白はg2あたりに打つしかなくなってしまいました(白g1は将来の黒h1→g2の連打が残り大敗の形勢)。図では白e1と打つべきでした。これなら白b3、g2と2手残っているのでまだ粘っていました。図白b3以降は高梨九段の完璧な寄せの前に手も足も出ません。58で私の時間切れ。参りました。   



  第4局 黒番。どう打つ? 
  ●菱山裕一 Hishiyama Yuichi
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図では黒a6や黒h6でまだ互角でした。しかし実戦は黒d1! ここに打ってしまうと黒h6→h5→h4と連続して右辺に打つ狙いが消えてしまいます。以下白の勝勢です。  



  第5局 白番。白が唯一勝てる手順(白→黒→白の3手)は? 
  ●流田祥吾 Nagareda Shougo
(Black lost on time at move 53. White made the rest of the moves.)
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

序盤14がミス。ここはf3に打つべきでした。以下白大苦戦。粘りに粘って図。ここは白g8!→黒f8→白b7が唯一勝てる手順でした。こう打って右上の7個空きを温存されると黒は左辺方面の5個空きを使うしかありません。黒が左辺方面の手止まりを打った時に白が右上の7個空きに打って6個空きを作り、そこに黒から先着させて白僅差の勝ちです。言われてみれば納得の構想。しかし初手g8は打たずに図で単に白b7でも良さそうに見えますが…。それには黒g8!→白f8→黒a3!が好手順。以下白g3→黒h4→白h3→黒a7→白パス→黒a8→白パス→黒a2→白パス→黒b1→白パス→黒g2→白g1→黒h1→白h2で黒の2石勝ち。右下方面を全部白に与えてその代償として左上方面を全部黒が取るというすごい勝ち方です。この筋を避けるために図では白からg8に打っておく必要があるのでした。実戦白46の段階で引き分け形勢ですが黒の残り時間は既に10秒を切っており53で黒の時間切れ。以下は白の勝手打ちです。   



  第6局 黒番。最善手は? 
  ●大島祐輔 Ohshima Yusuke
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

序盤から非常に難しく長考の連続。32はh6がベターでした。実は35h7の好手を見落としていました。ギリギリ粘って図に。ここで黒はb7! 対戦中は「好手を打たれた。困った」と思っていました。実際黒+2形勢です。しかし図ではもっと良い手がありました。黒a2!です。以下白a1→黒e8…で黒優勢。確かに白の粘りの源泉は黒がe8に打った時に左方向の斜めも返る点にありました。しかしその種石を消すために自らa2に打つとは…。これは私も大島選手も全く気が付いていなかった絶妙手でした。さて実戦黒b7の後の白a1→黒a2→白b8は必然の展開。白はホワイトラインの通しに望みを託します。そして次の黒a8が敗着。局後観戦していた長尾六段が「敗着は黒a8でしょう。49c8→白e8→黒g7…なら将来黒g2→白h1と右上隅を捨てて黒a8→a7の連打があります」と指摘。これがまさに的を得たコメントで黒の唯一の勝ち筋なのでした。実戦54が好手。黒55でf4が返り、黒h2の時にホワイトラインが切れません。57はh2では勝てない(白4石勝ち)ことを数えて消去法で打った手ですが石損でした。   



  第7局 黒番。どう打つ? 
  ●上倉大亮 Kamikura Daisuke
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図では私は黒h4を予想していました。以下b6→黒c2→白g5→黒b2!…で難しそうです。しかし上倉六段は図で黒h5! これはやはり疑問手だったようで以下白リード。最後の5個空きでどの手順が最善か色々と考えた挙句に最悪の手を選んでしまいました。この見落としはひどかったです。勝敗に影響がなかったのは幸運でした。

結果は6勝1敗で準優勝! 全局得意な白番、高段者とあまり当たらなかった、など運にも恵まれました。新年最初の大会で良い成績が取れて嬉しいです。優勝は7戦全勝の長野七段、女子の部優勝は龍見六段でした。

そういえば昨年はニューイヤーズカップの翌日病院に行って脳腫瘍が発見され、入院手術となったのでした。喉の麻痺による嚥下の不調や咳込みは相変わらずありますが、昨年12月には声も出るようになり日常生活をほぼ普通に過ごしています。昨年の1~3月を考えると本当に夢のようです。 今年も健康管理に留意して元気に過ごしたいと思います。
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         (写真提供…龍見六段)

今群馬県の万座に向かうバスの中です。今年担任をしている中学1年生の生徒40数名を連れて2泊3日のスキー旅行です。毎年春に家族でスキーに行っているのですが昨年は病気のために行けませんでした。ほぼ2年ぶりのスキーなので楽しみです。

読者の皆様、今年もよろしくお願いいたします。

さて今年は4年ぶりにパリオープン遠征ツアーを企画します。パリ国際オープンは8月 26日(土)、27日(日)の二日間開催。一日目に予選を7試合、二日目の午前に予選の残り4試合、二日目の午後に決勝と3位決定戦(それぞれ3番勝負)を行うという日本にはあまりない長丁場の大会です。1試合の持ち時間も日本より少し長い25分。土日はたっぷりとオセロを楽しみ、他に4日ほど観光を入れて全部で8日間(現地滞在は6~7日間)を予定しています。出発日と帰国日はまだ決めていません。次の週末にある王座戦には間に合うような日程を組むつもりです。費用は20数万円です。

この記事の右にある「記事検索」で「パリオープン」を検索すればパリオープン遠征ツアーに関する過去の投稿の多くを見ることができます。もっと詳しく見たい方は右下の「月別アーカイブ」で2009年8&9月 、2011年8&9月、2013年8&9月をクリックしてみて下さい。

正確な旅程は決まり次第このブログでお知らせします。多くの方々の参加を期待しています。

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 2009年

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 2011年(右はアルチュール君)

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 2013年
 

先週土曜日は品川シーサイドオープンに参加しました。今年最後の大会です。


  第1局 白番。最善手は? 
  ●岩倉広明 Iwakura Hiroaki
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図の正解は白g2。次に黒が右上以外に打てば白にはg1という二の矢があります。黒h1なら白h2→黒g1→白h8→黒g7→白g8→黒f8→白a8…と一本道で偶数形に入り簡明。図で間違えてg8に打つと黒a7やh2で一気に形勢不明になってしまいます。   



  第2局 黒番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○龍見有希子 Tatsumi Yukiko  

図では黒g7→白??→黒e8→白h8→黒g8と打つことで黒は下辺を取ることができます(ストーナートラップ)。白に右辺を与えるので辺の取り合いという観点では互角。しかし右下の4個空きで黒が3手(g7→e8→g8)打てる一方で白は1手(h8)しか打てません。つまり白は黒よりも2手多く左上方面に打たねばならず、黒の着手可能個所が増えます。トータルで黒の得るものが大きく、黒の勝勢になりました。   



  第3局 黒番。最善手は? 
  ●谷田邦彦 Tanida Kunihiko
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図では黒e1→白f1→黒g3を恐れていました。これで白には良い手がありません(白h5には黒h4の付け。白h3と応じると斜めが返ります)。ところが実戦は黒b1! これが疑問手で以下徐々に白優勢になりました。   



  第4局 黒番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○菱山裕一 Hishiyama Yuichi  

図は黒h2→白a8→黒b3が正解。これで黒にはh1が残り、白b2の後に黒b1→a1の連打も残って勝勢です。図で間違えて先にb3に打ってしまうと白a8の後に黒h1を作るのが難しく形勢不明になってしまいます。 



  第5局 黒番。最善手は? 
  ●山本 隆 Yamamoto Takashi
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図では黒g8と下辺を取るのが正解。次に黒g7の通しが残ります。対して白はb2と先に通すのが最善の受け。しかし黒h5でa1を取られてしまいます(それでも僅か黒+4形勢ですが…)。実戦は図で黒h4。対する白d8→黒c8→白b8の次に黒の良い手がなく黒の敗勢になってしまいました。   



  第6局 黒番。最善手は? 
  ●三屋伸明 Mitsuya Nobuaki
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

ここまで5連勝。優勝を賭けた最終戦です。図で打たれた黒g7が絶好手! 次に白h8なら黒g8で白は困ります(次白h7には黒a7→b8の連打)。白h8以外なら黒b2の通しが残りこれも白の敗勢。
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         最終戦。手前は三屋七段。

最終戦に敗れた結果5勝1敗が4人並び、ポイントが少なめだった私は第3位でした。
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 3位の私、4位の井上三段、優勝の山本1級、準優勝の三屋七段
         (写真撮影…龍見六段)

翌日は娘二人とディズニーランド。朝4時に起き始発電車で舞浜に向かいます。6時過ぎからゲート前に並び、夜は閉園(10時)まで。その後お土産を買って舞浜駅に着くと電車のダイヤが乱れたせいで改札前に大群衆。改札を抜けるのに何十分と待ちました。家に着いたのは翌日の0時半過ぎ。いやはや疲れました。

今日は川越順位戦に参加しました。


  第1局 白番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○矢野靖志 Yano Yasushi  

図で実戦は白d2→黒f2。この交換がかなり損で白敗勢に。正解は白f1! こう打ってf2を白の余裕手とされると黒の打ち方が難しくまだこれからの勝負でした(黒+4形勢)。  



  第2局 黒番。最善手は? 
  ●立柳美咲 Tachiyanagi Misaki
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図では黒f1と上辺を取られるのが一番嫌でした。ところが実戦は黒h4。以下白c1→黒f1→白g5…と一本道で白が優勢になりました。  



  第3局 黒番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○大森敬太 Ohmori Keita  

図で私は黒b2を考えたのですが、以下白f1→黒b1→白a3→黒a7→白a1…で駄目と考えてしまいました。これはとんでもない勘違いで手順中白a3の時に黒はa1に打てます。やはり正解は初手黒b2。これなら黒+6形勢でした。実戦は図で間違えて黒の大敗になってしまいました。  



  第4局 白番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○石川 輝 Ishikawa Hikaru  

図で白はh2→黒h1→白g7→黒e1→白g2。これはなかなかの粘りですが実戦の流れをたどれば分かるように白a8の時に黒がa7を放置できる形になって白敗勢に。図の正解は白g7。以下黒b3→白a2→黒h8→白h2→黒h1→白a8→黒a7→白g8…と進むとかなり細かい勝負(黒+4形勢)でした。  



  第5局 黒番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○中村倫太朗 Nakamura Rintarou  

図で私は黒d1→白e1。この交換が大悪手で形勢急接近。ここは上辺を放置して単に黒a3が正解。これなら次に白b3の時に黒e1!の好手があります。逆転されたか!と思いましたがかろうじて黒に2石残っていました。  



  第6局 白番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○北野大地 Kitano Daichi  

ほとんど残り時間がなかった白は図でa6。これはg2とb8を見合いにして確実に手止まりを打つ手ですがこの手が敗着になりました。正解は白a7。以下黒g2→白a6→黒a8→白b8で白の6石勝ちでした。非常に難しい試合でした。

5戦全勝だった北野五段が最終戦に敗れたため5勝1敗が3人に。獲得石数の多かった大森六段の逆転優勝となりました。北野五段が準優勝。私は3人の中で一番ポイントが少なく第3位でした。表彰式の後はみんなでビンゴ大会。とても楽しい大会でした。

私は声が出なくなってから色々とネットを見て、似たような障害を抱えた人がどのようなリハビリをしているのか、どのように回復したのか、あるいは回復しなかったのか、等を調べました。情報はあまり多くなく、自分の声の状況は変わらないままに時が過ぎるので焦りを感じたこともあります。同じような障害で悩んでいる方の参考になるかもしれないので私が行ったリハビリについて書いておきます。

①筋トレとランニング
②ボイスケアサロンへの通院
③プロポリス

①の肉体トレーニングは退院以降ほぼ欠かさずに行ってきました。懸垂を50回、腕立てを100回、腹筋を100回、ランジ(スクワットを片足ずつ行うようなトレーニング)を50回というのがいつものメニューです。一日筋トレをしたら翌日はランニング(近所を30分)をする、という具合に交互に無酸素運動と有酸素運動を行いました。これが全身の健康状態を高め、喉の回復を促した一番の要因であったと思います。前回の投稿にも書いたように最後の2か月ほどはその効果をハッキリと体感することができました。

②のボイスケアサロンはネットで見つけた白金台にある喉の専門サロンです。院長の會田先生は医師ではありませんが喉の研究を長く続けている声のスペシャリスト。ここには7月から10月まで7~8回ぐらい通いました。私の通勤経路にあるので通いやすかったです。施術の中心はマッサージ、超音波、微弱電流、レーザー光線等を使って喉の血流を高め筋肉をほぐすことにあります。医療保険が利かないため1回1時間の施術が19500円と高額です。會田先生による喉の構造の説明や呼吸法の指導、喉のマッサージ、そして「きっと治りますよ!」という力強い激励が有難かったですね。しかしランニングと違って「施術後に声が出やすくなる」というような目に見える効果は実感することができませんでした。

③のプロポリスは麻布OBのOさんに勧められて購入したものです。「喉にとてもいいですよ。風邪を引いた時なんかこれをスプーン一杯舐めるだけですぐに治ります。麻布のA先生など、癌を治療した人が沢山これを飲んでいます。村上先生もこれを舐めたらきっと声がでるようになりますよ」と勧めてくれました。1か月ほど前に購入して3回ぐらい舐めたところで蓋が開かなくなり、つい最近まで飲んでいませんでした。女王蜂だけが食べる特別なハチミツとのことで確かに舐めると非常に濃厚で美味しく、元気になった気がします。まあしかし3回舐めたプロポリスがその2週間後の発声に役立ったとは考えにくいですね。

というわけで結局効果を実感したのは①の肉体トレーニングだけですが、他の二つもきっと少しは効果があり、色々な要因の相乗効果で声が出るようになったのでしょう。しかし以前あるオセロ部の保護者の方が「私の父も手術後に同じように声が出なくなりましたが、1年くらい経った時に自然に声が出るようになりました」と言っていました。このようなこともあるので、私の①②③のリハビリが実は回復にはあまり関係しておらず、何もしなくてもいずれ自然に治っていた、という可能性もあります。これこそ「神のみぞ知る」ですね。

ただネット上の情報では「声帯麻痺による嗄声が治る可能性があるのは麻痺後半年以内で、それ以上経つとほぼ回復しない。だから半年過ぎたら麻痺している方の声帯を中心に近づける手術をするのが良い」というのが多くの医療関係者の意見です。これは「1年ぐらいは様子を見るのが良い」に修正されるべきかもしれません。

手術後、左喉の麻痺のために発声に問題があり小さな掠れ声しかでませんでした。授業も大きなスピーカーを使ってどうにかこうにか進めていました。ところが先週8日、突然声が出るようになりました! まだ大きな声や高い声は出ませんが、低めの声を普通のボリュームで発声することができます。

兆候はありました。私は週に2~3回、1回30分程度のランニングを習慣にしていますが2か月ほど前からランニングの直後30分間ぐらい高めの「ア~」という声が出るようになりました。そして1か月ほど前から今度は同じタイミングで「オ~」という低い声が出るようになったのです(高い音は逆に出にくくなりました)。いずれもランニング直後短時間だけの現象でその後は掠れ声に逆戻りしてしまいます。全身運動によって喉の近辺の血流も増加し、それが好影響を与えていたのかもしれません。

希望を感じた私はランニングの直後いつも風呂で「オ~」と声を出す癖がつきました。子供たちには「うるさいよ!」と文句を言われましたがめげずに発声練習を続けました。そして先週8日、起きた時に「お早う」と家族に言ったらそれが普通の声になっていたのです。本当に驚きました。

ここ数日風邪のせいか咳が止まらずにしんどかったので今日耳鼻科に行きました。先生の見立てでは「寒暖の差によるアレルギーがあります。あと喉頭蓋が麻痺しているために唾や食べ物が気道に落ちやすく、それでむせこむような激しい咳がでるのです。特に薬は要りません。冬はマスクをつけて喉のうるおいを保つようにして下さい」とのことでした。声帯の具合を見てもらうとやはり右の声帯が左にせり出し、麻痺した左の声帯にくっつくようになっているそうです。その状態に至るまでにほぼ1年かかったわけです。

まだ十分な声量はないのでしばらくはマイクとスピーカーを使った授業が続きそうですが、それ以外の日常会話ではあまり不自由しなくなりました。本当に有難いことです。手術後多くの皆さんに「その声どうしたんですか!?」と心配して頂き、また「いつかきっと治りますよ」と励まして頂きました。お陰様で声が出るようになりました。心より感謝しています。ありがとうございました。

いつも土曜日は4時間目まで授業があるので品川の会場にはギリギリですが、昨日は期末試験中だったために余裕を持って参加できました。


  第1局 白番。g8とh7のどちらが最善でしょうか? 
  ●金子昴大 Kaneko Koudai
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図で私は迷いました。白g8だと残る右下の2個空きを両方黒に打たれます。白h7だと残る右下の2個空きで白が手止まりを打てるものの、下辺を黒に取られてしまいます。どちらの手順も結構その後に分岐があり最後まで数えることができませんでした。最終的には「白g8だと白は下辺、左辺、上辺の3辺が取れる。白h7だと以下黒g7→白h5→黒g2で右辺と上辺を取れるものの、左辺を白が取れる手順がなさそう」ということで白g8を選択。幸いこれは正しい選択でした。   



  第2局 白番。最善手は? 
  ●井上雅巳 Inoue Masami(Inoue lost on time at move 57. Murakami chose the rest of the moves.)
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図で私は白h7。次に黒h1なら白h8でg8とh2を見合いにして良し、と考えていました。ところが実際に黒h1に打たれてみて「白h8→黒h2の時に白はg8に打てない!」ことに気づきました。そこでやむを得ず白h2。以下黒h8→白a8→黒a7→白g8で僅か白2石勝ちの形勢でしたが黒h8の時に黒が時間切れになったため残りの3手勝手打ちで白の20石勝ち。図の正解は白h8で、これなら残りの3カ所の2個空き全てで味良く白が手止まりを打って勝勢(白+20形勢)でした。  



  第3局 白番。白が唯一勝てる手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○菱山裕一 Hishiyama Yuichi  

図で菱山四段は白b7。以下黒e8→白g8→黒a8で下辺と右辺を黒に取られますが白は代償に左辺と上辺を取ることができます。これが正しい判断で、以下双方最善で白の4石勝ちになりました。  



  第4局 白番。最善手は? 
  ●谷田邦彦 Tanida Kunihiko
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図は白苦しそうに見えますが白b6!が思いつきにくい好手。以下黒a5→白b2で白打てます。以前PlayOKで時短を打っていた時に何回かこの手を打たれて敗れました。相手は笠井七段だったような気がします。時短は読みの力を鍛えるにはあまり効果がないような気がしますが、様々な序盤を学べるという点では効果が大きいと感じます。   



  第5局 白番。最善手順は? 
  ●末國 誠 Suekuni Makoto
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図では白h1→黒g1→白b2!が好手順。これでb1も白が打てます。 



  第6局 黒番。最善手は? 
  ●中島哲也 Nakajima Tetsuya
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図で黒はa4。しかし次の白d8が好手で黒敗勢に。図では「黒がホワイトラインに石を載せる→白h5→黒h8→白h7→黒d8…」という展開が実現すればb8やa4にも黒の余裕手が残って戦えます。その観点から黒f2と黒c2が有力ですが、白にh1の隅を取られた後の展開で黒c2の方が勝るようです。図で黒c2ならまだ白+6しかなく十分黒にもチャンスがありました。  

結果は5勝1敗で優勝! 末國九段、中島八段、谷田七段らの高段者を倒しての優勝なので価値がありますね。非常に嬉しかったです。

村上九段 with 中島八段
村上九段優勝2
中村新二段優勝表彰
 インターミディエイト部門で優勝し二段に昇段した麻布オセロ部の中村倫太朗君。
中村新二段 with 中村新二段
集合写真1
集合写真4
        (写真提供…龍見六段)

これまたかなり時間が経ってしまいましたが11月12日に参加したりんかいチャレンジカップの棋譜です。


  第1局 白番。g8とg7のどちらが得でしょうか? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○菱山裕一 Hishiyama Yuichi  

図で実戦は白g8→黒g7→白a8→黒a7→白c1。以下黒a2!→白a3→黒b2…で黒の4石勝ちになりました。図では白g7の方が得でした。次に白a8でa7とg8を見合いにされては困るので黒はg8と受ける一手。以下白a8→黒a7→白c1と進むと実戦と違って黒a2がありません。この微妙な差によって白の2石勝ちになるのでした。ちなみに図での最善手は白c1。以下黒g1→白g7→黒g8→白a8→黒a7と進むと白が最終的に第2行を確保できる形になり白+8形勢です。   



  第2局 黒番。最善手は? 
  ●浦野健人 Urano Kento
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図で私は黒a3を期待していました。それなら白a5→黒a6→白b6→黒a7→白f8!、あるいは白a5→黒a6→白b6→黒f8→白g8→黒a8→白h7。どちらも偶数理論を確保して白優勢です。しかし浦野四段は図で黒a6! これが冷静な好手で以下黒勝勢です。   



  第3局 黒番。最善手順(黒→白→黒の3手)は? 
  ●井上正巳 Inoue Masami
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図の正解は黒e1→白c1→黒h5。以下白a2なら黒b2→白a1→黒b1。これで白は右下に手を付けざるを得ず、白h8→黒g8→白h7の時に黒a7!という寄せの手筋があり黒快勝(黒は左下4個空きのうち3手を打てます)。実戦で打たれたのは黒a6→白b7。これが将来の左下におけるTOF(4個空き3個打ち)を潰してしまった悪手で形勢逆転。   



  第4局 黒番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○赤木達郎 Akagi Tatsuro  

図で私は黒c2。これが悪手で白g1と受けられると粘りようがありません。図では黒h5が正しく、黒g2のライン通しが残っているためにまだ黒にもチャンスがありました。  



  第5局 黒番。決め手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○中島哲也 Nakajima Tetsuya  

図で黒はh7。こう打たれると白はほとんどh8しかなく、黒e8と割り込んで黒の勝勢です。  



  第6局 黒番。唯一勝てる手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○後藤雅宏 Goto Masahiro  

図は黒c8と打ちたくなりますが、それだと白g7→黒h8→白a7!の手筋で左下の大きな手止まりを白に打たれて負け。正解は実戦の黒b8! 以下双方最善です。

成績は4勝2敗の7位でした。

かなり時間が経ってしまいましたが、10月30日に参加した神奈川オープンの棋譜です。世界選手権の直前ということもあり海外からの多数の選手を含む74名が参加して大盛況でした。


  第1局 白番。唯一の勝ち手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○菱山裕一 Hishiyama Yuichi  

図で打たれた白h8が敗着。これだと黒g8から黒a2と手を稼がれて勝ち目がありません。図では白d1→黒c2→白b2!と打って偶数理論を維持すれば互角でした。   



  第2局 黒番。最善手順(黒→白→黒の3手)は? 
  ●大池芳徳 Ohike Yoshinori
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図で打たれた黒g2!→白h2→黒h8が好手順でした。これで黒は第2行とb1~g6の斜めラインを確保して快勝です。これ以外では紛れてしまいます。   



  第3局 黒番。最善手順は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○岩倉広明 Iwakura Hiroaki  

図では黒h1→白h2→黒a7!が最善で黒4石勝ちの形勢。図で黒a8→白a7→黒b8→白a1→黒h1→白h2→黒g8!でも黒の2石勝ちです。私が選んだのは黒h2→白h1→黒h8→白g8→黒a7…。この初手黒h2が敗着となりました。  



  第4局 黒番。最善手は? 
  ●早坂敏江 Hayasaka Toshie
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図ではe2が良かったようです。以下白c6でも白f2でも黒d2。で互角。実戦は図で黒d2と打ちましたが白c2と好手で返され以下白優勢に。  



  第5局 白番。最善手は? 
  ●野田敏達 Noda Bintatsu
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図で打たれた白a7が好手。これで簡明な白の勝勢になりました。  



  第6局 白番。最善手は? 
  ●高見澤大樹 Takamizawa Daiki
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図で打たれた白g2が好手。黒はg1と応じるしかなく、白a2の強手が残って白の勝勢です。

成績は4勝2敗で9位でした。 

先週月曜日に父が亡くなりました。79歳でした。以前このブログにも書きましたが父は毎日腕立て伏せを200回し、駅ビルまで歩いて買い物に行き、8階まで階段を上り下りする鍛錬を続け健康そのものでした。亡くなった原因は虚血性心不全です。寒い部屋から急に熱い風呂に入ったことで心臓に過度の負担がかかったようです。ヒートショックによるこのような高齢者の事故はよくニュースでも報じられますが、まさか自分の父がそうなってしまうとは。まだまだ長生きしてくれると思っていたので残念です。

父が半生を過ごした八王子の近所の方々、英語の教師をしていた現役時代の同僚や教え子さん、そして親戚でこじんまりとした葬儀を行いました。妹二人と協力して三人で事に当たることができたお陰で無事にこの一週間を乗り切ることができました。別々の場所で暮らし普段はあまり連絡を取ることもないのですが、このような時に兄妹というのは本当に有難いものですね。

父は母が亡くなり一人暮らしになってからもカラオケやグラウンドゴルフなどの趣味を続け元気に朗らかに人生を楽しんでいました。三人の子供、七人の孫に恵まれ幸せな人生だったと思います。今回町内会の皆さん、ご住職(私と妹が中学時代に英語を教わった先生です)、葬儀会社の方など、沢山の方々にお世話になりました。どうもありがとうございました。

大会3日目、決勝トーナメントの解説映像です。小出さん率いるスタッフの尽力によりとても見やすい画面になっています。選手の表情を見ることができるのもいいですね。私も解説役の一人として参加しました。手術後の喉の麻痺により十分な声が出ず不安がありましたが、性能の良いマイクのお蔭でなんとか解説を視聴者の皆さんに届けることができました。

今回の世界選手権にお手伝いとして参加し、数々の印象的な場面を目撃することができました。この場面は生で見たわけではなく、ラインライブの解説場にあるモニターで見ただけです。しかし最も深く私の印象に残っています。決勝第2局に勝ち、初めて世界タイトルを獲得した直後のPiyanat Aunchulee選手(タイ)です。こんなに素敵な笑顔はめったに見ることができませんね。(音声なし)

もうすぐ水戸に到着するので、最近のコメントへのお返事はまた後日にいたします。

今水戸に向かう電車の中です。中間試験の出題&採点、休む間の仕事の準備などもあって慌ただしく、先日参加したスーパーリーグの解説が未完になっていました。取りあえずざっと解説して投稿します。第100回神奈川オープンの棋譜は水戸滞在中に時間が取れれば投稿しますが、無理かもしれません。


  第1局 黒番。どう打つ? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○高橋 永 Takahashi Hisashi  

左辺で手得して黒やや優勢を感じていました。しかし37が悪手。ここは黒g3→白g4→黒d1!が優勢を維持する手順らしいのですが全く浮かびませんでした。38は好手。この手でg4は黒b2で敗勢。そして図。これは一番悩んだ局面です。黒b2→白a1→黒b7や、黒d2→白b2→黒b7、あるいは黒c1→白b1→黒d2→白b2→黒b7、など色々考えましたがなかなか優勢を確信できません。結局左上方面は温存してf2に打ったのですがこれが大悪手でした。図の正解はやはり黒c1→白b1→黒d2→白b2→黒b7→白e1→黒a1→白a2→黒g7→白a8→黒b8→白h6→黒h8→白h7→黒g3…。これで引き分けの形勢。私もこの手順は考えましたが最後の黒g3の後引き分け勝ちに持ち込めるところまでは読み切ることができませんでした。白44は悪手。ここはh7で白優勢。48が敗着。白c1→黒e1→白a2…で白+4形勢らしいですが難しい。最後の数手まで数え切れず、非常に苦しい試合でした。  



  第2局 黒番。最善手は? 
  ●谷田邦彦 Tanida Kunihiko
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

35は黒g4→白g2が嫌でした。この交換を入れてから黒f8に打たれると白厳しそうです。37もg4がベター。黒は「右上の白から打てない3個空きを温存する」ことを重視したのですが、この3個空きは後々あまり得になりません(白a1→黒b1の後、黒h1なら残りの2個空きで白が手止まりを打てる。黒g2なら白h1で上辺を白に取られる)。図で打たれた黒h6が実質的な敗着。白c7で後が簡明になりました。図では白の好所に先着する黒c7!が最善。こう打たれると白はg8ぐらいしかなく、この交換を入れてからの黒h6が好手順。以下白h5→黒h7!…で僅か白+2形勢。これなら黒にも十分チャンスがありました。  



  第3局 黒番。唯一勝てる手順は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○高梨悠介 Takanashi Yusuke  

図では黒e8→白g8→黒b8が唯一の勝ち筋でした。と言っても以下白g1の後の打ち方が非常に難しく黒が勝ち切るのは容易ではありません。終盤黒は左上を白から打てない5個空きにしましたが、白の確定石が多く逆転には至りませんでした。  



  第4局 白番。どう打つ? 
  ●大郷 卓 Ohsato Suguru
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図で私は残り時間(5分程度)を全て投入して長考しましたが、残念ながら白の勝ち筋は見つかりませんでした。白b7で勝てそうに見えるのですがそれは黒a3→白a1→黒b2!→白b1→黒b8…の好手順で白負け。図は「どう打っても白勝てない」が正解です。  



  第5局 白番。最善手は? 
  ●末國 誠 Suekuni Makoto
  ○村上 健 Murakami Takeshi  

図は白h3が最善でした。黒g7を与えていかにもまずそうに見えますが、黒g7(最善)→白b1!が好手順で黒は次の手に困ります。黒はh7に打てず、黒g8は白h8でh7に割り込めません。かといって白h→黒g7→白b1→黒h2→白h1→黒g1→白g2→黒a1と上辺を取るのは次の白g8!できれいに偶数に入って負け。白h3→黒g7→白b1の局面はコンピューターの評価では黒+2ですが、黒の手がかなり難しく白に十分チャンスがありました。実戦は図で白b1。次に黒h7と打たれて白のチャンスがなくなってしまいました。  



  第6局 黒番。どう寄せる? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○菱山裕一 Hishiyama Yuuichi  

この試合は序盤からずっと難しい局面が続きました。黒は優勢に見えるものの偶数理論が強力でなかなか明確な勝ち筋が現れません。図で私は勝ちを読み切れないままに黒a6。これが凡手で白は偶数理論を維持。最終的に黒が6石残っていたのは偶然のようなものです。図では黒f8→白c8→黒g7!が綺麗な手筋でした。次に白g2なら黒h1からh8。白b1なら黒g2!→白h1→黒g1→白パス→黒a6…で簡明です。  



  第7局 白番。最善手は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○長野泰志 Nagano Yasushi  

22が長野七段らしからぬ悪手。次の黒e8が絶好手です。しかしそれ以降の白の粘りが的確で形勢は互角に。図で打たれた白a3が実質的な敗着。黒にa5と打たれるとホワイトラインにも黒石が載って白は粘れない形になっています。図の正解は白a5。以下黒a3なら白a2。黒a6なら白a3→黒a2→白g7! いずれもホワイトラインが白一色になっているのが大きく白が粘れる形でした。  

結果は4勝3敗で6位。高梨世界チャンピオンと末國前世界チャンピオンに善戦し、長野全日本チャンピオンには勝ったのでなかなかの内容だったと思います。

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