この番組の反響は大きかったです。先日ねとらぼにインタビューされた時も多くの方に読んでいただき声を掛けていただいたのですが、天才キッズの反響はこれを遙かに超えていました。テレビ(しかも地上波のゴールデンタイム!)の影響力は凄いですね。学校では多くの同僚や生徒が「見ましたよ! すごかったです!」と声を掛けてくれました。その他、生徒の保護者や私の高校時代の同級生や親族など、とにかく多くの人に声を掛けていただき、またメールや電話をもらいました。この場を借りて改めて御礼申し上げます。どうもありがとうございました!

「未来は彼のものです…」というコメントが良かった、という声も多かったです。「あれは台本にあったのですか?」という質問もありましたが、台本にはほとんどセリフに関する注文はありませんでした。唯一あったのは対髙橋五段戦の抱負を聞かれたときに「長野君(麻布オセロ部出身)の仇を討ちたい」というセリフです。もちろんこれも言いましたが放送ではカットされています。「筋書きのない、本当の真剣勝負をして欲しい」という制作サイドの意思を感じました。

「未来は…」というコメントはまさに私がその時に感じた気持ちを正直に言いました。他にも色々な事を言っています。対戦の前、対戦の後、他の方の対局の観戦中、などです。対局風景はカメラを7~8台使って様々な角度から撮影していました。素材の味を生かすも殺すも料理人の腕次第。膨大な量の映像、コメント、解説、インタビューなどを時間をかけて吟味し本当に良いものだけを厳選してまとめた、番組スタッフの情熱と努力の結晶が今回の放送なのでしょう。編集作業中は徹夜の連続です、とディレクターが言っていました。

囲碁や将棋もそうですが、試合の内容はもちろんのこと、真剣勝負をする対局者の仕草や表情がとても魅力的です。今まで大会に来る人(多くはオセロ選手です)しか見ることのできなかったその対局の様子を、テレビを通じて全国の多くの方に観ていただくことができたのは素晴らしいことです。ツイッターにも「番組を観ていたらオセロが打ちたくなった!」というコメントが沢山ありました。きっと多くの方がオセロの魅力を再認識してくれたのでしょう。本当に嬉しいことです。