先週日曜日に参加した関東社会人選手権の棋譜です。


  第1局 黒番。勝負を決める手筋は? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○菅谷ソフィ Sugaya Sohpie

菅谷さんはネットオセロを始めて1年ほど。勇気を出して初めて大会に参加したそうで、成績は振るわなかったものの「とても楽しかったです!」とのことでした。よかったです。試合は白が大きな壁を作ってしまい図で黒g2!が決め手。次に黒h3と当てられると白は右辺を助けることができません。「ストーナートラップ」と呼ばれる手筋で黒勝勢です。  



  第2局 白番。唯一勝てる手は? 
  ●大森敬太 Ohmori Keita
  ○村上 健 Murakami Takeshi

序盤から優勢を感じたものの左辺のウイング攻めがどうもうまく行かず(白b2のあと黒h7!で黒a1→a2の連打を狙われる)攻めあぐねました。大森六段の粘りが奏功したということでしょう。図で私は白g7に打ちました。あまり自信はなかったのですがどうやらこれが唯一の勝ち筋だったようです。以下は白細かく勝勢。  



  第3局 白番。最善手は? 
  ●長谷川武 Hasegawa Takeshi
  ○村上 健 Murakami Takeshi
(Black lost on time at move 55. White then went on to make the rest of the moves to maximize his discs but stopped playing after move 58 to avoid losing himself on time.)

私は図でc8と打ちましたがこれは悪手。実戦の展開で下辺を味良く取られb7に黒の好手が残りました。図の正解は白d8。以下黒b8→白g8→黒h8→白h3→黒c8と進み、これは実戦と違って黒b7の手がありません(白+12形勢)。図の白c8で差が接近したものの白に残っていたのは幸いでした。黒は55手目で時間切れ。30秒ほど時間が残っていた私はなるべく白石を残す手順を考えて時間を浪費。最後の2個空きを打つと私の時間も切れると判断して58の段階で打ち止めました。以前の対龍見六段戦の教訓が生きました。  



  第4局 黒番。どう打つ? 
  ●岩倉広明 Iwakura Hiroaki
  ○村上 健 Murakami Takeshi

この試合はd8をいつ打つかに迷いました。30d8は気持ちの良い手ですが左下に白から打てない5個空きを作るマイナスもあります。ゼブラの評価によればやはり30はあまり良くなかったようです。互角の戦いが続き35は疑問。ここはc1!が好手でした。そして図で打たれた黒d1が敗着。ここは黒g2!→白f1→黒g1→白h1→黒h2…と進めれば左上と左下に白から打てない奇数空きを抱えた白は打ち方が難しく、まだまだ黒にもチャンスがありました。  



  第5局 黒番。最善手は? 
  ●菱山裕一 Hishiyama Yuuichi
  ○村上 健 Murakami Takeshi

この試合は37までしか棋譜を取らず、その後忙しくてそのままにしてしまいました。そして今再現しようとしても思い出せません! 情けないことです。菱山さん、もし棋譜が残っていたら「私の姓のローマ字書き+アットマーク+dx.catv.ne.jp」までメールで送っていただけませんか。よろしくお願いいたします。  



  第6局 黒番。どう打つ? 
  ●村上 健 Murakami Takeshi
  ○大池芳法 Ohike Yoshinori

大激戦の終盤、図で私は黒b2。これが敗着となりました。局後に大池六段や高橋三段が指摘したのは図で黒e1。その後白h4→黒h3→白b7→黒e3→白h8→黒e8→白f1…で細かく黒に残っています。やはり図のb2で左辺を白に与えたのがまずかったようです。

結果は5勝1敗で予選優勝! しかし決勝三番勝負では激戦の末大池六段に敗れてしまいました。また来年頑張ります。