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メキシコの女性市長が、ギャングの銃撃を三度浴びており、ダムダム弾で内蔵を破壊され、人工肛門を付けた体を公開した。すでに家族は皆殺しにされており、夫も子もいない。それでも市長の座に踏みとどまり、死ぬまで戦うことをTVで宣言した。

※2006年にフェリペ・カルデロン大統領が就任したメキシコでは、麻薬組織との戦争が進行している。麻薬組織側も反撃。年数千人もの死者を出す事態が続いている。2009年の襲撃で夫を失い、2010年の襲撃では体に重傷を負ったMaria Santos Gorrostieta市長だが、メキシコでは首長に対する攻撃は珍しいことではない。2010年だけで17人もの市長が殺害されている。
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【ダムダム弾】
ホローポイント弾の一種。着弾の衝撃で弾頭が体内で割れることにより、深刻なダメージを与えることを目的としている。元々は狩猟用の弾頭であったが、イギリス軍が陸戦で使い始め、他の欧米諸国の軍隊も使うようになった。 しかしその後、不要な傷口の大きさから「非人道的な兵器」として1907年のハーグ会議(ハーグ陸戦協定規定)によって戦争におけるダムダム弾を含むホローポイント弾の使用が禁止となったが、実際はその後も使われていた。名前の由来は、最初に作った造兵廠(ダムダム兵器工場。インドのコルカタ近郊にある)の名前から。