2013年07月21日
「ボタンをおすとあくんだね」の記録
7月14日はダンスボックスで音遊びの会公演「ボタンを押すとあくんだね」でした。満員御礼。伝説の休憩演奏だとかいう噂も飛び交ってますが、ぼくが思うには最初から最後まで、どの演奏をとっても最高でした。
そうそう、リハーサルがすっごくよかったんだった。ゆかちゃんが指揮をして、大友さんとぼくがドラム叩いて、細馬さんがカホン叩いてっていう、きっと本編ではあり得ないようなリズム隊だった。
開場後、大生くんと細馬さんが餃子のうたをずっと歌ってた。最初は細馬さんがいつもみたいにしつこーく歌ってたので、あ、また、って思ってたけど、この日は大生くんも負けてなかった。餃子の肉抜き??これは開演前のステージの上での話。
ぼくはこの日、鈴木さんと共にライブの構成&MCをやることになっていた。構成っていっても事前になにか準備した訳じゃなくて、本番中になにか仕掛けていけたらなんてことをぼんやり考えていた。
仕切りはゆうたくんにまかせていた。ぼくが作った名前カードを見て、ゆうたくんが演奏者の人選をするってもの。演奏も即興なら、人選も即興ってわけだ。
開演。ゆうたくんが最初に選んだのは「中大路恵美子」「金澤りさ」「青木しおり」の3人。りさちゃんがピアノに座ってから、なにかしでかすんじゃないかってワクワク感。
「小日山拓也」「吉見克也(まさはる父)」「島村文音」の3名。島村さんが受付のためステージにいないってハプニングがある。呼びに行ってもらってる間、他の二人だけの演奏で十分盛り上がっちゃったので「あ、島村さん呼ばないほうがよかったかな…」って鈴木さんと言ったりしてたのだが、島村さんが登場してトロンボーン吹きはじめて、あっ!ってなった。そうそう島村さん元金管吹きなんだよな。なんかかっこよくてうらやましかった。
最初は静かにしてたぼくだけど、この辺で喋りだす。永井くんへのインタビュー、「ながいくんどうですか?」ってすごい答えにくい質問したのに、永井くんはしっかり答えてくれた。客席も沸く。
「濱つばさ」「坂口ともき」「高松範明」のカードが選ばれる。つばさくんのアグレッシブなプレイに興奮。「貝つぶ」「橋本麻希」「永井崇文」のカードでは、貝つぶさんピアノ、橋本さんトイピアノ、永井くんドラムの適材適所な演奏におどろく。とてもクールだった。
「稲田誠」「原山秀樹(つぐみ父)」「本間知子」。そういえば子供がいない演奏が多かったな。こういう組み合わせもゆうたくんの容赦ない人選というかなんというか。そして「稲田たつま」「みやけをしんいち」「宮崎ももか」の三人。サックス入りの演奏が続いたのに人選のセンスを感じたけど、これは偶然かな…。ももちゃんのハーモニカに悶絶。
藤本さんにあいさつをしてもらう。するとトロンボーンを抱えてしまったので、せっかくだからあいさつとトロンボーンソロをしてもらった。あいさつもまた演奏の一部。
「森大生」「鈴木勝」「原山つぐみ」のカード。大生くんは実は出突っ張りで、他のセッションに混ざったりしてたけど、このときは後半でドラムを叩いていた。つばさくんといい、大生くんといい、この日はみんなテンションが高かった。
「森本アリ」「江崎將史」「吉見まさはる」「藤本優」「細馬宏通」の『トランペット道場』(ゆうたくん命名)。ゆうたくんの人選と、アリさんの裏の後押しもあってのこの5人である。演奏がはじまるまでの、まさはるくんのワガママリーダーっぷりがすごくよかった。あ、もちろん演奏もよかったけど。
「三好ゆか」「鎌田牧子」「沼田里衣」「富坂ゆり」の4名。なぜかこのときから4人になる。ゆりちゃんがなんだったか、有名な曲をピアノで弾いていた。そのあと「にしやんズ」「中島香織」「有働あやこ」「光永惟行」。あやちゃんのたたく音を聞きながらぼくはギターを弾いた。中島さんはリコーダーなど。にしやんさんたちは、ふわふわした物を上に投げていた。ここでも大生くんの姿。
前半最後は「高山優大」「大友良英」「戎美貴」「後藤ゆうた」の4名。高山くんが弾き語る後ろで3人が伴奏のような伴奏じゃないようなことをしていた。ここで演奏を聴きながら休憩へ。
休憩中、後半はどうしようかと鈴木さんと相談する。どうしようかな。相談中、ステージの上では爆音が。大友さんのギターと、永井くんのドラムだ。ここに来て最大の盛り上がりを見せる音遊びの会。えー…今休憩中です。
「いやー休憩よかったな〜!」「おつかれさまでした〜」「もう終わりでいいかな」「この先休憩を超えられないな〜」なんて言葉が飛び交う中、小日山さんのあいさつとともに後半が始まる。後半一発目は小日山さんが指揮をする保護者バンド。保護者が演奏しているため、写真はありません(笑)。
その後は、ぼくの独断でもうしわけなかったけど、デュオの演奏をやってもらうために、カードバトル形式で組み合わせを決めることに。1発目ぼくは「江崎將史」、ゆうたくんは「吉見克也(まさはる父)」のカードを出していざバトル!モノトーンのすさまじい演奏だった。
そのつぎはぼくは「細馬宏通」のカードを、ゆうたくんは「永井崇文」のカードを出した。今までに無い組み合わせだ。どうなるかなと思いきや、それはこの世のものとは思えないようなデュオとなった(写真参考)。ある意味この日のハイライト。
つぎは細馬さんにカードを選んでもらって、細馬さんは「坂口ともき」、ゆうたくんは「小日山拓也」を選んだ。小日山さんの自作楽器である、踏むと鳴る楽器を使ったデュオ。ともくんが楽しそうだった。そのつぎは沼田さん発案の女の子ばっかりバンド。でも大生くんも、つばさくんも参加してたっけ。この中で、本当の女の子は何人だったのか…。
そして最後はもちろんビッグバンド。休憩を超える!みたいなこと言ってたな。今までの少人数の演奏がここで一気に束になる感動があった。アンコールも起こって、無事大盛況、大団円で終了!
最後のメンバー紹介、すごく感動した。自分でやっときながら。でも一人忘れちゃったな〜。今回のタイトル「ボタンを押すとあくんだね」ってタイトルを考えてくれたのは新内ゆうごうくんでした。でしたね。ありがとうゆうごうくん。
文・光永惟行
写真・ともくんのお父さん
そうそう、リハーサルがすっごくよかったんだった。ゆかちゃんが指揮をして、大友さんとぼくがドラム叩いて、細馬さんがカホン叩いてっていう、きっと本編ではあり得ないようなリズム隊だった。
開場後、大生くんと細馬さんが餃子のうたをずっと歌ってた。最初は細馬さんがいつもみたいにしつこーく歌ってたので、あ、また、って思ってたけど、この日は大生くんも負けてなかった。餃子の肉抜き??これは開演前のステージの上での話。
ぼくはこの日、鈴木さんと共にライブの構成&MCをやることになっていた。構成っていっても事前になにか準備した訳じゃなくて、本番中になにか仕掛けていけたらなんてことをぼんやり考えていた。
仕切りはゆうたくんにまかせていた。ぼくが作った名前カードを見て、ゆうたくんが演奏者の人選をするってもの。演奏も即興なら、人選も即興ってわけだ。
開演。ゆうたくんが最初に選んだのは「中大路恵美子」「金澤りさ」「青木しおり」の3人。りさちゃんがピアノに座ってから、なにかしでかすんじゃないかってワクワク感。
「小日山拓也」「吉見克也(まさはる父)」「島村文音」の3名。島村さんが受付のためステージにいないってハプニングがある。呼びに行ってもらってる間、他の二人だけの演奏で十分盛り上がっちゃったので「あ、島村さん呼ばないほうがよかったかな…」って鈴木さんと言ったりしてたのだが、島村さんが登場してトロンボーン吹きはじめて、あっ!ってなった。そうそう島村さん元金管吹きなんだよな。なんかかっこよくてうらやましかった。
最初は静かにしてたぼくだけど、この辺で喋りだす。永井くんへのインタビュー、「ながいくんどうですか?」ってすごい答えにくい質問したのに、永井くんはしっかり答えてくれた。客席も沸く。
「濱つばさ」「坂口ともき」「高松範明」のカードが選ばれる。つばさくんのアグレッシブなプレイに興奮。「貝つぶ」「橋本麻希」「永井崇文」のカードでは、貝つぶさんピアノ、橋本さんトイピアノ、永井くんドラムの適材適所な演奏におどろく。とてもクールだった。
「稲田誠」「原山秀樹(つぐみ父)」「本間知子」。そういえば子供がいない演奏が多かったな。こういう組み合わせもゆうたくんの容赦ない人選というかなんというか。そして「稲田たつま」「みやけをしんいち」「宮崎ももか」の三人。サックス入りの演奏が続いたのに人選のセンスを感じたけど、これは偶然かな…。ももちゃんのハーモニカに悶絶。
藤本さんにあいさつをしてもらう。するとトロンボーンを抱えてしまったので、せっかくだからあいさつとトロンボーンソロをしてもらった。あいさつもまた演奏の一部。
「森大生」「鈴木勝」「原山つぐみ」のカード。大生くんは実は出突っ張りで、他のセッションに混ざったりしてたけど、このときは後半でドラムを叩いていた。つばさくんといい、大生くんといい、この日はみんなテンションが高かった。
「森本アリ」「江崎將史」「吉見まさはる」「藤本優」「細馬宏通」の『トランペット道場』(ゆうたくん命名)。ゆうたくんの人選と、アリさんの裏の後押しもあってのこの5人である。演奏がはじまるまでの、まさはるくんのワガママリーダーっぷりがすごくよかった。あ、もちろん演奏もよかったけど。
「三好ゆか」「鎌田牧子」「沼田里衣」「富坂ゆり」の4名。なぜかこのときから4人になる。ゆりちゃんがなんだったか、有名な曲をピアノで弾いていた。そのあと「にしやんズ」「中島香織」「有働あやこ」「光永惟行」。あやちゃんのたたく音を聞きながらぼくはギターを弾いた。中島さんはリコーダーなど。にしやんさんたちは、ふわふわした物を上に投げていた。ここでも大生くんの姿。
前半最後は「高山優大」「大友良英」「戎美貴」「後藤ゆうた」の4名。高山くんが弾き語る後ろで3人が伴奏のような伴奏じゃないようなことをしていた。ここで演奏を聴きながら休憩へ。
休憩中、後半はどうしようかと鈴木さんと相談する。どうしようかな。相談中、ステージの上では爆音が。大友さんのギターと、永井くんのドラムだ。ここに来て最大の盛り上がりを見せる音遊びの会。えー…今休憩中です。
「いやー休憩よかったな〜!」「おつかれさまでした〜」「もう終わりでいいかな」「この先休憩を超えられないな〜」なんて言葉が飛び交う中、小日山さんのあいさつとともに後半が始まる。後半一発目は小日山さんが指揮をする保護者バンド。保護者が演奏しているため、写真はありません(笑)。
その後は、ぼくの独断でもうしわけなかったけど、デュオの演奏をやってもらうために、カードバトル形式で組み合わせを決めることに。1発目ぼくは「江崎將史」、ゆうたくんは「吉見克也(まさはる父)」のカードを出していざバトル!モノトーンのすさまじい演奏だった。
そのつぎはぼくは「細馬宏通」のカードを、ゆうたくんは「永井崇文」のカードを出した。今までに無い組み合わせだ。どうなるかなと思いきや、それはこの世のものとは思えないようなデュオとなった(写真参考)。ある意味この日のハイライト。
つぎは細馬さんにカードを選んでもらって、細馬さんは「坂口ともき」、ゆうたくんは「小日山拓也」を選んだ。小日山さんの自作楽器である、踏むと鳴る楽器を使ったデュオ。ともくんが楽しそうだった。そのつぎは沼田さん発案の女の子ばっかりバンド。でも大生くんも、つばさくんも参加してたっけ。この中で、本当の女の子は何人だったのか…。
そして最後はもちろんビッグバンド。休憩を超える!みたいなこと言ってたな。今までの少人数の演奏がここで一気に束になる感動があった。アンコールも起こって、無事大盛況、大団円で終了!
最後のメンバー紹介、すごく感動した。自分でやっときながら。でも一人忘れちゃったな〜。今回のタイトル「ボタンを押すとあくんだね」ってタイトルを考えてくれたのは新内ゆうごうくんでした。でしたね。ありがとうゆうごうくん。
文・光永惟行
写真・ともくんのお父さん