着床

★主な登場人物★

僕:おとーさん(40歳を過ぎたオヤジ)
嫁さん:おかーさん(いわゆる鬼嫁愛妻)
さぁ:長女(喋りが止まると死ぬ)
つぅ:次女(生まれたて)

September 05, 2009

女性の場合は生理が来なかったら「アレ、ひょっとして・・・?」と、分かりますよね。

そして、お医者さんに行って診てもらって、無事に着床していたら、その時点ですでに妊娠2ヶ月目ということになります。

他のお医者さんが同じかどうか知りませんが、ウチがお世話になっている産婦人科では、この時点から、大体2週間おきに検査をすることになります。

一昨年も、そう。
昨年も、そう。

出来たかな・・・?と思ってお医者さんに行くと、見事ご懐妊♪
喜びも束の間、その2週間後の検査で「あれ?成長してませんね」。
さらにその2週間後の検査で「どうやらダメのようです」。

そして、早期流産の手術となりました。

だから、今年の4月は着床が分かっただけではもちろん喜べず、第一関門はその次の検査だと、僕も嫁さんも思っていました。

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September 02, 2009

ええええーっ!!!

「お前、何ですぐに言えへんねん」
「1ヶ月以上してへんねんから分かるやろー?」

違うんです。僕には分かっていました。
嫁さんは、怖くなっていたのです。

二年前、二人目の着床が分かった時には「おめでとう♪」と僕にメールを送ってくれた嫁さんが、昨年、二度目の流産を経験し、喜ぶことに臆病になっていたのです。

着床が分かったからと言って素直に「おめでとう」と言えなくなっていたのです。
また、流れてしまったらどうしよう――。

そういう不安は女性である嫁さんの方が大きいのですから。

しかしまあ、嬉しいことに変わりはありません。

「とにかく、良かったなあ。今度こそ、流れへんように祈っていよう」

本当に、今度こそ。
嫁さんの体の負担を考えると、ラストチャンス。



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August 30, 2009

そう、今年の4月のことです。

そろそろ生理も終わっていいタイミングとちゃうかな。もう1ヶ月くらいセックスしてないよなあ?

僕は自問自答していました。

嫁さんに迫ってみるか。

僕もそこそこセックスには淡白ですが、嫁さんはそれ以上です。
タイミング的には子供ができそうでも、自分が乗り気じゃなかったら「今日は疲れてるからイヤー」と布団をかぶってしまいます。

たまにそういうことがあるくらいだったらガマンできても、来る日も来る日もこんな調子だと、迫る方もメゲてしまいます。

なので、この時も僕はある程度の勇気を持って迫ってみました。
「なあ、今晩、しよか?」
「アカンねん・・・できたみたい」

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