音の谷ラテンアメリカニュース

コロンビアとメキシコを中心にラテンアメリカのニュースを適当に訳しています

2018年09月

9歳女児が殺害され、激怒した住民たちが犯人の自宅を燃やす コロンビア マグダレナ県


 金曜日の午後マグダレナ県フンダシオン市で、9歳女児が殺害され燃やされるという事件が発生し、住民たちを激怒させています。
 マグダレナ県警司令官ファベル ダビラ大佐は、死体を燃やしていたアドルフォ ガルシアを逮捕したと発表しています。
 「午後4時、駐車場から煙が上がり奇妙なにおいが周囲に漂っていると通報がありました。調査のために現場に警官隊を派遣し、死体を燃やしている男を見つけました。」と大佐は指摘し、「死体はかなり焼けており身元を特定することは出来ませんでした。しかし現場にあった衣服や装飾品により、午後2時から行方不明となっていた9歳女児であることが判明しました。」と説明しています。
 女児殺害のニュースを知ったエル ポルベニール地区や近隣の住民たちが集まり、自らの手で殺人犯を裁こうとしました。警察は混乱の中逮捕したアドルフォ ガルシアを県都サンタ マルタ市に護送しています。
5baee455f3ad1 しかし住民たちの怒りは収まらず、女児殺害の容疑者アドルフォ ガルシアの自宅と自家用車に火を放っています。
 警察は機動隊をアドルフォ ガルシアの自宅周囲に派遣し騒ぎを沈め、救急隊が消火活動を行っています。
 燃やされた女児の死体は法医学協会の遺体安置所に運ばれ、死因や強姦の有無などが調べられています。
 フンダシオン市では33人の児童がバス事故で焼死するという痛ましい事故が起きており、市民たちは子供に対する犯罪行為に敏感になっています。



desaparicionesforzadas30818_0紛争中に行方不明となった182人に関する情報をFarcが引き渡す コロンビア

 2016年末にコロンビア政府と和平合意を結び、共産主義ゲリラ組織コロンビア革命軍(Farc)から合法政党人民革命代替勢力(Farc)に生まれ変わったFarcが、コロンビア国内紛争で行方不明となっている182人に関する情報を引き渡すと金曜日に発表しました。
 Farc顧問ジョン レオンは、「情報収集のためのチームを任命しました。これまでに30体以上の遺骨を引き渡し、182人に関する情報を集めました。」と指摘しています。
 情報収集チームは、Farc元ゲリラが武装放棄と社会復帰のために集まっているキャンプ地(ETCR)を回り情報を集めています。
 和平合意に基づき情報提供は、数日中に実施されます。
 情報提供は赤十字国際員会(CICR)にも行われるとレオンはしてきしています。



15381919770371500kgのコカインを巡り犯罪組織同士が争い、20人が死んだ ベネスエラ スークレ州

 スークレ州アリスメンディ市サン フアン デ ラス ガルドナス村とサン フアン デ ウナレ村の境で、約1500kgのコカインを巡り、虐殺事件が起きています。事件は9月25日から26日にかけて起きていますが、今現在当局からの公式発表はありません。
 この抗争により20人近くが殺害され、そのうちの数人の死体はバラバラにされています。死亡者以外にも約30人が負傷しカルパノ病院などに収容され、治安組織の保護下に置かれています。



captura-de-pantalla-2018-09-29-a-las-8-49-01グアナフアト州で警官隊とカルテル ハリスコが戦闘、10人が死んだ メキシコ

 グアナフアト州ヘレクアロ市で金曜日に連邦警察特殊部隊とカルテル ハリスコ ヌエバ ヘネラシオン(CJNG)のメンバーと思われる武装集団が戦闘となり、CJNGのメンバー容疑者を殺害したとメキシコ連邦当局が発表しています。
 グアナフアト州政府はこの戦闘によりCJNGメンバー容疑者10人が死亡し、連邦警察官1人と医療スタッフ1人を含む5人が負傷していると発表しています。
 州治安当局の発表によれば、連邦警察特殊部隊の車列がヘレクアロ市プリシマ デル サポテ村近くを通りかかったときに武装集団が乗ったピックアップトラックと遭遇し、ピックアップトラックから発砲が始まっています。
 特殊部隊は追跡を開始し数キロ先の山岳地帯入口で、待ち構えていた武装集団と銃撃戦が始まっています。
 現場にはCJNGのサインが入った戦闘服を着た約40人の武装集団がおり、警官隊向けて発砲を始めています。
 戦闘の専門家である連邦警察特殊部隊は、直ちに反撃を始めています。
 戦闘は2時間近く続き、CJNGメンバー容疑者10人が死亡しています。
 警官隊は戦闘後、盗難車4台を含む車7台と長銃7挺と即席爆弾とグレネードランチャー1挺を押収しています。

囚人から賄賂を受け取り便宜を図っていた刑務所所長が逮捕された コロンビア ボゴタ市


 首都ボゴタ市にあるラ ピコタ刑務所に収監されている囚人に2000万ペソ(約76万円)を要求し受け取った容疑で、刑務所長ルイス フランシスコ ペルドモ少佐が木曜日の午後に逮捕されました。
584812_1 コロンビア検察ネストル ウンベルト マルティネス長官は、3か月前にラ ピコタ刑務所の所長に就任したペルドモ少佐は、2000万ペソ以外にも1000万ペソのわいろを受け取っていると指摘しています。
 「刑務所制度は即時介入を必要としている。」とマルティネス ネイラ長官は強調し、ペルドモ少佐が金銭を囚人に要求した確かな証拠があると付け加えています。
 ペルドモ少佐は18年間刑務所管理組織Inpecに勤務し、ラ ピコタ刑務所の所長に就任する前は、バジェドゥパール市のラ トラマクア刑務所で3年間所長として働いていました。




違法鉱山の摘発を逃れようと、40人の子供が人間の盾として使われる コロンビア アンティオキア県

 アンティオキア県北東部にあるアノリ市にある違法鉱山が警察の摘発を受けそうになり、鉱夫や家族や近隣住民の子供たち40人が警官隊の作戦を妨害しています。
 しかし警察は検察と軍の支援を受け、違法鉱山5か所を摘発しています。
 作戦では11人が逮捕され、そのうちの9人は一切の安全策が講じられていない金鉱で逮捕されています。また違法採掘に使用されていた重機4台と2台の発動機が破壊されました。
 「鉱夫たちは採掘許可や環境ライセンスを取得することなく操業を続け、水銀やシアン化物を無差別に使用することで環境に深刻な被害を与えていました。アティヨ峡谷を浚渫することにより、アティヨ峡谷の水を利用する下流の住民たちに害を与えていました。」と警察は説明しています。
 コロンビアでは今年これまでに鉱物違法採掘に関連し1092人が逮捕され、121台の重機が破壊されています。



desempleocolombioa900 (1)8月の失業率は9,2% コロンビア

 2018年8月のコロンビアの失業率は9,2%であったと、国家統計局Daneが発表しています。
 昨年同月の失業率は9,1%でした。
 最も失業率が低かった都市はカルタヘナ市とバランキージャ市で、悪かった都市はキブド市とアルメニア市とククタ市でした。
 就業率は59,1%で、昨年同月の60,5%と比較して若干の悪化となっています。




4人がリンチを受け、1人が殺された メキシコ イダルゴ州

 イダルゴ州にある田舎町メテペック市で、子供泥棒の疑いをかけられた男性4人がリンチを受け、1人が生きたまま火をつけられ死亡しています。
 イダルゴ州警察によれば、木曜日に朝に男2人が子供の写真を撮っているという噂が流れ、群衆が市中心部に集まっています。
 群衆は4人の男性を取り囲みリンチをはじめ、1人を殺害しています。残りの3人は警察に救助されました。
 殺害されたのはトゥランシンゴ市の職員です。
 イダルゴ州では8月30日にもトゥラ市で、子供1人を誘拐しようとしたと誤認された夫婦が、住民たちからリンチを受け生きたまま燃やされて死亡しています。
 州政府は州警察長官ウリエル モレノ カストロに対し、リンチ犠牲者を救助するための緊急出動部隊を創設するよう命じています。

元Farc南部ブロックのボス ファビアン ラミレスがネイバ市に現れる コロンビア ウイラ県


 LA NACIO'N紙の特ダネです。ネイバ市にファビアン ラミレスが現れ、元ゲリラボスを集めて会議を行い、その会議に国連関係者も参加しています。
 姿を消していたコロンビア革命軍(Farc)南部ブロックの最大ボスであったホセ ベニト カブレラ クエバス別名ファビアン ラミレスが、ウイラ県の県都に現れています。
 ファビアン ラミレスは姿を現すまで、コロンビア政府とFracによる和平合意の枠組みから外れると思われていました。
11-4-696x521 国連関係者も出席した会議に参加した元ゲリラ幹部は、ファビアン ラミレスの他にアブラハム カルドソ、アルベイ ぺレス、ブラディミール バジェン、カルロス アルベルト カストロ、オスカー アリスティサバル、エルナン グティエレスで、全てFarc南部ブロックに所属していたゲリラ戦線の元ボスたちです。
 会議の場で元ゲリラボスたちは国連関係者に和平合意を順守すると明言しています。
 国連からは5人の代表者が会議に参加しています。



invasionベネスエラ軍の攻撃ヘリコプターがコロンビア領空を侵犯

 ノルテ デ サンタンデール県の県都ククタ市郊外のラ チニタ村の住民たち複数が、コロンビア領空を侵犯したベネスエラ空軍のヘリコプターを撮影しています。
 「ニュースにするために撮影しました。ここはコロンビア領です。」と住民の1人は語り、ヘリコプターは農地や農道の上を低空で飛行していたと証言しています。
 コロンビア外務省は領空侵犯の事実を確認していますが、今現在公式発表は行っています。
 べネスエラ空軍は1か月前にもノルテ デ サンタンデール県で領空侵犯をしています。



1b_censoコロンビアでは女性100人に対して男性が95人しかいない

 9月21日に国家統計局(Dane)が発表した国政調査結果によれば、コロンビアの住民の51,4%が女性で48,6%が男性です。これは言い換えれば女性100人に対して男性が95人で、男性100人に対して女性が106人いることになります。
 コロンビアで最も多い年代は15歳から64歳で、全住民の68,3%に相当します。22,5%は0歳から14歳アで、65歳以上は9,2%です。「15歳未満100人に対し、65歳以上は41人いることになります。」とDaneは報告しています。
 取材に対しDane代表フアン ダニエル オビエドは、65歳以上の老年層は2025年に11%、2050年に21%に増加すると予想していると答えています。
 


201809海兵隊員の死体2体がカンクン市の路上に放置されていた メキシコ キンタナロー州

 キンタナ ロー州カンクン市で2人の海軍兵士が殺害されています。海軍は殺害された2人の兵士の家族への支援を約束し、捜査当局と協力し事件の解明を行うと指摘しています。
 海軍によれば、スーオエルマンサナ65にあるヘネラルホテルの旧館脇に、毛布に包まれた死体が放置されていました。
 死体は海軍によって回収されています。
 殺害された2人はムヘーレス島の海軍基地所属の海兵隊員で、当日は休暇でした。
 


2012231モンテレイ市で警官隊と武装集団が銃撃戦 4人が死んだ メキシコ ヌエバ レオン州

 ヌエボ レオン州の州都モンテレイ市オブレリスタ区の通りで州警察の部隊と武装集団の銃撃戦を撮影した動画が、ネット上に公開されています。
 45秒間の動画には、銃撃戦で発生した激しい銃声が記録されています。
 地元メディアの報道によれば、警官隊は犯罪グループの捜索でオブレリスタ区に入り、武装集団と遭遇して銃撃戦が始まっています。
 この銃撃戦により4人の犯罪容疑者が警官隊によって殺害されています。
 州警察捜査課司令官エステバン カントゥ モンテスによれば、武装集団はオブレリスタ区の民家に潜んでいた武装集団が、警官隊を待ち受け銃撃を始めています。
 4人の死体は犯罪グループがアジトとして使用していた民家内で見つかっています。アジトからは長銃3挺、短銃3挺と車2台が押収されています。

クラン デル ゴルフォに誘拐されていたEPM職員17人が解放された コロンビア アンティオキア県

bluradio-secuestradosepm-foto-ejercito コロンビア陸軍第7師団は先週末に誘拐されていたメデジン市公共企業(EPM)の職員17人が軍のプレッシャーにより解放されたと発表しています。
 軍発表によれば、職員17人を誘拐したのはコロンビア最大の準軍麻薬組織クラン デル ゴルフォで、身代金目的の誘拐でした。
 保護された17人はアンティオキア県の県都メデジン市に運ばれており、健康状態は良好です。
 今日の午後、誘拐事件の詳細が発表されます。




元大統領ウリベがベネスエラ軍に対し、コロンビアを攻撃するのではなくニコラス マドゥロを倒すよう呼びかける

 元コロンビア大統領で現上院議員のアルバロ ウリベがツイッターを通じ、ベネスエラ軍に対しニコラス マドゥロ大統領打倒に立ち上がるよう呼び掛けています。
 ウリベは同時に、兄弟国コロンビアを攻撃しないようベネスエラ軍人に求めています。
 「ベネスエラの軍人たちよ、兄弟コロンビアを狙うのではなく、独裁者を追放するためにミラフローレス大統領官邸に武器を向けよ。」
 右派政党セントロデモクラティコ党の党首でもあるウリベは、「人道介入のために国連決議が必要である。」と強調しています。
 「政府に人道危機を招いた責任があるときは、介入が必要である。」とウリベは指摘し、ベネスエラの軍人たちに武器をマドゥロに向けるよう求めています。
 ウリベの表明の前日、アメリカ合衆国大統領ドナルド トランプはセントロデモクラティコ党のイバン ドゥケ大統領が会談を行い、マドゥロ大統領に対する軍事クーデターが迅速に勝利するだろうと語っています。



nicaragua1ニカラグア人の60%が選挙を求める

 今日発表された世論調査によれば、ニカラグア人の10人のうちの6人が大統領選挙の前倒しを求めています。ニカラグアでは4月以降反政府抗議行動が続き、これまでに数百人の死者が出ています。
 ギャラップが実施した世論調査の回答者の60%が2021年の大統領選挙を2019年3月に実施するよう求め、34%が同意せず、6%が無回答でした。
 今現在最も重要なのは何かという質問については、54%が選挙の実施と答え、34%が対話と答え、12%が無回答でした。
 2007年から大統領の座にあるダニエル オルテガは、2021年まで選挙は実施しないと発表しています。
 世論調査は9月6日から18日にかけてニカラグア全土で1200人の成人を対象に実施されています。
 9月の最初に実施された別の調査では、81%が選挙の前倒しを求めています。
 人権団体によれば、4月18日から始まったオルテガ大統領に対する抗議行動で、これまでに322人から512人が死亡しています。
 国際連合人権高等弁務官事務所(Acnudh)は、ニカラグアで超法規的処刑・拷問・医療妨害・恣意的逮捕・誘拐・性暴力などの人権侵害が発生し、300人以上の死亡の責任がニカラグア政府にあるとしています。
 オルテガは198人が死亡したことは認めていますが、政府の責任を否定し、クーデターの危機に直面していると表明しています。



1920_acapulco_620x350警察権限がはく奪されたアカプルコ市への渡航を警告 アメリカ合衆国

 ゲレロ州にあるビーチリゾート アカプルコ市の警察が、メキシコ海軍・連邦警察によって権限がはく奪され武装解除されたことを受け、アメリカ合衆国当局はアカプルコ市への旅行を控えるよう自国民に呼びかけています。
 メキシコ駐在のアメリカ合衆国大使館はアカプルコ市の治安に不安があり、アカプルコ市でに観光を避けるよう勧めています。
 大使館は最新の現地のニュースの入手を勧め、必要な時はアカプルコ市にある領事館に連絡をするよう呼び掛けています。 

アメリカ合衆国での刑期を終えた元Farcゲリラ通称ソニアがコロンビアに送還された


 コロンビアに到着したソニアは、ブイサインをしながら飛行機から降りています。アメリカ合衆国の裁判所はソニアに禁固16年の有罪判決を下していましたが、模範囚として13年に減刑されています。
 コロンビアに到着したソニアには、麻薬の製造・輸送・所持と違法通信機使用罪により、コロンビア司法によって裁かれると通知されています。
 Farcの最も重要なゲリラの1人として2004年2月にカケタ県カルタヘナ デル チャイラ市で逮捕され、2005年3月に麻薬密輸罪でアメリカ合衆国に引き渡されていました。
 コロンビア政府とFarcは2016年に和平合意を結び、元ゲリラには平和のための特別法(JEP)が適応されており、ソニアにも適応されるものと思われます。
image_content_31893054_20180925163917 ナイベ ロハス別名ソニアはウイラ県パレスティナ市で農民の娘として生まれ、1989年の終わりにFarc第14戦線に入隊しています。
 平ゲリラから始めたソニアは、その後昇進を重ね、カケタ県から中米とアメリカ合衆国にコカインを密輸する責任者になっていました。



5a3ae7bae6fa5先住民リーダー2人が殺害された コロンビア バジェ デル カウカ県

 バジェ デル カウカ県北部カニョン デ ラス ガラパタスで、土地の返還運動を率いていた先住民2人が殺害されました。
 エル ドビオ市の通りを歩いていた時に、武装集団に銃撃されています。
 「土地返還闘争を率いていた社会的リーダー2人は脅迫を受けていました。」とバジェ デル カウカ県知事は明らかにしています。
 脅迫の事実は国家保護機関(UNP)に通知し、保護要請も行っていたと女性知事は付け加えています。
 警察はバイクで逃亡した殺し屋の行方を追い、地元当局は臨時安全保障会議を開催しています。



584455_1グアチョの巨大コカイン工場が摘発された コロンビア ナリニョ県

 コロンビア対麻薬警察はナリニョ県トゥマコ市エル ピンデ村で、コカイン製造工場を発見し破壊しています。
 8棟から構成される麻薬工場は、Farc分離派のボス ワルテル パトリシオ アリサラ別名グアチョの所有物でした。摘発された工場は週に2トンのコカインを生産する能力があったと見積もられています。
 対麻薬警察副司令官ティト イェシド カステジャノス大佐は、「麻薬工場の捜索を行っていた警察の部隊が太い丸太と板で作られた地下工場を発見しました。工場にあった発電装置は、小集落の電力をまかなえる規模でした。」と説明しています。
 工場には製造途中のコカイン1200kgがあり、工場全体の価値は62億ペソを超えると大佐は指摘しています。この工場で製造されたコカインは、太平洋沿岸から中米に密輸されていました。
 


trailer-de-la-muerte-interiorメキシコには身元不明者の遺体を保存するための冷凍トレイラー12台が存在する

 ハリスコ州で身元不明者の遺体150体余りを積んだ冷凍トレイラーが放置され問題になったばかりですが、メキシコには死体が積まれたトレイラーが12台あるとMilenioが報道しています。
 Milenioの報道によれば、殺人事件の多い6都市が、身元不明死体の置き場に困り冷凍トレイラーを購入しています。
 死体トレイラーを購入したのはイグアラ市・チルパンシンゴ市・ハラパ市・アルバラド市・ティフアナ市・アカプルコ市です。

ニコラス マドゥロ大統領に対する爆破テロに協力したと非難されたチリ・メキシコ・コロンビア政府が拒絶

1537763768_567670_1537763818_noticia_normal 9月4日にカラカスで発生したニコラス マドゥロ大統領に対する爆破テロにチリ・メキシコ・コロンビアの大使館が関与したというベネスエラ政府の告発を、3か国は拒絶しています。
 チリはベネスエラ大使を呼び出し、チリ外務省職員がテロ事件に関与したというベネスエラ政府の告発を拒絶したと首都サンティアゴでチリ政府が発表しています。
 「月曜日の早朝チリ外務省にチリ サンティアゴ駐在のベネスエラ大使を呼び出した。」とチリ外務省は声明を通じて明らかにしています。
 ベネスエラ情報通信相ホルヘ ロドリゲスは、カラカスにあるチリ・メキシコ・コロンビア大使館が爆破テロに関与したと爆破テロの首謀者として逮捕された男が自供したと発表し、3国に説明を求めています。
 ベネスエラは責任を持ちわが国に対する中傷的発言を取り消さなければならないと、チリ政府は強く求めています。
 「チリ政府はベネスエラ通人副大臣ホルヘ ロドリゲスの口が出た、深刻な中傷と脅迫を最も強い言葉で拒絶する。」とチリ政府は表明しています。
 コロンビア外務省も同様にベネスエラ政府の告発を完全に拒絶すると表明し、「ベネスエラに駐在する大使館も15の領事館もコロンビア国民の保護のために働いている。」と付け加えています。
 メキシコ政府もベネスエラの根拠のない告発を、徹底的に拒絶すると表明しています。「メキシコ政府と外交スタッフは常に国際法を尊重し、憲法に定められた外交原則に従って行動している。」とメキシコ外務省は強調しています。
 「メキシコはベネスエラが直面している重大な危機の平和的解決のための外交努力を継続する。」とメキシコ外務省は付け加えています。


embarazo-830x547ククタ市で出産する女性の60%はベネスエラ人 コロンビア ノルテ デ サンタンデール県

 ベネスエラとの国境の町ノルテ デ サンタンデール県の県都ククタ市で出産する女性の60%は、ベネスエラ人であると医師フリオ カストロは発表しています。
 「ククタ市で生まれた子供は無国籍です。コロンビアでは生まれれた場所ではなく、コロンビア人から生まれた子供に国籍が与えられます。」とカストロは指摘しています。
 ククタ市で出産する女性のほとんどは難民認定を受けておらず、ククタ市で生まれた子供たちは法的文書もなく保健サービスも受けることが出来ないと医師は指摘しています。
 ノルテ デ サンタンデール県当局によれば、ククタ市には毎日1万人以上のベネスエラ人が入国し、そのうちの4000人以上がコロンビアに留まります。



image_content_31886542_20180924152630少女と牝鶏を強姦した男が捕まった コロンビア サンタンデール県

 サンタンデール県第2の都市バランカメルメハ市で、54歳の男が異常犯罪により逮捕されました。
 数か月に及ぶ捜査の結果、男が少女を強姦し動物に性虐待を行っていたことが判明しています。
 「プラドス デル カンペストレ地区に住む男は、軽度の精神障害を有する14歳の少女に性的虐待を行っていると昨年告発されています。この男は隣に住む少女が出掛けた時や、1人で自宅にいる機会を狙い犯行を繰り返していました。」と昨日バランカベルメハ市警は説明しています。
 捜査の過程で少女強姦容疑の他にも別の犯罪容疑があることが判明しています。男の隣人たちは、男が牝鶏を強姦していたと証言しています。
 14歳の少女を強姦した容疑と獣姦容疑で逮捕された男は検察に身柄が移されています。



be01a3ae05ce7a0fb00fd8f1e4a6e24c_XL行方不明となっていたイタリア人男性が死体で見つかる メキシコ 

 プエブラ州で9月19日から行方不明となっていたイタリア人男性パオロ プラト パレデス27歳が、トラスカラ州パパロトラ市でビニール袋に入れられた状態の死体で見つかっています。
 イタリア人が最後に目撃されたのは州都プエブラ市の北にあるウニオン市場に向かう姿でした。ウニオン市場では盗品や海賊品が売られていることで知られています。
 パパロトラ市テナサク地区の住民が、毛布に包まれビニール袋に入れられた死体が放置されていると通報しています。死体は検察が回収しました。

和平交渉再開の条件をELNは受け入れない コロンビア

FOTO-1-40 共産主義ゲリラ組織国民解放軍(ELN)の和平交渉団メンバー アウレリオ カルボネルは、コロンビア政府が和平交渉再開のためにELNに対して提示した条件を受け入れることは出来ないと発表しました。
 ゲリラボスはAlba TVの取材に対し、「政府はこれまでの合意にない複数の条件を一方的に提示している。もしも条件が変わるのであれば、対話によって解決される物と我々は考える。」と強調しています。
 そしてELNは交渉の継続と和平合意を望んでいるとカルボネルは断言し、「前政権とELNが始めた和平プロセスをしっかりと継続させていく。」と語っています。
 右派政党セントロデモクラティコ党の新大統領イバン ドゥケは、和平交渉継続の条件として全ての人質の解放と敵対行為の中止をELNに求めています。
 大統領は前大統領フアン マヌエル サントスが任命した和平交渉団を、交渉場であるキューバ ラ ハバナから帰国させ、後任を任命していません。
 サントス政府とELNの交渉はエクアドルから始まりキューバに舞台を移しつつ18か月間続きましたが、交渉の進展は最小限にとどまり、具体的な合意は一切ありません。
 


image_content_31877417_20180923112537Farc分離派のボス1人が死んだ コロンビア アンティオキア県

 Farc分離派第36戦線のボスの1人である通称クアトロが、アンティオキア県北部イトゥアンゴ市郊外で発生したクラン デル ゴルフォとの戦闘により死亡しました。
 先週の最初の数日にイトゥアンゴ市サンタ リタ地域サン フアニヨ村でFarc分離派36戦線のゲリラ部隊と、コロンビア最大の準軍麻薬組織クラン デル ゴルフォの武装集団が戦闘となり、ゲリラ1人とゲリラ1人が負傷しています。当初死亡者の身元は不明でしたが、家族の確認でゲリラボス クアトロであることが判明しています。
 


グアチョの武器庫が見つかる コロンビア ナリニョ県

 海軍の支援を受けた警察と陸軍が、ナリニョ県ロベルト パヤン市郊外で大量の武器を発見・押収しています。
 地中に埋められていた武器の所有者は、ワルテル パトリシオ アリサラ別名グアチョが率いるFarc分離派オリベル シニステラ戦線です。数日前、軍の作戦によりグアチョは負傷しており、コロンビア軍とエクアドル軍は大規模な追撃作戦を実施しています。
 「今作戦で自動小銃12挺、グレネードランチャー3挺、60mm砲1基、40mm砲弾22発、5,56mm銃弾約1550発、多目的ベスト11着を押収しました。」と対ゲリラタスクフォース ヘラクルス司令官ホルヘ イサック オヨス ロハス将軍は、ナリニョ県トゥマコ市では発表しています。
 


OscarHelicopteroo-696x467オスカル ぺレスの犬を保護していた女性が逮捕された ベネスエラ

 人権NGOフォロ ペナル ベネソラノの代表アルフレド ロメロは、NGO団体フンダニマル代表のスペイン人女性アンヘラ リスベス エクスポシトが逮捕されたと発表しています。アンヘラはベネスエラ軍の作戦で死亡した元警察ヘリコプター パイロット オスカル ぺレスの飼っていた犬を保護していました。
 「9月21日から22日かけて複数人が逮捕されてました。アンヘラ エクスポシトもその1人です。フンダニマル代表のスペイン人女性は、オスカル ぺレスなど政治的理由で飼い主を失った犬を保護し面倒を見ていました。」とロメロはツイッターの動画で明らかにしています。
 アンヘラの従妹は、ベネスエラ諜報部が陰謀容疑でアンヘラを逮捕し連行していったと説明しています。
 今現在ベネスエラ当局からアンヘラ逮捕に関する発表はありませんが、情報相ホルヘ ロドリゲスは日曜日に、「重大な摘発により、真相はますます明らかになりつつある。」と発電しています。

8月までにすでに2万2000人が殺された メキシコ


 メキシコでは今年8月だけで3000人近くが殺害され、今年1月から8月までにすでに2万2000人以上が殺害されています。これらの数字はこれまでで最も多く、たった3年前と比較しても85%近くの増加となっています。
 保証国家公安システム(SESNSP)の調べによれば、8月には68人の女性を含む2861人が殺害されています。
 前月の7月の殺人被害者数は前年比で5%減となっていましたが、8月はこれまでで最大となっています。
36c35f3a-d2c6-4c32-96a2-92325ef26682 今年8月までにメキシコで殺害された人数は2万2441人です。2015年の1月から8月の殺人被害者数は1万2107人であり、増加率は85%近くとなっています。2016年同時期は1万4775人、2017年1万8814人です。2017年はメキシコ史上最も殺人が多かった年です。
 今年はさらに殺人が増加しており、今年は1時間にほぼ4人、1日では90人以上が殺害されていることになります。
 今年殺人率が高い州はコリマ州・バハ カリフォルニア州・ゲレロ州・チワワ州・グアナフアト州となっています。



dnqegztv4aa9y5pチアパス州でジャーナリストが殺害された メキシコ

 金曜日の午後、チアパス州ヤハロン市でジャーナリスト マリオ ゴメスが自宅から出た所を、2人組の殺し屋が殺害しています。
 1台のバイクに乗った2人組の殺し屋がマリオ ゴメスを銃撃し、腹部を負傷したゴメスは病院に搬送されましたが、傷は重く助かりませんでした。
 事件は午後5時頃に起きています。マリオ ゴメスは仕事に行くために自宅を出て襲撃されています。
 今年これまでにメキシコで殺害されたジャーナリストはマリオ ゴメスで12人目です。




屋台のガスボンベが爆発、80戸に被害 コロンビア ボゴタ市

 ガスボンベが爆発したものと思われます。経済的損害は出ていますが、人的被害は出ていません。
 午前6時15分頃、ボゴタ市スバ区で軽食の屋台で爆発が起きています。爆発の衝撃により、屋台の周囲にある民家の窓ガラスなどが破壊されました。
 爆発により周囲のビル数棟が被害を受けていると住民たちは訴えています。「寝ていましたが、激しい轟音で目が覚めました。最初私は車がマンションに衝突したと思いました。」と住民の1人リカルド バレンシアは語っています。
 屋台の近くに住む住民たちは、地元当局に対して幾度も規制するよう要請していましたが。これまでほとんど何もされていません。
 「これまでに3度警告がなされていましたが、見過ごされていました。屋台を閉めるか否かの手続きさえされていません。私たちはここに爆弾があることを望みません。」と爆発の被害を受けた住民の1人は訴えています。
 現在消防の専門家と警察爆発物専門家が調査を実施しています。



先住の若い女性に奴隷労働をさせていた女に禁固12年の有罪判決 コロンビア ボゴタ市

 木曜日、コロンビアで初め手の判決が下されたと検察が発表しています。告発されていたのはクラウディア マリトサ カスティブランコで、若い先住民女性を労働搾取していたことが調べで判明しています。
 カスティブランコはバウペス県に暮らす先住民族カラパナの若い女性エリカ ファウスリ バルガス カスティヨに家事を強要していました。
 「自由を制限し、逃亡しないよういつも鍵がかけられていました。」と捜査官は指摘しています。
 検察はカスティブランコの奴隷強要と労働搾取を立証し、裁判官はカスティブランコに禁固12年と罰金最低賃金の800か月分の支払いを命じています。
 カスティブランコはボゴタにある自宅で家事をしないかと先住民女性を自宅に招いていますが、労働条件は最初の約束とはかけ離れたものでした。
 先住民女性はカスティブランコの自宅で休みなく働かされ、家から出ることも禁じられ、1人でいるときは鍵がかけられていました。
 また仕事の際に装飾品を1つ壊していまい、合計500万ペソ(約18万7000円)を請求されたとバルガス カスティヨは指摘しています。バルガス カスティヨはそれ以降20カ月間無報酬で働かされていました。

行方不明となっていたコンチネンタル ゴールド社の職員が無事見つかる コロンビア アンティオキア県

image_content_31869050_20180921150124 武装集団の襲撃後36時間以上行方不明となっていたコンチネンタル ゴールド社の職員ホセ デョニシオ ゲラが、コロンビア治安当局に保護されました。
 陸軍第4旅団司令官フアン カルロス ラミレス将軍はエル コロンビアノ紙の取材に対し、ゲラは歩いて軍部隊が駐留していた場所にやってきたと説明しています。「病院に運ばれ医師の診察を受けています。足首に包帯を巻いていますが、健康状態は良好です。」
 軍は襲撃事件が起きた地域で作戦を続けています。ラミレス将軍はFarc分離派36戦線のボス通称バブヨの逮捕もしくは殺害が作戦の目的であると指摘しています。
 水曜日の午後10時頃、コンチネンタル ゴールド社が金鉱脈の探索のために設置したキャンプ地にFarc分離派36戦線と思われるゲリラ数人が現れ、多国籍企業の職員に向けて銃を乱射しています。
 この襲撃により地質学者3人が殺害され、4人が負傷しています。
 


derrame-aceite街道上に流れ出た油のためにバイク乗り24人が横転して怪我をした コロンビア アンティオキア県

 木曜日の早朝に事故が多発しており、警察は監視カメラの映像を分析にして事故の責任者を探しています。
 サン アントニオ デ ペレイラ市とリオネグロ市を結ぶ街道上で油の流出があり、大量のバイク横転事故が起きています。
 リオネグロ市によれば、事故によりバイクに乗っていた24人が負傷しており、16人がソメル病院に、8人がサン フアン デ ディオス病院で治療を受けています。
 「監視カメラの映像により不審な車1台を見つけており、特定作業を進めています。」と市当局者は説明しています。



0-grande武装集団が若者6人を銃殺 メキシコ グアナフアト州

 木曜日の夜、グアナフアト州ペンハマ市モンテべジョ村で。6人の若者が殺害されました。
 市当局の発表によれば、若者たちが雑貨屋の前でカードゲームに興じていた時に、数台のピックアップトラックに乗った武装集団が現れて若者たちに向けて銃弾を乱射しています。
 犠牲者の1人ジョナタン ガルシア ムニョス28歳は、国民行動党(PAN)の党員で元ペンハマ市長で現グアナフアト州高官のミゲル ガルシア ゴメスの息子です。
 ジョナタン以外の犠牲者の名前は、アグスティン ガルシア、ホセ トリニダ、フェルナンド(ジョナタンの従兄)ホセ アヤラ、ホルヘ ガルシアで、年齢は28歳から30歳です。
 


399596_zoom12人虐殺事件の責任者とされるエル ガトが他殺体で見つかる メキシコ シナロア州

 拷問を受けた後に銃で撃たれて殺害された男の死体が発見されています。死体のそばにはラモン ガジャルド カンピスタ別名エル ガトと書かれた紙が置かれていました。エル ガトは2002年にサン イグナシオ市アホヤ村で女性2人と子供1人を含む12人が殺害された事件の責任者として、シナロア州治安当局が行方を追っていました。
 金曜日の深夜、コサラ市を通るメヒコ・ノガレス街道の脇でメッセージ付きの死体が見つかり、検死の結果エル ガトであることが確認されたと州検察が指摘しています。
 2002年5月10日の深夜、サン イグナシオ市アホヤ村で行われていたお祭りに、灰色の制服を着て覆面を着用した20人の武装集団が現れて、祭りに参加していた男女や祭りの警備をしていた警察官らに向けて銃を乱射しています。
 この襲撃で女性2人、子供1人、州警察官2人を含む12人が殺害され、10人が負傷しています。
 捜査を始めた州治安当局はカルテル デ ロス アレジャノ フェリックスと関係がある、エル ガト率いる犯罪グループ ロス ピントスの犯行と断定しています。2014年、事件の責任者の1人グアダルーペ バラサ エスピノサが対されています。
 その一年後、アホヤ虐殺事件に参加したとされる男1人が、対立グループとの戦闘で死亡しています。 

コンチネンタル ゴールドの職員3人が殺された コロンビア アンティオキア県


 カナダに本社を置く多国籍金採掘企業コンチネンタル ゴールドの探索チームが、アンティオキア県ヤルマル市オチャリ地域で襲撃され、3人が死亡3人が負傷1人が行方不明となっています。
 襲撃した武装集団はFarc分離派36戦線のゲリラ部隊と思われます。
 コンチネンタル ゴールドの職員11人からなるグループは、数か月前から襲撃事件のあった地域周辺で金鉱脈の探索を続けていました。殺害された3人は地質学者です。
 「警察と協力し事件が起きた地域に空と地上から部隊を派遣しており、間もなく到着する見込みです。現地では襲撃グループの追跡と、行方不明者の捜索活動が行われます。」とコロンビア陸軍第7師団は発表しています、
 3人の負傷者は空軍機で県都メデジン市に搬送したと、陸軍第4旅団司令官フアン カルロス ラミレス将軍が明らかにしています。
 現地にはコロンビア軍司令官リカルド ゴメス ニエト将軍、軍作戦司令官リカルド ヒメネス メヒア将軍、第7師団司令官フアン カルロス ラミレス将軍と第4旅団司令官が入り、陣頭指揮を執っています。
 コンチネンタル ゴールドは武力襲撃により職員3人が殺害され4人が負傷したことを嘆き悲しむ声明を発表しています。また事件はアンティオキア県北部にコンチネンタル ゴールドが所有するブリティカ金鉱の近くで起きてはおらず、2時間以上離れた場所で起きていると付け加えています。
una_manizalena_entre 殺害された地質学者の名前はラウラ アレハンドラ フローレス アギレ、カミロ アンドレス ティラド ファラク、エンリー マウリシオ マルティネス ゴメスの3名です。
 政府高官ビクトリア エウヘニオ ラミレスは、すでに軍とアンティオキア県警が現地に入り、コンチネンタル ゴールドの社長と共にいると指摘しています。
 コンチネンタル ゴールドに対する攻撃は今月2度目です。9月5日、ブリティカ金鉱が武装集団に襲われ、職員1人が殺害され1人が負傷しています。
 


colp_168691_0イバン ドゥケ新大統領はいまだ和平交渉団メンバーを指名していない 

 コロンビア前大統領フアン マヌエル サントス政府は共産主義ゲリラ組織国民解放軍(ELN)と当初はエクアドル キト市で、後にキューバ ラ ハバナで和平交渉を断続的に続けていました。右派政党セントロ デモクラティコ党から出馬し、大統領選挙に勝利したイバン ドゥケ大統領は就任後1か月が過ぎた現在も、ELNとも和平交渉団メンバーを指名していません。
 この問題について高等平和委員会代表ミゲル セバジョスは、ELNが全ての犯罪行為を止めて和平への意欲を示さない限り、交渉団を指名することは無いであろうと語っています。
 「全ての犯罪行為の中止と全ての人質が解放されたとき、コロンビア政府の和平交渉団は指名されます。」とセバジョスは強調しています。
 フアン マヌエル サントス前大統領が指名した和平交渉団メンバーは解任されています。



liberada_choco_0ELNが16歳の先住民少女を解放した コロンビア チョコ県

 水曜日の午後、共産主義ゲリラ組織国民解放軍(ELN)が金曜日にチョコ県バホ バウド市で誘拐した16歳の少女を解放しました。
 少女はELN西部戦線のゲリラに誘拐されており、ELNは少女が軍の情報提供者であると主張しています。
 オンブズマンはELNが少女と少女を迎えにELNゲリラキャンプに出向いていた少女の両親が解放されたことを確認しています。
 イバン ドゥケは少女誘拐を非難し、ELNの卑劣さの証明であると強調しています。
 「人質数人を解放した直ぐ後で15歳の少女を誘拐している。彼らは少女が情報提供者であると言っている。ELNはコロンビアの子供たちに汚名を着せている。全てのコロンビア国民は誘拐を拒絶し、ELNの政治圧力を受け入れない。」と大統領は指摘しています。
 ELNは3日前にアラウカ県とチョコ県で治安部隊員7人と民間人2人を解放しています。


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またもやエクアドルでバス事故 12人が死亡し27人が負傷

 40人が乗ったバスがエル オロ県ピンド市とブルサス市を結ぶ街道から400m下に転落しています。
 ナンビハ社のバスは月曜日の午後11時45分にグアラキサ市を出発しロハで休息を取り、午前1時30分にグアヤキル市に向けて出発しています。
 午前4時29分、救急組織に通報が入っています。バスはバルサス市サン ホセ村のカーブで転落事故を起こしています。
 バスの乗客ウゴ オルテガ47歳は、自力でバスから脱出して助けを求めています。鼻に軽傷を負ったオルテガは、病院に搬送されて治療を受けています。
 オルテガの証言によれば、別のバスを追い抜こうとしてスピードを上げたバスが街道から飛び出してがけ下に転落しています。
 この事故で12人が死亡し27人が怪我をしています。
 エクアドルではバス事故が多発しており、今年8月までに137人がバス事故により死亡しています。エクアドルの前交通事故死者数は1433人です。

2017年のコカイン生産量が1379トンに コロンビア

 昨年のコロンビアのコカの木栽培面積が前年より17%増加した17万1000㌶であったと、国連が報告しています。
 国連の報告書によれば、コカインの生産量は生産技術の向上により前年比で31%の増加となっています。
coca-cultivos-ilicitos-afp コロンビアにおけるコカの木栽培面積は2013年まで減少傾向にありましたが、2013年の4万8000㌶を最後に増加に転じ2015年には9万6000㌶、2016年14万6000㌶、2017年17万1000㌶と増加しています。
 地域別の増加率は中央部31%、プトゥマヨ県とカケタ県20%、太平洋沿岸地域13%、オリノキア地域9%となっています。
 一方、メタ県・グアビアレ県は15%の減少となり、シエラ ネバダでは71%も減少し10㌶を残すのみとなっています。
 コカイン生産量は2016年の1053トンから2017年は1379トンまで増えています。




クラン デル ゴルフォのコカイン13トンをねこばばした女が捕まった コロンビア 

 8か月に及ぶ追跡捜査の末に、コロンビア最大の準軍麻薬組織クラン デル ゴルフォの最大ボス通称オトニエルの腹心であった女幹部通称タチアナが逮捕されています。タチアナは、オトニエルのコカイン13トンをねこばばしており、クラン デル ゴルフォの軍事標的となっていました。
 コロンビア警察対麻薬司令官ファビアン カルデナス将軍は、押収した13トンの評価額を80億ペソ(約2億9771万円)と発表しています。
 タチアナはオトニエルから盗んだコカインを使って新たな麻薬組織を立ち上げるという計画に賛同しない者たちの殺害するためのグループを組織していました。
 盗んだコカインはアンティオキア県ウラバ地域の農場に保管され、メキシコ麻薬カルテルと取引が進められていました。



petroleoexteraccion9908月の原油産出量が日産86万6480バレルに コロンビア

 油田2か所の再開と新たな油田開発により今年8月のコロンビアの原油産出量が、前年同月より0,9%多い日産86万6480バレルとなったとコロンビア政府が火曜日に発表しています。
 「マンティス油田とマテネグラ油田の再開とグアリメナ油田の開発が、原油増産の主な理由です。」と鉱山・エネルギー省は声明を通じて説明しています。
 今年のコロンビアの原油産出量は平均で日産85万7000バレルとなっており、目標の84万4000バレルを上回っています。ラテンアメリカ諸国第4位の原油産出国であるコロンビアの昨年の原油産出量は、日産平均85万4121バレルでした。
 コロンビアは5,7年分の消費量に匹敵する17億8200万バレルの埋蔵量があり、さらなる原油産出に向けて、新たな油田の開発と改良が進められています。
 一方、8月の天然ガス産出量は、前年8月と比較して11%増の日産10億1720万フィートでした。




ベネスエラ サン クリストバル市から、コロンビア パンプロナ市まで120kmを車いすでやってきた

 下半身まひの男性が治療とよりよい生活を求め、深刻な経済・社会危機の続くベネスエラからコロンビアにやってきました。男性の息子が父親を励ましつつ車いすを押しています。心が張り裂けそうな物語です。
 ホセ アグスティン ロペスは祖国を愛していますが、彼のような人々は、現在のベネスエラに住み続けることは不可能です。それ故、彼はタチラ州の州都サン クルスとバルから、コロンビア ノルテ デ サンタンデール県パンプロマ市まで車いすでやってきました。
 ホセは配達人でしたが交通事故により車いすに乗るようになり、病気も発症しましたが、医療危機のベネスエラではまともな治療が受けることもできません。
 「ベネスエラが貧困と飢餓から抜け出すことを夢見ています。」とホセは泣きながら語っています。
 息子のヘフェルソン アレクシス ロペスは、「父と共に戦っています。もし必要ならば、コロンビアを横断します。」と主張しています。
 先ほど、親子は救急車にのり、首都ボゴタ市に向かいました。

学校の外で銃撃戦、生徒1人が巻き込まれて負傷 コロンビア カリ市

blu_radio_colegio_inem_cali_balacera バジェ デル カウカ県の県都カリ市にある学校ホルヘ イサックスの前で銃撃戦が発生し、パニックが起きています。
 月曜日の正午過ぎ、武装集団に追われていた男1人が、銃を乱射しています。
 学校長アルバロ パントハによれば、10年生の生徒15歳に銃弾が命中しています。
 「下校していた生徒に流れ弾が命中したという報告を受けています。」とパントハは述べています。
 負傷した生徒はアルフォンソ ロペス区にあるホアキン パス ボレロ病院に搬送され、その後バジェ大学病院に送られて治療を受けています。
 学校前での銃撃事件を受け、校長は当局に警備強化を要請しています。



1527112631185ベネスエラ国民の84,6%がマドゥロ大統領の退陣を求めている 最新の世論調査

 Megana'lisisが実施した最新の世論調査によれば、ベネスエラ人の84,6%がマドゥロ大統領とチャベス派の退陣を求めています。
 世論調査は9月5日から10日にかけてベネスエラ16州32都市の住民1100人を対象に電話で実施されています。
 回答者の76,7%はニコラス マドゥロ大統領の経済政策では、食料と医薬品不足は解決しないと答えています。
 またニコラス マドゥロ大統領が権力の座に居座り続け経済状況が変化しないのならば、ベネスエラを出国すると20,5%が回答しています。20,5%は600万人に相当します。
 食事の回数に関する質問に対して、定期的に3度の食事をとっていると答えた回答者はたった3,1%で、30,3%は1日に1回しか食事をとることが出来ないと答えています。



0-grandeラサロ カルデナス市に放置されていた車の中から4体の他殺体が見るかる メキシコ ミチョアカン州

  ミチョアカン州ラサロ カルデナス市ラ ミラ村のはずれに放置されていたピックアップトラックの中から、銃殺された男性の死体4体が見つかっています。死体のそばには、先週4人の若者を殺した犯人たちであるという内容のメッセージが残されていました。
 火曜日の深夜、救急番号911に血まみれの死体複数が乗った車が放置されているという通報が入っています。
 直ちにミチョアカン州警察が現場に警官隊を派遣し、警察官がGMCアルカディアの中から死体4体を見つけています。
 ミチョアカン州では3か前にもウルアパン市の通りに放置されていたピックアップトラックの荷台から5体の死体が見つかっています。



jóvenes-torturados若者8人が誘拐され拷問を受け、1人が死んだ メキシコ ハリスコ州

 ハリスコ州検察は、8人の若者が誘拐され拷問を受けた後にトラホムルコ市とトラケパケ市の境で解放された事件の捜査を開始しています。8人のうちの1人は死亡しています。
 解放された17歳と27歳の若者7人は歩いてトラケパケ市の住宅団地ビジャ フォンタナ近くにあるガソリンスタンドまでたどり着いて助けを求めています。
 警察官が事情を聴いたところ、数時間前にトラホムルコ市バジェ デ ロス エンペラドーレス区で武装集団に誘拐され、倉庫に連れていかれて拷問を受けたと証言しています。拷問の際に若者の1人が殴り殺されています。
 警察は拷問殺人事件の起きた倉庫の特定と犯人逮捕にむけた捜査を開始してますが、カジェ ヘスス イ カミノ ア サンタ クルス デル バジェで、拷問を受けた跡のある死体が見つかっただけです。

ELNに誘拐された娘を探して両親がELNキャンプに コロンビア チョコ県

guerrilla_eln ELNゲリラ部隊が誘拐した先住民少女の両親がELNゲリラキャンプにやってきているとELNが発表しています。
 ELN西部戦線ボス通称ウリエルは、「少女の両親が自主的にやってきており、我々が誘拐したわけではない。」と発表しています。
 現在ELNゲリラキャンプにいるのは、誘拐された少女と両親のガブリエル コルテスとマリエラ ロドリゲスの3人です。
 「私は娘に会うことが出来ました。私たちは誘拐されたわけではありません。神さまのおかげでよい扱いを受けています。」とマリエラ ロドリゲスは語っています。
 9月7日、チョコ県バホ バウド市にある先住民集落オルプア村から少女がELNゲリラに誘拐されています。
 誘拐の1週間後にELNは少女を誘拐したことを認め、軍事行為であると強弁しています。「コロンビア政府は武力紛争に民間人少女を巻き込むという国際人権規約違反を犯している。17歳の少女は治安当局の情報提供者であった。」
 ウリエルは日時を明らかにせず、いずれ少女は解放されると強調しています。
 コロンビア政府は高等平和委員会を通じ、ELNに対して先住民少女の即時解放を求めています。



image_content_31833037_20180917121420コロンビア外務省がベネスエラ政府に抗議文書を送り付ける

 9月13日、ベネスエラ軍国会警備軍がコロンビア ビチャダ県で国境侵犯をしたことに対し、コロンビア外務省はベネスエラ政府に対して抗議文書を送ったと発表しています。
 「外務省はコロンビア政府の名前で、抗議文書を送りました。ベネスエラ軍は国境侵犯行為を繰り返しており、今回はコロンビア国民3人を拘束しています。」と外務省は指摘しています。
 同省によれば、9月13日にオリノコ川の中にあるコロンビア領のマイプレス島にベネスエラ軍国家警備軍部隊が上陸しています。
 マイプレス島は1931年にコロンビアに譲渡されていると外務省は説明しています。島に上陸したのは20人のベネスエラ軍人です。



Dairo-Jose-Lopez-Ceballo-bala-perdida流れ弾が18歳の若者の命を奪う コロンビア バランキージャ市

 日曜日の朝、アトランティコ県の県都バランキージャ市ラ シエリータ地区で、18歳の学生ダイロ ホセ ロペス セバジョ18歳が流れ弾により死亡しています。
 バランキージャ市警によれば、窃盗行為をしていた2人組が現場を通りかかった警察パトロール隊に気づき発砲し、銃撃戦となっています。この銃撃戦で発射された銃弾の1発が青年に命中しています。
 しかし、青年の家族の1人はEl Heraldo紙の取材で、銃撃戦は起きていないと語っています。
 「警官が泥棒と思われる男たちに発砲しています。しかし泥棒たちはとても遠くにいたために反撃せず、銃撃戦は起きていません。警官たちは泥棒の逮捕に失敗し、発射した銃弾が私の甥に命中しています。」と女性は語っています。
 バランキージャ市長アレハンドロ チャーはツイッターを通じ、真相解明を関係当局に要請しています。



profesoras-veracruz先住民女性教師2人が殺害された メキシコ ベラクルス州

 べラクルス州検察長官ホルヘ ウインクレ オルティスは、先住民女性教師レティシア レジェスとマリソル アロンソの2人が殺害されたと発表しています。
 9月15日、2人は自宅に戻る途中で行方が分からなくなっています。マリソルと連絡が取れなくなったために、夫が探しに出かけ当局に通報しています。
 同日夜、撃ち殺された2人の死体がサクアルパン市の道路わきで見つかっています。

コロンビア軍とエクアドル軍3000人がグアチョの行方を追っている コロンビア ナリニョ県

5b9d53e06443d コロンビアとエクアドルの最重要手配犯であるFarc分離派ボス グアチョの包囲網が狭められています。現在コロンビア軍約3000人とエクアドル特殊部隊がグアチョを追っています。グアチョは土曜日の朝ナリニョ県トゥマコ市東部ロベルト パヤン市郊外で発生した戦闘で負傷しています。
 Farc分離派オリベル シニステラ戦線の最大ボス ワルテル パトリシオ アリサラ別名グアチョの捜索は、トゥマコ市からロベルト パヤン市に続くマタヘ川流域で続けられています。
 国防相ギジェルモ ボテロは、Farc分離派ボスの対する包囲網は完成していると強調しています。
 今回の作戦ではコロンビア陸軍一等伍長ルイス アルフレド オケンド34歳が戦死しています。背中を撃たれた伍長はトゥマコ市のサン アンドレス病院に搬送されましたが、到着時には既に死亡していました。
 グアチョ率いるオリベル シニステラ戦線は、エクアドルの主要日刊紙エル コメルシオの取材チーム3人をコロンビアに近いエクアドル領内で誘拐し、コロンビアに連れ去った後に殺害しています。その後、エクアドル人夫婦を同様に誘拐し、コロンビアで殺害しています。
 


image_content_31827147_20180916154640外国人3人が川に流されて行方不明となり、1人が遺体で見つかる コロンビア アンティオキア県

 アンティオキア県ココルナ市の救急対策課の責任者エディソン ロペスは、3人の観光客が行方不明となった川の下流でアメリカ合衆国人女性52歳が遺体で見つかったと発表しています。
 昨日の午後、救急隊が女性1人を救出し、アメリカ合衆国人とアンティグア バーブーダ人25歳を捜索していました。
 「今日の午前7時から捜索を再開し、ココルナ市エル レティロ村で遺体を回収しました。3人の外国人観光客は昨日の午後に川に流され行方不明となり、女性1人を救出しています。現在2人の女性と一緒にいた30歳位の男性の捜索を続けています。」とロペスは説明しています。



f3957fa3be1537066379_standard_desktop_medium_retina157人の死体が積まれたトレイラーが放置されていた メキシコ ハリスコ州

 El Financiero紙の報道によれば、ハリスコ州検察が犯罪組織の暴力の犠牲者である身元不明の157人の死体を乗せたトレーラーを放置していました。
 トレーラーはトラホムルコ デ スニガ市にある住宅団地パセオス デル バジェ近くの空き地に放置されていました。トレーラーからはひどい腐敗臭が漂い血も流れ出ており、近隣住民は火をつけて燃やすと怒っています。
 死体を積んだトレーラーは数日間トラケパケ市ラ ドゥラスネラ区の倉庫に停められていましたが、市長マリア エレナ リモンの要求により、移動させられていました。
 トレーラーは12時間トラホムルコ デル スニガ市に放置された後に、グアダラハラ市検察に近い工業地域の倉庫に移されています。
 ハリスコ州では昨年1年間で殺害された人数を超える1500人以上がすでに殺されており、身元不明者の死体の安置場所が無くなっています。
 ハリスコ州政府高官ロベルト ロペス ララは、新たな安置場所ができるまで1か月半かかると説明しています。




死体5体がピックアップトラックに荷台に乗せられていた メキシコ ミチョアカン州

 ウルアパン市にある製紙工場前のインドゥストリアル通りに、5体の死体が積まれたピックアップトラックが放置されていました。
 日曜日の深夜に市民からの通報があり、警官隊がラ プレサ区に出動し死体を確認しています。
 死体は1994年製造のフォードF150に乗せられていました。5人の身元は不明で、年齢は25歳から40歳位です。

Farc分離派ボス通称グアチョが軍の作戦で重傷 コロンビア ナリニョ県


 コロンビア大統領イバン ドゥケは、土曜日の朝に軍特殊部隊が実施した作戦により、グアチョが負傷したと発表しました。
 「今朝グアチョが負傷したという報告を受けました。現在軍と警察が共同でグアチョの行方を追っています。」とキンディオ県を訪問中の大統領は述べています。
3799842_n_vir3 一方、国防相ギジェルモ ボテロは、グアチョがナリニョ県北部を移動中であるという情報を入手した治安部隊が、数日前からグアチョの追跡を行っていたと指摘しています。
 特殊部隊がトゥマコ市北部でグアチョを発見しています。「午前2時、特殊部隊が100mの場所に陣取り、朝になりグアチョらが出発しようとしたときに戦闘が始まりました。ゲリラ部隊は機関銃を持っており軍特殊部隊と銃撃戦となっていますが、軍部隊はグアチョに銃弾2発を命中させました。」と大臣は報告しています。
 この戦闘で陸軍下士官ルイス アルフレド オケンドが戦死しました。



duqueencuesta就任から1か月、イバン ドゥケ大統領の支持率は53,8% コロンビア

 Blu Radio・Semana・Noticias Caracolの依頼でInvamerが実施した世論調査によれば、就任から1か月のイバン ドゥケ大統領の支持率は53,8%でした。
 不支持率は32,5%で。13,7%が無回答でした。
 不支持率が最も高い年代は青年層で、18歳から24歳の大統領不支持率は46,8%です。逆に55歳以上の大統領支持率は63,2%と最も高くなっています。
 支持率は過半数を超えていますが、コロンビアの将来について悲観論が増えています。Invamerが5月に実施した世論調査ではコロンビアが悪い方向に向かっていると答えた回答者は56%でしたが、今回は59%になっています。
 コロンビアが直面している最も難しい問題については、26%が失業問題と答えています。
 一方、大統領が発表した少量麻薬に対する対策については、67,7%が賛成と答えています。大統領は公共の場で少量でも治安当局が麻薬を押収できるための法令を制定しています。回答者の82%は、コロンビアの麻薬合法化に反対しています。現在コロンビアでは少量の麻薬所持の場合は罰せられることはありません。
 



ルイス アルマグロがベネスエラへの軍事介入を扇動しているとベネスエラ政府が国連に訴える

 ベネスエラ副大統領デルシー ロドリゲスはツイッターを通じ、米州機構(OEA)事務総長ルイス アルマグロがベネスエラへの軍事介入を扇動している事実を、ベネスエラ政府は国連その他国際組織に訴えると発表しています。
 「いやしくもグロテスクに、またOEA事務総長の立場を逸脱し、ベネスエラへの軍事介入を扇動している。アルマグロは帝国主義的軍事介入という悪夢を復活させ、地域の安定に脅威を与えようとしている。」とデルシーは表明しています。
 アルマグロ事務総長は金曜日にベネスエラとの国境の町ノルテ デ サンタンデール県の県都ククタ市で、ニコラス マドゥロ政権を打倒するための軍事介入を否定しないと演説しています。アルマグロがベネスエラへの軍事介入に言及したのはこれが初めてではありません。
 ボリビア大統領エボ モラレスもアルマグロの発言を強く非難しています。モラレスはOEA代表がトランプのエージェントになってしまったと発言しています。



2-15.jpg_1803496872 (1)子供4人がかなづちで殴り殺された ベネスエラ カラカス

 カラカス市エル バジェで子供4人が隣人によってかなづちで殴り殺されるという惨劇が起きています。
 エル バジェのエル70地区のカジェ8脇にある民家内で、1歳から10歳の子供4人が殺害されています。
 子供たち4人は9月13日から行方不明となっており、隣人たちが捜索をしていました。
 しかし子供たちは死体で見つかり、強姦された跡もありました。
 容疑者のホセ マヌエル モルガド ベヨは逃亡中です。
 殺害されたのはロクサノ アレクサンドラ コンデ ガタテロル10歳とフリアンイェルリ バレリア コンデ グラテロル4歳、ホナス ジョンネイケル コンデ グラテロル1歳とウンベルト ルイス10歳で、子供たちの母親2人は逮捕されています。
 警察はホセ マヌエル モルガド ベヨの自宅で、犯行に使用されたと思われるかなづちを押収しています。



decapitados_bacum_3.jpg_1619830263クーラーボックスの中から人の頭7個 メキシコ ソノラ州

 ソノラ州バクム市のバス停に放置されていたクーラーボックスの中から、人間の頭7個と手足1本ずつが見つかっています。
 発見は金曜日の午前4時頃で、通報を受けた警察が確認し検察専門チームに応援を要請しています。
 発見された人の頭は監察医施設に搬送されて検死が実施されています。犠牲者は25歳から40歳位の男性です。
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