María-Ángela-Holguín-Canciller コロンビア外務省は声明を通じ、ベネスエラ大統領ニコラス マドゥロが国内外の反対を押し切って日曜日に実施した制憲議会選挙により創設されるベネスエラ制憲議会を承認しないし、本国に召還しているリカルド ロサノ大使のベネスエラ帰還の予定はないと表明しています。
 「昨日ベネスエラで起きた弾圧により人間の命が暴力的に失われた事を嘆くと共に強く非難する。」とコロンビア外相マリア アンヘラ オルギンは語っています。
 また「コロンビア政府は憲法改正のための制憲議会選挙結果について関知しないし、制憲議会も承認しない。既に複数の政府が同様の表明を行っている。」と指摘しています。



1501517886799制憲議会選挙が実施されたベネスエラの通貨が最安値を更新

 ニコラス マドゥロ大統領により制憲議会選挙が強行された翌日月曜日、ベネスエラ通貨はブラックマーケットでこれまでで最も安い1ドル1万1185,95ボリバルまで下落しています。公定レートは1ドル約10ボリバルですが、闇では1万1185ボリバルで交換されています。
 制憲議会選挙の実施が新たな通貨下落をもたらし、通貨下落は危機的なベネスエラ経済をさらに悪化させると指摘されています。



NAC1349078788f1b56_0警察署長を含む10人が殺された メキシコ グアナフアト州

 月曜の深夜、グアナフアト州で襲撃事件が2件発生し、セラヤ市の警察署長と護衛、アバソロ市の婦人警官と家族ら8人が殺害されています。
 月曜日の午前3時近く、車数台で乗り付けた武装集団が、アバソロ市カジェ アジェンデ沿いにある婦人警官とその家族が暮らす民家を襲撃しています。
 武装集団は民家に向けて銃を乱射し、民家から逃げ出した住民も追いかけて殺害しています。
 名前が明かされていない婦人警官と息子は民家内で死んでいます。
 民家内では4人が死亡し、3人が民家近くの通りで撃ち殺されています。残り1人は搬送先の病院で死亡しました。
 その4時間後、セラヤ市の警察署長が自宅近くで待ち伏せ攻撃を受け射殺されています。警察署長J.サントス フアレス ロチャは護衛のマヌエル アコスタと共に死んでいます。
 


page今年これまでに8人のジャーナリストが殺された メキシコ

 バハ カリフォルニア州ロサリト市のバーで、ジャーナリスト ルシアノ リベラが殺害されました。メキシコでは今年これまでにすでに8人のジャーナリストが殺害されています。
 2012年12月にエンリケ ペニャ ニエトが大統領に就任して以降では、27人のジャーナリストが暴力により命を失っています。
 治安当局の発表によれば、リベラはロサリト市のベニト フアレス通り沿いにあるバー ラ アンティグアの中で口論の末に頭部を撃たれています。
 6月14日、1カ月間行方不明となっていたミチョアカン州ヌエバ イタリア市の地元放送局カナル6の記者でディレクターのサルバドル アダメ パルドが死体で見つかっています。
 5月15日、ハリスコ州で週刊誌エル コステニョの副編集長アウトラン ソニア コルドバと息子のホナタン ロドリゲス コルドバ26歳が銃撃され、副編集長が殺されています。息子は生き延びています。
 5月15日、シナロア州の州都クリアカン市で週刊誌リオドセの創刊者ハビエル アルトゥーロ バルデス カルデナスが殺害されています。
 4月14日、バハ カリフォルニア州ラ パス市デマキシミノ ロドリゲス パラシオスが殺害されています。
 3月23日、チワワ州の州都チワワ市で日刊紙ラ ホルナダの特派員ミロスラベ ブレアチが殺害されています。
 3月19日、ベラクルス州ヤンガ市でジャーナリストでコラムリストのリカルド モンルイ カブレラが殺害されています。
 3月2日ゲレロ州プンガラバト市でセシリオ ピネダ ブリトが殺害されています。
 メキシコ人ジャーナリスト以外にもホンジュラス人ジャーナリスト エドウィン リベラ パスが、7月9日にベラクルス州アカユカン市デ殺害されています。