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2018年12月

「選考時に重視する要素 このブログのアクセスランキングを見ると、2016年11月24日のブログ記事「企業が新卒学生に求める能力の1位は13年連続で「コミュニケーション能力」」が常に上位に入っています。そこで今回はこの記事で取り上げた経団連の「新卒採用に関するアンケート調査結果」の最新版(2018年度)を取り上げましょう。なお、この調査の対象は経団連企業会員 1,376社で、回答社数は597社となっています。

 これによれば、選考時に重視する要素の上位15項目は以下のようになっています。
1位 82.4% コミュニケーション能力
2位 64.3% 主体性
3位 48.9% チャレンジ精神
4位 47.0% 協調性
5位 43.4% 誠実性
6位 35.2% ストレス耐性
7位 23.6% 論理性
8位 22.1% 責任感
9位 19.8% 課題解決能力
10位 17.1% リーダーシップ
11位 15.0% 柔軟性
12位 13.5% 潜在的可能性(ポテンシャル)
13位 12.0% 専門性
14位 11.1% 創造性
15位 10.9% 信頼性

 図表のグラフは上位5項目の推移となっていますが、「コミュニケーション能力」は16年連続で1位となりました。かつてはコミュニケーション能力も他の項目と拮抗している時代もありましたが、現在では圧倒的1位となっています。携帯電話の普及率の上昇と概ね比例し、コミュニケーション能力を求める比率が高まっているのは面白い傾向のように思います。
関連blog記事
2016年11月24日「企業が新卒学生に求める能力の1位は13年連続で「コミュニケーション能力」」
http://blog.livedoor.jp/otsuakinori/archives/48903844.html?ref=popular_article&id=5743513-4974029

参考リンク
経団連「2018年度 新卒採用に関するアンケート調査結果」
http://www.keidanren.or.jp/policy/2018/110.pdf

出生数 少子化の勢いが止まりません。厚生労働省が12月21日に発表した「平成30年(2018)人口動態統計の年間推計」によれば、平成30年(2018年)の出生数等の推計は以下のようになっています。
出生数 921,000人
死亡数 1,369,000人
自然増減数 448,000人
婚姻件数 590,000組
離婚件数 207,000組

 出生数100万人割れは3年連続で、今回の921,000人という出生数は過去最少。一方、死亡数は1,369,000人であったため、今年1年間で日本人は約45万人も減少したことになります。全国の主要都市で言えば、町田市(432,348人)、藤沢市(423,894人)、尼崎市(452,563人)などが消滅したのと同じ規模の人口減少となっています。

 このように考えると、少子化による人口減少は我が国において、最大の課題であることは明らかです。働き方改革もそもそもは労働力人口の減少という課題の解決からスタートしている訳ですが、今後は人口減少という現実の中で様々な政策が打たれ、また市民生活も大きく変わっていくことになるでしょう。


参考リンク
厚生労働省「平成30年(2018)人口動態統計の年間推計」
https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suikei18/index.html
総務省統計局「統計でみる市区町村のすがた2018」
https://www.stat.go.jp/data/s-sugata/index.html

へるすあっぷ21 働き方改革関連法の施行まであと3ヶ月半となり、多くの企業で実務面の検討も積極的に進められています。セミナーや雑誌のテーマもすっかり働き方改革一色といった感じになっていますが、今回、健康保険組合や企業の健康管理等に携わる方をメインの読者とする雑誌「へるすあっぷ21(法研)」の2019年1月号に私の取材記事が掲載されています。

 「働き方改革関連法でなにが変わる?」というテーマで、労働時間法制、勤務間インターバル制度、産業医の機能強化などの各分野について解説しています。1時間ほどのインタビューとお渡しした資料だけでよくここまでまとめていただいたと感心するほどの仕上がりでプロは違うと思ったところです。文中には私の似顔絵まで入れていただいていますので、もし機会がございましたら是非お読みください。
参考リンク
へるすあっぷ21
https://www.sociohealth.co.jp/magazines/healthup21.html

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