テレワーク 現在、このブログ記事を客が少ない、静かな夜のカフェで執筆しています。このように最近はオフィスの外でも仕事をすることが当たり前になってきています。今後、多くの企業での導入が期待されるテレワークですが、一般社団法人日本テレワーク協会は、先日、一般個人に対する「働き方に関する調査」を行い、オフィス以外の場所での業務の状況やテレワークの利用意向を調査しました。

 その中の設問「あなたは、メール(と電話)さえあれば、オフィスに出勤しなくても仕事ができると思いますか?」の回答を見ると、以下のように過半数の労働者は、メール(と電話)さえあれば、週に1日以上のテレワークを行うことが可能と回答しています。
なっています。
必要な時だけオフィスに出勤すれば問題なく仕事ができる 20.1%
週1~2日程度出勤すれば仕事ができる 11.6%
週1日程度なら出勤しなくても仕事ができる 18.4%
毎日出勤しないと仕事ができない 49.8%

 わが国のホワイトカラーは先進国の中でももっとも低いとよく指摘されており、テレワークはその対策としてよく取り上げられます。しかし、現実的にはもっと身近な問題の解決に繋がり、有効であるというのが私の考えです。例えば、首都圏では長時間通勤という問題の解決には有効であると考えられます。首都圏では片道2時間近い通勤というのも珍しくありません。通勤だけで1日4時間近い時間を取られているということは、それは睡眠時間の減少に繋がり、脳・心臓疾患などの発生リスクを高めます。またいくら短時間勤務制度を導入したとしても、そのような通勤の状況では育児や介護との両立は難しく、離職を余儀なくされる労働者もも多いのではないでしょうか。

 また育児というテーマで考えた場合、現状では子どもが熱を出したというような状況では、欠勤という選択肢しかありません。しかし、在宅勤務ができれば、子どもの看病をしながら、一定程度の仕事を進めることもできるでしょう。

 労働時間管理や情報セキュリティ、在宅業務の成果の把握、そして組織コミュニケーションなど様々な課題は存在しますが、そうした課題を克服してテレワークを導入する価値は非常に大きいのではないでしょうか?ネットワークの環境も年々、便利に、かつ安価になっていますので、そろそろテレワークなど柔軟な働き方の議論を進めてみてはいかがでしょうか?


参考リンク
日本テレワーク協会「働き方に関する調査」
http://www.japan-telework.or.jp/files/doc/20161217NewsRelease.pdf