出産後 女性活躍の時代となっていますが、妊娠した女性社員が産休および育児休業を取得し、職場に復帰するのはもはや当たり前の状況となっています。そんな女性社員の意識について、エン・ジャパンは子育て中の女性を対象に「ワーママ(ワーキングマザー)の就業意識」調査を行ない、その結果を公表しました。368名から回答を得ました。

 育児を行いながらの仕事で大変なことも多いと思いますが、その意欲は高いようで、出産前と比較して、「意欲が下がった」という回答はたった16%で、24%は「意欲が上がった」と回答しています。そんな意欲の高い子育て中の女性社員ですが、その意欲を下げる要員のトップ5は以下のとおりとなっています。
1位 周囲からの評価 46%
2位 職場の人間関係 42%
3位 会社からの期待 35%
4位 業務内容が変わったこと 34%
5位 業務量が多いこと 28%

 「責任のある仕事を任せてもらえない」「勤務時間が短いだけで評価が下がった」「時短勤務者は昇格できない」など、会社や周囲からの期待が低いことが意欲低下につながったという意見が多く見られています。会社からの期待については、「あまり無理させてはいけない」という配慮が裏目に出ていることもあるかも知れません。改めて、十分なコミュニケーションを通じた、納得感のある職務設計が重要であることを認識させられます。

 ちなみに女性活躍の問題でよく言われる「ロールモデルの存在」ですが、意欲の向上に影響を及ぼすという回答はたった9%に止まっているのも、面白い結果となっています。


参考リンク
エン・ジャパン「『エン転職 WOMAN』ワーママの就業意識調査」
http://corp.en-japan.com/newsrelease/2016/3170.html